本記事では、飲食店で導入が進むタブレットオーダーシステム(タッチパネルで注文できるセルフオーダーシステム)の機能や料金相場、導入のメリットをわかりやすく解説。さらに、最新の注文システムトレンドも踏まえて、失敗しない選定のための比較ポイントとおすすめのシステムを紹介します。
タブレットオーダーシステムとは?
タブレットオーダーシステムとは、飲食店や居酒屋、カフェなどで導入されているタッチパネルで注文ができるシステムのことを指します。
来店客が自分のテーブルに設置されたタブレット端末を使ってメニューを確認し、そのまま注文を行えるため、ホールスタッフを呼ぶ必要がありません。
タブレットオーダーシステムはタッチパネル注文システムとも呼ばれます。導入することで、注文の効率化・人件費削減・オーダーミス防止といったメリットが得られます。また、写真付きでわかりやすいメニュー表示や多言語対応など、訪日客の多い飲食店にもおすすめです。
飲食店でお客様が自分で注文できるシステム2つの種類
飲食店で導入が進んでいるセルフオーダーシステムは、大きく分けて 「タブレットオーダーシステム(タッチパネル注文)」 と 「モバイルオーダーシステム(スマホ注文・QRオーダー)」 の2種類があります。
以下の表で、それぞれの特徴を比較してみましょう。
種類 | タブレットオーダーシステム | モバイルオーダーシステム |
別名 | タッチパネル注文システム テーブルオーダーシステム | スマホ注文アプリ QRオーダーシステム |
利用端末 | タブレット端末 (iPad/Android) 店舗専用端末 | スマートフォン QRコード |
特徴 メリット | テーブルに端末を設置したタブレットで注文 タブレット上で金額・注文履歴を確認 POSレジ連携で売上もリアルタイム反映 | テーブルのQRコードをスマホで読み込み注文 座席でスマホ決済まで可能なシステムも HP/看板設置でテイクアウト受付も可能 |
システム アプリ | メニウ君・MAXNAVI neo Air menu・Relax Order NS スマレジテーブルオーダー | Cloud Menu いつでも注文くん |
2024年のリクルートの調査によると、セルフオーダーの中でも、タブレットオーダーシステム(テーブル設置型端末)は利用経験率が78.9%と最も高く、多くの飲食店で採用されています。
タブレットオーダーシステムの機能 – 食べ放題/POS連携も可能
タブレットオーダー・タッチパネル注文システムの主な機能を紹介します。
機能 | 内容 |
メニュー表示・注文機能 | タブレット上の写真・価格付きメニューから注文 食べ放題・飲み放題の設定なども可能 |
注文履歴・金額確認 | テーブルごとに注文履歴や合計金額を表示 |
POSレジ連携 | 注文内容がPOSに自動連携され、売上管理に反映 |
キッチンプリンター連動 | 注文が自動でキッチンプリンターから出力される |
多言語対応 | 日本語・英語・中国語など複数言語に対応 |
写真・動画メニュー表示 | 静止画や動画で料理を訴求できる |
プロモーション表示 | キャンペーンやおすすめ商品をタブレット上に表示 |
キャッシュレス決済連携 | クレジットカードやQR決済と連携可能 |
セルフ会計機能 | テーブルで会計まで完結できる |
分析・レポート機能 | 注文データを収集・分析し、売上傾向を把握できる |
タブレットオーダーシステムの機器・構成
タブレットオーダー・タッチパネル注文システムは基本的にクラウド上にデータを保管し、Wi-Fi環境で稼働します。

Wi-Fiを経由してiPadやAndroidのタブレットまたは専用端末で注文がストアコンピューターに転送され、キッチンにオーダーを知らせる用のキッチンプリンターやオーダー管理システムと連携します。
また同時にタブレットPOSとも連携することで、レジ会計・売上データの管理も可能になります。
後ほど詳細を解説しますが店内オーダーだけでなく、店外オーダー受付もできるモバイルオーダー・テイクアウト予約システムも利用でき集客の幅を広げることができます。
タブレットオーダーシステムの導入費用・価格・料金相場
次はタブレットオーダー・タッチパネル注文システムの導入費用・価格に関してご紹介します。
費用項目 | 相場・目安 | 補足ポイント |
初期設定・導入費用 (メニュー登録・カスタマイズ含む) | 約10~30万円程度 | メニュー登録・UIカスタマイズ・システム初期設定費用。 規模や内容により30万円超になることも。 |
ハードウェア費用 (タブレット・周辺機器) | 1台あたり3~6万円(タブレット) ※以下を含めて合計20~150万円程度 + キッチンプリンター +レシートプリンター +キャッシュドロワなど | 席数(テーブル数)に比例して増加。 例:20卓で約80万円前後 機器構成次第で150万円規模になることも。 |
月額ライセンス費用 (システム利用料) | 月額5,000円~3万円程度 | 小規模店舗は1万円以下 中~大規模や高機能版は2~3万円 端末ごとの課金(数百~数千円/台)もある。 |
また上述で紹介したタブレット端末やキッチンプリンター・POSレジ・キャッシュレス決済端末などハードウェア費用は座席数・店舗の大きさによって変動し、費用相場感としては20~150万円程度。
タブレットオーダー・注文システムの月額費用はハードウェアが不要なモバイルオーダー・タブレットオーダーシステムなどサービスによりますが、1~30万円が月額相場です。
【無料あり】タブレットオーダーシステムおすすめ8選|初期/月額比較
システム/アプリ名 | イメージ | 初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | 決済手数料 | 注文手数料 | SNS連携 | QRコード決済 | テイクアウト |
かんたん注文 | ![]() | お問合せ | 0円~ キャンペーン価格 | あり セルフオーダー 無料お試し | 1.98~3.74% | 0% | 〇 | 〇 | 〇 |
POS+(ポスタス) | ![]() | 問い合わせ | 問い合わせ | – | 問い合わせ | 問い合わせ | 〇 | 〇 | 〇 |
Squareハンディ | ![]() | 0円※無料 | 0円※無料 | 端末30日間無料返金 | 2.5%~ | 0% | 〇 | 〇 | 〇 |
Cloud Menu | ![]() | 0円 ※無料 | 4,800円~ | あり 30日無料 | – | – | ◯ | ◯ | ✕ |
CASHIER ORDER | ![]() | 0円 | モバイルオーダープラン 3,000円(税込) | なし | 3.90% | 問合せ | ✕ | 〇 | 〇 |
USEN SelfOrder MOBILE | ![]() | お問合せ | お問合せ | なし | お問合せ | お問合せ | ◯ | ◯ | ◯ |
MAIDO MOBILE | ![]() | 0円 ※無料 | 1,980円~ | あり | 2.99~3.54% | お問合せ | ◯ | ◯ | ◯ |
かんたん注文
- 個人店舗おすすめ月額0円から利用可能なQRコード注文+POSレジセット導入
- QRコードでのセルフオーダーとタブレットでのセルフオーダーどちらも対応可能
- セルフオーダー/ハンディ/テイクアウト/デリバリーにも対応
かんたん注文タブレットオーダーは月額0円から利用が可能で、iPhone・androidどちらにも対応しておりアプリを入れれば操作できるため小規模店舗におすすめです。また導入にも日数はかからず最短2週間で導入が可能です。
初期費用 | お問い合わせ |
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月額費用 | 0円 |
タイプ | ・モバイル(スマホ注文)型 ・テーブル(タブレット)型 |
手数料・オプションなど | 手数料なし |
無料トライアル | セルフオーダー機能のトライアルあり |
初期費用 | お問い合わせ |
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月額費用 | 0円 |
タイプ | ・モバイル(スマホ注文)型 ・テーブル(タブレット)型 |
手数料・オプションなど | 手数料なし |
無料トライアル | セルフオーダー機能のトライアルあり |
POS+(ポスタス)セルフオーダー
- QRを席に設置し、お客様のデバイスで注文
- 注文と共にSNSのお友達登録。クーポン配信やスタンプカードも。
- 店舗アプリ作成で、店外から注文・決済、お店で受け取りが可能。
- 席に置いたタブレットで注文が可能
- タッチパネル式のセルフレジ/券売機の対応可能
POS+(ポスタス)は店内注文~テイクアウト注文まで飲食店に必要な機能が全て使えるPOS連携の高機能のセルフオーダーシステムです。
低価格の上、お店のニーズにあわせてあらゆるセルフオーダーをご用意。セルフオーダー/モバイルオーダー/フルタッチパネル式セルフレジ/券売機などからそれぞれ希望のシステムの導入が可能です。
初期費用 | お問い合わせください。 |
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月額費用 | お問い合わせください。 |
タイプ | ・モバイル(スマホ注文)型 ・テーブル(タブレット)型 ・セルフレジ・券売機 |
基本機能 | セルフオーダー/テーブルトップオーダー QRオーダー/セルフレジ・券売機/店舗アプリ |
販促機能 | テイクアウト/デリバリー/店外注文 メッセージ配信・クーポン配信/スタンプカード 顧客分析/再来店促進ツール |
初期費用 | お問い合わせください。 |
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月額費用 | お問い合わせください。 |
タイプ | ・モバイル(スマホ注文)型 ・テーブル(タブレット)型 ・セルフレジ・券売機 |
基本機能 | セルフオーダー/テーブルトップオーダー QRオーダー/セルフレジ・券売機/店舗アプリ |
販促機能 | テイクアウト/デリバリー/店外注文 メッセージ配信・クーポン配信/スタンプカード 顧客分析/再来店促進ツール |
Cloud Menu
- 注文はタブレット/スマホで確認・明細もLINE通知でスマホアプリ感覚で簡単操作
- 初期0円・30日無料で特別な機器購入も不要・最低期間も違約金もなし
- 来店者がスマホでQRコード読み取りスマホでメニュー表示・注文受付
- 店内でのモバイルオーダー注文システム
- HP上からすぐにアカウント登録して利用開始
CloudMenu(クラウドメニュー)は初期費用は0円で手持ちのタブレットやスマホに商品を登録し、QRコードを印刷するだけですぐに開始できる店内でのモバイルオーダー注文システムです。そのため専用端末は不要で初めて導入される店舗におすすめです。
導入は無料で始められ、HP上からすぐにアカウント登録して利用開始できます。またモバイルオーダーに特化し機能がシンプルに絞られており他サービスより使いやすく、利用期間の制限がないのも店舗に嬉しいポイントです。
初期費用 | 0円 |
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月額費用 | 4,800円~ |
タイプ | ・モバイル(スマホ注文)型 (QRオーダーシステム) |
無料トライアル | あり ※30日間 |
最低利用期間・解約金 | なし (いつでも退会可能) |
初期費用 | 0円 |
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月額費用 | 4,800円~ |
タイプ | ・モバイル(スマホ注文)型 (QRオーダーシステム) |
無料トライアル | あり ※30日間 |
最低利用期間・解約金 | なし (いつでも退会可能) |
CASHIER ORDER
- 店舗の規模や業種に最適なオリジナルハードウェアを組み合わせることが可能
- 店舗のあらゆる業務の一元管理が可能となり、データ管理運営を効率化
- オーダー業務をセルフ化することで店舗の業務効率UPを実現
- 多言語対応で言語の壁を越えた接客が可能に
- 電話やメールでのサポートも充実。無料でトラブルサポート
CASHIERは、クラウドPOSを中心に店舗規模や業種に適したハードウェアと管理機能を選択し、自由自在に販売環境の設計が可能。そのほかにも在庫管理機能や発注や仕入れ、棚卸しなどの機能を活用し、高度な在庫管理を実現します。
飲食店のニーズにお応えしたテーブルオーダーやハンディオーダーといったOESとの連携にも対応。そのほかにも注文業務をセルフ化させるタッチパネル型券売機の展開もあります。
初期費用 | 0円~ 端末費用のみ ※端末レンタルあり |
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月額費用 | 4,400円〜 プロフェッショナルプラン:4,000円(税抜) +その他連携プランにより |
オーダーシステム種類 | セルフレジ/セミセルフレジ/ハンディ スマホレジ/タッチパネル券売機 スマホ・テーブルオーダー モバイル・テイクアウトオーダー |
その他機能 | 多彩なレジ/顧客管理/在庫管理/本部管理 大規模複数店舗管理/発注・仕入れ管理/その他 |
初期費用 | 0円~ 端末費用のみ ※端末レンタルあり |
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月額費用 | 4,400円〜 プロフェッショナルプラン:4,000円(税抜) +その他連携プランにより |
オーダーシステム種類 | セルフレジ/セミセルフレジ/ハンディ スマホレジ/タッチパネル券売機 スマホ・テーブルオーダー モバイル・テイクアウトオーダー |
その他機能 | 多彩なレジ/顧客管理/在庫管理/本部管理 大規模複数店舗管理/発注・仕入れ管理/その他 |
Squareセルフオーダー

- 月額・初期・注文手数料0円で無料導入
- 最短翌日入金・振込手数料0円・QRコード設置だけで簡単に事前注文受付
- アカウント1つでPOSレジ・キャッシュレス決済も無料利用
- 自動でPOSレジ連携・オーダーシートも発行でテーブル会計を効率化
Square セルフオーダーはQRコードを設置するだけで飲食店・レストランのテーブル注文やレジ会計を効率化できるPOSレジ連動型の無料セルフオーダーシステムです。
SquareではPOSレジ・キャッシュレス決済・テイクアウトサイト作成ツールも提供しており、1つのアカウントでネット・店内注文の受付から会計・決済・売上までをすべて管理できます。
また個人・小規模飲食店には嬉しい最短翌日のスピード入金・振込手数料も0円で不明確な料金は一切なく、店舗経営も安定させることができます。
初期費用 | 0円 |
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月額費用 | 0円 |
手数料 | 決済手数料: 3.25%~ 振込・販売手数料: 0円 |
内容 | ・入金サイクル 最短翌日入金 |
タイプ | ・モバイル(スマホ注文)型 (QRコードオーダーシステム) |
初期費用 | 0円 |
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月額費用 | 0円 |
手数料 | 決済手数料: 3.25%~ 振込・販売手数料: 0円 |
内容 | ・入金サイクル 最短翌日入金 |
タイプ | ・モバイル(スマホ注文)型 (QRコードオーダーシステム) |
スマレジ・ウェイター – 無料から使えるオーダーシステム

- 無料から利用可能
- メニュー登録ではカスタムオーダーの設定も可能
- 注文入力ではランチとディナーに自動切り替え
豊富な機能とシンプルな操作で無料から使える「スマレジ・ウェイター」は、クラウドを利用した画期的なシステムです。メニュー登録から注文入力に対応し、テーブル管理まで機能が揃っています。
項目 | 内容 |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 0円〜10,000円 |
無料トライアルの有無 | あり |
詳細はこちら:https://waiter.smaregi.jp/
orderSmart – 初期・設置費用が無料のテーブルオーダー

- 初期費用0円月額費用20,000円~利用可能
- すべての飲食店にセルフオーダーを広める
- メニュー変更設定が簡単
rderSmartはセルフオーダー機能に特化したシステムで、注文タブレットを設置する前提で導入します。注文状況を確認する機能が搭載され、頼んだメニューの進捗度合いが顧客側で確認ができます。
項目 | 内容 |
初期費用 | 問い合わせ |
月額費用 | 問い合わせ |
無料トライアルの有無 | 問い合わせ |
USEN SelfOrder

初期・機器代金が無料のセルフオーダーシステム
- おしぼりやお水もセルフオーダーできる
- 複数プリンタ制御搭載
- サブメニューの登録が可能
「U Oder」はセルフオーダータブレットに呼び出し機能や、おしぼり等を注文できる機能も搭載されています。オーダーをドリンクとフードに分けて出力する「複数プリンタ機能」を搭載しているので、オーダー間違い等のトラブルが激減します。
項目 | 内容 |
初期費用 | 問い合わせ |
月額費用 | 問い合わせ |
無料トライアルの有無 | 問い合わせ |
タブレットオーダーシステムの選び方|比較ポイント
1. メニュー画面の作りやすさ
お客様が直感的に操作でき、商品を探しやすい画面設計になっているかは最も重要なポイントです。
テンプレートが豊富なシステムなら短時間で導入可能ですが、自由度は低めです。一方でフリーレイアウトに対応したシステムなら、写真の大きさやテキスト配置を自由に編集でき、紙メニューと同じような訴求力を持たせられます。飲食店のコンセプトをしっかり表現したい場合には後者がおすすめです。
2. 売上につながる仕組みがあるか
単に注文を受け付けるだけではなく、注文を後押しする機能があるかどうかも大きな差になります。「おすすめ表示」「人気ランキング」「日替わりメニューの簡単更新」などがあると、お客様が目にとまりやすく、つい注文してしまう仕組みを作れます。日替わりで商品を差し替える居酒屋やランチ営業のある店舗には特に有効です。
3. 運用に合ったメニュー管理ができるか
ランチとディナーで内容が変わる、平日と休日でメニューが異なる、飲み放題やコース料理があるなど、飲食店では多様なメニュー運用が求められます。システムによっては時間帯や曜日に合わせて自動でメニューを切り替えられる機能があり、スタッフの手間を削減できます。複数のメニューブックを登録し、状況に応じて切り替えられる仕組みがあるかも確認しておきましょう。
4. 外国語対応の有無
観光客や在住外国人を取り込みたい店舗では、多言語対応は必須です。英語・中国語・韓国語はもちろん、最近ではベトナム語など東南アジア圏に対応しているシステムも増えています。単に商品名だけでなく、説明文やおすすめポイントまで翻訳できると、コミュニケーションの不安を減らし、安心して注文してもらえます。
タブレットオーダーシステムを導入する3つのメリット
飲食店にタブレットオーダーシステム・タッチパネル注文システムを導入すると得られる5つの導入メリットをご紹介します。
1. 店舗スタッフの業務効率化/教育コスト/メニュー印刷費用の削減
店舗スタッフの業務効率化につながります。従来の接客では新規スタッフを雇用した場合、メニューや接客方法などの教育が必要でした。
また日替わりのメニューなどがある場合も毎日メニューを書いたり、印刷したりする必要もありましたがタブレット注文システムの場合は端末上で完結します。
そのため教育や紙にかかるコストも必要がなく、店舗スタッフも料理・接客などコア業務に集中できます。
2. オーダーミスの削減・POSレジ連携でリアルタイムに売上管理
またオーダーミスの削減につながります。お客様自身が注文を行うためキッチンへの伝達ミスなどがなくなることが期待できます。
加えて注文内容はPOSレジとリアルタイムで連携ができるため、売上管理・レジ会計の締め作業も効率化ができます。
3.食べ飲み放題など座席の時間管理を自動化・多言語にも対応
様々なシチュエーションに対応できるようになります。例えば食べ飲み放題などを提供している居酒屋の場合では、タブレット上で残り時間なども表示・管理できます。
またボタンひとつで多言語表示も可能なため、増えているインバウンド需要にも対応できます。
タブレットオーダーシステムを導入する3つのデメリット・注意点
1. 初期費用・ランニングコストがかかる
タブレット端末の購入費用や設置工事、さらに月額利用料が発生します。小規模店舗では導入コストが負担になりやすく、数十万〜百万円以上の初期費用が必要になることもあるため、事前の費用シミュレーションが重要です。
2. 機器トラブルや操作ミスへの対応が必要
タブレットの故障やネットワーク障害が発生すると、注文が止まるリスクがあるため、バックアップ体制が欠かせません。また、高齢者などタッチパネル操作に不慣れな顧客へのフォローも必要です。サポートプランの有無を必ず確認しておきましょう。
3. 店舗オペレーションの見直しが必要
システムを導入しただけでは効果は最大化しません。スタッフの教育や、注文・会計フローの見直しが必要です。さらに、既存のPOSや会計システムとの連携が不十分だと、かえって業務が複雑化するリスクもあります。
まとめ:タッチパネルで注文できるタブレットオーダーシステムでお店を効率化
タブレット端末を活用して顧客自身がタッチパネルで注文を行うタブレットオーダーシステムは、この数年で大手外食チェーン店でも目にする機会が増えました。
記事を読んでお店に合ったタブレットオーダーシステムを導入しましょう。
最新のトレンド|非接触×LINE連携/スマホQRコード受付/飲食店の新しい注文様式
現在タブレット注文システムやモバイルオーダーシステムはさらに注目を浴びています。タブレットオーダーやタッチパネル注文システムの3つのトレンドをご紹介します。

- LINEミニアプリ連携予約
- スマホで非接触注文・テーブル決済
- 事前決済で当日キャンセル防止
現在多くのサービスがLINEアカウントと連携が可能になってきています。LINEと連携すること普段のコミュニケーションからシームレスなコミュニケーションができ、またブロック率が低いためリピーター獲得に繋がります。
近年増えているのが非接触で接客・支払いが可能なスマホ注文・テーブル決済です。QRコードを通してスマホ1つで注文から決済、またテイクアウト受付やPOSレジ連携も可能です。
その他クレジットカード・スマホ決済などの場合、注文と同時に決済が可能な事前決済が主流です。事前決済を導入することにより、当日キャンセルなどの防止にもつながります。
LINE連携が可能なテイクアウト予約・デリバリー注文・モバイルオーダーシステムはそれぞれの記事で詳細を解説しています。