Square(スクエア)の決済手数料はいくら?基本をわかりやすく解説
キャッシュレス決済を導入する際に気になるのが 決済手数料 です。特に Square(スクエア) を検討している事業者にとって、どのような料金体系なのか、他のサービスと比べてお得なのかを知ることは重要です。
このセクションでは、Squareの決済手数料の仕組み・一覧・消費税の扱い について、初心者にも分かりやすく解説します。
Squareの決済手数料の仕組みとは?
1. Squareの決済手数料とは?
Squareの決済手数料とは、加盟店がクレジットカードや電子マネーでの支払いを受けた際にかかる取引手数料のことです。Squareの決済手数料は2.5%~でクレジットカード(タッチ決済可)電子マネー、QRコード決済と多くの決済に対応しています。
また、月額料金や固定費は不要 で、決済ごとに発生する手数料のみを支払う仕組み です。POSレジアプリの利用も無料利用でき、導入コストを抑えながらキャッシュレス決済を導入できます。
2. Squareの決済手数料の基本ルール
Squareでは、決済手数料は以下の2つの要素で決まります。
- 決済方法(対面・オンライン・請求書など)
- カードの種類(クレジットカード・電子マネー・デビットカードなど)
たとえば、対面決済でVisaやMastercardを利用する場合、手数料は2.5% に設定されています。一方、オンライン決済の場合は3.6% など、利用する方法によって異なります。
また、Squareは決済端末の導入費用が安く、スマートフォンを使って簡単にキャッシュレス決済をスタートすることができます。
Squareの決済手数料一覧【対面・オンライン・請求書】
Squareの決済手数料を、決済方法ごとに詳しく見ていきましょう。
決済方法 | 決済手数料 | 詳細 |
対面決済(クレジットカード) | 2.5% | 差し込み式とタッチ決済に対応スマホでタッチ決済は差し込みなし |
対面決済(電子マネー) | 3.25% | Suica、PASMO、iDなどの電子マネーに対応 |
対面決済(QRコード) ユーザースキャン方式 | 3.25% | 決済端末画面に教示されたQRコードをお客様に読み取ってもらう。PayPayやRpay、auPayなどに対応 |
オンライン決済 (EコマースAPI・オンラインチェックアウト) | 3.6% | ネットショップやECサイト向け |
Square請求書 (オンライン請求書) | 3.25% | Squareの請求書機能を利用した決済 |
サブスクリプション決済(定期課金) | 3.6% | Squareの自動課金機能を使用 |
カード情報の手入力決済 | 3.75% | 事業者側でカード情報を手入力 |
このように、対面決済の手数料は2.5%~と低め です。オンライン決済は3.6%とやや高めに設定されていますがsquare利用時にかかる費用は決済手数料のみとシンプルです。サービス利用料金や振込手数料を抑えたい方におすすめです。※square請求書はプランにより有料
対面決済対応可能ブランド別手数料
















Squareの手数料に消費税は含まれる?確定申告での扱い
1. Squareの決済手数料に消費税はかかる?
Squareの決済手数料には 消費税は含まれていません。たとえば、決済金額の2.5%が手数料として引かれた場合、その金額は 税抜のまま になります。
したがって、確定申告の際には、Squareの決済手数料は消費税の対象外として計上する必要があります。
2. 確定申告での決済手数料の扱い
事業者が確定申告をする際、Squareの決済手数料は 「販売費及び一般管理費」の中の「支払手数料」 に分類されます。
例:月間の売上が100万円で、決済手数料が2.5%(25,000円)発生した場合
- 売上:1,000,000円
- 決済手数料:25,000円(経費として計上)
- 振込金額:975,000円(実際の入金額)
確定申告では、この決済手数料を経費として処理することで、所得税や法人税を抑えることが可能です。
まとめ|Squareの決済手数料の基本を理解しよう
Squareは、月額料金や固定費がかからず、決済ごとの手数料だけで利用できる シンプルな料金体系 になっています。
Squareの決済手数料のポイント
- 対面決済の手数料は2.5%~(クレジットカード、電子マネー、QRコード)
- オンライン決済は3.6%(クレジットカード)
- Square請求書の決済手数料は3.25%(クレジットカード)
- 手数料には消費税は含まれないため、確定申告では経費として計上する
Squareは、特に小規模店舗やフリーランスに適した決済サービスです。導入費用、固定費を抑えながら、キャッシュレス決済を簡単に始めたい方におすすめです。
Square(スクエア)の決済手数料は高い?他サービスとの比較で徹底検証
Squareの決済手数料が気になる事業者の多くが抱える疑問の一つに 「他の決済サービスと比べて高いのか?」 という点があります。
このセクションでは、店舗決済・オンライン決済・ネットショップ決済の3つのカテゴリーで主要なサービスと比較 し、Squareの料金体系が競争力のあるものなのかを検証します。
【店舗決済】Squareとstera pack・Airペイ・STORES 決済の手数料比較
店舗決済(POS決済) では、Square以外にも「stera pack」「Airペイ」「STORES 決済」などの競合サービスがあります。それぞれの手数料を比較してみましょう。
決済サービス | ブランドロゴ | クレジットカード手数料 | 電子マネー手数料 | 月額料金 | 振込手数料 | 入金サイクル |
Square | ![]() | 2.5% | 3.25% | 0円 | 0円 | 最短翌日 |
stera pack | ![]() | 1.98%~3.24% (プランにより変動) | 3.24% | 0円~3,300円 (プランにより変動) | 0円(銀行により有料) | 月6回月2回 |
Airペイ | ![]() | 3.24% (ディスカウントプログラム適用で2.48%) | 2.95%~3.24% | 0円 | 0円 | 月6回月3回 |
STORES 決済 | ![]() | 1.98%~3.24% (プランにより変動) | 3.24% | 0円~3,300円 (プランにより変動) | 0円 (10万円以下の場合200円) | 最短翌々日 |
Squareのメリット
- 手数料以外の費用がかからず、小規模事業者に優しい
- 端末費用が安い(スマホでタッチ決済0円) ため、初期投資が抑えられる
- 振込手数料が無料で、経費削減につながる
- 入金サイクルが速い(最短翌日)ため、資金繰りがしやすい
結論:Squareは店舗決済の費用は決済手数料のみで、コスト面で有利。
端末を購入する場合費用が発生するが、スマホでタッチで利用すると端末費用無料。
振込手数料無料と入金サイクルがどこよりも速いため資金繰りに困らない。
【オンライン決済】SquareとPayPal・Stripeの手数料比較
オンライン決済では、「Square」「PayPal」「Stripe」などの決済サービスが主流です。以下に手数料を比較します。
決済サービス | サービスロゴ | クレジットカード手数料 | 月額料金 | 振込サイクル |
Square | ![]() | 3.6% | 0円 | 最短翌日 |
PayPal | ![]() | 3.6% + 40円/取引 | 0円 | 通常月1回 |
Stripe | ![]() | 3.6% | 0円 | 週1回(金曜日) |
Squareのメリット
- 最短翌日入金 で資金繰りがしやすい
- 取引ごとの固定費がない ため、小額決済に有利
- 請求書やサブスクリプション決済に対応 しており、柔軟性が高い
Squareのデメリット
・決済方法がクレジットカードのみ
Squareのオンライン決済はシンプルで使いやすい ですが、様々な支払い方法に対応したい場合や、独自の決済フローを作りたい場合はStripeのほうが優れています。
結論:Squareはオンライン決済の手数料は標準的だが、入金スピードで優位。
PayPalは決済額と関係なく決済手数料の他にプラス40円が発生するため、小額決済では割高になることがある。Stripeはエンジニア向けの高度なカスタマイズが可能。
【ネットショップ】SquareとBASE・Shopifyの手数料比較
ネットショップ運営者向けの決済サービスとしては、「BASE」「Shopify」「Square」が人気です。
決済サービス | ブランドロゴ | 決済手数料 | 月額料金 | 特徴 |
Square | ![]() | 3.6% | 0円~ | 複数の決済手段に対応、独自のネットショップ構築可能 |
BASE | ![]() | スタンダードプラン 3.6% + 40円 + 3% (決済手数料+販売手数料+サービス利用料) | 0円 | 初心者向けだが、手数料が高い |
Shopify | ![]() | 2.9~3.9% (プランにより変動) | 3,650円~ (プランにより変動) | 本格的なECサイト向け |
Squareのメリット
- BASEよりも決済手数料が安い(追加手数料なし)
- Shopifyよりも月額固定費がかからない ため、低コストで運営可能
- 実店舗との併用がしやすい(POSレジとの連携あり)
Squareのデメリット
・無料プランではデザインの自由度が低い
→ Squareでネットショップを作成できますが、ShopifyやBASEほどテンプレートの選択肢が多くないため、カスタマイズが難しい場合があります。
結論:ネットショップ決済では、Squareは低コストで運営可能。
BASEは簡単にネットショップが作れるが、追加手数料が発生するため注意が必要。Shopifyは本格的なECサイト向け。
手数料以外のコスト(入金手数料・振込手数料・端末費用など)を比較
決済手数料だけでなく、入金手数料・端末費用・月額料金などの追加コスト も考慮する必要があります。
サービス | ブランドロゴ | 決済方法 | 入金手数料 (振込手数料) | 決済端末費用 | 月額料金 |
Square | ![]() | 対面決済 オンライン決済 | 0円 | 4,980円〜 (スマホでタッチ決済は無料) | 0円 |
stera pack | ![]() | 対面決済 | 三井住友銀行:0円 その他:220円/1回 | レンタルの為無料 | 3,300円 |
Airペイ | ![]() | 対面決済 | 0円 | 0円(キャンペーン適用時) | 0円 |
STORES 決済 | ![]() | 対面決済 | 10万円以下:200円/1回 10万円以上:0円 | 19,800円 | 0円 |
PayPal | ![]() | オンライン決済 | 5万円以下:250円 | 不要 | 0円 |
Stripe | ![]() | オンライン決済 | 0円 | 不要 | 0円 |
Squareのメリット
- 振込手数料が無料(条件あり) でランニングコストが低い
- 決済端末の初期費用が安い(4,980円〜)
- 月額料金が不要 で導入しやすい
まとめ|Squareの決済手数料は高い?比較から分かったこと
Squareの決済手数料を他社と比較した結果、以下のことが分かりました。
・ 店舗決済では、Squareは安い(2.5%)
・ オンライン決済では、PayPalやStripeと同等の手数料(3.6%)
・ ネットショップ決済では、BASEより低コストで運営可能
・ 振込手数料や月額料金が無料で、固定費を抑えられる
結論として、Squareは店舗決済では最もコストが安く、オンライン決済やネットショップ決済でも比較的リーズナブルな選択肢となる ことが分かりました。
Square(スクエア)の決済手数料を抑える賢い使い方
Squareは 業界最安水準の2.5% の決済手数料を提供していますが、さらにコストを抑える方法があります。ここでは、決済手数料の負担を軽減し、利益を最大化するための3つの方法 を詳しく解説します。
これらの方法を活用することで、事業者はコストを削減しながらSquareのキャッシュレス決済のメリットを最大限活かせます。
方法1|決済手数料の割引キャンペーンを活用する
・Squareの決済手数料割引キャンペーンとは?
Squareでは、期間限定の割引キャンペーン を実施することがあります。たとえば、新規加盟店向けの手数料無料キャンペーン や、特定の決済端末の購入で手数料が割引されるプロモーション などが実施されることがあります。
最新のキャンペーン情報はSquare公式サイト や加盟店向けのニュースレターなどで確認できます。上手に活用しコストを最小限に抑えましょう。
現在実施中のキャンペーンについてはこちらの記事をお読みください。
方法2|紹介制度・キャッシュバックを利用する
・Squareの紹介プログラムとは?
Squareでは、紹介プログラム を活用することで決済手数料を抑えることができます。既存ユーザーが新規ユーザーを紹介すると、加入から180日(6か月)の間、売上の¥100,000までの決済手数料が無料になるクレジットを受け取ることができます。また端末代金も2,000円引きで購入可能です。2つの特典は紹介者と紹介された方どちらも受けることができます。
Squareの紹介プログラム | Squareヘルプセンター – JP
・キャッシュバックキャンペーン
Squareでは時折、キャッシュバックキャンペーン を実施することがあります。たとえば、一定額以上の決済を行った加盟店に対して、一部の手数料が返金されるケースがあります。
▶紹介プログラムとキャッシュバックキャンペーンを活用することで、決済手数料を実質的に削減できます。(併用できるキャンペーンなのか公式にて確認してから利用しましょう。)
方法3|売上規模に応じた最適な決済方法を選ぶ
決済手数料を抑えるには、どの決済手段を利用するかを慎重に選ぶこと も重要です。Squareでは、対面決済・オンライン決済・請求書決済など複数の選択肢 があり、事業者の売上規模に応じて最適な方法を選ぶことで、コストを抑えられます。
・ 低コストで済む決済方法を選ぶ
決済方法 | 決済手数料 | おすすめの利用シーン |
対面決済 (クレジットカード、電子マネー、QRコード) | 2.5%~ | 実店舗での決済をメインにする事業者 |
オンライン決済 (クレジットカード) | 3.6% | ネットショップを運営する事業者 |
Square請求書 (インボイス決済) | 3.25% | フリーランス・B2B向けの請求業務 |
▶できるだけ低コストの決済方法を選ぶことで、不要な手数料の支払いを回避できます。
・取引額の大きい加盟店向けプランを検討
Squareでは、売上が一定額を超える加盟店向けにカスタムプラン を提供することがあります。年間取引額が大きい事業者は、Squareの営業担当に相談し、手数料の交渉を試みる ことも可能です。
▶ 売上規模が大きい場合、Squareの営業担当と交渉し、特別プランを活用することで手数料の削減が期待できます。
まとめ|Squareの決済手数料を抑える方法を活用しよう
Squareの決済手数料は、業界でもリーズナブルな水準 ですが、さらにコストを抑える方法 を活用すれば、より利益率を向上させることが可能です。
1. 最新の割引キャンペーンを活用する
2.紹介制度やキャッシュバックを利用する
3. 売上規模に応じた最適な決済方法を選択する
4. 大規模事業者はカスタムプランを検討する
▶これらの方法を組み合わせることで、Squareの決済手数料を最小限に抑え、ビジネスの利益を最大化できます。
Square(スクエア)の決済手数料シミュレーション|あなたのコストはいくら?
Squareの決済手数料がどれくらいかかるのか、具体的な金額を把握しておくことはとても重要です。
特に 「売上が増えたら手数料はどのくらいになるのか?」 や 「他の決済方法と比べてどのくらいの差があるのか?」 など、事前にシミュレーションしておくことで、ビジネスの収益管理がしやすくなります。
このセクションでは、 売上別の手数料試算・利益への影響・最適な決済プランの選び方 について詳しく解説します。
1ヶ月の売上別・決済手数料の試算一覧
Squareの手数料がどのくらい発生するのか、1ヶ月の売上額別に試算 してみましょう。
月間売上 | 対面決済(手数料2.5%) | オンライン決済(手数料3.6%) | 請求書決済(手数料3.25%) |
10万円 | 2,500円 | 3,600円 | 3,250円 |
30万円 | 7,500円 | 10,800円 | 9,750円 |
50万円 | 12,500円 | 18,000円 | 16,250円 |
100万円 | 25,000円 | 36,000円 | 32,500円 |
300万円 | 75,000円 | 108,000円 | 97,500円 |
・分析ポイント
- 売上が増えるほど、決済手数料の差が大きくなる
- 対面決済(2.5%)が最も安く、オンライン決済(3.6%)は手数料が高め
- B2Bビジネスで請求書決済(3.25%)を利用する場合は、オンライン決済より若干安くなる
▶可能であれば「対面決済」を増やし、手数料を抑えるのが賢い選択です。
手数料がどのくらい利益に影響するのか?具体例で解説
ビジネスの利益を確保するためには、決済手数料がどれくらいの影響を与えるのかを理解しておくことが大切です。
例1:カフェ経営者のケース
カフェで月間売上が100万円 ある場合、決済方法によって手数料負担が異なります。
Squareの決済種別で比較
決済方法 | 決済手数料 | 手数料総額 | 実際の振込額 |
対面決済(クレジット決済) | 2.5% | 25,000円 | 975,000円 |
対面決済(電子マネー、QRコード) | 3.25% | 32,500円 | 967,500円 |
オンライン決済(3.6%) | 3.6% | 36,000円 | 964,000円 |
▶ オンライン販売をしていない場合は手数料の安い対面決済のみで十分でしょう。
例2:ECサイト運営者のケース
ネットショップ(オンライン決済)の月間売上が50万円 (5000円の商品が100回売れる)の場合、以下のような計算になります。
Squareと競合他社と比較
決済方法 | 決済手数料 | 1取引の手数料 | 手数料総額 | 月額費用 | 実際の売上 |
Square オンラインビジネス | 3.6% | ¥5,000×3.6%=¥180 | 18,000円 | ¥3,375 | 478,625円 |
BASE | 3.6%+3%+40円/取引 ※3%はサービス手数料 | ¥5,000×(3.6%+3%)+¥40=¥370 | 37,000円 | ¥0 | 463,000円 |
▶BASEは月額費用は無料ですが、手数料は高額(6.6%)なので、Squareの方が利益を確保しやすいでしょう。2社の中ではsquareが一番利益率がいいです。
店舗経営・ネットショップ運営に最適な決済プランの選び方
決済手数料を抑えるためには、自社のビジネスに最適な決済プランを選ぶことが重要です。
あなたのビジネスに最適な決済方法は?
業種・業態 | 最適な決済方法 | 理由 |
カフェ・飲食店(実店舗) | 対面決済(2.5%) | 手数料が最も安い、タッチ決済も対応、テーブル決済や野外にも対応 |
ECサイト(ネットショップ) | Squareオンライン決済(3.6%) | BASEより手数料が安い、振込が早い |
美容室・サロン(実店舗) | 対面決済(2.5%) オンライン決済(3.6%) | 事前決済や物販販売にはオンライン決済もおすすめ |
B2B(企業間取引) | Square請求書決済(3.25%) | 法人向けの支払いに適している |
他にも年間売上が大きい場合 は Squareの営業担当と交渉し、カスタム料金で利用できます。
まとめ|Squareの決済手数料を事前にシミュレーションしよう
・ 月間売上をシミュレーションし、経費の影響を把握する
・ 業種ごとに最適な決済方法を選び、手数料を削減する
・ 年間売上が大きい場合はSquareと手数料交渉を検討する
▶ これらを活用することで、無駄なコストを削減し、利益を最大化できます!
【Q&A】Square(スクエア)の決済手数料に関するよくある質問
Squareの決済手数料については、多くの事業者がさまざまな疑問を持っています。
ここでは、実際に加盟店や事業者からよく寄せられる質問とその回答 をQ&A形式で分かりやすく解説します。
Squareの決済手数料は経費にできる?確定申告のポイント
Q1: Squareの決済手数料は確定申告で経費計上できる?
はい、Squareの決済手数料は「販売費及び一般管理費」の中の「支払手数料」として経費計上できます。
確定申告の際には、Squareの決済手数料を月ごとに帳簿に記録し、適切に仕訳する ことが大切です。
Q2: 決済手数料の帳簿付けの仕訳例は?
たとえば、月間売上が50万円で、決済手数料(2.5%)が12,500円発生した場合 の仕訳は以下のようになります。
勘定科目 | 借方(支払) | 貸方(収入) |
売掛金 | 500,000円 | 売上高 500,000円 |
支払手数料(Square手数料) | 12,500円 | 売掛金 12,500円 |
このように、決済手数料は「支払手数料」として処理し、売上から差し引く形で帳簿に記載 します。
Squareの手数料を上乗せして請求できる?
Q1: Squareの決済手数料をお客様に請求できる?
基本的に、加盟店契約上、Squareの決済手数料を顧客に転嫁することは禁止されています。
たとえば、「カード決済の場合は手数料3%を追加でいただきます」という形で請求するのはNGです。
Q2: どうしても手数料分を補いたい場合は?
以下の方法で、間接的に手数料をカバーすることができます。
方法1|メニュー価格やサービス価格を調整する
方法2|現金決済割引を導入する(カード手数料ではなく、現金割引として表記)
方法3|高額決済のみSquareを利用し、小額決済は現金対応にする
▶顧客に負担をかけずに決済手数料を補う方法を活用するのがポイントです。
Squareの振込手数料はいくら?振込サイクルとあわせて解説
Q1: Squareの振込手数料はかかる?
Squareは振込手数料無料 で売上を指定銀行口座に振り込んでくれます。
ただし、条件によって振込回数やタイミングが異なる ため、注意が必要です。
Q2: 振込サイクルは?
振込スケジュール | 対象銀行 | 振込頻度 |
最短翌日振込 | みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行 | 平日・土日対応 |
週1回振込(月曜) | その他の銀行 | 週1回 |
▶メガバンクを利用すると、振込が早く、資金繰りをスムーズにできるメリットがあります。
Squareの決済手数料の明細を確認する方法
Q1: Squareの決済手数料の明細を確認する方法は?
Squareの決済手数料の詳細は、Squareアカウントの管理画面 から確認できます。
【確認手順】
- Squareのダッシュボードにログイン
- 「取引」メニュー を選択
- 各取引の詳細を確認し、手数料をチェック
- 必要に応じて取引履歴をエクスポート(CSV形式) する

Q2: 手数料を月単位で集計したい場合は?
- Squareレポート機能 を使うと、月間の手数料合計を自動計算 できます。
- 会計ソフト(freee・弥生会計など)と連携 すると、自動で記帳され、経理業務がスムーズになります。

▶Squareの取引明細を活用することで、帳簿付けや確定申告が楽になります。
Squareの決済手数料を無料にする方法はある?
Q1: Squareの決済手数料を完全無料にする方法は?
Squareの通常の決済手数料を完全無料にすることはできません が、一定の条件を満たせば実質的に無料にすることが可能です。例えば、キャッシュバックキャンペーンや、紹介プログラム、1か月間手数料無料キャンペーンなどを活用。
Q2: 手数料を無料に近づける3つの方法
方法1|Squareの「紹介制度」を活用する
Squareの紹介プログラムを利用すると、加入から180日(6か月)の間、売上の¥100,000までの手数料が無料 になります。
方法2|手数料割引キャンペーンを適用する
Squareは期間限定で「新規加盟店向け手数料無料キャンペーン」などを実施することがあります。
最新のキャンペーン情報はこちらから
※記事リンク追加
方法3|決済手数料の安い決済方法を選ぶ
Squareの対面決済(2.5%)を活用すれば、オンライン決済(3.6%)よりも手数料を抑えられます。
まとめ|Square(スクエア)の決済手数料を活用し、ビジネスの成長を加速させよう!
Squareの決済手数料のポイント
・対面決済は業界最安水準の2.5%~で、中小企業に最適
・ オンライン決済は3.6%と標準的な料金設定
・振込手数料・月額料金が無料で、固定費を抑えられる
・資金繰りを考えたスピーディーな振込対応が可能
Squareを活用するためのポイント
・業種ごとに最適な決済方法を選び、手数料を抑える
・紹介制度・キャッシュバックを活用し、手数料の負担を軽減する
・キャンペーン情報を定期的にチェックし、最大限のコスト削減を図る
▶Squareを適切に活用すれば、決済手数料を抑えながら、スムーズなキャッシュレス決済を実現できる。