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stera packの手数料はいくら?導入費用・月額料金から他社との総コストまで比較

この記事では、stera packの決済手数料・導入費用・月額料金・振込手数料を含めた総コストを整理し、SquareやAirペイとも比較します。

stera packの決済手数料一覧

stera packには「スモールビジネスプラン」と「スタンダードプラン」があります。

条件を満たす事業者は、決済手数料が低いスモールビジネスプランを選んでください。

Visa・Mastercardの決済手数料は1.98%で、スタンダードプランの2.70%より0.72ポイント低く設定されています。

電子マネーはiD、QUICPay、交通系ICなど、QRコード決済はPayPay、楽天ペイ、d払い、au PAYなどに対応しています。電子マネーとQRコード決済の手数料率は、どちらのプランも3.24%です。

決済方法・ブランドスモールビジネスプランスタンダードプラン
Visa・Mastercard1.98%2.70%
JCB・American Express・Diners Club・Discover2.48%3.24%
電子マネー3.24%3.24%
QRコード決済3.24%3.24%

ただし、スモールビジネスプランはすべての事業者が契約できるわけではありません。中小企業庁が定める中小企業の条件などを満たす必要があります。

また、直近1年間のVisa・Mastercardの売上が2,500万円を超えると、スタンダードプランへ変更されます。変更後は売上が下がっても、スタンダードプランの決済手数料率が継続します。

そのため、年間のVisa・Mastercard決済額が2,500万円以下で、適用条件を満たす中小事業者では、1.98%のスモールビジネスプラン一択です。

stera packの導入費用・月額費用・振込手数料

stera packは端末の購入が不要で、初期コストは0円です。一方、2年目以降は原則として端末1台につき月額3,300円のサービス利用料がかかります。入金口座によっては振込手数料も必要です。

料金を比較する際は、決済手数料だけでなく、月額利用料や振込手数料まで含めた総コストで判断してください。

初期費用・端末費用

stera packの初期コストは0円です。決済端末「stera terminal standard」を導入する際も、本体を購入する必要はありません。レシートロール紙にも追加費用はかかりません。

Square ターミナルのように決済端末を購入するサービスと比べると、導入時の負担を抑えられます。Square ターミナルは39,980円、Square リーダーは4,980円で販売されています。

ただし、stera terminal standardは購入する端末ではありません。解約時には返却が必要なため、端末を所有するサービスとは扱いが異なります。

月額利用料と2プランの料金差

現在のstera packは、スモールビジネスプランとスタンダードプランのどちらも初年度のサービス利用料が0円です。2年目以降は原則として月額3,300円となります。

項目スモールビジネスプランスタンダードプラン
初期コスト0円0円
初年度のサービス利用料0円0円
2年目以降3,300円/月3,300円/月
Visa・Mastercard1.98%2.70%
JCB・American Express・Diners Club・Discover2.48%3.24%
電子マネー3.24%3.24%
QRコード決済3.24%3.24%
主な対象条件を満たす中小事業者その他の事業者

さらに、直近1年間の累計キャッシュレス売上が3,000万円以上の場合、2年目以降のサービス利用料は永年無料になります。

2つのプランで大きく異なるのは、月額料金ではなくクレジットカードの決済手数料です。電子マネーとQRコード決済はどちらも3.24%で、プランによる差はありません。スモールビジネスプランの対象となる店舗では、Visa・Mastercardなどの手数料負担を考えると、同プランを選ぶのが基本です。

振込手数料

stera packの振込手数料は、登録する銀行口座によって異なります。

三井住友銀行なら0円、その他の銀行では1回220円(税込)です。

stera packでは、月2回や月6回など複数の入金サイクルを選択できます。三井住友銀行以外を利用する場合は、入金回数が多いほど振込手数料の総額も増えます。

たとえば月6回入金すると、220円×6回で月1,320円、年間では15,840円です。総コストを抑えるなら、stera packでは三井住友銀行を入金口座に設定するのが基本です。

stera packと主要キャッシュレス決済サービスの費用を比較

stera packとSquare、Airペイでは、料金体系が大きく異なります。

stera packは決済手数料が低い一方、2年目以降は月額料金が発生するサービスです。SquareとAirペイは月額固定費0円で利用できます。

サービス主要カードの決済手数料初期費用月額固定費端末振込手数料
stera pack スモールビジネスプラン1.98%〜2.48%0円初年度0円、2年目以降3,300円初期コスト0円三井住友銀行0円、その他220円
Square2.5%0円0円4,980円〜0円
Airペイ2.48%0円0円カードリーダー無償貸与0円

Squareでは、条件を満たす事業者のVisa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discoverによる対面決済が2.5%です。月額固定費と振込手数料は0円ですが、決済端末は別途、購入する必要があります。

Airペイは初期費用、月額固定費、振込手数料が0円で、カードリーダーも無償貸与されます。ただし、別途iPadまたはiPhoneが必要です。

この違いから、月間決済額が少ない店舗では固定費0円のSquareやAirペイ、決済額が増える店舗ではstera packの低い決済手数料が有利になります。

stera packの月間決済額別の総コストをシミュレーション

stera packは、決済額によって適用されるプランが変わります。スモールビジネスプランでは、直近1年間のVisa・Mastercard売上が2,500万円を超えるとスタンダードプランへ変更されます。

月平均では約208万円が境目です。そのため、スモールビジネスプランとスタンダードプランを同じ決済額で比較するのではなく、月間決済額ごとに実際に適用されるプランで総コストを確認するのが正確です。

ここでは、以下の条件でシミュレーションします。

  • Visa・Mastercardの決済のみ
  • 2年目以降
  • 三井住友銀行を入金口座に設定
  • スモールビジネスプランのその他の適用条件を満たしている
  • 月間決済額が1年間継続した場合で計算
月間決済額年間決済額適用プラン決済手数料率サービス利用料月間総コスト(決済手数料+サービス利用料)
10万円120万円スモールビジネスプラン1.98%3,300円5,280円
30万円360万円スモールビジネスプラン1.98%3,300円9,240円
50万円600万円スモールビジネスプラン1.98%3,300円13,200円
100万円1,200万円スモールビジネスプラン1.98%3,300円23,100円
200万円2,400万円スモールビジネスプラン1.98%3,300円42,900円
210万円2,520万円スタンダードプラン2.70%3,300円60,000円
250万円3,000万円スタンダードプラン2.70%0円※67,500円
300万円3,600万円スタンダードプラン2.70%0円※81,000円
※直近1年間の累計キャッシュレス売上が3,000万円以上の場合、2年目以降のサービス利用料は永年無料です。

月間のVisa・Mastercard決済額が200万円の場合、年間では2,400万円です。そのため、スモールビジネスプランの1.98%を維持できます。決済手数料39,600円にサービス利用料3,300円を加え、月間総コストは42,900円です。

一方、月210万円が1年間続くと、年間決済額は2,520万円となります。2,500万円を超えるためスタンダードプランへ変更され、決済手数料率は2.70%です。決済手数料56,700円とサービス利用料3,300円を合わせると、月間総コストは60,000円となります。

さらに、直近1年間の累計キャッシュレス売上が3,000万円以上になると、2年目以降のサービス利用料3,300円は永年無料になります。

このため、stera packは単純に決済額が増えるほど1.98%のメリットが大きくなるわけではありません。Visa・Mastercardの年間売上2,500万円がプラン変更の境目になるため、年間決済額まで含めて総コストを判断してください。

stera packを選ぶべき店舗と他社を選ぶべき店舗

stera packを導入するかどうかは、手数料率だけではなく、月間のキャッシュレス決済額と固定費を合わせて判断してください。

特に重要なのは、スモールビジネスプランの1.98%を適用できるかどうかです。

特にstera packを選ぶべき店舗

stera packを優先するのは、次の条件に該当する店舗です。

  • スモールビジネスプランの適用条件を満たす
  • Visa・Mastercardの決済額が月60万〜70万円以上ある
  • プリンター内蔵のオールインワン端末を0円で導入する
  • 三井住友銀行を入金口座として利用できる
  • キャッシュレス決済額が今後増える見込みがある

stera pack最大の強みは、Visa・Mastercard1.98%という低い決済手数料です。固定費が発生しても、決済額が一定水準を超えればSquareやAirペイより総コストを抑えられます。

さらに、初年度はサービス利用料が0円です。新規導入時は固定費を抑えながら、低い決済手数料を利用できます。

stera packの特徴やサービス内容もあわせてご確認ください。

他社サービスも検討すべき店舗

一方、次の条件に該当する場合はSquareやAirペイも検討してください。

  • 月間のキャッシュレス決済額が少ない
  • 2年目以降も月額固定費0円を重視する
  • 三井住友銀行以外を使い、振込回数も多い
  • 持ち運べる決済端末が必要
  • stera packのスモールビジネスプラン対象外

stera terminal standardは常時電源接続が必要な据え置き型です。テーブル会計や屋外決済など、端末を持ち運ぶ場合は、バッテリーを搭載したSquare ターミナルなど別の端末を選んでください。

stera packは、単に「初期費用0円だから安い」というサービスではありません。月間決済額が増えるほど、低い決済手数料のメリットが大きくなるサービスです。導入時は、月間の決済額を基準に総コストを比較してください。

よくある質問

stera packの決済手数料は税込ですか?

stera packは分割払いに対応していますか?

stera packは無料で利用できますか?

stera packの解約時に費用はかかりますか?

この記事の著者

木下 環|決済端末と予約システムの専門家

木下 環|決済端末と予約システムの専門家

「OREND」の運営に携わる、キャッシュレス決済端末と予約システムの専門家です。飲食店やスパなどの実店舗で店舗責任者を務めた経験があり、決済端末や予約システムをはじめとする店舗ツールの現場活用にも精通しています。その実体験をもとに、各サービスの比較や効果的な活用法を発信しています。

この記事の監修者

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

慶応義塾大学商学部卒業後、フロンティア・マネジメント株式会社で地方百貨店やメーカーなどの経営計画策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社でSaaS比較サイト「Boxil」の事業企画としてTツールや業務支援ツール&デバイスを紹介する「ええじゃない課Biz」にコメンテーターとしてレギュラー出演していた。2022年にステップ・アラウンド株式会社にて店舗ビジネス向けメディア「OREND」を監修しながら小売店・飲食店・サービス業全体の業務効率化を目指している。

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