QR・バーコード決済とは|仕組み・メリット・導入方法・市場規模・サービスシェア&手数料比較8選

最終更新日:
2020/01/26

QRコード決済とは

QRコード決済とは商品購入後にスマホにQRコード・バーコードが送付され、代金の支払いをコンビニなどで後払いを行う決済手法です。

近年、店舗やCMでもPayPayを中心に目にする機会の増えてきたQRコード決済ですが、まだまだ導入を実施していない事業者も多いのではないでしょうか。

今回はコード決済の仕組みやメリット・市場規模などを解説しながら、主要サービスのシェアや手数料を比較しながら紹介していきます。

QRコード決済の仕組み・2つの種類

QRコード決済はモバイル決済手法の1つですが、主に2つの種類があります。どちらも専用アプリが必要になるため、事前に用意をしておく必要があります。

  • ユーザースキャン方式

ユーザースキャン方式は、店舗に設置されているQRコードを消費者がスマホで読み取り決済を行う方法です。

店舗の情報が埋め込まれているQRコードから決済をすることで、店舗に送金がされ決済が完了です。決済をする際に、店舗側が支払金額を確認して支払い完了と表示された時点で決済が完了です。

  • ストアスキャン方式

名前のとおり、顧客が所有しているスマホ決済アプリに埋め込まれているバーコードが表示され、店舗側がバーコードを読み取り決済をする方法です。

店舗側はレジに専用のスキャナーを用意しなければいけませんが、レジの業務効率が上昇し手間がかかりません。主にコンビニではストアスキャン方式を取り扱っています。

QRコード決済導入の3つの方法

  • QRコード決済の加盟・導入申込
  • QRコード対応の決済代行サービス申込
  • QRコード決済端末の設置

QRコード決済を導入する際に対応している決済会社に直接申し込みをする方法では、審査があるため時間がかかる場合もあります。

決済代行サービスに申し込めば、一括契約が可能なため手間もかからず審査などもありません。さらにQRコード決済端末の設置では、決済端末によって対応している決済方法も異なりますが、安価に導入することが出来るため、導入している店舗も多いです。

おすすめ決済代行サービスの比較はこちらの記事で紹介しています。

QRコード決済の使い方・始め方

  • (1)QRコードアプリのダウロード
  • (2)電話番号・パスワード入力
  • (3)QRコード決済のチャージ・支払い方法設定
  • (4)店頭のQRコード読み込み or スマホ画面の提示
  • (5)決済の完了

QRコード決済の使い方・始め方の手順上記の5つのステップで可能です。

QRコード決済端末やアプリによって多少は異なりますが、主に流れは一緒です。利用する決済アプリをダウンロードし、電話番号やパスワードを入力すれば、4桁の認証コードが送信され、入力すれば登録が完了します。その後、QRコードの決済方法を設定し、上記で紹介をした2種類の決済方法を利用して決済が完了します。

QRコード決済の市場規模・普及率・注目される背景

近年TVCMを見る機会が増え、店舗で見ることも多くなってきたQRコード決済ですが、なぜ広まっているのでしょうか。

つぎは市場規模や普及率をみながら、注目される背景について紹介をします。

注目の背景、政府も推進するキャッシュレス対応

政府は2025年までにキャッシュレスの決済比率を40%まで引き上げるとしています。日本は海外に比べるとキャッシュレス化は進んでおらず、主要国が40〜50%ですが日本では20%前後です。

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一般社団法人キャッシュレス推進協議会 – キャッシュレス・ロードマップ2019

しかし、2020年には東京オリンピックで訪日外国人が増加します。その際にキャッシュレス化に対応できていなければ、海外からのインバウンド消費を取り込むことができず経済効果として大きな期待がのぞめません。

そのために日本ではさまざまな店舗でキャッシュレス決済端末の導入を推進し、「消費者還元事業」などのキャンペーンで加盟店を大きく増やしているのです。

政府の推進キャンペーンについては、「キャッシュレス対応に向けた具体的な方策案」で解説しています。

2025年には9.7兆円へ拡大、QRコード決済の市場規模

QRコード決済の市場規模ですが、2025年には9.7兆円に拡大されると予測されています。

株式会社インフキュリオン – 国内電子決済比率の変動予測

2020年度には1.3兆円ですが今後はさらにキャッシュレス化が進み、2025年度には決済比率の40%がキャッシュレス決済になると予測されています。

利用率は22.5%、QRコード決済の普及・利用率

MMD研究所が実施した調査結果によるとQRコード決済の普及・利用率は22.5%です。

さきほど触れたとおり日本では現金の決済比率が89.7%を占めており、キャッシュレス化が遅いのが現状です。

電子決済で利用率の高いものを見ると、クレジットカード(CAT端末)やデビットカードが74.8%、次いでQRコード決済が22.5%、非接触スマホ決済が14%となっています。

店舗・ユーザーのQRコード決済導入のメリット・デメリット

ここでは店舗側とユーザー側の両方に導入をするメリットとデメリットについて紹介をします。

ポイントやキャンペーンも適応されるユーザー側の4つのメリット

  • 現金不要で決済がスムーズに
  • ポイント還元
  • キャンペーンやクーポン適用
  • スマホ上で決済履歴の管理

QRコード決済にすることで、現金を出す必要がなく会計がスムーズです。またスマホだけで決済を済ませることもできるため、手間もかからなくなります。さらにポイント還元の適用も受けられます。

また各決済事業者のキャンペーンが適用されたり、決済履歴の管理ができるなどのメリットもあります。

初期費用無料・インバウンド集客にも効果的な店舗側の3つのメリット

  • インバウンド顧客の囲い込み
  • 初期費用0円・決済手数料も安い
  • レジ会計業務の効率化

店舗側には上記のような3つのメリットがあります。海外ではQRコード決済などキャッシュレスが主流になっています。これらの決済方法に対応をしていることで、海外の顧客を囲い込むことが可能です。

さらに導入費用が無料であったり、決済手数料が安いのがメリットです。店舗側に複数の決済方法があることによって、機会損失を減らすことが可能です。

キャッシュレス・モバイル決済端末の比較はこちら。

認知度が低く、利用店舗が限られる

  • 利用できる店舗が少ない
  • スマホ環境に依存する
  • 不正が起きるリスクも

一方でQRコード決済を導入するデメリットとしては主流となっていないため、認知度が低く導入している店舗が少ないため、利用できない場合があることです。

またスマホ環境に依存するため、スマホがない状況下では利用出来ません。さらに決済アプリ会社に不正が起きるリスクもあり、現金のように自分で守ることが難しい部分もあります。

おすすめQRコード決済サービス&アプリのシェア上位8社の手数料比較

ここではQRコード決済サービス&アプリのシェア上位8社の特徴を紹介します。

※MMD研究所「QRコード決済の支払い方法に関する調査」をもとに作成

PayPay – PayPay株式会社

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  • 利用シェアNo.1
  • QRコードを置くだけで決済可能
  • 24時間365日サポート

PayPayでは初期費用・月額費用・決済手数料の全てが無料です。日本では利用シェア率がNo.1で利用者が多いため、導入をして損はありません。QRコードを置くだけで決済することが可能で、不明点などは24時間365日サポートしているPayPay株式会社に問い合わせることが可能です。

初期費用月額費用決済手数料
無料無料無料

初期導入費・決済手数料・入金手数料が0円のスマホ決済PayPayはこちら

R Pay(楽天ペイ)- 楽天ペイメント株式会社

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  • 主要ブランドに対応
  • お申込みキャンペーンが豊富
  • 対応機種が多い

R Pay(楽天ペイ)では導入費用は店舗によって異なるため、お問い合わせください。決済手数料は3.24%~3.74%です。R Payでは申し込みキャンペーンが豊富で、店舗のニーズに合わせたキャンペーンを選択することが可能なため、検討をしてみてください。

初期費用月額費用決済手数料
お問い合わせお問い合わせ3.24%~3.74%

詳細はこちら:https://smartpay.rakuten.co.jp/

LINE Pay – LINE Pay株式会社

  • LINE Pay導入をサポート
  • インバウンド対応可能
  • LINE公式アカウントとの連携も可能

LINE Payでは導入費用・決済手数料が全て無料です。LINE Payを導入する際にはスタッフが運用出来るまでサポートをしてくれるため、安心して申し込みすることが可能です。さらに中国の顧客を囲い込むインバウンドに対応をしており、LINN公式アカウントと連携をすることも出来ます。

初期費用月額費用決済手数料
無料無料無料

詳細はこちら:https://pay.line.me/portal/jp/business/merchant

d払い – 株式会社NTTドコモ

  • 約5,000万人が利用できるキャリア決済と連携
  • 月々の決済金額10%分進呈
  • 設置するだけで導入可能

d払いでは導入費用は無料ですが、決済手数料は3.24%かかります。d払いの最大の特徴は約5,000万人が利用できるキャリア決済と連携することが可能な点です。導入することで顧客の決済方法を増やすことが出来るため、販売機会を増加させることが出来ます。

初期費用月額費用決済手数料
無料無料3.24%

詳細はこちら:https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/corporation/shop.html

メルペイ – 株式会社メルペイ

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  • らくらく簡単導入
  • お店側の使いやすさを追求
  • 決済手数料が1.5%

メルペイの最大の特徴は決済手数料の安さです。導入費用は無料ですが、決済手数料が他の決済サービス会社よりも安く、そのままメルカリで利用することも可能です。また店舗の使いやすさを追及しており、利便性が高いのがメルペイの魅力です。

初期費用月額費用決済手数料
無料無料1.5%

詳細はこちら:https://www.merpay.com/

au PAY – KDDI株式会社

  • 約2,000万人のユーザーが利用可能の決済サービス
  • 中国系決済の同時申込み可能
  • 通信キャリアならではのサービスと連携

au PAYでは今だけ決済手数料が無料です。約2,000万人のユーザーが利用可能の決済サービスとなっており、導入費用は無料なので検討をしてみてはいかがでしょうか。また中国系決済の同時申込みをすることが可能で、通信キャリアならではのサービスと連携することが出来ます。

初期費用月額費用決済手数料
無料無料3.25%(今だけ0%)

詳細はこちら:https://biz.aupay.wallet.auone.jp/

FamiPay – 株式会社ファミリーマート

  • 豊富な決済サービス
  • さまざまなポイントカードと連携可能
  • スマホで確認できる電子レシート機能

FamiPayは導入費用と決済手数料が無料です。豊富な決済サービスがあり、FamiPayと契約を結べば一括して決済サービスを利用することが可能です。またさまざまなポイントカードと連携することが可能になるため、顧客も利用しやすいのが魅力です。

初期費用月額費用決済手数料
無料無料無料

詳細はこちら:https://www.family.co.jp/services/payment/famipay.html

Origami Pay – 株式会社Origami

  • 支払い受付から売上確認が一元化
  • 加盟店拡大中
  • 2020年6月末まで決済手数料無料

Origami Payの特徴は導入費用が無料で、2020年6月末まで決済手数料が無料です。支払い受付から売上確認が一元化することが可能で、現在も加盟店が拡大しています。決済後も顧客にサービスやキャンペーン情報を送信することが出来るため、販売促進が可能です。

初期費用月額費用決済手数料
無料無料0%~3.25%

詳細はこちら:https://origami.com/business/

おすすめQRコード・マルチ決済端末&アプリの価格比較5選

ここではおすすめのQRコード・マルチ決済端末&アプリを5選紹介します。決済端末を導入しようと検討している店舗は参考にしてください。

TakeMe Pay – 日本美食株式会社

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  • 19の決済方法で支払い可能
  • 新たなアプリをダウンロードが不要
  • 一括管理が可能

TakeMe Payでは19の決済方法で支払うことが可能です。新たなアプリをダウンロードが不要なため、顧客も利用しやすいのが特徴です。また売上を一括管理することが可能で、売上から分析を行い、さらに売上を向上させることも可能になるため、是非検討してみてください。

初期費用月額費用決済手数料
無料無料3.0%

初期・月額0円のTakeMe Payの詳細はこちら

Cloud Pay(クラウドペイ) – 株式会社デジタルガレージ

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  • 加盟店での運用の手間を削減
  • 経理業務の省力化
  • 機器導入不要

Cloud Pay(クラウドペイ)では導入費用が無料で、決済端末を導入する必要がありません。また加盟店での運用の手間を削減することが可能で、経理業務の省力化することが出来るため、顧客もスムーズに支払いをすることが可能です。

初期費用月額費用決済手数料
無料無料3.24%

詳細はこちら:https://cloud-pay.jp/mpm/

OkuloPay – 株式会社マックスサポート

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  • 1つのアプリで多彩なモバイル決済サービスを利用可能
  • 購入機会損失の削減と回転率が向上
  • 中国の情報サイトに店舗情報が掲載

OkuloPayでは1つのアプリで多彩なモバイル決済サービスを利用することが可能です。中国の情報サイトに店舗情報が掲載されるため、売上を向上させることが可能です。また購入機会損失の削減と回転率が向上するため、検討をしてみてはいかがでしょうか。

初期費用月額費用決済手数料
無料無料3%

詳細はこちら:http://www.mobile.yayapay.jp/

StarPay – 株式会社ネットスターズ

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  • 端末を問わないマルチゲートウェイ
  • 決済ブランドの自動識別
  • 複数ブランドの一括契約・一括管理

StarPayは初期費用が38,000円かかりますが、端末を問わないマルチゲートウェイとなっています。そのため、顧客も利用しやすく、さまざまな決済方法を利用することが可能です。また決済ブランドを自動的に識別してくれるため、店舗も手間がかかりません。

初期費用月額費用決済手数料
38,000円お問い合わせお問い合わせ

詳細はこちら:https://www.netstars.co.jp/starpay/

DigiCash – STAGE株式会社

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  • 顧客の来店データの分析可能
  • 効果的なプロモーションも可能
  • クーポンやポイントなどの販売促進が売上向上

DigiCashでは導入費用・決済手数料が全て無料です。クーポンやポイントなどの販売促進をすることで売上を向上させることが可能で、顧客の来店データの分析することが可能です。それによって店舗の課題を改善したり、効果的なプロモーションも可能です。

初期費用月額費用決済手数料
無料無料無料

詳細はこちら:https://digicash.jp/company/

拡大するQRコード決済で顧客を獲得しよう

オリンピックやインバウンド需要で今後もキャッシュレス市場は拡大が予測されています。政府の推進もあり店舗事業者にも還元や導入費用が無料になるキャンペーンも実施されているため、ぜひこの機会に導入を実施しましょう。

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