【最新2025年】順番待ちシステム・アプリおすすめ10選比較！4つのタイプや選び方・導入メリットを解説

順番待ちシステム・アプリとは

順番待ちシステムは、飲食店やサロンなどの店舗の予約受付状況をリアルタイムに把握し、待ち時間を削減し、集客効率を高めるシステムです。メールやメッセージでの呼び出し機能やメルマガ配信の機能が備わっていて、他のシステムと連携することで店舗の販促活動に活かすことが可能です。

今回は順番待ちシステムの機能やメリットについて解説しながら、おすすめのシステムを紹介します。

予約管理システムのメリットや機能・サービス一覧の記事も合わせてご確認ください。

順番待ちシステム・アプリの機能

順番待ちシステム・アプリの4つのタイプ

順番待ちシステムは、業種や用途によって適したタイプが異なります。ここでは、主な導入目的や活用シーンに応じて分けた4つのタイプをご紹介します。

順番待ちシステム・アプリの4つのメリット

順番待ちシステムを導入することで、店舗側と顧客側双方にどのようなメリットが得られるのでしょうか。ここからは4つのメリットを詳しくご紹介します。

1．予約・受付業務の効率化

順番待ちシステムを使えば、顧客自身で受付できるため、店舗側・顧客側ともに手間が省けます。

通常であれば入り口で店員に名前と人数を聞かれますが、受付の人員確保の必要がなく、さらに、順番が来た顧客を呼び出す手間もかからないため、店舗運営の効率化が期待できます。

2．受付・空き状況の可視化で集客アップ

順番待ちシステムアプリを導入すると、顧客側は受付状況や空き状況を共有できるため、順番が来るまで店内に待機しておく必要がありません。また、通常であれば待ち時間として伝えられるのは店員の推測の時間です。しかし、システムなら待ち時間をリアルタイムに把握できるため、正確な時間がわかります。

店舗側は正確な時間がわかることにより、顧客の取りこぼしを避けられ、集客効率のアップを期待できます。

3．混雑・密集の防止

店内や受付前に人が密集するのを防ぐことで、感染対策や安全対策にもつながるほか、周囲の店舗や施設とのトラブル回避にも役立ちます。

特に医療機関や公共施設では、導入効果が高いポイントです。

4．お客様の待ち時間ストレス軽減

お客様はスマホから自分の順番を確認できるため、店内で長時間立って待つ必要がありません。

混雑状況に応じて外出したり車内で待機したりと、柔軟な待ち方が可能になり、体感的なストレスを大幅に軽減できます。

順番待ちシステム・アプリの6つの比較ポイント・選び方

順番待ちシステムの導入を決めたら、各システムの比較ポイントを押さえておきましょう。

1. オンライン受付が必要か

来店前にお客様がスマホやPCから順番を取れる「オンライン受付」機能は、混雑の緩和や店頭での滞在時間の短縮に効果的です。特に、外で待ちたい方や時間に余裕がない方にとって便利な機能です。
「事前に順番を取ってもらいたいか」「店頭以外でも受付できたほうが良いか」といった観点から、必要性を検討してみてください。

2. 発券機や店内モニターを使うか

店頭で紙の整理券を発行したい場合や、店内の画面で現在の呼び出し状況を表示したい場合は、発券機やモニターと連携できるシステムが必要です。
高齢の利用者が多い施設や、視覚的に順番を知らせたい環境では有効です。「紙の整理券を使いたいか」「店内に表示設備を設置する運用にするか」を事前に整理しましょう。

3. LINE・SMSなど、どの呼び出し方法が必要か

呼び出し方法には、LINE通知、SMS通知、店内アナウンス、画面表示などさまざまな手段があります。
たとえばLINEで通知できれば、来店者はアプリを追加せずにスマホで順番を確認できます。顧客層や利用環境に合わせて、「どんな通知手段が必要か」「複数の方法を使い分けたいか」を考えておくと選びやすくなります。

4. 複数の窓口や担当者で使うか

同時に複数の受付・案内窓口が存在する場合、それぞれの順番を管理したり、別々に呼び出したりできるシステムが必要になります。
「受付が一箇所だけか」「複数のスタッフや担当者で同時に案内するか」といった店舗・施設の運用体制に合わせて、対応可能なシステムを選びましょう。

5. スタッフ・お客様に使いやすいか

来店者が高齢者や初めて利用する方であれば、操作が直感的で分かりやすい設計が重要です。また、日々操作するスタッフにとっても、複雑な操作が多いと業務の負担になります。
「タッチパネルが使いやすいか」「スマホ画面が見やすいか」「スタッフが迷わず操作できるか」など、実際の操作画面を確認しながら検討するのがおすすめです。

6. サポート体制が必要か

システム導入後にトラブルが発生した場合、すぐに対応してもらえるかどうかは安心感につながります。
初期設定のサポート、操作方法の説明、障害発生時の対応など、サポート体制が充実しているかも重要な判断材料です。「不明点をすぐに聞けるか」「対応時間帯は十分か」などを確認しましょう。

おすすめ順番待ちシステム・アプリ比較10選【無料あり】

おすすめの順番待ちシステムを紹介します。費用や機能を比較して、ご自身にあったしシステムを選んでください。

アプリ/システム名	イメージ	タイプ	初期費用	月額費用	発券方法	呼出方法	多言語対応
Air Wait		多機能・汎用型	0円 ※無料	フリー：0円 ※無料 ベーシック：11,000円 スタンダード：22,000円	・店頭 ・スタッフ代理発券 ・Web	・LINE ・メール ・SMS ・モニター	英語 中国語(簡体、繁体) 韓国語
EPARK		多機能・汎用型	問合せ	問合せ	・店頭 ・Web	・メール	問い合わせ
My junban		多機能・汎用型	0円 ※無料	5,980円～	・店頭	・LINE ・電話 ・メール	問い合わせ
ネコの目システム		官公庁 医療機関	問合せ	問合せ	・店頭	・LINE ・SMS ・メール	問い合わせ

Airウェイト

初期月額0円~LINE/電話呼出/iPadで順番受付管理&待ち時間表示/クーポン

詳細はこちら

注目ポイントAirウェイトの特徴

• 初期/月額0円から利用可能/有料プランの契約期間縛りなし/iPadで順番受付管理
• LINE/電話/SMS/メールで呼出/外部ディスプレイに待ち時間表示も可能
• 小規模な飲食店/病院&クリニック・自治体/大手企業/チェーン店豊富な導入実績
• シンプル操作でアプリ・システムに詳しくなくても簡単利用
• 整理券/クーポン/自動呼出/多言語対応/QRコードで呼出状況をリアルタイム表示

Airウェイトはリクルートが提供する初期費用/月額0円から利用できる受付・順番待ち管理アプリで、LINEや電話/SMSなど多様な呼出が可能です。iPadとプリンターがあれば紙台帳や高価な専用端末不要で導入ができます。

伊勢丹などの大型商業施設・資生堂パーラー・ステーキガストなどの人気飲食店やココカラファインなどの調剤薬局・クリニックまで幅広い業種で導入されています。

プラン名	初期費用	月額費用	内容
フリー	0円 ※無料	0円 ※無料	プリンター・iPadは別売り
ベーシック	0円 ※無料	11,000円	プリンター・iPadは別売り
スタンダード	0円 ※無料	22,000円	プリンター・iPadは別売り

フリー
初期費用	0円 ※無料
月額費用	0円 ※無料
内容	プリンター・iPadは別売り
ベーシック
初期費用	0円 ※無料
月額費用	11,000円
内容	プリンター・iPadは別売り
スタンダード
初期費用	0円 ※無料
月額費用	22,000円
内容	プリンター・iPadは別売り

詳細はこちら無料相談はこちら

「Airウェイト」の解説ページ

My junban – ウェイティング・順番待ち予約システム

• iPad・iPhoneでの操作が可能
• 受付はお客様セルフ
• 管理側は自由にカスタマイズ可能

「My junban」は、飲食店だけでなくクリニックやカット専門店などの混雑時に最適な順番待ちシステムです。iPadやiPhoneに対応していて、お客様セルフ受付を導入することもできます。

初期費用	月額費用	おすすめ	機能	無料トライアルの有無
無料	5,980円～9,980円	飲食店・イベント サービス業	店頭・Web受付 受付票発券 案内モニター表示 LINE・電話・メール呼出	あり

詳細はこちら：https://myjunban.com

順番くん – 医療機関向け順番予約受付システム

• 小児科医院の支持率がNo1
• 導入設定が簡単
• 二次感染の防止

医療機関向けの「順番くん」は、小児科医院から人気を集めるシステムです。導入設定が簡単な上に患者数をコントロールすることが可能です。

このシステムを導入することで、待合室での長時間待機が減少し、二次感染予防にもなるとの声が医院から寄せられています。

初期費用	月額費用	おすすめ	機能	無料トライアルの有無
50,000	10,000円	医療機関	Web・店頭受付 案内モニター表示	あり

詳細はこちら：http://www.jyunbanmachi.com

MyTurn

• スマホで受付・スマホで予約
• 音声による「まもなくコール機能」搭載
• モニターによる順番表示

順番待ちを自由にストレスなく待つことをモットーに、順番の見える化を徹底したシステムです。

待っている間も自由に行動して、近づけば通知をする仕組みになっているため、待つ時間によって顧客へ不満を与えないようにしています。

初期費用	月額費用	おすすめ	機能	無料トライアルの有無
0円	1,300円〜	官公庁 飲食店 医療機関 イベント サービス業	ネット・店頭受付 受付票発券 案内モニター表示 LINE・電話・SMS・メール・音声呼出	なし

詳細はこちら：https://myturn.jp

順番ウォッチ

• 顧客と順番を共有するだけのシンプルな作り
• 顧客情報を預からないので安心
• 顧客側での面倒な設定は不要

順番ウォッチは極限までシンプルにした順番待ちシステムで、顧客側のユーザビリティに特化したツールです。

店舗側はお客様へ番号を送信するだけで、その他の登録やインストールは一切必要ありません。年配の方でも抵抗なく使っていただけるアプリです。

初期費用	月額費用	おすすめ	機能	無料トライアル
無料	0円〜4,800円	飲食店 イベント サービス業	店頭・Web受付	あり

詳細はこちら：https://junban-watch.com

ネコの目 順番整理券発券機- ウェイティング・行列回避システム

• 官公庁や公共施設でも利用
• 無料デモがある
• クレーム防止に繋がる

ネコの目システムは、他の順番待ちシステムとは一味違う特徴を持っています。「ネコの目.com」へ各店舗が登録することで、待ち時間の間に立ち寄れる施設や店舗へ顧客を誘導します。

登録された店舗の混雑状況が「ネコの目.com」上で公開されることで、すぐに入れるお店を登録ユーザーへ提供する仕組みです。

初期費用	月額費用	おすすめ	機能	無料トライアル
要問い合わせ	要問い合わせ	官公庁 医療機関 サービス業	店頭受付 複数窓口対応 受付票発券 LINE・SMS・メール呼び出し	あり

詳細はこちら：https://neco.riprice.co.jp/alliance/ticket-machine/

アイリスト

• 低コストのクラウドシステム
• プラットフォーム対応可能
• 自動音声による呼び出し機能

アイリストは低コストで導入できるクラウドシステムで、整理券の発行も可能です。予約受付はもちろんですが、予約状況の確認や集計機能まで搭載されている本格的なシステムです。

初期費用	月額費用	おすすめ	機能
要問い合わせ	要問い合わせ	飲食店・医療 サービス業	店頭・Web・LINE受付 受付票発券 電話・LINE・音声呼出

詳細はこちら：https://www.ilist.jp/web/

イニット・ディー 順番待ちシステム

• 複数言語対応
• サーバーでの一括管理
• 順番呼出と順不同呼出の選択可能

「イニット・ディー 」の順番待ちシステムは、複数言語に対応しているWebシステムでありエンタープライズ運用も可能です。クラウド型のため場所を問わず確認可能で、導入コストも安く済ませることが可能です。

初期費用	月額費用	おすすめ	機能
1,000,000円	無料	サービス業	受付票発券 音声呼出 メール呼出 多言語

詳細はこちら：https://www.initd.co.jp/junban/

Q ticket（キューチケット）

• 時間帯ごとの受付上限設定ができる柔軟な運用設計
• 多言語対応の整理券機能（英語・繁体字・簡体字）
• 受付項目を自由にカスタマイズできる（例：座席の希望や人数）

Q ticket（キューチケット）は、飲食店・公共施設・イベント会場などで利用できるクラウド型の受付・順番待ち管理システムです。
専用アプリ不要で、来訪者はQRコードの読み取りやリンクアクセスで受付が可能。受付状況や順番の確認・呼び出しも、スマホ画面上で完結できます。

初期費用	月額費用	おすすめ	機能
問い合わせ	問い合わせ	イベント・飲食店 病院・官公庁・ホテル	店頭・Web受付 多言語化 独自の質問項目

詳細はこちら：https://corp.vacan.com/service/qticket

LineManager@NSAP+Call

• 業界最安クラス・初期導入がしやすいリーズナブル構成
• 複数窓口・複数呼び出し端末に対応（レーンごとに呼出可能）
• アナログ＋デジタルの絶妙な中間設計

LineManager@NSAP+Call（ラインマネージャー アット エヌサップ＋コール）は、株式会社ムーブが提供するタブレット型の順番待ちシステムです。
発券機能・呼び出し・モニター表示が一体化されており、番号札の自動発券から番号呼出までを非対面・フルオートで運用可能です。小型プリンターとタブレットによるコンパクトで省配線な構成が特長です。

初期費用	月額費用	おすすめ	機能
問い合わせ	問い合わせ	イベント・飲食店 病院・官公庁・ホテル	店頭・Web受付 複数窓口対応 受付票発券 LINE・メール・音声呼出 案内ディスプレイ

詳細はこちら：https://www.move-p.jp/reception/lm-nsap-call/

GATEウェイティング

• 飲食店向け機能に特化
• 予約メディアと連携し、受付・予約を一元管理
• 空席を自動で案内できるスマート運用

GATEウェイティングは、株式会社ビースタイルスマートキャリアが提供する、外食業界（居酒屋・飲食店）に特化した順番待ち・整理券発行システムです。
受付・呼び出し・順番管理に加え、CRM、メッセージ配信、グルメ媒体連携など、店舗運営・集客・リピーター化までを一貫して支援するオールインワン型のクラウドサービスです。

初期費用	月額費用	おすすめ	機能
問い合わせ	問い合わせ	イベント・飲食店 病院・官公庁・ホテル	店頭・Web受付 受付票発券 SMS・メール・音声呼出 案内ディスプレイ

詳細はこちら：https://gate-series.com/products/waiting/

順番待ちシステム・アプリの2つの注意点

順番待ちシステムを導入する際の注意点も把握しておきましょう。ここからは2つの注意点を詳しくご紹介します。

1．様々なギャップにより顧客が離れる可能性がある

順番待ちシステムを導入する事で、顧客の不満が募るケースもあります。例えば、順番待ちシステムの操作が複雑だった場合には顧客が離れてしまうかもしれません。また順番待ちシステム上での待ち時間の表示と実際の待ち時間のギャップに困惑してしまう場合もあります。システム導入の際は、使いやすさを考慮し、待ち時間のずれが生じた際の対策もあらかじめ用意しておくことが重要です。

2．費用がかかる

システムの導入には、初期費用や月額費用が必要です。導入を考えている店舗が小規模である場合等とくに費用の負担が大きくなる場合があります。システムの導入にはメリットも多くあるため、費用や効果のバランスを考慮し、導入するかを判断しましょう。

順番待ちシステム・アプリの業種別用途

順番待ちシステム・アプリの用途を業種別に紹介します。

1．病院・クリニックなどの医療機関

病院やクリニックでは、音声呼び出しに加えて呼び出し番号などのディスプレイ表示や離れたところからも通知を受け取れるLINEやSMSでの通知機能などが使用されることが多いです。加えて電子カルテと連動させて会計の順番待ちまでできるシステムを使用している医療機関もあります。

医療機関で順番待ちシステムを取り入れることは、患者側の待ち時間の負担を軽減し、スタッフ側の業務効率化にもつながります。

2．飲食店

飲食店ではWeb予約が増えており、順番待ちシステムが使用されることも多くなっています。飲食店の場合、タブレット型の順番待ちシステムを店内に配置することで来店者が自ら受付をすることができます。また、分析機能があるシステムもあるため、混雑傾向を分析してスタッフ配置の参考にすることもできます。

3．役所・郵便局・銀行など

老若男女様々な人が利用する役所や郵便局、銀行などは、来店時に利用目的を選択できる機能があるシステムが多く使われます。店内のディスプレイと接続して、窓口ごとに呼び出し番号を表示することもできます。

順番待ちシステム・アプリで顧客の待ち時間・行列回避でストレスを軽減

順番待ちシステムのメリットは顧客側、店舗側の双方にとって効率がよくなる点です。

順番待ちの時間が長いと顧客にはストレスがかかりますが、あらかじめ時間がわかっていると待てる、という人も中にはいます。効率化だけでなく、店の印象を下げないようにするためにも、待ち時間の可視化や自動受付ができる順番待ちシステムを導入しましょう。

印象が良い店はリピーターが増加します。売上の安定化を図るためにもシステム導入を検討してみてはいかがでしょうか。