この記事では、個人事業主の方向けにキャッシュレス決済の導入に必要な費用や手順、選び方のコツまで、今すぐ行動できるように丁寧にまとめました。“今さら遅いかも…”と迷っているなら、この記事を読んで一緒に一歩踏み出しましょう!
個人事業主が導入できるおすすめのキャッシュレス決済サービス9選
キャッシュレス決済を導入したいと考える個人事業主にとって、初期費用や月額費用をなるべく抑えながら、クレジットカードやQRコード決済など多くの決済手段に対応できるサービスを選ぶことが重要です。特に、導入コストの安さや入金サイクルの早さ、決済手数料の低さは、日々の資金繰りや業務効率に大きな影響を与えます。
ここでは、個人事業主が検討すべきおすすめのキャッシュレス決済サービスを紹介します。
サービス名 | 端末 デザイン | 初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 | 入金サイクル | 導入目安 | 周辺機器 | 電子マネー | QRコード | 対応OS | 屋外決済 |
stera pack | ![]() | 0円 | 初年度:0円 2年目以降:3,300円(税込) 直近1年間のキャッシュレス売上 累計3,000万円以上で永年無料 | クレカ: 1.98%~ 電子マネー:3.24% QRコード:3.24% | 毎日締め(2営業日後払い) 月6回締め(2営業日後払い) 月2回締め(2 営業日後払い) 月2回締め(15日後払い) | 最短約2週間 | レシートプリンター内蔵 電子サイン対応 | 交通系ICカード iD/楽天Edy nanaco/WAON QUICPay タッチ決済 | PayPay d払い/au PAY 楽天ペイ メルペイ/ゆうちょPay | iOS Android | ✕ |
Square リーダー | ![]() | ※端末代4,980円 ※30日間返品無料 | 0円 ※無料 | 今なら最大100万円分無料! クレカ:2.5% 電子マネー:3.25% QRコード:3.25% | 最短翌日 | 最短翌日 | スマホ・タブレット | 交通系ICカード Apple Pay iD QUICPay タッチ決済 | PayPay d払い/au PAY 楽天ペイ メルペイ Alipay+/WeChat Pay | iOS Android | 〇 |
Square Terminal | ![]() | 実質0円 ※通常39,980円 ※30日間返品無料 | 0円 ※無料 | 今なら最大100万円分無料! クレカ:2.5% 電子マネー:3.25% QRコード:3.25% | 最短翌日 | 最短翌日 | タブレット不要 レシートプリンター内蔵 電子サイン対応 電子レシート発行 | 交通系ICカード Apple Pay iD QUICPay タッチ決済 | PayPay d払い/au PAY 楽天ペイ メルペイ Alipay+/WeChat Pay | iOS Android | 〇 |
STORES 決済 | ![]() | 0円 ※条件あり ※通常19,800円 | プランによる 0円〜3,300円 | クレカ:1.98%~ 電子マネー:1.98%~ QRコード:3.24% | 最短翌々日 | 最短3営業日 | プリンター、ドロアーなど ネットショップで購入可 | 交通系ICカード iD QUICPay など | PayPay d払い/au PAY 楽天ペイ メルペイ/ゆうちょPay Alipay+/WeChat Pay FamiPayなど | iOS Android | 〇 |
スマレジ・PAYGATE POS | ![]() | 0円 ※通常39,600円 | 3,300円(税込) ※その他プランあり | クレカ:1.98%~ ※割引キャンペーン 電子マネー:3.24% QRコード:2.00~ | ・月2回 末締め翌15日払い 15日締め当月末払い | 1~1.5か月 | 不要 レシートプリンター内蔵 | 交通系ICカード iD/楽天Edy WAON/nanaco QUICPay | PayPay 楽天ペイ d払い/au PAY メルペイ AliPay/WeChat Pay | Android | 〇 |
楽天ペイターミナル | ![]() | 0円 ※通常34,800円 ※無料キャンペーン | 0円 ※無料 | クレカ:2.20%(非課税)~ 電子マネー:2.95%(税抜)~ QRコード:2.00%(税抜)~ | 最短翌日 ※入金先が楽天銀行の場合 | 楽天銀行:最短翌日 その他銀行:最短6日 | レシートプリンター内蔵 電子サイン対応 | 交通系ICカード Apple Pay 楽天Edy WAON/nanaco QUICPay | 楽天ペイ au PAY | Android | 〇 |
PayCAS Mobile | ![]() | 0円 ※通常78,800円 | →1,980円 | クレカ:2.48%(非課税)~ 電子マネー:2.95%(税別)~ QRコード: 2.8%(税別)~ | ・月2回 15日締め当月末払い 当月末締め翌月15日払い | 1カ月 | 不要 レシートプリンター内蔵 Android™ OS採用で 業務アプリ搭載可能 | 交通系ICカード Apple Pay/Google Pay iD Waon/nanaco QUICPay | PayPay d払い/au PAY 楽天ペイ メルペイ/J-Coin Pay AliPay/WeChatPay ユニオン(銀聯)ペイ/JKOPAY | iOS Android | 〇 |
JMS おまかせサービス Webプラン | ![]() | 0円 | 0円 ※無料 | クレカ:2.48%~ 電子マネー:3.24% QRコード:3.24% | ・月2回 無料 ・月6回 198円(税込)/振込毎 | 約4~6週間 | タブレット不要 | 交通系ICカード Apple Pay/Google Pay iD/楽天Edy nanaco/WAON QUICPay タッチ決済 | PayPay d払い 楽天ペイ Alipay+/WeChat Pay Smartcode | iOS ※J-Mups II Pocket | 〇 |
Airペイ(エアペイ) | ![]() | 0円 ※通常19,800円 | 0円 ※無料 | クレカ:2.48%~ 電子マネー:3.24% QRコード:1.08%~ | ・月6回 ・月3回 | 1週間~1ヶ月 | iPad:0円 カードリーダー:0円 ※条件を満たすと0円 レシートプリンター:別売 ※2万円~ | 交通系ICカード Apple Pay iD QUICPay タッチ決済 | PayPay d払い/au PAY LINE Pay/J-Coin Pay Alipay/WeChatPay ユニオン(銀聯)ペイ | iOS | △ 申請時に 書類必要 |
stera packSMBC×GMO/初期月額0円/手数料1.98%~お得なキャンペーン/30種以上の決済
- 初期月額0円でQRコード/電子マネー/クレジットなど30種以上の決済手段を1台で
- 決済手数料1.98%~/周辺機器が不要のオールインワン端末
- 販促アプリでクーポン配布・Webプッシュを標準搭載・店舗集客まで完結
- 個人おすすめ入金毎日締め(2営業日後払い)&振込手数料0円/飲食/美容/小売の複数店舗も利用
- レシートプリンター内蔵/電子サインで紙伝票が不要/VISA世界水準のセキュリティ
stera packは三井住友カード・GMO・VISAといった大手金融・決済企業が提供する、手数料1.98%~・QRコード/電子マネー/クレジットなど30種以上の決済手法に対応した初期0円のオールインワン決済端末です。
スモールビジネス | |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 初年度:0円 ※無料 2年目以降: 3,300円(税込) / 端末1台 または、条件※1達成で永年無料 |
手数料 | 1.98%~ ※2 |
入金サイクル | 毎日締め(2営業日後払い) 月6回締め(2営業日後払い) 月2回締め(2 営業日後払い) 月2回締め(15日後払い)の選択制 |
対応決済 | ・クレジット Visa・Mastercard ・電子マネー ID/楽天Edy/Nanaco/Waon/交通系 ・QRコード PayPay/Rpay/d払い/LINE Pay メルペイ/auPay/ゆうちょPay |
スタンダード | |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 初年度:0円 ※無料 2年目以降: 3,300円(税込) / 端末1台 または、条件※1達成で永年無料 |
手数料 | 2.70%~ |
入金サイクル | 上記と同様 |
対応決済 | 上記と同様 |
※2:新規契約の小規模事業者向けの手数料率です。その他条件があります。






















Square リーダー手数料2.5%~ 30日返品OK/翌日入金で個人おすすめ/スマホ簡単接続/無料POSレジ
- 最大100万円分の決済手数料実質無料キャンペーン実施中!
- QRコード/電子マネー/クレジット/タッチ決済対応 QRコード決済対応数7種類に拡大!
- 最短翌日入金で個人事業主にもおすすめ・30日返金OK
- 月額0円・振込・販売手数料0円/手のひらサイズのコンパクトな決済端末
- 1アカウントで無料ネットショップ・POSレジ・Web請求書も利用可能
Square Reader(スクエアリーダー)は月額0円でスマホ・タブレットに接続するだけで簡単に利用可能なマルチ決済端末です。EMVおよびPCI準拠の基準をクリアしているのでセキュリティ面も安心です。
最短翌日入金・振込手数料0円・月額・解約費用など面倒な費用は全て無料。明確でわかりやすい料金体系も特徴です。
入金が最短翌日に可能なため個人事業主でもキャッシュフロー観点でおすすめ、ICカード・タッチ決済など豊富な支払い方法にも対応し多くの顧客層を獲得ができます。
初期費用 | 0円 端末費用(4,980円)のみ 30日返品OK |
月額費用 | 0円 |
手数料 | キャンペーン期間中に決済した決済手数料が最大100万円分無料 決済手数料:2.5%~ 振込手数料:0円 払い戻し手数料:0円 |
対応決済 | クレジットカード 電子マネー対応 |
連携システム | 無料POSレジ ネットショップ作成ソフト |
















キャンペーン期間中に発生した決済額と、同額の決済金額分の決済手数料が無料になるクレジットを付与。*付与上限、1アカウント最大決済額100万円分まで
対象となるお客様
・4月15日以降、本ページよりアカウントを新規で作成した方
・キャンペーン期間中に、対面もしくは非対面の決済を行った方
期間:対象となる決済金額の合計が3億円に達した翌営業日23時59分まで

Squareターミナル手数料2.5%~30日返品OK/個人おすすめ翌日入金/月額0円/持ち運び&プリンタ内蔵
- 決済手数料実質無料キャンペーン実施中!/月額・解約・振込手数料0円
- QRコード/電子マネー/クレジット/タッチ決済対応
- レシートプリンタ一体型/周辺機器不要で初期費用が安い
- 持ち運び可能でレジ横以外の座席・屋外・移動販売決済にも
- 開封後も30日以内返品OK・個人もおすすめ最短翌日入金&即日利用開始
Square Terminal(スクエアターミナル)はレシートプリンターが一体となった、暗証番号入力も可能なオールインワン決済端末です。
クレジットカード・QRコード・電子マネー・タッチ決済など様々な支払いに対応しています。1日充電が持つためテーブル決済や屋外決済にもおすすめで、タッチパネルでPOSレジの操作や、電子レシートの送付も可能です。
月額・初期費用が0円表記の他社様のサービスはありますが、実際は端末代金に加えてレシートプリンター・スマホやタブレットなどの周辺機器が必要なため別途導入費用が発生する場合もあります。
初期費用 | 0円 端末費用(39,980円)のみ ※30日返品可能 |
月額費用 | 0円 |
手数料 | キャンペーン期間中に決済した決済手数料が最大100万円分無料 決済手数料:2.5%~ 振込手数料:0円 払い戻し手数料:0円 解約費用:0円 |
対応決済 | ICカード・電子マネー タッチ決済・クレジット QRコード決済 |
特徴 | 屋外決済/移動販売 最短翌日入金 無料でPOSレジ/在庫管理 請求書発行/継続課金 |
















キャンペーン期間中に発生した決済額と、同額の決済金額分の決済手数料が無料になるクレジットを付与。*付与上限、1アカウント最大決済額100万円分まで
対象となるお客様
・4月15日以降、本ページよりアカウントを新規で作成した方
・キャンペーン期間中に、対面もしくは非対面の決済を行った方

STORES 決済手数料1.98%~/最短3営業日/いろんなサービスと繋がる拡張性
- 決済手数料1.98%~!業界最安水準で導入できる!
- 中小支援プランならPOSレジが0円で利用できる!
- QRコード・電子マネー・クレジットカードなど、あらゆる決済手段に対応
- 持ち運べてスタイリッシュな決済端末
- ネットショップ、POSレジ、予約システム、モバイルオーダー等と繋がる!
STORES 決済 は、個人事業主から複数店舗にもおすすめのサービスです。
中小支援プランなら、業界最安水準の手数料1.98%〜、決済端末代金0円、さらにPOSレジのベーシックプランが無料で使えちゃいます!
クレジットカードのタッチ決済はもちろん、iDやQUICPayなどの電子マネー、PayPayなどのQRコード決済まで、基本的な決済手段にバッチリ対応。オンライの請求書決済もあります。
初期費用 | 端末代金19,800円が 今なら0円 ※条件あり |
月額費用 | 0円〜3,300円 |
手数料 | 1.98%〜 |


















スマレジ・PAYGATE POS今なら端末0円/持ち運び/プリンタ内蔵/QR/電マネ/POS連携
- 今なら端末費用無料!端末代金39,600円→0円 / 決済手数料1.98%~
- クレカ/QR/電子マネー対応・プリンタ内蔵型のオールインワンで周辺機器不要
- テーブル決済/移動販売/デリバリー/イベントも可能・持ち運び式で個人おすすめ
- スマレジPOS連携で端末から金額入力で二度打ち不要/売上集計/レジ作業も1台で
- POS/在庫連携で飲食店以外の雑貨・アパレルなど小売業界もおすすめ
※キャンペーン内容は変更の場合があるため公式HPよりごお問合せください
スマレジ・PAYGATE POSは端末初期※0円でPOSレジメーカーのスマレジが提供するプリンタ内蔵型・タッチパネル操作が可能で、周辺機器が不要なオールインワン決済端末です。
POSレジ連携で端末から金額を直接入力・売上集計ができ、持ち運び式のため移動販売やテーブル・イベント・屋外決済も可能なため、個人事業主の方にもおすすめです。
初期費用 | ・端末費用
|
月額費用 | プレミアム3,300円 ※その他プランあり |
手数料 | 1.98%~ |
対応決済 | クレジット (VISA/Mastercard他) 対応電子マネー (ID/交通系IC/QUICPay他) QRコード (PayPay/楽天Pay/au PAY Wechat Pay/ALIPAY他) |







(ユニオンペイ)














楽天ペイ ターミナルいまなら端末0円/決済手数料2.00%~/一体型マルチ決済
- 楽天ペイアプリは顧客満足度No.1(QRコード決済業種主要6指標全てで1位)
- QRコード決済利用者&楽天ペイユーザー増加中
- 様々な決済方法を一度に導入可能!さらに決済手数料2.00%~!
- 新規楽天ポイントカードパートナー初期費用・月額費用0円キャンペーン中 !
- 別途のプリンター接続不要!スムーズにレシートをお渡しすることが可能!
「楽天ペイターミナル」は、“すべてをひとつに”をコンセプトに、決済機能、タブレット、プリンター、 通信機能(モバイル通信・Wi-Fi)を搭載し、アプリ決済、クレジットカード決済(タッチ決済含む)、 電子マネー決済に対応した、ゼロキャッシュ時代をリードする新しい決済端末です。シンプルながらモダンなデザインで、 お店のテイストに合わせて選べる3カラーも魅力です。





















キャンペーンには条件があります。詳しいキャンペーン条件をHPから必ずご確認ください。
PayCAS Mobileさまざまな決済を端末1台に/決済手数料2.48%~/持ち運び可能/レシートプリンター搭載
- 端末1台で、クレジット・QRコード・電子マネーに対応可能なマルチ決済端末
- 特別セットプランでお得に 端末0円/月額費用1,980円~/決済手数料2.48%~
- 大画面タッチパネルだからスマホ感覚で操作ができる
- SIM対応・大容量バッテリー搭載でどこでも持ち運び決済可能
- POS・モバイルオーダー・勤怠管理などの業務アプリ搭載可能
PayCAS Mobileは、クレジット・電子マネー・QRコード決済など、さまざまな決済に1台で対応可能なマルチ決済端末です。 決済方法ごとに端末を使い分ける必要がないため、店舗オペレーションがスムーズになります。端末はコンパクトサイズの上プリンターも内蔵されているため、複数の機器を置く必要がなく、レジ周りの省スペース化にも有効です。
初期費用 | 無料(端末無料) |
月額費用 | 1,980円(税別) ~ |
手数料 | 2.48%~ |
対応決済 | QRコード決済 クレジット タッチ決済 電子マネー 交通系電子マネー |
特徴 | コードレス端末 プリンター内蔵 業務アプリ連動可能 |


応援プログラム




応援プログラム

(ユニオンペイ)

















JMSおまかせサービス Webプラン安全・安心のキャッシュレス決済/最安水準の手数料率/導入費用0円
- 手数料率が最安水準
- お店にあわせて選べる端末機、初期費用0円(無料)端末あり
- サポート体制充実(対面/電話)
- インバウンドにも対応できる71種類の決済ブランド
- POSレジとの連動も可能
JMSおまかせサービス Webプランは店舗の環境や利用シーンに合わせて端末機が選べる!初期費用0円(無料)端末もあり!
端末機を使う場所(レジ横・テーブル・店先 etc)、店舗のインターネット環境、利用しているPOSレジなど、それぞれの店舗の状況に合わせて端末機が選べます。
LTE通信機能がついた端末もあるため、インターネット環境が無い店舗やWi-Fiの電波が不安な場所でも使えます!
初期費用 | 0円 ※無料 0円の端末機あり |
月額費用 | 0円 ※無料 |
手数料 | 2.48%~ ※JMS中小企業応援 プログラム対象の場合 |
特徴 | ・VEGA3000 決済から売上票印字までオールインワン ・J-MupsⅡPocket Wi-Fiやインターネットなしで iPad・iPhoneと接続して利用 |







(ユニオンペイ)
















Airペイ振込手数料・月額固定費・初期費用※0円/QR/電マネ/最大月6回入金/POS連携
- 初期費用&月額固定費0円・iPadとカードリーダーの無償貸与キャンペーン実施中
- QRコード/電子マネー/クレジット/タッチ決済など36種以上の支払いに対応
- 個人/小規模店舗おすすめ振込手数料0円/月に最大6回入金でキャッシュフロー安定
- 持ち運びも可能で移動販売/屋外&テーブル決済/決済手数料は業界最安水準
- 無料POSレジアプリ”Airレジ”インストールで注文~売上管理もひとつで完結
※キャンペーン条件を必ずご確認ください。詳しくはこちら。
Airペイ(エアペイ)は初期費用/月額固定費0円で利用開始ができQRコード/電子マネーなど36種以上の決済に対応したマルチ決済端末で、振込手数料0円/月に最大6回入金と個人や小規模店舗におすすめです。
初期費用 | 0円 ※無料 |
月額費用 | 0円 ※無料 |
手数料 | 2.48%~ |
対応決済 | ■クレジット VISA/Mastercard/American Express/JCB/Diner/Discover ■電子マネー 交通系ICカード/ID/Apple Pay/Quic Pay ■QR決済 d払/PayPay/LINE Pay/au Pay/WeChat Pay/union Pay/Ali Pay |




















個人事業主におすすめのスマホが決済端末になるアプリ3選
スマホを決済端末として使える「タッチ決済対応アプリ」は、初期費用を抑えたい場合やイベント出店するときだけ使いたい場合に特におすすめです。専用端末なしでクレジットカードのタッチ決済が可能ですが、iDや交通系IC、QRコード決済には非対応な場合が多いため、導入前に必要な対応ブランドがあるか確認しておきましょう。
決済アプリ | イメージ | 初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 | 入金サイクル | 振込手数料 | 審査期間 | POSレジ機能 | レシート発行 | 決済上限 | 対応カードブランド | 電子マネー決済 | QRコード決済 |
stera tap | ![]() | 0円 | 0円 | 1.98%~ | 月2回または6回 | 三井住友銀行口座:無料 その他銀行口座:220円(税込) | iPhone:最短15分 Android:5営業 | お問い合わせ | メール送信 | お問い合わせ | Visa Mastercard AMEX JCB | 不可 ※決済端末が必要 | お問い合わせ |
Square(スマホでタッチ決済) | ![]() | 0円 | 0円 | 今なら最大100万円分無料! 2.50% | 最短翌営業日 | 無料 | 最短15分 | あり | メール送信 SMS送信 プリンター対応 | なし | Visa Mastercard AMEX JCB Diners Club Discover | 不可 ※決済端末が必要 | PayPay 楽天ペイ d払い au PAY メルペイ Alipay+ WeChat Pay |
Airペイ タッチ | ![]() | 0円 | 0円 | 2.48%~3.24% | 最短月6回 | 無料 | 最短15分 | あり ※Airレジとの連携可 | メール送信 | 15,000円まで(物理カードの場合) 実質なし (デジタルウォレット) | Visa Mastercard AMEX JCB | 不可 ※決済端末が必要 | PayPay 楽天ペイ d払い auPAY (AirペイQR利用) |
stera tapあなたのスマホが決済端末に/最短15分で利用可/手数料率1.98%~
- 最短15分で利用開始可能、お手軽に利用可能(iphoneの場合)
- 手数料率が低い 決済手数料率は、1.98%~
- あなたのスマホが決済端末に、決済端末の用意の必要無し
- 初期費用、振込手数料、無料
- iPhoneかAndroidで選択可能
初期費用 | 無料 ※端末はお手持ちのスマホで |
月額費用 | 0円※無料 |
手数料 | 1.98%~ |
Square スマホでタッチ決済手数料2.5%~個人おすすめ最短翌日入金/4つの費用が0円で負担減/月額無料/屋外決済
- 決済手数料3.25%→2.5%~!月額・振込/払戻し/チャージバック手数料が0円
- QRコード/電子マネー/クレジット/タッチ決済対応
- クレジット/QR/電子マネー対応・店頭やイベントなど屋外も場所を問わず決済が可能
- スマホ1つで簡単キャッシュレス・最短翌日入金
- アカウント1つで無料POSレジ・ネットショップ・事前決済・継続課金を1つに
Square(スクエア)は初期費用は決済端末のみ(30日返品OK)。月額が無料に加えて各種手数料も0円で、簡単に始められて・店舗負担の少ないお得なキャッシュレス決済です。
さらにクレジットカード決済手数料が3.25%→2.5%に値引きされ、さらにお得に利用が可能です。
スマホが決済端末になるためテーブル決済や移動販売の屋外決済など場所を問わず利用でき、利用者の多いPayPay・電子マネー・タッチ決済と幅広い決済に対応しています。
これまでsquareのQRコード決済はPayPayのみでしたが、対応数を7種類に拡大しさらに多くの利用者に対応ができるようになりました。
また個人事業主や小規模事業者にもおすすめなポイントとしてはキャッシュフローの安定で重要となる入金の早さで、業界最短の最短翌日入金・振込手数料0円・月額・解約費用など面倒な費用は全て無料。
初期費用 | 0円 ※無料 端末費用0円 ※30日返品OK |
月額費用 | 0円 ※無料 |
手数料 | 振込・払戻し手数料:無料 決済手数料:2.5%~ |
内容 | POSレジアプリは無料で利用可 |
















キャンペーン期間中に発生した決済額と、同額の決済金額分の決済手数料が無料になるクレジットを付与。*付与上限、1アカウント最大決済額100万円分まで
対象となるお客様
・4月15日以降、本ページよりアカウントを新規で作成した方
・キャンペーン期間中に、対面もしくは非対面の決済を行った方
期間:対象となる決済金額の合計が3億円に達した翌営業日23時59分まで
Ariペイ タッチ非接触での支払いに、必要なのはiPhoneだけ。
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- 手数料:2.48%~
- 初期費用が無料で、手軽に始められる
- 導入サポートが充実
Airペイ タッチは、小規模店舗向けに設計されたシンプルで使いやすい決済アプリです。主要なクレジットカードブランドだけでなく、QRコード決済にも対応しており、幅広い顧客層に対応できます。
こんな人におすすめ
さまざまな決済手段を導入し、顧客満足度を向上させたい小規模店舗や個人事業主にピッタリのサービスです!
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
手数料 | 2.48%~3.24% |
個人事業主がキャッシュレス決済サービスを選ぶ6つのチェックポイント
キャッシュレス決済サービスはたくさんの種類があり、何を基準に選べばいいのかわからないと感じる人も多いでしょう。個人事業主が自分の店舗や業種に合ったサービスを選ぶためには、次の5つのポイントをしっかり確認することが大切です。

初期費用・月額費用|無料で導入できるサービスは?
まず注目したいのが、導入にかかる初期費用と月額費用です。
できるだけコストをかけずにキャッシュレス決済を始めたい個人事業主にとって、初期・月額費用が無料のサービスはとても魅力的です。
たとえば、SquareやAirペイ、STORES決済は、端末費用を抑えながらスタートできるうえ、月額費用もかかりません。
また、QRコード決済(PayPay、楽天ペイ、LINE Payなど)は、端末すら必要なく、QRコードを設置するだけで無料で導入できるのでおすすめです。
ただし、無料だからといって必ずしも最も安いとは限りません。stera packのように月額がかかる場合でも、決済手数料が低いことによってトータルコストが抑えられることもあります。長く使うことを考えて、数カ月、1年単位で必要な費用をシミュレーションしておくと安心です。
決済手数料
キャッシュレス決済を利用するたびに発生するのが決済手数料です。この手数料率はサービスごとに異なり、3.24%〜3.75%ほどが一般的です。
たとえば、stera packは1.98%、Squareではクレジットカード決済の手数料は2.5%前後、Airペイでは3.24%程度といった違いがあります。小さな違いでも、年間の売上に換算すると数万円、場合によってはそれ以上の負担差になります。
また、QRコード決済や電子マネー決済では手数料が異なることがあるため、どの支払い方法に強いかも見極める必要があります。
月々の売上に対してどれくらい手数料が発生するかを想定し、事前に負担額を把握しておくことが重要です。小さな違いでも、年間で見ると大きな金額差になるので要注意です。
対応している決済手段の種類
お客様がどんな支払い方法を希望するかを考えることも重要です。最近はクレジットカードに加え、交通系ICカードなどの電子マネー、QRコード決済などを希望するお客様が増えています。
たとえば、JMSなら71種類以上の決済手段に対応しており、Squareも主要なクレジットカードやタッチ決済に幅広く対応しています。
反対に、PayPayのようにQRコード決済だけに特化したサービスもあります。
いろいろな決済手段を用意することで、幅広い客層に対応でき、売上チャンスを逃さずにすみます。特に観光客が多いエリアや若者向けビジネスでは、複数対応型のサービスが有利です。自分の店舗に来るお客様がどんな支払い方を好むのか考えて、適切なサービスを選びましょう。
入金サイクル・振込手数料
売上金がどれくらい早く自分の口座に入るかも大きなポイントです。
資金繰りを安定させるためには、できるだけ早く入金されるサービスを選びたいところです。
たとえば、Squareは最短で翌営業日に入金され、振込手数料も無料です。一方、stera packは毎日締め 2営業日後払いとなっています。
さらに、振込ごとに手数料が発生する場合もあるため、「無料かどうか」もしっかり確認しておきましょう。
入金スピードが早ければ、仕入れや家賃の支払いに困るリスクも減り、安心して事業を運営できます。
資金繰りに不安がある場合や、運転資金をできるだけ早く回したい個人事業主は、入金サイクルの短さと振込手数料の有無をしっかり確認しておきましょう。
POS連携の有無
キャッシュレス決済を導入する際、レジシステム(POS)と連携できるかどうかも重要なポイントです。
POSと連携できるサービスを選べば、売上情報が自動で記録され、集計や分析もスムーズになり、店舗運営の効率がぐんとアップします。
たとえば、STORES決済は、STORES POSシステムと連携すれば、会計から在庫管理まで一括で管理できるようになります。SquareはPOS機能が標準装備されており、追加費用なしで売上管理が可能です。これにより、別途POSレジを契約する手間やコストを抑えることができます。
日々の業務負担を軽くしたい個人事業主にとって、POS連携の有無は大きな差になります。導入前に「自分の店舗の運営スタイルと合うかどうか」をしっかり見極めておきましょう。
サポート体制
最後に見逃してはいけないのが、トラブル時のサポート体制です。
キャッシュレス決済を導入した後、「設定方法がわからない」「エラーが出て決済できない」といったトラブルが起こることもあります。そんなときに、すぐに相談できるサポート体制があるかどうかは非常に重要です。
サービスによっては、チャットサポートのみで電話対応がない場合もあります。初めて導入する個人事業主やITに不慣れな方にとっては、電話で直接やりとりできる体制の方が安心です。また、対応時間も平日のみか、土日祝も対応しているかを確認しておくと、いざというときに慌てずにすみます。
選ぶサービスを比較するときは、機能や費用だけでなく「困ったときにすぐに助けてくれるか?」という視点も忘れずにチェックしましょう。
キャッシュレス決済の主な種類と特徴【比較ポイント付き】
キャッシュレス決済と一口に言っても、実はいくつかの種類があります。
それぞれの特徴を理解して選ぶことで、個人事業主の業務負担を減らしながら、集客や売上アップにもつなげることができます。
ここでは代表的な「クレジットカード決済」「電子マネー決済」「QRコード決済」の3つを詳しく見ていきましょう。
クレジットカード決済
クレジットカード決済は、最もポピュラーなキャッシュレス決済のひとつです。
Visa、Mastercard、JCB、American Expressなど、世界中で使われているブランドに対応できるため、国内外を問わず多くのお客様に安心感を与えます。
この決済方法は特に、単価が高めの商品やサービスを扱う業種に向いています。
お客様も、手持ちの現金を気にせず購入できるため、客単価の向上が期待できます。店舗側にとっては、売上が安定しやすく、集客アップにもつながります。
ただし、決済手数料は一般的に3%前後とやや高めです。
導入にはカードリーダー端末が必要になる場合があり、初期費用が発生するケースもあるため、サービス選びは慎重に行いましょう。
電子マネー決済(交通系や流通系)
電子マネー決済は、SuicaやPASMOなど交通系ICカードや、WAON、nanacoといった流通系カードを使った支払い方法です。
お客様が端末にカードやスマホを「タッチ」するだけで決済が完了するため、レジ作業が非常にスピーディーになります。
主な特徴は次のとおりです。
- 会計時間が短縮され、店舗の回転率が向上する
- 小額決済でも使われやすく、集客に効果的
- 電子マネー対応端末が必要になる場合がある
飲食店やコンビニ、小売店など、多くの顧客をさばきたい業種に特におすすめです。
交通系電子マネーに対応していると、通勤・通学中の顧客を取り込めるメリットもあります。
QRコード決済(PayPay、楽天ペイ、d払いなど)
QRコード決済は、初期費用をかけずに簡単にスタートできるのが最大の魅力です。
PayPay、楽天ペイ、d払いなど、さまざまなサービスがあり、利用者も年々増え続けています。
QRコード決済のポイントは次の通りです。
- 初期費用がかからず、月額費用も基本無料
- スマホひとつで決済できるため、端末の準備が不要な場合も多い
- キャンペーンやポイント還元が豊富で、集客力が高い
特に、コストを抑えたい個人事業主や、イベント出店・移動販売などにも向いています。
決済手数料はクレジットカードと同じかやや安めに設定されており、集客イベントやポイント還元キャンペーンを活用することで売上アップにもつなげることができます。
ただし、システムによっては売上金の入金までに日数がかかるケースもあるので、資金繰りに影響がないか注意して選びましょう。
キャッシュレス決済の導入手順をわかりやすく解説
キャッシュレス決済を導入したいと思っても、実際に「何から始めたらいいの?」と迷う方も多いです。
ここでは、個人事業主がキャッシュレス決済を導入するために必要なステップを、わかりやすく順番に説明します。
主要な導入ステップは下記の図をご覧ください。

各ステップの具体的内容を見ていきましょう。
ステップ1|サービスを比較・選定する
最初にやるべきことは、数あるキャッシュレス決済サービスの中から、自分の業種や店舗スタイルに合ったものを選ぶことです。
比較するポイントは次のとおりです。
- 初期費用や月額費用がどれくらいかかるか
- クレジットカード、QRコード、電子マネーなど、どの支払い方法に対応しているか
- 決済手数料は何%か?
- 入金サイクルは早いか、振込手数料はかかるか
- 端末やシステムの使いやすさ、レジとの連携はスムーズか
- POSレジとの連携ができるか、サポート体制が整っているか
この段階で自分に合ったサービスをしっかり選ぶことが、後々の負担を減らすカギになります。
ステップ2|申し込みと必要書類の提出
サービスが決まったら、次は申し込みです。
公式サイトからオンラインで申し込む流れが一般的で、申し込みには、事業者情報や店舗情報を登録する必要があります。
同時に以下のような必要書類の提出も求められます。
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 銀行口座情報(売上金の振込先口座)
- 事業内容を示す書類(開業届や確定申告書など個人事業主であることの証明)
必要書類が不足していたり、情報に誤りがあると審査が遅れる原因になるので、事前にしっかり準備しておきましょう。
ステップ3|審査の流れと所要日数
申し込みが完了すると、次は加盟店審査が行われます。
審査では、事業内容の適正性や反社会的勢力との関わりがないかなどがチェックされます。
サービスによって審査にかかる日数は異なりますが、目安は以下のとおりです。
- Square、PayPay:最短即日〜翌営業日で完了することもある
- Airペイ、STORES決済など:通常2〜5営業日程度
審査に落ちる場合もあるため、事業内容や登録情報は正確に申請することが重要です。
ステップ4|端末やアプリの設定・設置
審査が無事通過したら、いよいよ運用準備です。
キャッシュレス決済に必要な端末やアプリの初期設定を行います。
主な流れは次のとおりです。
- スマホやタブレットに専用アプリをインストール
- 端末(リーダー)とBluetoothなどで接続設定
- 決済テストを実施して動作確認
- 店頭にクレジットカードやQRコード決済に対応していることを掲示
最近は直感的に操作できるアプリが多いため、難しい設定は少なくなっています。
設定は比較的簡単ですが、わからない場合はサポートセンターに問い合わせるとスムーズに解決できます。
ステップ5|運用開始とトラブル時の対策
すべての準備が整ったら、いよいよキャッシュレス決済の運用を開始します。
運用開始後は、次のような点に気をつけながら管理していきましょう。
- 端末のバッテリー管理をこまめに行う
- 通信環境(Wi-Fiやモバイル通信)が安定しているかチェックする
- トラブル時の問い合わせ先をすぐに連絡できるように控えておく
- 売上データは定期的にバックアップを取っておく
また、初めてキャッシュレス支払いを使うお客様にもわかりやすく案内できるよう、レジ周りに案内ポップを設置するのもおすすめです。
個人事業主がキャッシュレス決済を導入するメリットとデメリット
キャッシュレス決済を導入すると、個人事業主にとって大きなメリットが得られる反面、注意しておきたいポイントもあります。ここでは、導入することで得られるメリットと、事前に知っておきたいデメリットを詳しく解説します。
導入で得られる4つのメリット(集客・効率化・顧客満足・売上増)
キャッシュレス決済の導入によって、個人事業主は次のような大きなメリットを手に入れることができます。
・集客力の向上
クレジットカードやQRコード決済に対応している店舗は、キャッシュレスを希望するお客様に選ばれやすくなります。特に若い世代や訪日外国人観光客は、現金を持たずに買い物をすることが多く、キャッシュレス対応が必須になりつつあります。
・業務効率化
現金のやり取りが不要になるため、レジ締め作業の時間が大幅に短縮されます。
また、POSレジと連携できるシステムを導入すれば、売上管理も自動化でき、日々の業務の負担がぐっと軽くなります。
・顧客満足度の向上
お客様が支払い時にストレスを感じず、好きな方法でスムーズに決済できるため、満足度が高まります。さらに、各決済サービスで実施されるポイント還元キャンペーンもお客様にとっては大きな魅力です。
・売上増加
キャッシュレス決済を導入すると、高額商品の購入率が上がる傾向があります。
現金に制限されないため、より多くの商品・サービスを購入してもらえるチャンスが広がります。
導入前に知っておきたいデメリットとその対策
メリットが多いキャッシュレス決済ですが、導入にあたってはいくつか注意すべき点もあります。
ここでは、代表的なデメリットとその対策を紹介します。
・決済手数料の負担
キャッシュレス決済を利用するたびに数%の手数料が差し引かれるため、利益率に影響することがあります。
対策としては、決済手数料の低いサービスを選ぶこと、複数サービスを併用してバランスを取ることが有効です。
・通信トラブルへのリスク
Wi-Fiやモバイル通信が不安定な場所では、決済ができなくなる可能性もあるため、安定した通信環境を整備するか、ポケットWi-Fiなどのバックアップ手段を準備しておくことが必要です。
・端末の故障や充電切れ
モバイル端末やタブレット端末を使う場合は、機器の不具合やバッテリー切れに注意が必要です。毎日の充電を忘れず、日々の点検と、予備機の用意が役立ちます。
・現金派のお客様が離れる
高齢層など、キャッシュレスに不慣れなお客様もおり、すべてのお客様がキャッシュレスを希望するわけではないため、現金払いにも引き続き対応できる体制を残しておくと、幅広い客層に対応できます。
これらの注意点を事前に理解し、対策を講じたうえで導入すれば、キャッシュレス決済のメリットを最大限に活かすことができるでしょう。
個人事業主がキャッシュレス決済を導入する際の注意点
キャッシュレス決済は便利でメリットも多いですが、導入前に知っておくべき注意点もいくつかあります。
ここでは、個人事業主がスムーズに導入を進めるために押さえておきたいポイントを具体的に解説していきます。
加盟店審査に落ちるケースがある(対処法はあり)
キャッシュレス決済を導入するには、まずサービス提供会社による加盟店審査を通過する必要があります。
この審査では、事業の内容や過去の取引履歴、本人確認などが厳しくチェックされます。
審査に落ちやすいケースには次のようなものがあります。
- 開業したばかりで実績が少ない場合
- 事業内容が曖昧、もしくは規約違反リスクがあると判断される場合
- 申請書類に不備や虚偽がある場合
対策としては、開業届や確定申告書など、事業実態を証明できる書類をきちんと用意することが大切です。
また、申請フォームには正確な情報を記載し、わかりやすい事業説明を心がけましょう。
仮に一社で審査に落ちたとしても、ほかのキャッシュレスサービスなら通る可能性も十分あります。あきらめず、複数社に申し込みをしてみるとよいでしょう。
通信環境や電源トラブルへの備え
キャッシュレス決済は、インターネット通信を利用して行われるため、通信環境が不安定だとトラブルが発生します。
また、端末のバッテリー切れも、決済ができない原因となります。
事前に次の備えをしておきましょう。
- 店舗用Wi-Fiの設置、またはモバイル通信(4G/5G回線)のバックアップを確保する
- 端末の充電を毎日確認し、モバイルバッテリーや予備端末を用意する
- 通信障害が起きた場合に備えて、現金支払いも受け付けられる体制を残す
これらを準備しておけば、急なトラブルにも冷静に対応でき、顧客満足度を下げずにすみます。
決済端末以外の機器が必要になることも
キャッシュレス決済の導入には、端末だけでなく、場合によってはほかの機器も必要になることがあります。
代表的な追加機器は次のとおりです。
- レシートプリンター(紙で領収書を発行する場合)
- タブレットスタンドや端末固定台(レジ代わりにタブレットを使うとき、操作をスムーズにするため)
- ポケットWi-Fiなどの通信機器(外部イベントや移動販売用)
特に、POSレジと連携させる場合は、専用のタブレット端末や周辺機器が必要なこともあります。
導入前にどの機器が必要か、事前にリストアップしておくと安心です。
セキュリティ対策(不正利用・データ漏洩)
キャッシュレス決済は非常に便利な一方で、セキュリティリスクも伴います。
個人情報や決済情報を取り扱うため、不正利用やデータ漏洩を防ぐための対策が欠かせません。
最低限押さえたいセキュリティ対策は次のとおりです。
- 端末やアプリに強固なパスワードを設定する
- 定期的にパスワードを変更する
- アプリや端末のソフトウェアは常に最新版にアップデートする
- 決済端末を第三者に勝手に操作させないよう管理を徹底する
- 不審なアクセスや不正利用がないか定期的にチェックする
また、不審な取引や異常が発生した場合にすぐサポート窓口へ連絡できる体制も整えておきましょう。
導入後の契約縛り・違約金・サポート体制の確認
キャッシュレス決済サービスの中には、一定期間利用し続けることを前提とした契約条件がついている場合があります。
契約縛りがあると、途中で解約した際に違約金が発生するリスクもあるため注意が必要です。
導入前に必ず確認しておきたいポイントは以下です。
- 最低契約期間が設定されているか
- 途中解約時に違約金が発生するか
- 故障時やトラブル時のサポート体制が十分か
特に、端末費用が無料になるキャンペーンを利用する場合は、契約縛りがついていることが多いので注意しましょう。
納得できる契約内容かどうか、細かい規約までしっかりチェックしてから申し込むことをおすすめします。
高齢層や現金派顧客へのフォロー方法も忘れずに
すべてのお客様がキャッシュレス決済を希望するわけではありません。
特に高齢層や現金主義のお客様に対しては、無理にキャッシュレスを押し付けないことが大切です。
次のようなフォローを心がけると良いでしょう。
- 「現金も使えます」と店内やレジにわかりやすく表示しておく
- 支払い方法を選べるように、丁寧に案内する
- 現金支払いのお客様にも、変わらず感謝の気持ちを伝える
キャッシュレスと現金、両方に対応できる柔軟な姿勢が、すべてのお客様に安心感を与え、結果的にリピーターの獲得にもつながります。
よくある質問(Q&A)
ここでは、個人事業主がキャッシュレス決済を導入する際によく抱く疑問について、わかりやすく回答していきます。事前に不安を解消しておくことで、導入をスムーズに進めることができます。
個人事業主でもクレジットカード決済は使える?
はい、個人事業主でもクレジットカード決済を導入することは十分可能です。
SquareやAirペイ、STORES決済など、法人だけでなく個人事業主にも対応しているサービスがたくさんあります。
申し込みにあたっては、以下の書類が必要になるケースが多いです。
- 開業届のコピー(税務署に提出したもの)
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 振込先の銀行口座情報
個人事業主だからといって特別な制約があるわけではないので、安心して申し込みできます。ただし、事業内容が明確であること、安定的に運営されていることを示す資料があると、審査がよりスムーズに進みます。
参考: 個人事業主がクレジットカード決済を導入するには?おすすめサービス29選! | OREND(オレンド)
無料で導入できるおすすめの方法は?
初期費用や月額費用をかけずにキャッシュレス決済を導入したい場合は、無料で使えるサービスを選ぶのがおすすめです。
たとえば、次のようなサービスは、導入コストが無料、またはキャンペーンにより実質無料で始めることができます。
サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 特徴 |
Airペイ | 端末0円キャンペーン中(条件あり) | 無料 | クレカ・電子マネー・QRコード決済対応数が豊富 |
PayPay | QRコード設置型なら完全無料 | 無料 | QRコード決済専門。端末不要。 |
楽天ペイ | QRコード設置型なら無料 | 無料 | QRコードを置くだけで利用可能。楽天ポイント付与メリットあり |
d払い | QRコード設置型なら無料 | 無料 | docomoユーザーに人気。簡単導入 |
au PAY | QRコード設置型なら無料 | 無料 | au経済圏ユーザーに強い |
メルペイ | QRコード設置型なら無料 | 無料 | メルカリユーザー集客に強み |
Alipay/WeChat Pay | インバウンド向けQRコード設置で無料 | 無料 | 訪日外国人向け(特に中国人観光客)対策 |
無料で始められる点は魅力ですが、決済手数料は必ず発生しますので、長期的にかかるコストも合わせて検討しましょう。
補助金は使える?
はい、キャッシュレス決済の導入に補助金を活用することは可能です。対象となる代表的な補助金制度をまとめます。
補助金名 | 特徴 |
小規模事業者持続化補助金 | キャッシュレス端末やレジシステム導入に使える。補助率2/3、最大50万~200万(枠による)。 |
IT導入補助金(デジタル化基盤導入枠) | POSレジシステムやキャッシュレス連携ツールの導入費用を補助。最大350万円補助されることも。 |
ものづくり補助金 | 中小企業・小規模事業者が生産性向上に資する革新的な新製品・新サービス開発や海外需要開拓を目的とした設備投資・システム導入を行う際に活用できる補助金 |
自治体の独自補助金 | 東京都、福岡市など一部地域で、キャッシュレス機器導入に対する独自助成金制度 |
インバウンド受入環境整備高度化事業 | 飲食店、小売店等も含めた地域における多言語対応、先進的決済環境の整備 |
補助金は年度ごとに募集時期や条件が変わるため、早めに情報を収集し、申し込みの準備を進めることが大切です。上記掲載以外の補助金もありますので、調査して活用しましょう。
商工会議所や地元の支援機関に相談すると、最新情報を得やすくなります。
まとめ|あなたの業種・スタイルに合ったキャッシュレス決済を見つけよう
キャッシュレス決済は、今や店舗運営に欠かせないものになっています。
特に個人事業主にとっては、現金だけに頼らず、クレジットカード決済やQRコード決済にも対応できることで、売上アップや集客効果を期待できる大きな武器になります。
ただし、導入にはいくつか注意点もあります。決済手数料や初期費用、月額のランニングコストをよく比較し、入金サイクルやサポート体制までしっかりチェックすることが必要です。無料で導入できるサービスも多くあるので、賢く選べば無理のないコストでスタートすることも可能です。
また、国や自治体、業界団体が実施する補助金制度を活用すれば、さらに負担を減らして導入できるチャンスも広がります。特に小規模事業者持続化補助金やIT導入補助金は、多くの個人事業主に利用されていますので、ぜひ積極的に調べてみましょう。
キャッシュレス決済を導入することで、
- 業務の効率化
- 顧客満足度の向上
- 店舗運営のスムーズ化
といったたくさんのメリットを手に入れることができます。
自分の業種や店舗スタイルに合ったキャッシュレス決済を上手に選び、導入を進めていきましょう。最初の一歩を踏み出すことで、あなたのビジネスにきっと大きなチャンスが生まれるはずです。