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STORES決済とは?料金・手数料・端末・入金サイクルを徹底解説

STORES 決済は、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済をまとめて導入できる、店舗向けのキャッシュレス決済サービスです。

この記事では、STORES 決済の料金、決済手数料、端末、対応決済、入金サイクルを整理し、Square・Airペイ・stera packとの違いまで解説します。

STORES決済とは?特徴と基本情報

STORES決済

STORES 決済は、実店舗でクレジットカード、電子マネー、QRコードによる支払いを受け付けられるキャッシュレス決済サービスです。導入社数は8万社を超えており、月額0円から利用できます。

上記の画像の「STORES決済端末2」には、端末だけで会計するスタンドアロンモードと、POSレジなどに接続するアプリ連携モードがあります。Wi-Fi環境があれば、スマートフォンやタブレットを用意せず、端末単体でキャッシュレス決済を受け付けられます。

項目内容
サービス店舗向けキャッシュレス決済
月額料金0円〜
決済手数料1.98%〜
対応決済クレジットカード・電子マネー・QRコード
決済端末STORES 決済端末2
入金最短翌々日
POSSTORES レジ、対応する他社POS
会計ソフト連携freee会計、マネーフォワード クラウド会計など
その他ネットショップ、予約、請求書決済など

STORES 決済は単体でも導入できます。さらに、STORES レジやネットショップなどを組み合わせれば、実店舗とオンラインの販売業務をSTORESのサービス群でまとめて管理できます。

STORES決済の料金・決済手数料・端末費用

STORES決済には「フリー」と「スタンダード」の2プランがあります。

最大の違いは、固定費0円で利用するか、月額料金を支払ってクレジットカードの決済手数料を下げるかです。スタンダードを年間契約すると、決済端末1台の無償貸出も受けられます。

STORES決済の料金プラン

現在の料金は次のとおりです。スタンダードは年間契約なら月額3,300円、月額契約では3,960円です。

項目フリースタンダード
月額料金0円年間契約3,300円/月
月額契約0円3,960円/月
決済手数料1.98%〜3.24%1.98%〜3.24%
決済端末27,720円年間契約なら1台無償貸出
POSレジ無料版機能全機能
ネットショップ無料版機能全機能
請求書決済利用可能利用可能

フリーは月額料金が発生しないため、新規開業時やキャッシュレス売上がまだ少ない店舗で利用する場合の選択肢になります。

一方、スタンダードではVisa・Mastercardの手数料が1.98%まで下がります。キャッシュレス売上が増えるほど、月額料金よりも決済手数料の差が総コストに大きく影響します。料金プランは月額料金だけで決めず、月間決済額まで含めて比較してください。

POSレジとネットショップは無料版でも基本機能を利用できます。ただし、商品登録数の上限や、一部の分析・在庫管理機能などに制限があります。本格的な運用や複数店舗・多チャネル管理では、全機能を利用できるプランが必要です。

STORES決済の決済手数料

決済手数料は、プランと決済方法によって異なります。年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の事業者では、次の料率が基本です。

決済方法フリースタンダード
Visa・Mastercard2.48%1.98%
JCB・American Express・Diners Club・Discover2.48%2.38%
交通系IC1.98%1.98%
iD・QUICPay+3.24%3.24%
QRコード決済3.24%3.24%

年間キャッシュレス決済額が3,000万円以上の場合、対面クレジットカード決済の手数料はフリー3.24%、スタンダード2.98%となります。

スタンダードの大きな特徴は、Visa・Mastercardの1.98%です。ただし、すべての決済方法に1.98%が適用されるわけではありません。iD・QUICPay+やQRコード決済は3.24%です。自店舗で利用比率の高い決済ブランドを確認し、実際の手数料負担を判断してください。

プランや決済ブランドごとの料率、他社との手数料差は、STORES決済の手数料で詳しく解説しています。

STORES決済の端末価格・特徴

STORES決済端末2の通常価格は27,720円(税込)です。フリーまたはスタンダードの月額契約では購入が必要ですが、スタンダードを年間契約すると1台目が無償貸出となります。2台目以降は購入が必要です。

項目STORES決済端末2
価格27,720円(税込)
スタンダード年間契約1台無償貸出
対応決済IC・磁気・タッチ・電子マネー・QRコード
端末単体での決済対応
通信Wi-Fi
BluetoothBluetooth 5.0
SIM通信非対応
サイズ115×70×18mm
重量190g

STORES決済端末2は、Wi-Fiにつなげばスマートフォンやタブレットなしで決済できます。POSレジなどと接続する場合はアプリ連携モードに切り替え、Bluetoothでスマートフォンやタブレットと接続します。

一方、SIMカードによるモバイル通信には対応していません。固定店舗以外で利用する場合も、Wi-Fi環境の確保が必要です。キッチンカーやイベント出店など、利用場所によって通信環境が変わる業態では事前に確認してください。キッチンカー・移動販売向けの決済端末では、屋外利用ができる端末を比較しています。

なお、スタンダード年間契約で提供される端末は「無料でもらえる」のではなく無償貸出です。契約終了時には返却が必要です。

STORES決済の対応決済・入金サイクル・主要機能

STORES決済で対応している決済方法

STORES決済では、クレジットカード・電子マネー・QRコードを1台の端末で受け付けられます。

種類主な対応ブランド
クレジットカードVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover
電子マネー交通系IC、iD、QUICPay+
QRコードPayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、Smart Codeなど
海外QRコードAlipay+、WeChat Pay

クレジットカードは主要6ブランドに対応しています。Visa・Mastercardでは、1回払いに加えて2回払いとリボ払いも利用できます。QRコード決済は国内主要サービスのほか、Alipay+とWeChat Payにも対応しています。

カード・電子マネー・QRコードをまとめて導入できるため、小売店や飲食店、サロンなどで使われる主要なキャッシュレス決済を一通りカバーできます。

STORES決済の入金サイクル

STORES決済では、手動入金と自動入金の2種類から選べます。

項目手動入金自動入金
振込依頼必要不要
入金時期振込依頼後1〜2営業日月末締め翌月20日
最短入金決済日の翌々日翌月20日
10万円以上振込手数料0円振込手数料0円
10万円未満200円振込手数料0円
対応金融機関国内すべて国内すべて

手動入金では、毎日の売上が翌日6時から振込依頼の対象となり、依頼後1〜2営業日で入金されます。資金回収の早さを優先する店舗では手動入金を選択してください。

自動入金は月末締め、翌月20日の振込です。振込操作が不要で、売上金額にかかわらず振込手数料は0円です。振込操作の手間をなくす場合は、自動入金を選択します。

STORES決済の主要機能・外部サービス連携

STORES決済は、対面決済に加えて、店舗の売上管理や外部システムとの連携にも対応しています。

  • STORES レジとの連携により、商品登録から会計、キャッシュレス決済まで一連の操作で処理できる
  • freee会計やマネーフォワード クラウド会計などの会計サービスと連携できる
  • 対応するPOSシステム(スマレジ、ユビレジ、あっと決済、Bionly、Salon Answer、POS+(ポスタス)、Orange Operation、poscube、Loyverse POS、NEXPO、Okage DX Platform、かんたんレジ)と決済データを連携できる
  • STORESの請求書決済を利用し、オンラインでカード決済を受け付けられる
  • STORESのネットショップやSTORES予約など、店舗運営サービスをまとめて利用できる

請求書決済では、顧客に決済用の案内を送り、オンラインで支払いを受け付けられます。特別料率が設定される一部業種を除き、請求書決済の決済手数料はプランにかかわらず3.24%です。

対面決済だけでなく、来店前後の支払いや法人取引にも決済手段を広げられる点は、単純なカードリーダー型サービスとの違いです。

セキュリティ面では、国際的なカード情報セキュリティ基準であるPCI DSSに準拠しています。カード情報は決済端末やスマートフォン、タブレットには保存されず、取引のリアルタイム監視なども実施されています。店舗側でカード情報を保持しない仕組みを採用し、決済情報を管理しています。

STORES決済のメリット・デメリット

STORES決済は、決済手数料だけで評価するべきではありません。端末費用、入金サイクル、STORESの他サービスとの連携まで含めて比較すると、他社との違いが明確になります。

導入前には、メリットだけでなく契約条件や通信環境などの注意点も確認してください。

STORES決済のメリット

  • スタンダードならVisa・Mastercardの決済手数料が1.98%となり、カード売上が多い店舗では手数料負担を抑えられる
  • フリーなら月額0円で利用でき、固定費を増やさずキャッシュレス決済を導入できる
  • 手動入金なら売上金を最短翌々日に受け取れる
  • STORES レジ、ネットショップ、予約、請求書決済などを同一サービス群で利用できる
  • 決済端末2ならWi-Fi接続によって端末単体でも決済できる

特に大きなメリットは、対面決済だけでなく、POSレジや予約、ネットショップまでSTORESでまとめられることです。複数のサービスを個別に契約する必要を減らし、販売チャネルを広げられます。

STORES決済のデメリット

  • スタンダードは月額料金が発生し、年間契約では契約期間中の途中解約による返金がない
  • フリーでは決済端末の購入に27,720円が必要になる
  • 手動入金で売上合計10万円未満の場合は200円の振込手数料が発生する
  • iD・QUICPay+、QRコード決済はスタンダードでも決済手数料3.24%となる
  • 決済端末2はSIM通信に対応せず、端末単体で利用する場合もWi-Fiが必要になる

特に注意が必要なのは、スタンダードに変更しても、すべての決済手数料が1.98%になるわけではないことです。Visa・Mastercardと、電子マネー・QRコードでは手数料が異なります。自店舗の決済構成を確認したうえで契約してください。

STORES決済と他社サービスを比較

STORES決済を検討する際は、Square・Airペイ・stera packが主要な比較候補です。

各社ともクレジットカード・電子マネー・QRコードに対応していますが、決済手数料、月額料金、端末構成、入金条件は大きく異なります。

項目STORES決済SquareAirペイstera pack
月額料金0円〜0円〜0円初年度0円、2年目以降3,300円
主要カード最低手数料1.98%〜2.5%〜※2.48%〜※1.98%〜※
小型端末・リーダー27,720円/条件により1台無償4,980円〜カードリーダー無償貸与※端末0円
QRコード
電子マネー
入金最短翌々日標準で最短翌営業日月3回または6回複数サイクルから選択
POSSTORES レジなどSquare POSレジAirレジstera関連サービス
※条件を満たし、審査を通過した場合に適用されます。

決済サービスは最低手数料だけで選ばず、月額料金、端末費用、入金サイクルまで含めた総コストで比較してください。

STORES決済とSquareの違い

Squareは月額固定費0円から利用できます。年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の対象事業者では、主要カードの対面決済手数料は2.5%です。Square リーダーは4,980円で購入でき、プリンター内蔵のSquare ターミナルなど複数の端末も用意されています。

比較項目STORES決済Square
月額料金0円〜0円〜
主要カード最低手数料1.98%2.5%
小型決済端末27,720円Square リーダー4,980円
プリンター内蔵端末なしSquare ターミナル39,980円
通常の入金最短翌々日最短翌営業日
POSSTORES レジSquare POSレジ

主要カードの決済手数料を重視するなら、STORES決済のスタンダードが有力です。一方、月額固定費をかけず、小型端末からプリンター内蔵端末まで幅広い選択肢から選ぶならSquareを比較してください。

SquareもPOSレジ、オンライン決済、請求書などを自社サービスで提供しています。そのため、決済端末だけでなく周辺機能まで含めて比較する必要があります。

STORES決済とSquareの比較では、手数料や端末、機能の違いをさらに詳しく解説しています。

STORES決済とAirペイの違い

Airペイは、初期費用、月額固定費、振込手数料が0円です。カードリーダーも無償貸与されます。ただし、利用には対応するiPadまたはiPhoneが必要です。

比較項目STORES決済Airペイ
月額料金0円〜0円
主要カード手数料1.98%〜通常3.24%、条件により2.48%
決済端末27,720円/条件により無償カードリーダー無償貸与
スマホ・タブレット端末単体利用も可能iPadまたはiPhoneが必要
対応決済カード・電子マネー・QRカード・電子マネー・QRなど
入金最短翌々日月3回または6回

Airペイのディスカウントプログラムでは、条件を満たし、ブランドごとの審査を通過するとVisa・Mastercard・JCBなどの手数料が2.48%になります。ただし、年間決済額や業種などの条件があります。

固定費と端末購入費を抑えるならAirペイ、主要カードの決済手数料とSTORES各サービスとの連携を重視するならSTORES決済という違いがあります。

料金や端末、対応決済をさらに詳しく比べる場合は、STORES決済とAirペイの比較も確認してください。

STORES決済とstera packの違い

stera packは、決済機能とレシートプリンターなどを1台にまとめた「stera terminal standard」を利用するサービスです。スモールビジネスプランでは、Visa・Mastercardの決済手数料が1.98%、JCB・American Express・Diners Club・Discoverは2.48%となります。

比較項目STORES決済stera pack
主要カード最低手数料1.98%〜1.98%〜
月額料金0円〜初年度0円、2年目以降3,300円
端末27,720円/条件により無償初期コスト0円
レシートプリンター別途用意端末内蔵
入金最短翌々日複数サイクルから選択
他行振込手数料条件により0円または200円三井住友銀行以外220円

stera packの強みは、決済端末にレシートプリンターや顧客側画面まで備えていることです。店舗のレジカウンターに据え置き、1台で決済からレシート発行まで完結できます。

一方、STORES決済には月額0円のフリープランがあり、STORES レジ、予約、ネットショップなどへ機能を広げられます。

オールインワン型の据え置き端末を優先するならstera pack、月額0円から始めてSTORESの店舗運営サービスまで利用するならSTORES決済を選んでください。

詳しい料金や端末の違いは、STORES決済とstera packの比較で確認できます。

STORES決済がおすすめの店舗

STORES決済は、すべての店舗に同じプランを推奨できるサービスではありません。キャッシュレス売上の規模と、STORESの周辺サービスをどこまで利用するかで判断してください。STORES公式でも、フリーは固定費を抑えるケース、スタンダードはキャッシュレス比率や決済額が大きいケースなどを想定しています。

店舗・事業者おすすめ度理由
新規開業・キャッシュレス売上が少ない店舗フリーなら月額0円で開始できる
Visa・Mastercardの売上が多い店舗スタンダードなら決済手数料1.98%
STORES レジを利用する店舗決済とPOSを同一サービスで連携できる
ネットショップ・予約も運営する店舗STORES内で複数の販売チャネルをまとめられる
Wi-Fiを確保できない移動販売決済端末2はSIM通信に非対応

新規開業で固定費を抑えるならフリー、キャッシュレス売上が一定以上あるならスタンダードが基本です。

また、STORES レジ、ネットショップ、予約システムなどをすでに利用している店舗や、今後導入する店舗では、STORES決済を選ぶメリットがさらに大きくなります。販売、予約、決済を別々の事業者で管理する必要が減るためです。

一方、レシートプリンターまで一体化した据え置き端末が必要ならstera pack、月額0円のまま複数種類の端末から選ぶならSquareも比較してください。キャッシュレス決済端末のおすすめ比較で主要サービスをまとめて比較できます。

STORES決済は、決済手数料だけを下げるためのサービスではありません。決済からPOS・EC・予約まで店舗運営を効率的にまとめたい事業者にとって特におすすめのサービスです。

よくある質問

STORES決済は月額無料で利用できますか?

STORES決済の端末は無料ですか?

STORES決済はスマホやタブレットなしでも使えますか?

STORES決済の売上はいつ入金されますか?

STORES決済はPayPayや電子マネーにも対応していますか?

この記事の著者

OREND運営事務局|店舗DXの専門家集団

OREND運営事務局|店舗DXの専門家集団

「OREND」は飲食店や小売業界・ネットショップに関する業界トレンドを図解・解説しながらツール紹介を行う専門メディアです。 キャッシュレス決済や予約管理システム・ネットショップ作成ソフトなど、店舗の効率化やECサイトの立ち上げに必要なツールの仕組みや機能・トレンド背景を解説します。

この記事の監修者

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

慶応義塾大学商学部卒業後、フロンティア・マネジメント株式会社で地方百貨店やメーカーなどの経営計画策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社でSaaS比較サイト「Boxil」の事業企画としてTツールや業務支援ツール&デバイスを紹介する「ええじゃない課Biz」にコメンテーターとしてレギュラー出演していた。2022年にステップ・アラウンド株式会社にて店舗ビジネス向けメディア「OREND」を監修しながら小売店・飲食店・サービス業全体の業務効率化を目指している。

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