POSレジとは|比較10選・種類別の価格・システムの違い・メリット・タブレットアプリおすすめ

最終更新日:
2019/11/03

POSレジとは

POSレジとは顧客との金銭のやり取りが発生した販売情報を、リアルタイムに把握・管理を行うシステムを搭載したレジを指します。店舗の販売情報を一元管理することで、データ蓄積、分析、売上改善を図ることが可能です。

POSは「Point of sale」の頭文字からきており、日本語に直訳すると販売時点情報管理です。

今回は店舗の売上データを一元管理し、集客にも活かせるPOSレジについて種類別の価格やPOSシステムの違い、メリットについて紹介します。

POSレジ・レジスター(キャッシュレジスター)の違い

POSレジが一般的となりレジ=POSレジという印象がありますが、正確には少し異なります。

POSレジ・レジスター(キャッシュレジスター)の違いを簡単に説明すると、

  • レジスター:サービスや商品を販売した際の金額を計算する端末
  • POSレジ:販売情報をリアルタイムに把握、管理する機能を有したレジ

つまりPOSレジは料金の計算を行う端末としての役割だけでなく、販売データを蓄積しいつ、どこで、だれが売ったものかを管理するデータベースとしての機能がついているものとなります。

POSレジ・POSシステムの違い

POSレジとPOSシステムも同じ意味として使われることがありますが、実際には違いがあります。

  • POSレジ:販売情報をリアルタイムに把握、管理する機能を有したレジ
  • POSシステム:レジ以外も含む端末を指し、販売情報を管理する仕組み

上述で紹介したとおりPOSレジは販売時点の情報管理を行うレジ端末を指し、POSシステムはレジ以外の売上データや情報管理を行う仕組み全体を指します。

そのため、POSシステムはレジだけでなくレジプリンターに加えて、セルフオーダーオーダーエントリーシステムといったオーダー端末や、データサーバーなどの店舗データを管理する基幹システムとも言い換えができます。

POSレジの5つのメリット

飲食店などで導入されているPOSレジですが、POSレジを導入する5つのメリットを紹介します。

(1)会計・経理処理の業務効率化

1つ目のメリットは「会計・経理処理の業務効率化」です。会計や経理の処理を「オーダーエントリシステム」といった注文管理端末を利用すれば、金額を打ち込む必要がありません。

そのためスタッフの負担が減り、時間短縮にも繫がります。さらに営業が終了した後の集計作業も自動的に行ってくれます。

オーダーエントリーシステムの詳細はこちら。

(2)単価入力のミス防止

2つ目は「単価入力のミス防止」です。あらかじめ商品の金額を設定しておくことが可能なので、単価入力のミスを防止することができます。

またキャンペーンやセールなどで金額が変わる際も、事前に情報の登録・変更をすることができるので、従業員によって間違ってしまうということを無くすことができます。

(3)レジ担当の不正防止

3つ目は「レジ担当の不正防止」です。レジを使用する際にログが残るシステムとなっているため、いつ・だれが・どの店舗で会計処理行ったかを明確にすることが可能で、不正を防ぐことができます。

また商品の金額確認や、覚える必要はないため忙しい時でも会計の効率化を上げることができます。

(4)売上管理・購入データ分析による売上向上

4つ目は「売上管理・購入データ分析による売上向上」です。システムに購買データが保存されているため、何の商品がどのタイミングで購入されたのかを確認することができます。

また在庫数も連携することで確認することができるので、どの商品が売れているのか共有することができます。1年間のデータの売れ筋を確認することで、新商品の開発や、顧客がどういった商品を求めているのか分析をして、売上向上に繋げることが可能です。

(5)データ一元管理による多店舗経営管理

複数店舗がある場合、売上管理の集計は大変な作業となりますが、店舗別のPOSレジを連携することでデータを一覧で確認が可能です。多店舗経営の管理は経営者にとっては大切です。

POSレジの歴史と最新のトレンド

POSレジは時代の変化とともに誕生したレジスターです。ここではPOSレジの歴史と最新のトレンドについて紹介します。

アメリカのカフェで生まれたPOSレジの歴史

POSレジが初めて誕生したのはアメリカのカフェです。カフェ経営者が自ら開発したPOSレジですが、元々はスタッフによって売上金の不正を防止するために開発され、初期のPOSレジはスタッフと顧客が取引金額を確認するだけのものでした。

初期のPOSレジが登場してから約30年程経ち、日本国内のデパートや百貨店などで取り入れられ、レジ文化が大きく発展しました。

さまざまなデータを管理するPOSレジが、多くの店舗でも導入され顧客の消費も増加しました。現在では当たり前となっているレシートの発行や、金額表示などPOSレジにさまざまな機能が追加されています。

また最近ではPOSシステムを取り入れたタブレット端末をレジ端末として利用する店舗も増加しており、スペースをコンパクトに抑えることができて、デザイン性が高いのでさまざまな店舗が導入しています。

スマホ・タブレットがレジに、端末普及で変わるPOSレジの最新トレンド

近年はでは、3大タブレットレジ(ユビレジエアレジスマレジ)に代表されるように、POSシステム機能をもったスマホやタブレットPOSレジが普及しています。

POSシステムが導入されたレジスターはコストが高く、大型店舗にしか普及していませんでした。しかしタブレット端末にPOSシステムを導入することができるため、中小規模の店舗もPOSシステムを導入したレジを利用することが多くなっています。

タブレットPOSレジのメリットや業界別のおすすめ商品一覧はこちら。

デジタル化で変わる店舗のデータマーケティング

店舗のデータマーケティングですが、近年デジタル化によってさまざまな店舗がタブレット端末のPOSレジを利用しています。

さらにデジタル化が進んだことによって、クレジットカードを始めとした、電子マネーや最近ではPayPayなどスマホアプリでの決済が多くなりました。

これらのデータを経営に役立たせる「データマーケティング」が飲食店や中小企業は大切です。

理由としては顧客がどういった商品を求めて、購入しているのかを分析しなければ将来的に経営が成り立たなく可能性があるからです。

従来のレジではデータ分析は難しいかったですが、POSレジを利用することでさまざまな販売データを一元的に集約し、複数の切り口からデータ分析の実施が可能になっています。

POSレジの種類・価格

さまざまな分野で取り入れられているPOSレジですが、実際に導入するにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

種類初期費用月額費用保守・メンテナンス
パソコン型POS0~50万円5千~3万円0~2万円
ターミナル型POS50~100万1千円~
タブレット型POS3万~20万円0~2万円0~1万円

パソコン型POS

パソコン型POSはレジは、市販で売られているパソコンにPOSシステムを導入することで直ぐに使用することができます。既にパソコンを持っている方であれば、初期費用0円で導入することができますが、レシートの発行やキャッシュドロアといった周辺機器は別途必要です。

またPOSシステムの利用には月額費用に加えて、トラブル時の対応のため、メンテナンス・保守費用も発生します。

ターミナル型POS(据置き型)

ターミナル型POSレジは、POSシステムが導入されたレジスターです。POSレジ専用で作られたレジスターのため高性能ですが、さまざまな販売管理機能を付随させるため初期費用が高く50〜100万円と高額になります。

また機能は業種によって求めれる要件が異なりメーカーによって違うため、購入する前に直接メーカーの方に問い合わせを行うことをおすすめします。

タブレット型POS

タブレット型POSレジは、iPadやiPhoneなどのタブレット端末にPOSシステムのアプリをインストールし、POSレジとして利用することができます。

iPadなどの端末を使用しているため持ち運びも便利で、食べ放題の店舗ではタブレットで注文できるテーブルオーダーシステムを取り入れています。それにより、会計時に注文した金額が全て計算された状態で会計することが可能です。

おすすめのPOSレジ・システム比較10選

さまざまな種類のレジについて紹介してきましたが、ここからは少額で利用開始が可能なタブレットPOSレジを中心におすすめ製品を紹介します。

スマレジ

●特徴

  • クラウド型POSでいつでも、どこでも利用可能
  • 圧倒的な高機能
  • 安心・安全のサービス保証

スマレジはスタンダードプラン・プレミアムプラン・プレミアム プラスプランの3つのプランに加えて、フードビジネスプラン・リテールビジネスプランの5種類のプランから選択可能です。

基本的なPOSレジ機能を備えたスタンダードプランに加えて、さまざまな高機能システムを搭載したプランもあり、店舗に合わせて利用できます。

初期費用月額費用無料トライアル
無料0円~12,000円30日間

詳細はこちら:https://smaregi.jp/

ユビレジ

●特徴

  • さまざまなサービスと連携
  • 導入前・導入後もしっかりサポート
  • あらゆる規模の店舗で使える

ユビレジはお試しプランとプレミアムプランの2種類があります。アカウントを作成してから1ヶ月間はプレミアムプランを利用することができます。

1契約につき、iPad3台まで利用可能で、4台目以降は1台につき1,500円の追加料金がかかります。

初期費用月額費用無料トライアル
無料0円~6,900円30日間

詳細はこちら:https://ubiregi.com/

エアレジ

●特徴

  • 基本的なレジ機能が無料
  • POSレジアプリNo.1
  • サポート体制がしっかりしている

エアレジは無料でインストールできます。2019年6月には422,000アカウントを突破しており、利用店舗数がNo.1です。オンラインチャットなどもあり、導入の相談や、サポート体制が万全で、誰でも簡単に導入をすることができます。

初期費用月額費用無料トライアル
無料無料なし

詳細はこちら:https://airregi.jp/

NECモバイルPOS

●特徴

  • 24時間365時間対応可能なコールセンター
  • 飲食店向けの便利機能を多数用意
  • NECのノウハウが詰まったPOSを提供

NECモバイルPOSは20年のPOSシステムの開発を行っており、累計販売台数は数10万台です。さらにPOSシステムの販売で培ったノウハウを活用しており、24時間365日サポート体制でスムーズに導入をすることが可能です。

初期費用月額費用無料トライアル
個別見積個別見積なし

詳細はこちら:https://jpn.nec.com/mobile-pos/index.html

USEN Register(Uレジ)

●特徴

  • 多機能で低コスト
  • スマートなデザインと直感的な操作性
  • USENの安心サポートサービス

USEN Registerは多機能かつ低コストなので中小企業でも導入しやすいです。さらに10月31日までに加入すれば、ハンディ端末3台、キッチンプリンタ、オプション4点をプレゼントキャンペーンで貰えることができます。

初期費用月額費用無料トライアル
個別見積個別見積なし

詳細はこちら:https://usen-pos.com/uregi/

マジレジ

●特徴

  • POSシステムの機能が豊富
  • レジスターがシンプルで使いやすい
  • タブレットの初期コストが安い

マジレジはアンドロイドOS対応のレジアプリです。操作性がシンプルなのでわかりやすく、さまざまな機能があります。さらに一体型なので簡単に設置ができます。見積相談も簡単にできますので一度参考にしてみてください。

初期費用月額費用無料トライアル
個別見積個別見積なし

詳細はこちら:https://www.pcpos.co.jp/maji-regi/

はんじょうPOSレジ

●特徴

  •  サービス継続率97.7%
  • 飲食店に特化したPOSレジ
  • 24時間365日サポート

はんじょうPOSレジはハンディ付きプラン・ベーシックプラン・テーブルオーダー付きプランの3つに分かれています。ハンディ付きプランはレストランや居酒屋などに向いています。

ベーシックプランは小規模の飲食店に向きで、テーブルオーダー付きプランは食べ放題を導入されている店舗など、スタッフだけでは間に合わない店舗に必要ではおすすめのプランです。

初期費用月額費用無料トライアル
298,000円~10,000円なし

詳細はこちら:https://www.hanjou-posregi.com/

tenposAir(テンポスエアー)

●特徴

  • 操作性が抜群に良い
  • 圧倒的な高性能
  • ネットワークサーバーに左右されない

tenposAirは操作性が抜群に良いです。シンプルな操作性でありながら、メニュー数が200を超えてもカテゴリ分けができるので、間違える心配がありません。さらに多層階の店舗にも対応をしているため、大型店舗でも利用することができます。

初期費用月額費用無料トライアル
380,000円~10,000円なし

詳細はこちら:https://tenposair.com/

Tabレジ

●特徴

  • 初期費用無料
  • 機能性とデザインに重視
  • オプションが豊富

Tabレジは本体代、初期費用が全て無料です。月額12,800円だけ支払えばPOSレジの基本機能は使用することができます。購入プランなどもありますが、小店舗で基本機能だけ使用できれば問題ない場合はおすすめです。

初期費用月額費用無料トライアル
無料(購入プラン有り)12,800円なし

詳細はこちら:https://uniaim.co.jp/tabregi/

ブレインレジスター

●特徴

  • 飲食店専用のPOSレジ
  • 無料でPOSレジの機能が使える
  • サポート体制が万全

ブレインレジスターは飲食店専用のPOSレジです。忙しい飲食店で負担がかからないような機能が豊富で、月額料金は0円から利用ができます。

さらにライトプラン・プレミアムプランがありますが、店舗に合わせてプランを選択できるので是非利用してみてはいかがでしょうか。

初期費用月額費用無料トライアル
無料0円~9,800円なし

詳細はこちら:https://www.blayn.com/

POSレジ選定の5つのポイント

さまざまなPOSレジがありますが、どのPOSレジを利用すればいいのかわからないことも多いです。その際にPOSレジの選定に大切な5つのポイントを紹介します。

導入目的の明確化

1つ目に「導入目的の明確化」がポイントです。店舗の業種、規模によってPOSレジでも機能が違うため、よく使う機能とそうではない機能に分かれます。

多機能のPOSレジは、その分コストがかかりやすいため、導入目的を明確化してから検討しましょう。

操作性・使いやすさ

2つ目に「操作性や使いやすさ」がポイントです。店舗のスタッフがPOSレジを操作するため操作性がシンプルの方が、慣れていないスタッフでも使用しやすいです。

最近ではタッチパネルのPOSレジも存在しており、店舗に合わせた機種を選択しましょう。

利用規模と拡張性を検討に入れる

3つ目に「利用規模と拡張性を検討に入れる」がポイントです。店舗の規模や、多店舗展開を検討している場合は、POSレジの選択を規模に合わせて選択した方が良いです。

とくに店舗数が増えていく場合は、オプションなどPOSレジに拡張機能がつけれるタイプを選択するなど、柔軟性もポイントといえます。

運用やメンテナンス

POSレジを導入する上で大切なのが、POSシステムの運用です。スタッフが運用できるのであれば問題ありませんが、忙しい場合や運用できない場合は、レンタル・購入と異なります。

また故障した場合などにメンテナンスも必要なので、その点も注意しなければいけません。

ECサイト連携・分析機能

POSシステムによっては、ECサイトと店舗のデータを連携することができます。ECサイトと連携することで、販売チャネルの拡充やマーケティング戦略もO2Oオムニチャネルなど幅が広がります。

POSレジ導入でスマートな店舗経営を実践

POSレジは近年さらに進化しており、管理のしやすさ、便利さも高くなっています。売上の管理や分析など店舗を運営する上で必要になってきていますので、是非参考にしてみてください。

またPOSのメリットはさまざまなデータを一元的に管理し、分析が行える部分です。予約管理システム予約台帳アプリといった顧客情報も統合管理し、最適な集客で売上アップを実現しましょう。

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