モバイルオーダーシステム・スマホ注文アプリとは
モバイル(スマホ)オーダーシステムとは、事前にアプリなどで注文予約をし、店舗で商品やサービスの受け取りができる注文管理システムです。利用者にはポイントの付与も可能なほか、行列回避や売上アップも期待されています。
例えば、牛丼チェーンの松屋フーズが提供している「松弁ネット」というアプリでは、あらかじめ利用する店舗へ注文することで指定した時間にできたてのお弁当を取りに行くことが可能です。
マクドナルドやスターバックスが導入したことでも注目を集めているスマホによる注文予約。今回は注目される背景やメリットについて解説しながら、おすすめサービスを紹介します。
モバイルオーダーシステムの主な機能 -【スマホ注文/テイクアウト/POS連携】
モバイルオーダーシステムの主な機能は次の3つです。
- スマホで事前予約・店外/テイクアウト注文
- 店内でのメニュー表読込み・注文~決済
- POSレジ・LINE・ハンディなどのシステム連携
モバイルオーダーが広まったきっかけとしては、感染症拡大に端を発した行列・三密回避として注目されました。
しかし近年ではQRオーダーシステムなど店外からの注文だけでなく、店内での注文・メニュー管理を効率化するシステムとしても認知されています。
居酒屋やレストランでQRコードやスマホをかざしてデジタルメニュー表を開き、注文したことがある方も多いのではないでしょうか。
また上記のようなQRオーダーシステムはこれまでテーブルに設置し注文・決済を行っていたタブレット注文・セルフオーダーシステムに代わる新たな製品のためPOSレジやLINEとも連携が可能で、ハンディーとして機能するものもあります。
LINE連携モバイルオーダーシステムの詳細はこちらで解説しています。
モバイルオーダーシステムが注目される理由・背景
1.普及率70%以上、スマホ利用者の増加
2010年のiPhone発売以降、急速にスマホ利用者が増え70%程度の普及率となっています。10人に7人はスマホを利用しており、IT端末を日常的に持つユーザーをターゲットとすることは高い可能性を秘めているといえます。
飲食店に限らずO2Oやオムニチャネルといったデジタル活用は、さまざまな場面で聞くようになりました。
2. コロナ禍にモバイルオーダーの導入店舗が増加
下記のデータは一般社団法人レストランテック協会が実施した飲食DXに関する動向レポートです。DX化で最も進んでいるのがキャッシュレスを含む「会計・決済」、次いで「予約管理」が2番目となっています。
コロナ禍より導入検討が増えているのがモバイルオーダーです。ネット予約などを通じて詳細な顧客データを自動的に収集でき、リピーター施策にも向いているため導入検討が増えているといえます。
3. 88%が満足と回答・継続利用意向は90.6%とユーザー指示も高い
次のデータは株式会社ぐるなびが2022年6月に実施したモバイルオーダーの利用実態調査です。モバイルオーダーはユーザーからの満足度も高く、継続利用意向も90.6%と非常に高い数値となっています。
モバイルオーダーを利用したユーザーからの回答としては、利便性が高く・キャッシュレスによる非接触・順番待ちをせずに注文ができるといった点が上位を占めています。
モバイルオーダーシステムの3つのタイプ・種類
モバイルオーダーシステムと聞くとテイクアウト予約を思い浮かべる方も居るかもしれません。次はモバイルオーダーの種類とタイプについてそれぞれの特徴を見ていきます。
システム種別 | 機能・特徴 | 主要製品 |
店内注文 ※QRオーダー | スマホでQRコードを読み取り注文 メニュー表が不要になる LINEやPOSレジとも連携ができる | Cloud Menu |
店外注文 ※テイクアウト | スマホ上で注文から決済が完結 LINEやPOSレジとも連携ができる | テイクイーツ Okage Go 店外版 GATEモバイルオーダー |
多用途型 | イベント会場や宿泊施設も利用可能 デリバリーなどネット注文に対応 | テイクイーツ |
1. 店内注文 – QRオーダーシステム
店内注文型のモバイルオーダーは座席などでQRコードをスマホで読み取ることで、店内で注文ができるタイプです。QRオーダーシステムとも呼ばれ注文から決済までが、1つの端末で完結するものもあります。
またPOSレジ機能を有しているものもあるため、オーダーシステムだけで会計処理まで実現できるサービスもあります。
2. 店外注文 – テイクアウト予約システム
店外注文型のモバイルオーダーは店外からスマホでオーダーを行うと、注文と同時に支払いが完了する事前決済が可能です。
店外からの注文後に通知が届き商品を提供するタイプのため、テイクアウト予約に力を入れたい店舗・飲食店におすすめです。
3. 多用途 – イベント・宿泊施設など豊富な業界利用
またモバイルオーダーシステムは飲食店だけで利用されているわけではなく、イベント会場や旅館・宿泊施設でもカスタマイズして活用ができます。
テイクアウト予約だけでなく、デリバリー注文・遠方からの取り寄せといったネット販売が可能なシステムもあります。
モバイルオーダーシステムの導入費用相場
モバイルオーダーシステムは無料で導入できるものもありますが、基本的には料金の支払いが必要です。ここではモバイルオーダーシステムの導入に必要な「初期費用」「月額費用」「その他の費用」について解説します。
1.初期費用
モバイルオーダーシステムによっては、システム利用開始時に初期費用が発生します。初期費用の相場はおよそ無料〜3万円ですが、各社によって料金が異なり、初期費用がかからないところもあります。
費用を調べる際には、機能の追加や設備の導入が必要かどうかを考慮することが重要です。例えば、POSレジとの連携やテーブルオーダー機能を追加する場合、別途費用が発生する可能性があります。
初期費用が無料になるプランを提供しているものもありますが、機能や利用期間の制限がある場合が多いため注意が必要です。導入前に各社の料金プランを比較検討し、自社のニーズに合ったシステムを選びましょう。
2. 月額費用
モバイルオーダーシステムは、基本的に月額費用がかかります。月額費用の相場はおよそ1,000円〜3万円ですが、システムの機能や規模、利用プラン、提供事業者によって大きく異なります。
初期費用のみで月額費用が無料のサービスもありますが、「注文機能だけ」など機能が制限されていることが多いです。そのため、お試しでモバイルオーダーシステムを導入したい方に向いています。
一方、月額費用が高いサービスは、24時間のサポート体制や店舗ごとのオリジナルデザイン・カスタマイズの実装、コンサルティングなどサービスが充実している傾向があります。自社のニーズや予算、求める機能などを考慮し、目的に合わせて最適なサービスを選ぶことが重要です。
3. その他の費用
モバイルオーダーシステムの導入には、次のような費用がかかることもあります。
- 決済手数料
- ハードウェア費用
- カスタマイズ費用
導入するシステムや店舗の状況によって大きく異なるため、事前に提供事業者へ確認することが重要です。
モバイルオーダーシステム提供会社の中には、POSレジやタブレット端末の販売・レンタルを行っているところもあります。必要な機材については、担当者に相談するのがおすすめです。
モバイルオーダーシステム導入3つのメリット
1. POS/在庫連動など店舗業務効率化
モバイルオーダーシステムにはPOS/在庫・予約管理・セルフオーダーなど様々な機能が備わっているため、これまでは個別契約していた各種機能を一元管理ができる可能性もあります。
各種電子決済・事前決済・テイクアウト&デリバリー注文・POSシステムと連動した在庫管理に加えて、会計処理も簡略化できるため店舗運営の効率化が期待できます。人手不足の対策としても有用です。
加えてモバイルオーダーシステムでは、顧客自身が注文を行うため、聞き間違いといったオーダーミスの削減にもつながるでしょう。
2. 非接触注文によるシームレスな商品受け渡し
またモバイルオーダーシステムを導入することで、消費者はスマホを操作するだけで注文から会計までが完了します。待ち時間削減にもつながり、ストレスのないユーザー体験により顧客満足度の向上が期待できます。
店舗スタッフとユーザーの接触機会は商品の受け渡しを行う時だけで、レジ操作不要・対物・対人ともに接触機会を減らすことにもつながります。
3. ユーザー情報・データ活用でキャンペーン&リピーター施策も可能
ユーザーが注文した商品情報もモバイルオーダーシステム内で管理ができ、データをもとにユーザー属性に合わせたクーポン配信やキャンペーン実施も可能です。
またLINE連携を行っているモバイルオーダーシステムも多く、初回来店以降のステップメールやセグメント配信といったリピーター施策にも効果を発揮するでしょう。
【データ分析を活用したマーケティング施策の事例】
- ユーザーの注文履歴や好みに合わせたクーポンの配布(例:スイーツをよく注文する顧客へ、バレンタイン期間限定のクーポン配布)
- リピーター限定の特典プログラム(例:注文に応じたポイントの付与、リピーターのみが注文できる商品)
- 分析結果に基づいた新商品開発(例:注文が多い商品やカテゴリを分析し、新商品開発に活かす)
- 顧客データを活用した広告出稿(例:注文が多い地域・時間帯・年齢層など、セグメント分析を行いSNSの広告を出稿)
モバイルオーダーシステム導入の3つのデメリット
1. システム導入直後は従業員研修のコストがかかる
モバイルオーダーシステム導入により、必然的に業務フローが変わります。アナログなオーダーのフローから移行するにあたり、従業員が慣れるまでに一定の時間が必要になるでしょう。
事前研修の実施や、導入直後は少し余裕を持った人員配置をするなどして、対策を行います。
2. インターネット接続に左右される
モバイルオーダーシステムはネット通信を必要とするため、インターネットの接続が不安定になるとオーダーができない、オーダーに時間がかかるなどのトラブルが発生します。
店舗内のインターネット環境に不安がある場合は、導入前に整備するようにしてください。
3. 操作に慣れていない顧客層の満足度が下がる可能性がある
高齢の方など、操作に慣れていない顧客層にとっては利便性が悪くなったと感じられるリスクがあります。操作に不慣れな方には対面での注文対応や、注文のサポートをするなど、顧客満足度が下がらないような対応が必要です。
モバイルオーダーシステムの比較ポイント7点
1. 既存システムとの連携
POSレジや会計ソフトなど既に導入しているシステムとの連携ができるかどうかは、事前にチェックをしておきましょう。
互換性がないと新しいシステム導入を別途で検討が必要になるだけでなく、店内のオペレーション変更が求められる場合もあります。
2. LINE連携よる直接注文・集客機能の有無
近年のトレンドとして店舗向けの予約システム・オーダーシステムではLINE連携が可能なツールも増えています。LINEはアクティブユーザーが多いことに加えて、友だち追加だけで会員登録となるため会員獲得のハードルも低くなります。
LINEを活用した顧客管理・キャンペーンやリピーター施策についてはそれぞれの記事で紹介しています。
3. 多店舗管理機能があるか
また個人事業主や小規模店舗ではなく、フランチャイズなど複数店舗を運営している企業の場合は多店舗管理機能があるかを確認しましょう。
多店舗管理機能があれば各店舗のメニュー入れ替え・価格表の更新も一括で変更ができ、店舗限定のメニュー設定なども簡単です。
4. 導入予算 – 初期・月額コストの確認
モバイルオーダーシステムは初期費用が無料の場合もありますが、基本的には月額費用が発生します。初月無料や初期費用無料といったキャンペーンで導入検討を進める店舗も多いかもしれませんが、通常料金の確認は忘れずに行いましょう。
【モバイルオーダーシステムにかかる費用の例】
- 初期費用
- 月額必要
- 決済手数料
- ハード機器導入費用(タブレット端末、プリンターなど)
- 通信費用
5. 操作性
システムのユーザーインターフェースが直感的で使いやすいかどうかも確認しておきましょう。特に、モバイルオーダーシステムの肝である注文プロセスにおいて、簡単に迷いなく注文ができるかどうかは重要です。
店舗側がメニューや注文フローを簡単にカスタマイズできるかどうかも大切です。具体的な操作としては、季節限定の商品の追加・削除や、商品の料金変更などが想定されます。導入前に必ずデモ画面などを見て、操作性に問題ないかを判断しましょう。
6. 店内注文型か店外注文型か
モバイルオーダーシステムには、店内での注文に特化した「店内注文型」と、店外からの注文に特化した「店外注文型」が存在し、搭載している機能も異なるため、店舗のニーズに合わせた方を選ぶようにしましょう。
7. 導入前後のサポート体制
またスマホ注文・モバイルオーダーはアプリのため簡単に導入できる印象があるかもしれませんが、メニュー表の登録や店舗スタッフのオペレーション変更・利用マニュアル作成など実施すべきことはいくつかあります。
また店舗スタッフだけでは対応できないトラブル・利用方法が分かりづらいといったことも考えられるでしょう。そのため導入前後のサポート体制(サポート方法・営業時間)も確認が必要です。
【無料&有料】おすすめモバイル/QRオーダーシステム&スマホ注文アプリ比較12選
システム/アプリ名 | イメージ | 初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | 決済手数料 | 注文手数料 | SNS連携 | QRコード決済 | テイクアウト |
かんたん注文 | お問合せ | 0円~ キャンペーン価格 | あり セルフオーダー 無料お試し | 1.98~3.74% | 0% | 〇 | 〇 | 〇 | |
テイクイーツ | 0円 ※無料 | 0円 ※無料 | 完全無料 | 3.6% クレカ決済時のみ ※店頭決済は無料 | 8% | お問合せ | ◯ | ◯ | |
Cloud Menu | 0円 ※無料 | 4,800円~ | あり 30日無料 | – | – | ◯ | ◯ | ✕ | |
POS+(ぽスタス) | お問合せ | 10,000円~ | なし | お問合せ | お問合せ | ◯ | ◯ | ◯ | |
USEN SelfOrder MOBILE | お問合せ | お問合せ | なし | お問合せ | お問合せ | ◯ | ◯ | ◯ | |
MAIDO MOBILE | 0円 ※無料 | 1,980円~ | あり | 2.99~3.54% | お問合せ | ◯ | ◯ | ◯ |
テイクイーツ
- 初期・月額0円/手数料のみでスマホQR注文/事前決済&データ活用でリピーター獲得
- テイクアウト予約/QRコードで注文受付/自社デリバリーを一括管理
- 個人/小規模店舗おすすめ/QRオーダー/テイクアウト&デリバリーを最短即日開始
- 28種の豊富な機能 - 独自クーポン発行/事前決済/注文管理店頭払い/限定商品
- 複数店舗の一元管理・本部/店舗権限の発行可能でチェーン店利用も最適
初期費用 | 月額費用 | 手数料 | 内容 |
---|---|---|---|
0円 ※無料 | 0円 ※無料 | 注文手数料:8% 決済手数料:3.6% | ■機能/オプション 事前決済/自社デリバリー 限定商品/独自クーポン QRコード発行 受付時間・販売期間設定 複数店舗/在庫管理 |
かんたん注文
- ハンディー+POSレジが月額0円から利用可能
- 飲食店専門POSレジ・必要な機能に絞り込んだシンプル操作
- 最短2週間の低価格でスタート
- クレジット/電マネー/QRコード決済にも対応
- 店外注文もUber Eats連携も可能
初期費用 | 月額費用 | 手数料 | 内容 |
---|---|---|---|
お問合せ | 0円 ※無料 | 手数料なし | セルフオーダー機能のトライアルあり |
Cloud Menu
- 注文はタブレット/スマホで確認・明細もLINE通知でスマホアプリ感覚で簡単操作
- 初期0円・30日無料で特別な機器購入も不要・最低期間も違約金もなし
- 来店者がスマホでQRコード読み取りスマホでメニュー表示・注文受付
- 店内でのモバイルオーダー注文システム
- HP上からすぐにアカウント登録して利用開始
初期費用 | 月額費用 | 内容 |
---|---|---|
0円 | 4,800円~ | 最低利用期間・解約金なし (いつでも退会可能) ※30日の無料トライアルあり |
CASHIER
- 初期費用0円 or 月額費用0円で導入可能 / 個人店舗にもおすすめなクラウド型
- 店舗の規模や業種に最適なオリジナルハードウェアを組み合わせることが可能
- セルフレジやタッチパネル型券売機などニーズの高い機器が豊富
- 店舗のあらゆる業務の一元管理が可能となり、データ管理運営を効率化
- アンドロイド型だから達成できる圧倒的な動作の安定性
初期費用 | 月額費用 | 内容 |
---|---|---|
0円~ 端末費用のみ ※端末レンタルあり | スタンダードプラン:0円 プロフェッショナルプラン:4,000円(税抜) | ■主要機能 多彩なレジ/顧客管理/在庫管理/本部管理 大規模複数店舗管理/発注・仕入れ管理/その他 ■販売連携 セルフレジ/セミセルフレジ/ハンディ スマホレジ/タッチパネル券売機 スマホ・テーブルオーダー モバイル・テイクアウトオーダー |
Squareセルフオーダー
- 月額・初期・注文手数料0円で無料導入
- 最短翌日入金・振込手数料0円・QRコード設置だけで簡単に事前注文受付
- アカウント1つでPOSレジ・キャッシュレス決済も無料利用
- 自動でPOSレジ連携・オーダーシートも発行でテーブル会計を効率化
初期費用 | 月額費用 | 手数料 | 内容 |
---|---|---|---|
0円 | 0円 | 決済手数料: 3.25%~ 振込・販売手数料: 0円 | ・入金サイクル 最短翌日入金 |
リピッテTAKEOUT&DELIVERY – 初期/手数料0円/LINE×出前の事前注文決済システム
- SNSシェアで初期費用・注文手数料0円
- 今だけ月額費用が1ヶ月無料提供
- LINEで簡単チャット&電話注文受付・事前決済対応
- テイクアウト・デリバリー予約をLINEで管理&自動メッセージ配信
リピッテTAKEOUT&DELIVERYは、飲食店のテイクアウト・デリバリー受付に特化したLINE注文予約システムです。
SNSでリピッテのホームページをシェアするだけで初期費用(9,800円)が無料となり、大手デリバリー・テイクアウトサイトでは30~40%と手数料が高いですが、注文手数料も0円で予約受付ができます。
またLINEから入った電話・チャット予約もシステム上で管理、メニュー設定や予約上限の設定・メッセージの自動配信も可能です。LINEは友達登録で簡単に新規顧客獲得が可能なことに加えて、ブロック率は低く定期的なメッセージ配信でリピーター獲得も期待できます。
導入サポートも支援しており、既存LINEアカウント連携・新規作成・リピッテ連携・ボタン作成など初期設定も広く対応しています。
初期費用 | 月額費用 | 注文手数料 |
※SNSシェアで無料 | 2,980円 ※初月無料 | 0円 |
Squareオンラインビジネス – 月額/初期/手数料0円/個人も無料テイクアウトサイト作成
- 最短翌日入金で個人事業主・小規模店舗におすすめ
- 月額・初期・注文手数料0円でテイクアウト&デリバリーサイト開設
- 事前決済で当日キャンセル防止・店内のQR/セルフオーダーも使える
- 無料POSレジ/ギフト作成/決済端末でネット注文から在庫・売上管理を1つで完結
Square オンラインビジネスは小売業界だけでなく、飲食店やレストランのテイクアウト・デリバリー・店内オーダー・事前決済も可能な初期/月額/手数料0円のオンライン注文サイト作成ツールです。
InstagramやFacebookなどSNSとも連携しており、集客機能も充実しています。またSquareではPOSレジやキャッシュレス端末も無料提供しているため、顧客情報・在庫管理・ギフトカード送付など自動連携で店舗ビジネスの手間を解決してくれます。
法・設定に関する紹介動画がアップされており、売上は最短翌日入金のため個人事業主・小規模店舗の方にもおすすめです。
プラン | 初期費用 | 月額費用 | 各種手数料 | 入金日 | 機能 |
フリー | 0円 ※無料 | フリー:0円 ※無料 | 決済手数料:3.6%~ 振込/注文手数料:0円 キャンセル手数料:0円 | 最短翌日入金 | 商品登録無制限/SNS連携 SEOツール/POS連携 テイクアウト/デリバリー QRコード/セルフオーダー |
プロ | 0円 ※無料 | 1,200円 | 上記同様 | 最短翌日入金 | カスタムドメイン+フォント利用 パスワードでのページ保護 |
パフォーム | 0円 ※無料 | 2,500円 | 上記同様 | 最短翌日入金 | ゴ落ち/高度なレポート/商品口コミ ギフト利用オプション |
O:der(オーダー)
●特徴
- モバイルオーダーシステムの導入実績No.1
- 従業員向けUIがわかりやすい
- 客単価アップを見込める
O:der(オーダー)は、モバイルオーダーシステムの中でも導入実績が豊富で、多数のメディア掲載されています。
またUIのわかりやすさも魅力で、従業員もスマホからのオーダーに合わせて操作をしなければならないため、UIのわかりやすさは大切です。
お客様のスマートフォンからのスムーズなオーダーにより出数の増加に役立ち、客単価アップが可能です。
詳細はこちら:https://business.oderapp.jp/
Okageシリーズ
●特徴
- ハンディレジ機能がある
- 店内モバイルオーダー機能が使える
- 多言語に対応している
Okageはクラウドサービスのモバイルオーダーシステムで、常に最新の状態で利用することもできます。
店内モバイルオーダー機能や多言語対応のメニュー、があり、店員を呼ばずとも簡単に注文が可能です。ほかにもハンディレジ機能があるため、POSレジにこだわることなく、その場で会計処理を済ませることも可能です。
詳細はこちら:https://okagekk.com
O:der Table(オーダーテーブル)
●特徴
- 「あわせ買い」をアシストするわかりやすい画面で客単価アップ
- 会員登録不要で使ってもらえる
- オペレーション簡略化で人件費を削減
顧客のスマホで店内モバイルオーダーができるのが、O:der Table(オーダーテーブル)の特徴です。バーコードを読み取り会員登録不要で、スマホで注文操作をするだけなので、注文を聞きに行くスタッフは不要となります。
Linktoモバイルオーダー
●特徴
- OES連動で厨房の混乱が防げる
- アプリのダウンロードは不要
- ブランドイメージに合わせて運用が可能
Linktoモバイルオーダー for テイクアウトは、MONSTERAと呼ばれているOESと連動させることで、最大限の能力を発揮します。連動させることで、スマホからのオーダーがテイクアウトとして、印字・表示されるため厨房の混乱を防ぐ役割を果たします。
またWebアプリであり、わざわざアプリケーションをダウンロードしてもらう必要がなく簡単に誘導が可能です。
詳細はこちら:https://www.seiko-sol.co.jp/products/link-to/link-to_takeout/
SMASEL(スマセル)
●特徴
- 初期費用が無料
- 高額なレンタル費用がいらない
- お代わり機能で追加注文を狙える
SMASELは顧客のスマホを利用してもらうタイプのモバイルオーダーシステムの代名詞でもあり、専用のモバイルオーダーシステム端末を必要としないため、初期費用を取られません。
また高額なレンタル費用や修理費なども発生しない特徴があります。ほかにも、お代わり機能をつけられるため、スマホから気軽に追加オーダーを取り付けることも可能です。
詳細はこちら:https://smasel.com
無料おすすめQRコード&タップするだけ電子メニューオーダーシステム初期/月額費用比較4選
イージーオーダー
●特徴
- お客様のスマホで注文ができる
- 導入・利用0円
- 売上アップ・人件費削減
イージーオーダーを使えば、お客様のスマホから注文ができます。また、別々の会計も個別の注文も、簡単にスマホから行うことができるよう設計されています。多言語対応もしているため、外国人のニーズに応えるためにも、導入を検討したいシステムです。
詳細はこちら:https://easy-order.jp/
●特徴
- 12言語に対応
- アンケート機能付き
- 席や部屋でそのままお会計可能
Putmenu(プットメニュー)が優れているのは、12カ国に対応している多言語機能です。英語はもちろん、訪日観光客が増えている中国語や韓国語にも対応しているため、安心して利用が可能です。
ほかにも特色として、注文とともにアンケートを採ることも可能です。顧客の声を収集しメニューや接客改善につなげることが可能です。
詳細はこちら:https://putmenu.com
Waiter(スマレジ・ウェイター)
●特徴
- 在庫数管理ができる
- 手動で注文停止にできる
- 外にいてもお店の状況を把握できる
Waiterはクラウドサービスとして提供されており、店内はもちろん、店舗の外にいても売り上げ状況の確認が簡単にできます。
また、飲食店ではよくある在庫切もリアルタイム把握が可能で、オーダーできないよう、注文停止処理も店舗側でコントロールが可能です。
詳細はこちら:https://waiter.smaregi.jp
ダイニー
●特徴
- テイクアウトだけでなくイートインにも対応
- スマホとPCどちらにも対応のWEBアプリ
- 注文伝票が専用機器から自動印刷される
ダイニーはテイクアウトはもちろんイートインにも同時に対応できるWEBアプリです。テイクアウトの際にはPCから、イートインの際にはスマホから、といった使い分けを顧客がすることも可能です。またWebアプリを通した注文は、専用端末から自動印刷されるため、混乱しにくい設計になっています。
詳細はこちら:https://www.dinii.jp
モバイルオーダーシステムを導入する流れ
モバイルオーダーシステムは簡単に導入できます。ここでは導入までの流れを紹介します。
1. モバイルオーダーシステムの選定
モバイルオーダーシステムによって特徴が異なるため、自店のニーズや予算、規模、提供するサービス内容などを考慮して選ぶ必要があります。導入するモバイルオーダーシステムを選定する際には、本記事の「選び方のポイント」を確認しながら、候補を複数見つけることがおすすめです。
主な選定ポイントは次のとおりです。
- 必要な機能
- 料金プラン
- 使いやすさ
- サポート体制
- ユーザーからの評判
これらのポイントを踏まえ複数のシステムを比較検討し、デモ体験や無料トライアルなどを活用して自店に最適なシステムを選びましょう。
2. お問い合わせ
モバイルオーダーシステムを選定したら、提供会社に資料請求や見積もりを依頼しましょう。プランが複数あるところも少なくないため、自店舗の悩みやモバイルオーダーシステムの導入目的を整理し、担当者に提案してもらうことも大切です。
問い合わせ時には、自店の規模や業態、導入したい機能、予算などを具体的に伝え、システムの詳細や料金プラン、導入までの流れ、サポート体制などを確認しましょう。
サービスによっては、無料トライアルを受けることができる場合もあります。無料トライアルで気になったことは、申し込みや契約の前に必ず確認するようにしましょう。
3. お申し込み
導入するシステムが決まったら、申し込みをして契約を済ませましょう。一般的には、提供会社のWebサイトから申し込みフォームに入力するか、書面で契約書を提出します。
契約前には、料金やアフターサービスの有無、万が一の際の連絡先、契約内容を再度、確認することが重要です。解約する際の違約金などがあれば、合わせてしっかりと確認しておきましょう。申し込みが完了すると、システムの利用開始に向けた準備がスタートします。
4. 初期設定
システムの導入が完了したら初期設定を行い、運用準備を進めます。具体的には、店舗情報やロゴの登録、メニュー情報やテーブル情報、決済方法などの登録、店舗独自のレイアウトやデザインのカスタマイズ、スタッフアカウントの作成、POSレジとの連携などを行います。
提供会社によっては、初期設定を代行してくれる場合もあります。スムーズな運用開始に向けて、提供会社のサポートを活用しながら、必要な設定を漏れなく行いましょう。不明点があれば、すぐに提供会社に問い合わせることも大切です。
5. 運用開始
初期設定が完了したモバイルオーダーシステムを、いよいよ実際の店舗運営で使い始めます。顧客がシステムを利用できるようにQRコードを設置したり、全従業員を対象にオペレーション研修を実施したりすることがおすすめです。利用方法がわからない顧客に説明できるよう、スタッフの理解度を運用開始までに高めましょう。
運用開始後は、システムの利用状況や顧客からのフィードバックを収集し、改善点を洗い出すことが重要です。また、定期的にシステムのアップデートやメンテナンスを行い、常に最適な状態で運用できるよう心がけましょう。
ただ、導入してもすぐに利用者が増えるわけではありません。チラシやポップの作成、キャンペーンの実施などで認知度を上げ、顧客にモバイルオーダーの利便性をアピールしていくことも重要です。
モバイルオーダーシステム導入事例
事例1:ホールのスタッフを1名削減。スタッフにも余裕ができ接客の質も向上
50席を超える座席を持つこちらの店舗では、モバイルオーダーシステムを導入したことにより、4〜5人体制のホールスタッフを1名削減することに成功しました。オーダーミスも格段に減ったことで、ストレスのない顧客体験を実現。スタッフ側にも余裕ができ、結果として接客の質を向上させることにつながりました。
事例2:紙伝票で起きていた「オプションの確認漏れ」「字が汚くて読めない」といったミスが激減
これまで紙伝票を使い注文を取っていたこちらの店舗。「大盛り」「〇〇抜き」「〇〇トッピング」といった、通常のメニューにプラスアルファの指示を読み落としてしまい、顧客へ迷惑をかけることも多々ありましたが、モバイルオーダーシステムの導入により、そういったミスが激減しました。また、忙しい時間帯は文字が走り書きになってしまい、厨房側で字が読めないこともあったそう。モバイルオーダーシステムを導入後は、確実に・正確に注文を受けることが叶いました。
事例3:注文対応・集金の工数削減によるデリバリー業務の効率化
こちらのデリバリー専門店では、モバイルオーダーシステムの導入により、注文を電話で受ける際の対応の手間や、集金のやりとりの工数が削減されたことで、デリバリー業務の飛躍的な効率化を達成しました。顧客・店舗側の双方の時間が短縮され、顧客からも「便利になった」と好意的な声が届いています。
キャッシュレス決済で飲食店の人手不足を解消
飲食サービス業では、人手不足で機会損失をしていることも多いです。そうとはいえ、従業員を増やすと人件費がかさみ、利益が少なくなってしまうでしょう。
最小限の従業員でも顧客満足度を向上させ、リピート率も向上させるにはシステム活用による効率化が重要となります。
キャッシュレス決済の導入と合わせて、スマホ・モバイルオーダーシステムも検討してみてはいかがでしょうか。