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QRコード決済とは?種類や仕組みとアプリ5選比較!導入のメリット・デメリットを解説

本記事では、QRコード決済仕組みや種類から、導入方法、さらには市場規模や普及率までをわかりやすく解説します。また、シェア上位のQRコード決済の導入にかかる料金や手数料を比較しながら紹介します。

これからQRコード決済を導入しようと考えている店舗の方は、ぜひ参考にしてください。

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QRコード決済とは?仕組みや種類、店舗への導入方法をわかりやすく解説

QRコード決済は、スマートフォンに表示されたコードや店舗に設置されたコードを読み取り、代金を支払うキャッシュレス決済です。飲食店や小売店だけでなく、美容室、クリニック、個人事業主の店舗でも広く利用されています。

本記事では、QRコード決済の仕組みから種類、導入費用、選び方、導入手順まで解説します。

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QRコード決済とは

QRコード決済とは、QRコードやバーコードをスマートフォンで読み取り、決済サービスを通じて代金を支払う方法です。一般的には、利用者が決済アプリを起動し、店舗または利用者がコードを読み取ることで決済が成立します。

「QRコード決済」という名称でまとめられていますが、実際にはバーコードを読み取るサービスも含まれます。店舗側から見ると、どちらも決済アプリを通じて代金を受け取るコード決済です。

現金やクレジットカードとの主な違いは、次のとおりです。

比較項目現金クレジットカードQRコード決済
支払い方法紙幣や硬貨を受け渡すカードやスマートフォンを端末にかざすQRコードやバーコードを読み取る
店舗側の設備レジ、金庫、釣銭カード対応端末QRコード、スマートフォン、決済端末など
店舗の手数料原則なし決済手数料が発生決済手数料が発生
売上金の受け取り会計時に受け取る後日口座へ入金後日口座へ入金
現金管理必要一部必要一部必要
利用履歴原則残らないデータで確認できるデータで確認できる

QRコード決済は、専用カードリーダーを使わずに導入できます。特に店舗のQRコードを利用者が読み取る方式では、初期費用を抑えられます。

一方、キャッシュレス決済である以上、店舗には決済手数料が発生します。導入費用だけでなく、継続的に発生する総コストで判断することが重要です。

QRコード決済の仕組み

QRコード決済では、利用者と店舗だけで代金を直接送受信しているわけではありません。決済サービスの運営会社や金融機関が間に入り、本人認証、決済承認、売上管理、店舗への入金を処理します。

全体の流れは次のとおりです。

利用者がコードを表示または読み取る → 決済情報を送信する → 決済サービスが承認する → 店舗の売上として記録される → 後日店舗口座へ入金される

店頭では数秒で支払いが完了しますが、店舗が売上金を受け取るまでには一定の期間があります。決済完了と口座への入金は別の処理です。

QRコードを読み取って支払いが完了するまで

QRコード決済では、店舗側が利用者のコードを読み取る方式と、利用者が店舗のコードを読み取る方式があります。読み取る側は異なりますが、基本的な処理の流れは共通しています。

  1. 利用者が決済アプリを起動し、支払いに使用するコードを表示または読み取ります。
  2. 店舗または利用者が支払金額を入力し、内容を確認します。
  3. 決済情報がインターネットを通じて決済サービスへ送信されます。
  4. 決済サービスが残高や登録情報を確認し、決済を承認します。
  5. 利用者と店舗の画面に決済完了が表示され、店舗の売上として記録されます。

店舗側がコードを読み取る方式では、POSレジや決済端末に登録された金額をそのまま送信できる構成があります。入力間違いを抑えられる点が特徴です。

利用者が店舗のコードを読み取る方式では、利用者自身が金額を入力する場合があります。店舗スタッフは、入力金額と決済完了画面を必ず確認してください。音が鳴っただけで会計を完了すると、金額間違いや偽画面を見逃す原因になります。

売上確定から店舗口座へ入金されるまで

決済が完了した時点で、売上情報は決済サービスに記録されます。ただし、売上金がその場で店舗口座に振り込まれるわけではありません。

  1. 決済サービスが店舗ごとの売上を集計します。
  2. 取消や返金を反映し、入金対象額を確定します。
  3. 売上から決済手数料や振込手数料を差し引きます。
  4. サービスごとに定められた締め日と入金日に振込処理を行います。
  5. 手数料控除後の金額が、店舗の登録口座へ入金されます。

売上金の入金頻度は、月1回、月数回、翌営業日などサービスによって異なります。入金回数が多くても、振込手数料が毎回発生すれば負担は増えます。

決済手数料率だけでサービスを比較せず、振込手数料と入金頻度まで確認することが必要です。

QRコード決済の種類

QRコード決済は、コードを読み取る方法と、利用代金を支払うタイミングによって分類できます。

分類種類主な違い
読み取り方式ストアスキャン方式店舗が利用者のコードを読み取る
読み取り方式ユーザースキャン方式利用者が店舗のコードを読み取る
支払い方式前払い事前にチャージした残高から支払う
支払い方式即時払い登録した銀行口座などから即時に引き落とす
支払い方式後払い後日まとめて請求される

店舗側が選択するのは、主に読み取り方式です。前払い、即時払い、後払いは、利用者が決済アプリ側で設定します。

ストアスキャン方式とユーザースキャン方式

ストアスキャン方式とユーザースキャン方式では、必要な設備や会計時の操作が異なります。

比較項目ストアスキャン方式ユーザースキャン方式
コードを読み取る人店舗スタッフ利用者
読み取るコード利用者のスマートフォンに表示されたコード店頭に設置された店舗用コード
必要な設備バーコードリーダー、決済端末、POSレジなど店舗用QRコード、確認用端末など
金額入力POSレジや決済端末から送信する構成が中心利用者が入力する場合がある
金額確認端末画面やPOSレジで確認利用者の画面と店舗側の通知で確認
初期費用端末費用が発生する場合がある無料または低額で始められる場合がある
会計業務金額連携によって操作を統一できる入力金額の目視確認が必要

固定店舗で会計件数が多い場合は、ストアスキャン方式を基本にしてください。POSレジとの連携によって金額の二重入力を省けるため、会計ミスを減らせます。

一方、イベント出店や小規模店舗など、初期費用を抑えて導入する場合はユーザースキャン方式が有効です。ただし、利用者が入力した金額をスタッフが確認する運用は欠かせません。

前払い、即時払い、後払いの違い

利用者が支払った代金を、どの資金から引き落とすかによっても分類されます。

支払い方式支払いのタイミング主な連携先残高不足時の扱い利用者側の特徴
前払い利用前銀行口座、現金、クレジットカードなどチャージ残高を超える支払いは原則不可使う金額を管理できる
即時払い決済時銀行口座、デビット機能など口座残高が不足すると決済不可チャージ作業が不要
後払い後日クレジットカード、後払いサービスなど利用枠を超えると決済不可手元の残高にかかわらず支払える

店舗側に入金される時期は、利用者の支払い方式ではなく、加盟している決済サービスの入金条件によって決まります。

利用者が後払いを選択していても、店舗が利用者から直接代金を回収するわけではありません。決済サービスが店舗への入金を処理します。

QRコード決済のメリットとデメリット

QRコード決済には、現金管理の負担を減らせる利点があります。ただし、決済手数料や通信障害など、現金にはないコストとリスクも発生します。

対象主なメリット主なデメリット
店舗現金管理の削減、会計時間の短縮、販売機会の拡大手数料、入金待ち、通信障害への対応
利用者現金不要、支払い履歴の確認、ポイント還元通信環境や端末の電池に依存する

導入判断では、メリットだけでなく、店舗の売上規模や会計件数に対して運用負担が増えないかを確認してください。

店舗側のメリットとデメリット

店舗側の主なメリットは、次のとおりです。

  • 釣銭の受け渡しが減り、レジ締めや現金管理の負担を軽減できる
  • 現金を持たない顧客にも対応でき、販売機会を逃さずに済む
  • 決済履歴がデータで残り、売上確認や会計処理に活用できる
  • ユーザースキャン方式なら、専用端末なしで始められる場合がある
  • 決済サービスのキャンペーンによる来店効果が期待できる

特に現金管理の削減は、店舗運営への影響が大きい部分です。釣銭準備、現金差異の確認、銀行への入金といった作業を減らせます。

一方、次のデメリットがあります。

  • 売上ごとに決済手数料が発生する
  • 売上金を受け取るまでに一定の期間がある
  • 通信障害やシステム障害が起きると決済できない場合がある
  • 返金や取消の方法がサービスごとに異なる
  • 複数の決済ブランドを個別契約すると管理が複雑になる

QRコード決済の売上比率が高まるほど、決済手数料の負担も増えます。月額料金が無料という理由だけで選ばず、月間売上に対する手数料総額を確認してください。

利用者側のメリットとデメリット

利用者側には、次のメリットがあります。

  • 現金や財布を持たずに支払える
  • 会計時の釣銭受け渡しがない
  • 利用履歴をアプリで確認できる
  • ポイントやクーポンを利用できる場合がある
  • 個人間送金などの関連機能を使える場合がある

現金を持っていない顧客が増えるなかで、QRコード決済への対応は店舗選びにも影響します。少額会計でも利用されるため、飲食店、小売店、サービス店舗を問わず導入価値があります。

一方、利用者側の注意点は次のとおりです。

  • スマートフォンの電池が切れると利用できない
  • 通信環境が不安定な場所では決済できない場合がある
  • 店舗によって利用できる決済ブランドが異なる
  • アカウントの不正利用や情報漏えいへの対策が必要になる
  • 後払いでは利用額を把握しないまま支出が増える可能性がある

店舗は複数の決済手段を用意し、QRコード決済が使えない場合でも会計できる状態にしておく必要があります。現金を完全に廃止するのではなく、通信障害時の代替手段を残してください。

QRコード決済の導入に必要な端末と費用

QRコード決済に必要な設備は、読み取り方式によって異なります。ユーザースキャン方式では店舗用QRコードだけで始められる場合がありますが、ストアスキャン方式では決済端末やPOSレジが必要です。

必要なもの用途必要になるケース主な費用
店舗用QRコード利用者が読み取るユーザースキャン方式無料または発行費用
スマートフォン、タブレット売上や決済完了の確認両方式端末購入費、通信費
決済端末利用者のコードを読み取るストアスキャン方式端末購入費またはレンタル料
POSレジ金額入力、売上管理、会計連携会計件数が多い店舗導入費、月額料金
インターネット回線決済情報の送受信両方式回線料金
レシートプリンター紙の明細を発行する必要な店舗本体費、用紙代

店舗が負担する費用は、主に初期費用、端末代、月額料金、決済手数料、振込手数料です。

初期費用や端末代が無料でも、一定期間の契約や指定プランへの加入が条件になっている場合があります。無料キャンペーンだけで判断せず、契約期間と解約条件も確認してください。

小規模店舗で会計件数が少ない場合は、店舗用QRコードを設置する方式から始める方法があります。一方、固定店舗で会計件数が多い場合は、POSレジと決済端末を連携させる構成が基本です。

会計件数が増えるほど、端末費用よりも業務効率を優先してください。金額の二重入力や売上の照合作業が残ると、長期的な運用負担が増えます。

QRコード決済の手数料と入金サイクル

QRコード決済の料金を比較する際は、決済手数料率だけを見てはいけません。月額料金や振込手数料を含めた総コストで確認する必要があります。

費用項目内容確認するポイント
初期費用契約や機器設置にかかる費用無料条件、契約期間、解約条件
端末費用決済端末やタブレットの費用購入、レンタル、返却条件
月額料金サービス利用にかかる固定費無料プランとの機能差
決済手数料売上金額に応じて発生する費用税込か税別か、決済ブランドごとの差
振込手数料売上金を口座へ振り込む費用無料条件、指定銀行の有無
その他の費用通信費、レシート用紙など現在の設備を流用できるか

決済手数料は、QRコード決済の売上に対して一定割合で発生します。売上が増えれば手数料も増えるため、固定費が低くても総コストが低いとは限りません。

入金条件では、次の項目を確認してください。

  • 締め日と入金日
  • 月間の入金回数
  • 振込手数料
  • 最低入金額
  • 指定銀行の有無

飲食店や小売店は、仕入れ代金や家賃、人件費の支払いが継続的に発生します。入金が月1回では、売上が十分でも手元資金が不足することがあります。

資金繰りを重視する店舗は、入金頻度の高いサービスを選んでください。ただし、入金のたびに振込手数料がかかる場合は、回数が多いほど負担も増えます。

決済手数料、固定費、振込手数料、入金サイクルの4項目をまとめて比較することが重要です。

店舗に導入するQRコード決済の選び方

QRコード決済は、利用者数が多いという理由だけで選ぶものではありません。店舗の客層、売上規模、会計環境、資金繰りをもとに判断してください。

導入前に確認する項目は次の5つです。

  • 顧客が利用している決済ブランド
  • 月間売上に対する総コスト
  • 入金頻度と振込条件
  • 既存のPOSレジや端末との連携
  • サポートとセキュリティ体制

複数ブランドへ対応する場合は、それぞれと個別に契約する方法と、決済代行サービスを利用する方法があります。

個別契約は各ブランドの条件を直接利用できますが、申請や管理をサービスごとに行わなければなりません。決済代行サービスは複数ブランドをまとめて導入でき、売上管理や入金処理を一本化できます。

顧客が利用する決済ブランドで選ぶ

最初に確認するのは、実際に来店する顧客が使っている決済ブランドです。国内での知名度だけでなく、店舗の客層によって利用傾向は変わります。

若年層が多い店舗、会社員が多い店舗、観光客が多い店舗では、利用される決済手段が同じとは限りません。既存顧客への聞き取りや、レジで尋ねられた決済ブランドを記録すると判断材料になります。

訪日外国人が多い店舗では、国内サービスだけでなく海外利用者が使うコード決済への対応も確認してください。ただし、利用実績が少ないブランドまで増やす必要はありません。

顧客から利用希望が多いブランドを優先し、対応範囲を広げてください。

手数料と入金条件で選ぶ

手数料は、月間のQRコード決済売上をもとに比較します。決済手数料率が低くても、月額料金や振込手数料が高ければ総コストは増えます。

店舗の状況重視する条件判断のポイント
QRコード決済の売上が少ない固定費月額料金や端末代が売上を圧迫しないか
QRコード決済の売上が多い決済手数料率手数料率の差が総コストへ与える影響
仕入れ頻度が高い入金頻度支払い前に売上金を回収できるか
複数店舗を運営している売上管理店舗別の集計や入金確認ができるか
少額決済が中心振込条件最低入金額や振込手数料の負担

QRコード決済の売上が少ない段階では、手数料率の小さな差よりも固定費の有無が重要です。売上が増えた後は、決済手数料率の差が毎月の利益に大きく影響します。

導入当初と売上拡大後では、最適な料金条件が変わります。契約後に料金プランを変更できるかも確認してください。

対応端末とPOS連携で選ぶ

現在使用しているPOSレジや決済端末がある場合は、QRコード決済との連携可否を必ず確認してください。

確認する項目は次のとおりです。

  • 既存のPOSレジと金額連携できるか
  • クレジットカードや電子マネーも同じ端末で処理できるか
  • 売上データを自動で集計できるか
  • 店舗別、決済手段別の分析ができるか
  • 返金や取消を管理画面から処理できるか

POSレジと連携できない場合、レジと決済端末の両方に金額を入力する必要があります。二重入力は会計ミスの原因になるため、固定店舗では避けてください。

複数のキャッシュレス決済を導入する店舗は、決済手段ごとに端末を置くのではなく、1台にまとめられる決済端末を選ぶべきです。レジ周辺を整理でき、スタッフ教育も簡素化できます。

サポートとセキュリティで選ぶ

決済サービスは、障害や不正利用が起きた際の対応まで確認して選びます。通常時の料金が安くても、問題発生時に連絡が取れなければ店舗運営に支障が出ます。

確認する項目は次のとおりです。

  • 問い合わせ窓口の受付時間
  • 電話、チャット、メールなどの連絡方法
  • 不正利用時の補償範囲
  • 端末やアカウントの権限管理
  • システム障害時の案内方法

営業時間が夜間や休日に及ぶ店舗では、平日昼間だけのサポートでは不十分です。店舗の営業時間中に問い合わせできるサービスを選んでください。

また、売上確認や返金処理を行う管理画面には、従業員ごとの権限設定が必要です。すべての従業員へ管理者権限を与える運用は避けます。

QRコード決済ブランド5選|特徴や料金を比較

QRコード決済サービスのシェアランキング

また、MMD研究所の調査によると利用されているQRコード決済サービスのシェアは以下の通りです。

サービス名シェア
PayPay46.3%
楽天ペイ19.4%
d払い16.2%
au PAY11.3%
その他6.8%
「2024年3月QRコード決済の利用に関する調査」MMD研究所

QRコード決済サービスの料金・決済手数料・入金サイクル一覧

決済サービスイメージ初期費用月額費用決済手数料入金サイクル入金手数料
PayPay
無料プラン
無料無料1.98%・月末締め翌日
 ※PayPay銀行
・月末締め翌々営業日
 ※その他金融機関
・早期振込サービス
月1回無料
早期振込サービス:
0.38%+
PayPay銀行:20円
その他金融機関:200円
PayPay
マイストア
ライトプラン
無料1,980円1.60%・月末締め翌日
 ※PayPay銀行
・月末締め翌々営業日
 ※その他金融機関
・早期振込サービス
月1回無料
早期振込サービス:
0.38%+
PayPay銀行:20円
その他金融機関:200円
楽天ペイ無料無料2.95%~
新規加盟店は2.20%~
・毎日
(翌日入金)
 ※楽天銀行
・月1回
(末日締め翌月25日入金)
 ※その他銀行
楽天銀行:無料
その他銀行:330円/回
d払い
(メルペイ)
無料無料2.6%
(メルペイとの
共通QRコードの場合)
・月1回
・月2回
(1~15日分:当月25日入金
16~末日分:翌月10日入金)
無料(1万円以上)
1万円未満の場合:200円
au Pay無料無料2.6%・月1回
・月2回
(1~15日分:翌月15日入金
16~末日分:翌月末入金)
・早期振込サービス
無料(1万円以上)
早期振込サービス:
210円
QRコード決済比較表

PayPay

PayPayは日本最大のQRコード決済サービスで、登録ユーザー数は6,500万人を超えており(2024年8月時点)圧倒的なシェアを誇ります。

最大のメリットは利用者数の多さです。業界最高レベルのユーザー数により、新規顧客の獲得効果が期待できます。また、手数料率も業界内で比較的安く設定されています。

個人事業主のPayPay導入に関する記事もご覧ください。

プラン無料プランマイストアライトプラン
初期費用無料無料
月額費用無料1,980円
決済手数料1.98%1.60%
入金サイクル・月末締め翌日
※PayPay銀行
・月末締め翌々営業日
※その他金融機関
・早期振込サービス
・月末締め翌日
※PayPay銀行
・月末締め翌々営業日
※その他金融機関
・早期振込サービス
入金手数料月1回無料
早期振込サービス:
0.38%+
PayPay銀行:20円
その他金融機関:200円
月1回無料
早期振込サービス:
0.38%+
PayPay銀行:20円
その他金融機関:200円

楽天ペイ

楽天ペイは楽天経済圏との連携が強みのQRコード決済サービスです。楽天市場で獲得したポイントを使えることから、楽天ユーザーの集客に効果的です。

楽天ポイントとの連携により、楽天ユーザーの囲い込み効果が期待できます。また、楽天の各種サービスとの連携により、総合的なマーケティング戦略を展開しやすい点も魅力です。

決済サービス楽天ペイ
初期費用無料
月額費用無料
決済手数料2.95%~
新規加盟店は2.20%~
入金サイクル・毎日
(翌日入金)
※楽天銀行
・月1回
(末日締め翌月25日入金)
※その他銀行
入金手数料楽天銀行:無料
その他銀行:330円/回

au PAY

au PAYはKDDIが運営するQRコード決済サービスで、Pontaポイントとの連携が特徴です。au回線契約ユーザーはもちろん、auユーザー以外の利用者を含めて2024年11月時点で会員数は3,600万人を超えます。

入金手数料が完全無料な点が大きなメリットです。また、Pontaポイントとの連携により、既存のPonta利用者の集客効果も期待できます。

決済サービスau Pay
初期費用無料
月額費用無料
決済手数料2.60%
入金サイクル・月1回
・月2回
(1~15日分:翌月15日入金
16~末日分:翌月末入金)
・早期振込サービス
入金手数料無料(1万円以上)
早期振込サービス:
210円

詳細はこちら:https://biz.aupay.wallet.auone.jp/

d払い・メルペイ

d払いとメルペイは共通のQRコードで利用できるサービスです。d払いは、NTTドコモが提供するQRコード決済サービスです。Docomoの回線を契約していなくても、d払いのみが登録できます。

2023年12月から最大6カ月間の決済手数料無料キャンペーンを実施しており、期間限定で手数料負担を軽減できます。

一つのQRコードでd払いとメルペイの両方に対応できるため、より多くの顧客層をカバーできます。特にメルカリユーザーの集客効果が期待できます。

決済サービスd払い(メルペイ)
初期費用無料
月額費用無料
決済手数料2.6%
(メルペイとの
共通QRコードの場合)
入金サイクル・月1回
・月2回
(1~15日分:当月25日入金
16~末日分:翌月10日入金)
入金手数料無料(1万円以上)
1万円未満の場合:200円

詳細はこちら:https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/corporation/shop.html

Cloud Pay Neo

Cloud Pay Neo(クラウドペイネオ)は、決済端末が不要な「端末レス型」キャッシュレス決済サービスです。

消費者のスマホだけで利用でき、QRコードを読み取るだけでクレジットカード・PayPay・d払い・au PAY・Apple Pay/Google Payなど多様な決済手段に対応。
訪問販売・イベント・災害対策時でも端末を持ち運ぶ必要がなく、トラブルリスクも低減できます。定期課金や一括決済案内などの機能も備え、業種やシーンに応じた柔軟な導入が可能です。

決済サービスCloud Pay Neo(クラウドペイネオ)
初期費用お問合せ
月額費用お問合せ
決済手数料個別見積
入金サイクル月1回入金(月末締め / 翌月末入金)
月2回入金(15日締め・月末締め / 当月末入金・翌月15日入金)
入金手数料お問合せ

詳細はこちら:https://www.veritrans.co.jp/lp/cloudpayneo/

その他のQRコード決済サービス

主要サービス以外にも、FamiPayなどの特色あるサービスがあります。FamiPayの導入費用は無料です。決済手数料は、JPQR(QRコード決済の統一規格)を利用する場合は2.94%での利用が可能ですが、2023年12月で申込みが終了しました。

FamiPayの最大の特徴は、年間50億人以上の延べ人数が利用するファミリーマートの顧客を呼べる点にあります。ファミリーマートとの連携によるマーケティング効果を期待する事業者には有力な選択肢となります。

Alipay+やWeChat Payなどのインバウンド向けサービスも重要です。これらのサービスは中国からの観光客をターゲットとする店舗には欠かせない決済手段となっています。

QRコード決済で必要なセキュリティ対策

QRコード決済では、店舗用コードのすり替えや偽の決済完了画面など、コード決済特有の不正に注意が必要です。

主なリスク発生する原因店舗側の対策
店舗用QRコードのすり替え印刷したコードを誰でも触れる場所に置く開店前と会計前にコードを確認する
支払金額の入力間違い利用者が金額を入力するスタッフが金額を読み上げて確認する
偽の決済完了画面利用者の画面だけで判断する店舗側の管理画面や通知でも確認する
アカウントの不正利用パスワードの共有、端末の放置個別アカウントと権限設定を使う
通信の盗聴安全性の低い通信環境を利用する店舗管理下の回線を使用する
誤った返金処理操作方法が統一されていない返金手順と承認者を決める

店舗用QRコードは、レジ前に置いたままにせず、開店時と閉店時に確認してください。コードの上から別のシールを貼られていないか、印刷内容が差し替えられていないかを点検します。

店舗で徹底する対策は、次の5つです。

  • 利用者の画面だけでなく、店舗側の通知でも決済完了を確認する
  • 金額、決済時刻、取引番号を照合する
  • 管理画面のパスワードを従業員間で共有しない
  • 返金や取消の権限を責任者に限定する
  • 不正や障害が発生した場合の対応手順を掲示する

特にユーザースキャン方式では、利用者が金額を入力した画面と決済完了画面を目視するだけでは不十分です。店舗側の端末や管理画面に取引が反映されたことまで確認してください。

セキュリティ対策は、システムだけで完結しません。スタッフ全員が同じ確認手順を実行できる状態を作ることが必要です。

QRコード決済を導入する手順

QRコード決済は、申し込み後すぐに利用できるとは限りません。加盟店審査、端末の準備、初期設定などが必要です。

導入の流れは、次の5段階です。

  1. 店舗の顧客層、売上規模、既存設備を確認し、導入するサービスを選びます。
  2. 事業者情報、店舗情報、本人確認書類、振込口座などを用意して加盟店申請を行います。
  3. 加盟店審査の完了後、店舗用QRコードや決済端末を受け取ります。
  4. POSレジとの連携、管理画面、権限、通知方法を設定します。
  5. テスト決済と取消処理を行い、スタッフ教育後に運用を開始します。

各工程で確認する内容は、次のとおりです。

工程主な作業準備するもの
サービス選定手数料、入金条件、対応ブランドを比較する月間売上、客層、現在の決済環境
加盟店申請店舗情報と口座情報を登録する本人確認書類、登記情報、許認可証など
審査決済事業者による確認を受ける追加書類が求められる場合がある
機器準備QRコードや端末を設置するインターネット回線、電源、設置場所
初期設定POSレジ、通知、権限を設定する管理者アカウント、スタッフ情報
テスト決済支払い、取消、返金を確認するテスト用の決済アプリ
運用開始会計手順を統一する操作マニュアル、障害時の対応手順

テスト決済では、支払いが完了するかだけでなく、売上管理画面への反映、レシートの表示、取消、返金まで確認してください。

導入初日は、スタッフが操作に迷う可能性があります。会計手順をレジ付近に掲示し、決済エラーが発生した際の対応も決めておく必要があります。

QRコード決済は、端末を置くだけで運用できるものではありません。総コスト、入金条件、POS連携、セキュリティ、スタッフの確認手順まで整えて導入してください。店舗の会計件数が多い場合は、複数の決済手段を1台で処理できる端末とPOSレジの連携が基本です。

よくある質問

QRコード決済とバーコード決済の違いは何ですか?

店舗はスマートフォンだけでQRコード決済を導入できますか?

QRコード決済の導入にはどのような費用がかかりますか?

QRコード決済の売上金はいつ入金されますか?

QRコード決済は安全ですか?

この記事の著者

木下 環|決済端末と予約システムの専門家

木下 環|決済端末と予約システムの専門家

「OREND」の運営に携わる、キャッシュレス決済端末と予約システムの専門家です。飲食店やスパなどの実店舗で店舗責任者を務めた経験があり、決済端末や予約システムをはじめとする店舗ツールの現場活用にも精通しています。その実体験をもとに、各サービスの比較や効果的な活用法を発信しています。

この記事の監修者

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

慶応義塾大学商学部卒業後、フロンティア・マネジメント株式会社で地方百貨店やメーカーなどの経営計画策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社でSaaS比較サイト「Boxil」の事業企画としてTツールや業務支援ツール&デバイスを紹介する「ええじゃない課Biz」にコメンテーターとしてレギュラー出演していた。2022年にステップ・アラウンド株式会社にて店舗ビジネス向けメディア「OREND」を監修しながら小売店・飲食店・サービス業全体の業務効率化を目指している。

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