STORES決済の仕組みや手数料、メリット・デメリット、導入の流れまでの流れをわかりやすく解説します。あなたのお店にピッタリか、ぜひチェックしてみてください。
STORES決済とは?
STORES決済とは、STORES株式会社(旧:コイニー)が提供する、実店舗・オンラインのどちらにも対応可能なキャッシュレス決済サービスです。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、現代の多様な支払い方法を1つのシステムでまとめて導入でき、初期費用無料で導入できるのが最大の特徴です。小規模店舗からネットショップ運営者、フリーランス、訪問サービスまで、あらゆる業態で導入しやすく設計されています。
STORES決済は、「対面でキャッシュレス決済ができる」だけではありません。オンラインでの請求書決済や、予約管理とPOSレジ機能が連携できる統合型システムでもあります。これにより、決済だけでなく業務全体の効率化にも大きく貢献するサービスです。
STORES決済の仕組み・特徴

STORES決済は、スマホやタブレットに専用アプリをインストールし、Bluetoothでつないだ専用の決済端末を使って、クレジットカード決済や電子マネー、QRコード決済など多彩なキャッシュレス決済に対応できる決済代行サービスです。仕組みは非常にシンプルで、店舗側がSTORESに登録して端末を準備すれば、最短3営業日で利用を開始できます。
お客様が提示するクレジットカードを端末にかざしたり、QRコードを読み取ったりすることで支払いが完了し、売上はSTORESを経由して事業者の口座に入金される流れです。店舗スタッフ側はアプリ上で決済状況や売上をリアルタイムに確認できるため、日々の会計業務もスムーズに進みます。
- 初期費用・月額費用が無料
端末の購入以外、月々の固定費用は一切かかりません。導入コストを抑えたい店舗に最適です。 - 決済手数料が安い
決済手数料最安1.98%~で日々の運用コストを抑えたい店舗に最適です。 - 対応決済方法が非常に豊富
主要なクレジットカード(VISA・Mastercard・JCBなど)、電子マネー(交通系IC・iD・QUICPay)、QRコード決済(PayPay・楽天ペイなど)まで一括導入できます。 - POSレジやクラウド会計ソフトと連携可能
STORESレジ、予約だけでなく、freeeやマネーフォワードなどの会計ソフトともスムーズに連携でき、経理作業が楽になります。 - 請求書決済や非対面決済にも対応
WEB上で支払い用ページを作成し、請求書を発行できるため、訪問販売やオンライン取引にも対応できます。 - スマホ・タブレットでかんたん操作
複雑な設定は不要で、アプリに表示された操作手順に沿って使うだけ。操作が不慣れな方でも安心です。 - セキュリティも万全
国際的なセキュリティ基準(PCI DSS)に準拠しており、カード情報も安全に取り扱われます。 - 入金サイクルが選べる
月1回・月2回・週1回の中から、自分の事業に合った入金スケジュールを選べます。
STORES決済が選ばれる理由
STORES決済は、数あるキャッシュレス決済サービスの中でも、「小規模事業者でも安心して導入・運用できる設計」が高く評価されています。操作のわかりやすさや導入のしやすさに加え、サポートや拡張性も充実しており、実際の利用者からの満足度も非常に高いです。
- 利用を始めるハードルが低く、導入の手間が最小限
- 売上や会計処理の負担を軽減できるシステム設計
- スタッフがITに不慣れでもすぐに覚えられる
- 多機能なのに、操作がシンプルで使いやすい
- 必要に応じてPOSやレジとの連携も可能
STORES決済は、「難しい操作はしたくない」「サクッとキャッシュレス対応を始めたい」というニーズにしっかり応えてくれるサービスです。特に、初めて決済サービスを導入する店舗にとっては、ストレスなくスタートできる点が何よりも大きな安心材料となっています。
さらに、サポート面でも評価されており、チャットやメールでの問い合わせ対応は迅速かつ丁寧。導入初期の設定や、初めての決済時にもつまずきにくく、トラブルが起きても安心して相談できる体制が整っています。
また、たくさんの機能があっても、使い方が難しければ意味がありません。STORES決済は、必要な機能をしっかり備えながらも、スマホ1台で誰でも簡単に操作できるよう設計されています。複雑な初期設定や専門的な知識は不要で、アプリに表示される案内に沿って操作するだけで、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済をスムーズに処理できます。
だからこそ、リピーターの多い業態や、現場での即時対応が求められる業種でも支持されているのです。
STORES決済はどんな店舗に向いている?
STORES決済は、初期費用をかけずにキャッシュレス決済を導入したい小規模店舗や個人事業主に特に適しています。具体的には、以下のような店舗・事業者におすすめです。
STORES決済が向いている業種・ビジネスの例
- カフェ・喫茶店
→注文とレジ対応を一人でこなすような小規模飲食店に最適。 - 美容室・理容室・ネイルサロン
→接客に集中しながら簡単に決済できる仕組みが必要な店舗。 - 整体院・治療院・リラクゼーションサロン
→予約制かつ少人数運営が多く、レジ操作を簡略化したいニーズに合致。 - フリーマーケットやイベント出店者
→スマホやタブレットだけで使えるため、出先でもすぐに導入可能。 - 訪問型ビジネス(出張マッサージ、修理サービスなど)
→持ち運びできる決済端末で、非店舗型業態にも柔軟に対応。 - オンライン販売・デジタルコンテンツ販売者
→請求書発行やオンライン決済にも対応しており、ECにも強い。
STORES決済の対応機能が活きるポイント
- 非対面決済(STORES請求書)に対応
→遠方の顧客ともオンラインで安全に決済可能。 - POSレジ・会計ソフトとの連携機能
→クラウド会計やPOSシステムと連携し、日々の経理・売上管理を自動化。 - 最短3営業日で導入可能なスピード感
→開業直前でもすぐに運用開始できるフットワークの軽さ。
このようにSTORES決済は、「省人化」「シンプル操作」「多機能対応」を求める店舗にとって、非常に相性がよいサービスです。
STORES決済の評判・口コミ
STORES決済を導入するか迷っている方にとって、実際の利用者の声はとても参考になります。公式サイトの情報だけでは分からない、現場ならではのメリットやデメリットを知ることで、安心して選ぶ判断材料になります。ここでは、STORES決済の「いい評判」と「悪い評判」の両方を紹介します。
STORES決済のいい評判・口コミ
STORES決済を利用している店舗オーナーからは、以下のようなポジティブな声が多く見られます。
- 「初期費用ゼロで始められて助かった」
→とくに開業直後のコストを抑えたいユーザーから高評価。 - 「スマホだけで使えるので機材投資が不要」
→タブレットやレジ端末が不要な点を魅力に感じる人多数。 - 「電子マネーや請求書決済など機能が多くて便利」
→対面・非対面どちらにも対応できる柔軟性が支持されている。 - 「入金サイクルが早くて助かる」
→資金繰りを気にする個人事業主には大きなメリット。
STORES決済の悪い評判・口コミ
一方で、いくつかのネガティブな意見や注意点も報告されています。
- 「審査に時間がかかった」
→最短3営業日とあったけど、書類に不備があったようで実際は1週間かかりました。という意見。不備がなければもう少し早く導入できるかと思いますが、万が一の為に余裕を持った導入がおすすめです。 - 「対面専用端末がやや高め」
→端末購入が必要なプランでは、端末がレンタルできるプランがある会社に比べると割高に感じるという意見も。 - 「サポートへの連絡がつきにくいときがある」
→混雑時間帯には対応が遅れるケースもある模様。
口コミを見ると、STORES決済は「カンタン・低コスト・多機能」が評価されている一方で、「サポート対応」や「審査時間」についての改善要望もあります。導入前には、これらの点も含めて検討しておくと安心です。
STORES決済の手数料・料金は?

STORES決済は、店舗の規模や運用スタイルに応じて選べる3つの料金プランが用意されています。年間のキャッシュレス決済額が3,000万円未満の方が利用できる「フリープラン」「スタンダードプラン」では初期費用は無料で必要に応じて端末を購入するだけで利用開始できます。
初期費用・月額費用はどれくらいかかる?
プラン名 | 初期費用 | 月額費用 | 端末費用 | 特徴 |
フリープラン | 無料 | 無料 | 19,800円(税込) | 小規模店舗・個人事業主に最適 |
スタンダードプラン | 無料 | 3,300円(税込) | 無料(1台) | 売上分析やサポートを重視する方向け |
大型事業者向けプラン | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 問合せ | 多店舗展開・高トランザクション量向け |
STORES決済の手数料|プラン別・決済手段別の早見表
決済方法 | フリープラン | スタンダードプラン |
Visa / Mastercard | 2.48% | 1.98% |
JCB / Amex / Diners等 | 2.48% | 2.38% |
交通系IC(Suica等) | 1.98% | 1.98% |
iD / QUICPay | 3.24% | 3.24% |
QRコード決済(WeChat等) | 3.24% | 3.24% |
STORES請求書決済 | 5.5%~ | 3.6%~ |
※大型事業者向けプランは個別見積もり制となっており、条件により優遇される場合があります。
どの料金プランを選ぶべき?お得に始める方法
STORES決済は、「無料で気軽に始めたい」方にも、「本格的にコスト削減・業務効率化を図りたい」方にも対応可能な柔軟な料金プランを提供しています。下記にてそれぞれのプランごとに向いている事業者をご紹介します。
- 開業したばかりのカフェや美容室など、小規模店舗
- キャッシュレス決済の導入をまずは試してみたい方
- 売上分析やサポート体制が特に不要な方
- 月の決済件数が多く、手数料を抑えたい店舗
- 顧客情報や売上分析などのマーケティング機能を活用したい
- 電話サポートや安心の導入サポートを重視したい
- 多店舗展開している法人
- 大量のトランザクション処理が必要なEC・リアル連動型ビジネス
- 自社システムとの連携など、カスタマイズニーズがある場合
「フリープラン」「スタンダードプラン」は下記要件を満たす事業者が対象となります。
- 日本国内で事業を営む事業者であって、中小企業基本法が定める「中小企業者」に該当する会社及び個人であること
- 上場企業の持分法適用会社、連結子会社、またはフランチャイズ提携先ではないこと
- 年間の対面でのキャッシュレス決済総額が3,000万円未満(事業者における総額)であること
- その他、「販売プランに関する特約」が定める要件
公式サイトにて「販売プランに関する特約」をご確認ください。
STORES決済の2つの入金サイクル
キャッシュレス決済を導入するときに、「売上はいつ、どのように入金されるのか?」は多くの店舗が気になるポイントです。次の2つの入金方法から選べる仕組みになっており、自分の店舗スタイルや資金の流れに合わせて、最適なサイクルで運用できます。
- 手動入金:必要なときに自分でアプリや管理画面から入金申請。
- 自動入金:あらかじめ設定したスケジュールに沿って、STORESが自動で入金処理。
資金の流れを自分でコントロールしたい方も、手間をかけずに安定したキャッシュフローを維持したい方も、それぞれに合った方法を選べるのがSTORES決済の強みです。
資金繰りや業務スタイルに合わせて、最適な入金方法を選ぶことが、キャッシュレス決済を無理なく活用するための第一歩になるでしょう。
1. 手動入金|必要なときに売上を引き出せる方法

手動入金は、自分のタイミングでアプリや管理画面から「入金依頼」をする方式です。資金の必要なときだけ入金処理を行えるため、自由度が高く、運用に慣れた方におすすめです。
※初期設定は手動入金で設定されています。
項目 | 内容 |
入金サイクル | 任意のタイミングで手動申請 |
入金申請可能時間 | 売上の翌日6:00以降 |
申請後の入金反映 | 1〜2営業日 |
入金手数料 | 10万円以上の場合は0円10万円未満の場合220円(税込)/回 |
対応口座 | 国内すべての金融機関に対応 |
メリット | 必要なときに即座に現金化できる |
デメリット | 忘れると入金が遅れる、毎回手動申請の手間がかかる |
たとえば、「今月はキャンペーンで売上が伸びたから、今すぐ引き出したい」という場合や「イベントに参加するため急に資金が必要になった」といった場合にも便利です。逆に頻繁な出金が不要な事業者には、あとで紹介する「自動入金」もおすすめです。
2. 自動入金|入金サイクルを選んで自動で振り込まれる

自動入金は、あらかじめ設定したサイクルに従って、STORES側が自動で口座に振り込んでくれる方式です。資金管理を簡略化したい方に向いており、特に日々の業務が忙しい方におすすめです。
※初期設定は手動入金で設定されているため、自動入金をご希望の場合は、設定変更が必要です。
・自動入金の変更期日:前月末日まで
・初回入金日:自動入金を設定した月の翌月20日
項目 | 内容 |
入金サイクル | 月1回 月末締め、翌月20日 ※20日が土日祝の場合翌営業日 |
入金手数料 | 売上額に関わらず無料 |
入金額確定日 | 翌月10日 |
対応口座 | 国内すべての金融機関に対応 |
メリット | 手間いらずで自動管理、安定したキャッシュフローを確保できる |
デメリット | 緊急で資金が必要な場合にタイミングが合わないことがある |
自動入金を使えば、「忘れずに申請する手間が省ける」「安定したキャッシュフローを維持できる」などのメリットがあります。
このように、どちらの入金方法にもメリットとデメリットがあるため、自店舗の営業スタイルや資金繰りの必要性に応じて選ぶことが大切です。
STORES決済|プラン別 機能比較表

STORES決済では単にキャッシュレス決済を受け付けるだけではなく、豊富な機能を合わせて利用することができます。プランにより使える機能が変わりますので、下記表にまとめました。ぜひ参考にしてください。
※大規模事業者向けプランは個別見積がほとんどなので、お問い合わせください。
機能・対応項目 | フリープラン | スタンダードプラン |
月額費用 | 0円 | 3,300円(税込) |
クレジットカード 電子マネー QRコード決済 | ○ | ○ |
POSレジ | ○ (基本機能のみ) | ○ (すべての機能) |
STORESネットショップ (リンク決済) | ○ (基本機能のみ) | ○ (すべての機能) |
注文管理・売上管理 | ○ (基本機能のみ) | ○ (すべての機能) |
独自ドメイン | × | ○ |
セキュリティ | ○ | ○ |
売上分析 | ○ | ○ |
予約システム (STORES予約) | ○ (基本機能のみ) | ○ (すべての機能) |
モバイルオーダー (事前決済) | 手数料3.6%+10円 | 手数料3.6%+10円 |
外部サービス連携 (会計ソフト・レジ等) | △ (一部機能のみ) | ○ (すべての機能) |
端末の故障交換 | 有料 | 無償交換 |
入金サイクル (決済売上) | 月1回のみ | 月1回・月2回・週1回から選択可 |
決済手数料 (オンライン決済) | 5% | 3.6% |
STORES決済の端末・必要機器【スマホ対応OK】
最低限であれば「STORES決済端末」と「スマホまたはタブレット」の2つだけ
複雑なPOSシステムや高額なレジ機器がなくても、スマホやタブレットと接続するだけでキャッシュレス決済に対応できるのはSTORES決済の魅力の1つです。
この章では、導入時に必要な機器や、それぞれの使い方、連携のコツについてわかりやすく解説します。
STORES決済端末と使い方
STORES決済で使用するのは、小型のカードリーダー端末です。この端末はBluetoothでスマホやタブレットと接続し、STORES決済アプリを操作して支払いを処理します。
STORES決済端末の特徴
- クレジットカード、電子マネー、QRコード決済すべてに対応
- 非接触(タッチ)・ICチップ読み取り・磁気読み取りに対応
- 充電式・軽量で持ち運びに便利
- Bluetooth接続でケーブル不要
- Apple Payにも対応(iPhone・iPad経由)
端末の価格は通常19,800円(税込)ですが、時期によっては無料キャンペーンや割引価格での提供もあります。端末費用がかかるフリープランでも端末買い切り型のため、月額費用はかからず、1回購入すれば継続的に使えます。
スマホ・タブレットでの運用方法
STORES決済は、専用のアプリを使ってスマホやタブレットで決済操作を行います。iOS・Android両方に対応しており、以下の流れでスムーズに利用できます。
決済の流れ(店舗側)
- アプリを開いて金額を入力
- 端末にカードやスマホをかざして決済
- 決済完了画面を確認し、レシート(メールまたは印刷)を送信
STORES決済アプリ内で売上管理や商品登録ができるため、POSレジがなくても、そのまま活用することができます。他社のPOSレジと連携することも可能です(※STORESレジ、Airレジなど)。
操作は非常にシンプルなので、スタッフへのレクチャーも最小限で済みます。「機械が苦手で心配」という方にも、安心しておすすめできるポイントです。
レシートプリンターなど周辺機器との接続方法
レシートの発行には、対応しているBluetooth接続のレシートプリンターを利用します。必要に応じてプリンターやキャッシュドロワ(現金用引き出し)を組み合わせることで、より本格的な店舗運用も可能になります。

対応する周辺機器(一例):
- レシートプリンター:EPSON ドロアー(CD-A3336W)
- キャッシュドロワ:プリンターと連動可能なモデル
- iPadスタンド・台座:レジカウンター用の設置に便利
※STORESで周辺機器の購入も可能です。
接続や設定は公式サイトやマニュアルで案内されており、難しい操作は必要ありません。特にBluetoothタイプは、ケーブル不要で設置も自由度が高いため、小規模店舗にもフィットします。
STORES決済は、端末・スマホ・必要に応じたプリンターだけで、スムーズなキャッシュレス運用が可能です。POSシステムを用意しなくても、必要最低限の構成でスタートできる点は、導入ハードルの低さという意味で非常に大きなメリットです。
STORES決済の導入方法|申し込み~審査・利用開始まで
「キャッシュレス決済を始めたいけれど、導入の流れがよくわからない」という方にとって、シンプルでスムーズな申し込みプロセスは非常に重要です。STORES決済は、オンライン上で手続きが完結し、最短3営業日で利用開始できるスピード感が特徴です。ここでは、申し込みの手順から審査、実際の利用開始までの流れを丁寧に解説します。
申し込みの手順と必要書類
STORES決済の申し込みは、公式サイトから24時間いつでも可能です。所要時間は10〜15分程度で、パソコンやスマホから手軽に進められます。
申し込みの基本ステップ:
- 公式サイトの申し込みページにアクセス
- メールアドレスとパスワードを登録
- 事業者情報・店舗情報を入力(住所・業種など)
- 本人確認書類・口座情報をアップロード
- 決済手段やプランを選択して申し込み完了
必要な書類(一例):
- 法人:登記簿謄本、法人代表者の本人確認書類(運転免許証など)
- 個人事業主:開業届(税務署受付印あり)、本人確認書類
- 共通:入金用の金融機関口座情報
書類のアップロードはスマホのカメラで撮影した画像でもOKです。
導入までにかかる時間と審査のポイント
申し込み完了後、STORES決済の運営会社によって審査が行われます。審査は最短で3営業日ですが、書類不備があった場合は1週間ほどかかることもあります。
審査でチェックされる主なポイント:
- 事業内容や業種が明確であること
- 開業している実態があること(SNSやホームページがあると有利)
- 提出書類に不備がないこと
- 反社会的勢力や違法業態でないこと
特に、事業実態を証明する情報が不足している場合は審査が長引くことがあるため、ホームページやInstagramなどのSNSを事前に整えておくとスムーズです。
導入後すぐに使えるサポート体制とは?
STORES決済では、導入後のサポート体制も整っています。電話による問い合わせ対応はありませんが、メールとチャットでのサポートが充実しており、対応も丁寧で早いと評判です。
サポートの主な内容:
- 操作方法や設定に関する問い合わせ対応
- 機器の不具合・初期設定サポート
- 利用開始後の機能追加や契約内容の変更相談
- 導入ガイドブック・オンラインマニュアルの提供
また、STORES決済の公式サイトには、導入マニュアルやよくある質問(FAQ)が豊富に掲載されているため、自己解決もしやすい仕組みになっています。
申し込みから審査、そして利用開始までの流れはとてもシンプルで、早ければ1週間以内にキャッシュレス決済をスタートできます。時間や手間をかけずに、すぐに導入したい方には非常に適したサービスといえるでしょう。
STORES決済のメリットとデメリットを正直レビュー
どんなサービスにも良い点と気をつけたい点があるものです。STORES決済も、店舗運営を効率化する多くのメリットがある一方で、導入前に知っておくべき注意点も存在します。このセクションでは、実際の導入ユーザーの声やシステムの特徴をもとに、メリットとデメリットを包み隠さずレビューします。
メリット|コスト・手軽さ・拡張性
STORES決済が多くの小規模店舗に選ばれている理由は、導入コストの安さだけでなく、運用のしやすさと将来の拡張性にもあります。以下のような点が大きなメリットとして挙げられます。
1. 初期費用・月額が無料で始められる(フリープラン)
端末代を除けば、フリープランなら導入、月額費用はゼロ。特に導入リスクを抑えたい開業初期の店舗に最適です。
2. 決済方法が豊富(マルチ決済対応)
クレジットカード決済・電子マネー・QRコード決済・請求書リンク決済まで幅広く対応しており、来店客の多様なニーズに応えられます。
3. POSやレジアプリと連携可能
STORESレジをはじめ、他社のPOSレジとも連携できるため、将来的に機能を拡張したい場合にも柔軟に対応できます。
4. スマホ1台でどこでも使える
Bluetooth対応端末を使えば、屋内はもちろん、イベント会場や出張サービスでもスムーズに決済できます。ネットショップや予約システムとの組み合わせも便利です。
5. 売上管理もアプリで一括管理
STORES決済アプリでは、売上履歴の確認、返金処理、レシート送信まで一元化されており、複雑なシステムを使わずに日々の業務が完結します。
このように、STORES決済は「低コスト・高機能・簡単運用」という3拍子が揃っており、特にITやシステムが苦手な方でも直感的に使えるのが大きな強みです。
デメリット|注意したい手数料・機能
一方で、STORES決済には注意しておきたいポイントもいくつかあります。導入前にこれらを把握しておくことで、後悔のない選択ができます。
1. 電話サポートがない
問い合わせ対応は基本的にメールまたはチャットのみ。緊急時や操作に不安がある場合、すぐに相談できる環境がほしい方には不向きかもしれません。
2. 通信環境に依存する(オフライン利用不可)
ネット接続が前提のため、電波が不安定な屋外イベントや地下店舗では注意が必要です。モバイルルーターを用意するなど、事前準備が求められます。
3. プランによって月額費用がかかる
スタンダードプランは月額3,300円かかります。長期的にコストを抑えるためには手数料の低いスタンダードプランが有効ですが、毎月の固定費が発生するため、売上が少ない場合は割高になるケースもあります。
4. 審査に時間がかかることがある
「最短3営業日」とされていますが、書類不備や確認事項があると1週間以上かかることもあります。万が一に備え余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
5. 機能面でのカスタマイズ性は限定的
POS機能や在庫管理などは他社と比較するとややシンプル。大規模チェーンや独自運用をしたい場合には他サービスの方が適していることもあります。
STORES決済は「導入しやすさ」と「使いやすさ」に優れたサービスですが、電話サポートの有無やオフライン対応の限界など、業態によっては相性が分かれる点もあります。店舗の規模やスタイルに応じて、必要な機能と予算のバランスを考えながら選ぶことが重要です。
STORES決済と他の決済サービスを比較

キャッシュレス決済サービスは年々種類が増えており、どれを選べばよいか迷う方も多いはずです。STORES決済は手軽さとコストパフォーマンスに優れた選択肢ですが、他の代表的なサービスであるAirペイやSquareと比べてどうなのかを知っておくことで、より納得のいく選択ができます。このセクションでは、それぞれの決済サービスの違いや、店舗の業態に応じた選び方を紹介します。
Airペイ・Squareなどとの手数料・機能比較表
まずは、STORES決済、Airペイ、Squareの主要な機能と手数料を比較してみましょう。
項目 | STORES決済 | Airペイ | Square |
初期費用 | 無料 (端末費用は別途) | 無料 (端末0円キャンペーンあり) | 無料 (端末費用は分割可) |
月額費用 | 無料 (スタンダードは3,300円) | 無料 | 無料 |
決済手数料 (カード) | 1.98%~ | 1.98%~ | 2.5%~ |
電子マネー | ○ (交通系、iD、QUICPay) | ○ (Suica等) | ○ (交通系、iD、QUICPay) |
QRコード決済 | ○ (PayPay、楽天ペイなど) | ○ (多くの国内ブランド) | ○ (PayPay、楽天ペイなど) |
オフライン | × | × | ○ (限定対応) |
サポート | メール・チャット | 電話・メール・チャット | メール・電話 |
連携機能 (POS等) | ○ (STORESレジなど) | ○ (Airレジと完全連携) | ○ (squarePOSレジや他社POS) |
※料金や対応状況は2025年時点の情報に基づきます。変更の可能性がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。
STORES決済は、初期費用をかけずに始めたい個人店や、小規模な事業者に向いている決済サービスです。手数料も抑えられており、クレジットカード・QRコード・電子マネーと幅広くカバーできる点は、AirペイやSquareと比べても引けを取りません。
どんな店舗にどのサービスが向いている?選び方のヒント
選ぶべき決済サービスは、店舗の規模・業種・顧客層・使いたい機能によって異なります。以下は、それぞれのサービスが向いている店舗の特徴です。
店舗タイプ | おすすめサービス | 理由 |
開業したばかりの個人経営店 | STORES決済 | 初期コストなし・操作が簡単・スマホで完結 |
店舗+ネットショップ併用店 | STORES決済 | 請求書・リンク決済でオンライン対応も柔軟 |
複数スタッフがいる店舗(美容室など) | Airペイ | POS・予約管理との連携が強力 |
インバウンド対応が多い店舗 | Airペイ | 海外ブランド決済・多言語サポートが充実 |
イベント出店や移動販売が多い業態 | Square | オフラインでも使える・即日入金に対応している点 |
また、複数の決済サービスを比較検討したうえで「実際に無料で使ってみる」ことも大切です。STORES決済はフリープランでの導入が可能なため、まず試してみてから切り替えるという方法も現実的です。
他の決済サービスと比べたとき、STORES決済は「はじめてでも導入しやすい」「端末がシンプルで使いやすい」「幅広い決済に対応」といった点で大きなアドバンテージがあります。また、交通系電子マネーの決済手数料はSTORES決済が最安値なので交通系電子マネーでの決済が多いことが予想される店舗ではSTORES決済がおすすめと言えます。
また、初期投資やIT知識に不安がある店舗でも安心して導入できる点も、競合サービスと比べても明確な強みです。
STORES決済のよくある質問
STORES決済の導入を検討している方からは、「審査」「解約」「運用面」などに関するさまざまな質問が寄せられています。ここでは、特に多い3つの疑問を取り上げ、それぞれの不安をわかりやすく解消していきます。
審査に落ちることはある?
はい、STORES決済でも審査に通らないケースはあります。これはすべての決済代行サービスに共通することで、STORES決済も「誰でもすぐに利用できる」わけではありません。
審査に落ちる可能性がある主な原因は以下の通りです:
- 事業内容が不明瞭(実体の確認が困難な業種)
- 活動状況が分からない(ホームページやSNSが存在しない)
- 必要書類に不備がある(開業届や本人確認書類の不備)
- 反社会的な取引に関与していると判断される場合
もし心当たりがないのに落ちた場合は、サポートに連絡することで再審査を依頼することも可能です。特に開業直後でWeb上の情報が少ない場合には、SNSやGoogleマイビジネスなどを整えてから再チャレンジするのが効果的です。
途中で解約したら違約金は発生する?
いいえ、STORES決済には解約金や違約金は一切かかりません。
フリープランでもスタンダードプランでも、契約期間の縛りがなく、いつでも自由に解約することが可能です。
ただし、専用端末(STORESターミナル)を購入した場合、その購入代金は返金されません。また、一度アカウントを解約すると、すべての取引履歴や設定が削除されるため、再導入時にはもう一度申し込みからやり直す必要があります。
店舗の経営状況が変わったときや、より適した決済サービスに乗り換えたい場合も、柔軟に対応できる仕組みになっています。
周辺機器はスマホ1台で本当に十分?導入時の注意点は?
はい、STORES決済はスマホ1台で十分に運用できます。
決済の操作は、専用アプリで金額を入力してカードをかざすだけ。Bluetooth接続で端末が連携し、すぐに決済が完了します。
ただし、導入時にいくつか注意すべきポイントがあります:
- 通信環境を確認する
オフライン状態では決済ができないため、モバイルWi-Fiや安定したネット接続が必要です。 - レシート発行を考える
プリンターがない場合は、メール送信やSMSでのレシート発行に切り替える必要があります。 - バッテリー管理
スマホと端末の両方にバッテリー残量が必要なため、営業前のフル充電を習慣にしておくと安心です。 - アプリのアップデート
最新バージョンにしておくことで、トラブルやバグの発生を防げます。
このように、基本的にはスマホ+端末だけで完結しますが、実際の現場での運用をスムーズにするためには、いくつかの備えがあるとより安心です。
STORES決済は「かんたん」「低コスト」「導入しやすい」と言われる一方で、やはり導入前には気になる点も出てきます。こうした疑問をひとつひとつ解消しながら、自店舗に本当に合うかを見極めていくことが、満足のいく導入の第一歩になります。
まとめ|STORES決済とは「低コスト&手軽さ」が魅力の決済サービス
STORES決済は、スマホ1台と小型の端末があればすぐに使える、手軽さとコストパフォーマンスに優れたキャッシュレス決済サービスです。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、請求書決済などに対応し、個人経営の店舗から中小規模の事業者まで、幅広いニーズに応えてくれます。
導入コストは初期費用ゼロ・月額無料(フリープラン)から始められるため、開業したばかりの店舗でも気軽にスタートできます。月間の取引額が増えてきたら、スタンダードプランに切り替えて決済手数料を抑えることもでき、成長に合わせた柔軟な運用が可能です。
また、STORES決済は、操作も直感的でわかりやすく、専用アプリとBluetooth端末で完結するシンプルな設計になっています。レシート発行や売上管理、POSとの連携もスムーズで、業務負担を大きく減らせるのも魅力です。
あなたの店舗にSTORES決済は合っている?最後にチェックすべきポイント
STORES決済があなたの店舗に合っているかどうかを、以下のチェックポイントで簡単に確認してみましょう。
チェック項目 | はい・いいえ |
初期費用や月額固定費をなるべくかけたくない | はい / いいえ |
クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応したい | はい / いいえ |
ネットショップやオンライン決済にも対応させたい | はい / いいえ |
スマホで簡単に操作できるシステムを使いたい | はい / いいえ |
イベント出店や出張サービスでもキャッシュレスを導入したい | はい / いいえ |
3つ以上「はい」がついた方には、STORES決済は非常に相性が良い決済サービスといえるでしょう。
キャッシュレス対応は、店舗の利便性や売上アップ、顧客満足度の向上に直結する重要なポイントです。STORES決済なら、費用を抑えつつも本格的な決済機能を手に入れられます。「使ってみたい」と思った今が、導入を検討するベストタイミングです。
ぜひ、公式サイトでキャンペーンや詳細情報をチェックして、あなたの店舗に最適な決済環境を整えてみてください。