国産vs海外|BASE×Square無料ネットショップ作成ソフトの手数料・決済方法・料金プラン・評判を徹底比較
新型コロナウイルス拡大以降は店舗のオンライン販売に関するニーズが高まり、安く簡単にECサイトを作成できる無料ネットショップ開業ソフトが人気となっています。
今回はTVCM・店舗数の増加で注目のBASEと、ショップ立ち上げ〜POSレジ・キャッシュレスなど店舗領域を支援しているSquareオンラインビジネスの2つを徹底比較。
サービス名 | 特徴・ポイント | おすすめ業界・強み |
Squareオンラインビジネス | 月額/初期/販売手数料0円 申込/振込手数料0円 売上が翌日手に入る(翌日入金) 画像・商品登録数が無制限 | 飲食店:テイクアウト&デリバリー 商品・在庫情報をPOSレジ自動連携 アパレル:SNS連携で販促を強 美容・エステ:継続課金・回数券管理 |
前提(1)有名2社BASE・STORESの検索ニーズに見る無料ネットショプ作成・開業ソフトの課題
専門知識がなくても簡単に作れ、初期費用や月額費用も無料で済むということからも開業をしている人が増えています。
ではどのような観点に関心・注目が集まっているのでしょうか。まずはBASE・STORESの2大無料ショップ作成ソフトに関する検索フレーズからニーズを見ていきます。
上記グラフは2社の「サービス名×関連フレーズ」の検索回数を課題・目的に分類し作成したグラフです。※例 BASE 手数料 / STORES 支払い方法など
サービス名(BASE・STORES)や会社情報に関する検索も多い一方で、料金や集客といった部分に課題・関心があることがわかります。
キーワード分類 | 料金・費用・手数料 | 集客・機能詳細 | 課題・悩み |
主な検索ワード | 決済&販売手数料 振込手数料・高い 料金プラン・送料 後払い・支払い方法・ | クーポン・テンプレート SNS&モール連携 集客・アフィリエイト | 評判・売れない 発送されない キャンセル対応 ヘルプ など |
分類した検索フレーズの中でをいくつかピックアップしたものが、上記の表になります。
決済や販売手数料などの料金・送料、クーポンやSNSなどの集客手段、その他どのようにすれば売れるのかなども関心が高いのが伺えます。
また検索回数としては多くないですが「評判・売れない」といった、明確な課題もあることが見えてきます。
前提(2)無料ネットショップ作成・開業ソフト選定のポイント・注意点
上記のショップ構築サービスに関する検索フレーズを踏まえ、選定ポイントをあげるとすると次の3つとなります。
- (1)規模に応じた利益率の高いショップ作成ソフトの選定
- (2)集客・マーケティング機能の充実
- (3)サポート体制・利用者の評判・口コミ
1点目は自社の売上の規模なども踏まえた利益率の高いサービスを選定することです。手数料に関する関心が高いように、どれくらいの規模でネットショップを作るのかは重要な考え方の1つです。
売上高によってある程度の活用ツールは住み分けがされているため、初期段階でのショップ開業には無料ツールがおすすめです。ただし、図の右上にいくほど機能性・拡張性は高く、月額費用は発生する一方でカスタマイズは自由度が高くなります。※下記は売上規模の一例
構築手法 | ビジネス規模/円 | 初期費用相場 | 月額費用相場 |
ECモール | 個人〜1億前後 | 無料〜5万程度 | 無料〜5万程度 |
無料ネットショップ ASPカートシステム | 個人〜1億前後 | 〜10万程度 | 〜10万程度 |
オープンソース | 1億〜5億前後 | 10〜30万程度 | 10万前後〜 |
ECパッケージ クラウドEC | 1億〜30億前後 | 100万〜 | 10〜30万前後 |
フルスクラッチ | 30億〜 | 数千万〜 | 数十万〜 |
規模別のカートシステムについてはこちらの記事で解説しています。
2点目は集客やマーケティング機能がどの程度あるのかという点です。ショップは開業して終わりではなく、スタートといえるため売れる仕組み作りも重要です。
3点目はサポート体制や口コミなど利用者からの評判です。実際の利用者の声や使いやすさなども確認していきましょう。
この点を踏まえて今回はBASEとSquareのサービスの比較いきます。
BASE(ベイス)とは|手数料・決済方法・料金プラン・店舗数・基本情報を解説
CMでも話題 – BASE(ベイス)の特徴・概要
- 提供会社名:BASE株式会社
- 本社所在地:東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー37F
- サービス提供開始時期:2012年11月
- 導入実績(店舗・ショップ開設数):140万(2021年 3月時点)
- 月間検索数・ワード数(関連フレーズ含む):387,230回/月・263ワード
BASEは2012年からサービス開始しているネットサービスです。2021年3月時点で140万店舗が開設されおてり、4年連続で開設実績No.1となっています。
BASEは豊富なテンプレートを取り揃えることにより、従来HTMLやCSS等でのカスタマイズ商品登録などの面倒な手続きを簡単に作成できるのが特徴です。
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BASE(ベイス)の決済手数料料金プラン表
プラン | 月額費用 | 初期費用 | 決済手数料 | オプション |
無料プラン | 無料 | 無料 | 手数料:3.6%+40円 サービス料:3% | ロゴ非表示:500円 |
BASEは基本的には月額・初期費用は無料で利用可能です。商品売買が成立した際に決済手数料・サービス料のみがかかります。
また通常プランではBASEのロゴがサイト内に表示されますが、オプションとしてロゴを非表示する場合は月額500円の費用が発生します。
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BASE(ベイス)のメリット・強み
- 無料でショップ開設が可能
- ショッピングアプリによる集客機能
- Instagram連携・500万人登録のアプリ利用
- BASE簡単決済によるキャリア決済対応
BASEのメリット・強みはショップ開設の費用がかからないということです。
BASEは商品売買が成立したときのみに手数料が発生するという仕組みのため、初期費用のリスクもなく開設出来ます。
2点目はBASEのアプリにより、ECモールのような集客が期待できる点です。アプリ会員は500万人以上の登録があり、アプリ経由での集客が期待できます。
3点目はInstagramとの連携が可能ということです。Instagramの投稿に商品をタグ付けするなど直接リンクを作成することが出来ます。SNSを活用した集客や商品アピールにもつながります。
またBASEではクレジットカードはもちろんキャリア決済などの多様な決済手法に対応しているのがBASE簡単決済があり、幅広いユーザー層に対応しています。
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Squareオンラインビジネスとは|手数料・決済方法・料金プラン・店舗数・基本情報を解説
Square(スクエア)オンライン ビジネスの特徴・概要
- 提供会社名: Square, Inc
- 本社所在地:米国カリフォルニア州
- サービス提供開始時期: 2013年5月
- 導入実績(店舗・ショップ開設数):不明
- 月間検索数・ワード数(関連フレーズ含む):1,200回/月・15ワード
スクエアはアメリカ発の決済端末を提供している会社です。2013年5月から店舗での決済システムの提供を開始おり、オンラインショップ作成サービス以外にタブレットのPOSレジや在庫・売上管理システムなどを提供しています。
そのためアカウント一つで決済~オンライン販売まですべてを完結できるのが大きな特徴です。
また0円でショップ開設が可能なことに加えてInstagram連携も簡単設定で、美容室/サロン/アパレルやハンドメイド販売などにもおすすめで、3ステップでインスタ販売ができるようになります。
Square(スクエア)オンラインビジネスの決済手数料・料金プラン表
プラン | 月額費用 | 初期費用 | 決済手数料 | 機能・オプション |
無料プラン | 0円 | 0円 | 3.6%(JCBのみ3.95%) | ・商品登録数無限 ・店舗とネットショップの一元化 |
プロフェッショナル | 1,200円 | 0円 | 3.6%(JCBのみ3.95%) | ・カスタムドメイン ・Square広告非表示 |
パフォーマンス | 2,500円 | 0円 | 3.6%(JCBのみ3.95%) | ・商品レビュー掲載 ・カゴ落ちメール |
プレミアム | 6,800円 | 0円 | 3.3%(JCBのみ3.95%) | ・最安決済手数料 |
Squareも無料でネットショップを作成し簡単にオンライン販売の開始ができます。
Squareの料金プランの特徴としては、商品登録が無限・店頭販売とネット販売をPOSレジや在庫管理機能を活用し一元管理ができる点です。
プロファッショナルプランではSquare広告の非表示、パフォーマンスでは商品レビューの掲載・プレミアムでは決済手数料3.3%と売上高が中小規模のショップ向けにもおすすめのプランが提供されています。
Square(スクエア)オンラインビジネスのメリット・強み
- 月額・初期費用が無料でスタートできる
- 決済手数料のみでBASEよりも利益率が高くなる
- 電子マネー・メールリンク決済・豊富なクレジットカード決済対応
- 無料プランでもアフィリエイトタグの発行が可能
- 実店舗と連動したPOSレジ・在庫管理が一覧表示
Squareのメリット・強みはBASEと同様に月額・初期費用が無料でスタートすることができるため、初期コストを押させて開業できる点です。
また無料プランでは決済手数料のみしか発生しないため、BASEと比べて売上が伸びていっても利益率が高くなります。
支払い方法もクレジットカードはもちろん、電子マネー・メールリンク決済などの豊富な決済システムを利用可能です。
集客の観点ではアフィリエイトタグが無料プランから利用できるため、SNSなどとの連携なども容易に可能で、BASEから乗り換えたとの声もあるようです。
Squareは美容室・実店舗向けのPOSレジや在庫管理などのサービスも提供しているため、オンラインショップと実店舗の連動・売上管理の効率化も実現できます。
料金比較(1)BASE(ベイス)×Square(スクエア)の料金プラン・送料・販売手数料を計算
BASE(ベイス)×Square(スクエア)の料金プラン・送料・販売手数料の比較表
Squareオンラインビジネス | BASE(ベイス) | |
料金プラン/月額 | 無料プラン:0円 プロフェッショナル:1,200円 パフォーマンス:2,500円 プレミアム:6,000円 | 無料 |
決済手数料 | 無料プラン:3.6% プロフェッショナル:3.6% パフォーマンス:3.6% プレミアム:3.3% | 3.6%+40円 ※注文毎 |
販売手数料(サービス料) | 無料 | 3% ※注文毎 |
送料詳細設定 | ◯ | ◯ |
独自ドメイン | プロフェッショナルプランで適用 オプション900円 | 利用可能 ※サブドメイン限定 |
サービスロゴ非表示 | プロフェッショナルより適用 | オプション500円 |
商品登録数 | 無制限 | 無制限 |
店舗・ショップの在庫管理 | ◯ | × |
SNS連携 | ◯ | ◯ |
詳細はこちら | BASEに無料登録 |
BASEとSquareのどちらも無料から利用できますが、BASEは無料プランしかなく、他の機能はオプションでの提供になります。
それに対してSquareはオプションや機能・用途に合わせた複数のプランを用意しています。また手数料についてはBASEは決済手数料の3%に加えてサービス料3%+40円が発生する違いがあります。
両社を比較すると価格面ではSquareが安く、また各種決済・レジとの連動も考えると実店舗をもつ企業にはおすすめといえます。
BASE(ベイス)の料金プラン・送料・販売手数料の特徴・メリット・デメリット
- 無料プランのみで基本的に月額は発生しない
- 決済手数料+販売手数料・サービス料が発生する
- 追加オプションは月数百円〜から設定できる
- 独自ドメインも無料で利用可能
ご紹介したとおりBASEは無料プランのみで展開しているため、基本的には月額費用のみで、独自ドメインも無料から利用することが出来ます。
広告非表示など設定したい内容に関しては、オプションとして月額数百円から利用することが出来ます。決済の際には決済手数料+販売手数料・サービス料の合計6.6%+40円かかるため売上規模を拡大していくことが前提の場合には他のサービスも検討が必要でしょう。
Square(スクエア)の料金プラン・送料・販売手数料の特徴・メリット
- 販売手数料・サービス料金は無料(0円)
- 料金プランによっては月額費用が発生する
- 商品登録枚数が無制限
- 店頭受け取り・在庫連動
Squareは販売手数料もサービス料も無料でショップ開業が可能で、決済手数料のみというのがプランの特徴です。
また無料プランだけでなくオプション違いによって様々な有料プランを用意されており、商品登録数は無制限・実店舗向けのサービスも提供しています。
そのため飲食店のテイクアウト・デリバリー受付サイトやアパレル・小売業界の店頭受取や在庫連動も可能です。
Squareの方がお得?2社のプラン・手数料と利益を計算・シュミレーション表
SquareとBASEのプランや料金についてご紹介してまいりましたが、実際どの程度の違いがでるのでしょうか。実際に無料プランでシュミレーションをしてみましょう。
月50万円の売上があった場合はSquareでの利益が48.2万円、BASEの利益は46.3万円となります。BASEは手数料が高いというイメージもありますが、売上により費用も変動するため、自社の売上レベルも含めて検討しましょう。
単純な年間換算では22.8万円の利益差がでる結果となりました。ただし料金だけでなく、機能や求める条件も含めて選定しましょう。
検索ワード | 検索回数/月平均 |
base 手数料 | 12,100 |
base 販売手数料 | 720 |
base 決済手数料 | 390 |
base 手数料 計算 | 390 |
base 振込手数料 | 210 |
base ネットショップ 手数料 | 110 |
base 高い | 20 |
合計 | 13,940 |
前提部分で紹介したとおり手数料に関する関心が高いのが、無料ネットショップ開業ソフトです。BASEの手数料部分の検索回数を合計すると月間で約1.4万回ほど検索されている結果となりました。
上記シュミレーションでもみえた通りではありますが「高い」という検索フレーズもあり、BASEの料金プランについては手数料に関する課題・悩みが一定数あるのかもしれません。
料金比較(2)BASE(ベイス)×Square(スクエア)の対応決済&支払い方法・振込手数料・入金サイクル比較表
Squareはクレジットカード・メールリンク型のみに対して、BASEはコンビニ決済・銀行振込・キャリア決済など多くの決済方法に対応しています。
振込手数料に関してはSquareが無料に対して、BASEは一律250円かかります。また入金サイクルも通常のサイクルであればSquareのほうが早いです。
BASE(ベイス)の対応決済&支払い方法・振込手数料・入金サイクルの特徴・メリット
- Amazonなどのスマホ決済に対応
- 携帯によるキャリア決済も対応
- 決済手数料は高いが豊富な支払い方法が可能
BASEは決済手数料や販売手数料が発生しますが、多様な決済手法に対応しているのがメリットです。
AmazonPayなどのスマホ決済や各携帯会社によるキャリア決済・クレジットカード決済など多くの支払いが可能です。
Square(スクエア)の対応決済&支払い方法・振込手数料・入金サイクルの特徴・メリット
- 入金サイクルはSquareが早い
- サイト開設不要のリンク型決済に対応
- 振込手数料も無料(0円)で利用可能
Squareは入金サイクルが最短翌日、遅くても翌週水曜日など早い入金サイクルに対応しています。
またメールリンク決済に対応しているため、ショップ構築をしてない状態でも決済を行うことができます。たとえばカート機能をもたないブログやSNSでの「購入・支払い」というボタンを見た方もいるかもしれません。
またリンク型決済の強みとしては、会員やフォロワーが多い場面でも強みを発揮します。投稿ツイートに載せてリンク決済を発行したり、メルマガ配信でボタンリンク決済ボタンを送付することもできます。
また振込手数料・払戻し手数料・チャージバック手数料などが全て無料のため、支払い・決済面ではSquareは強みがあります。
対応決済で選定はストップ!ネットショップ決済の利用比率・支払い方法別のメリット比較表
未回収リスク | 入金確認 | 性別・年齢層 | 利用率 | |
クレジットカード決済 | ○ | ○ | 男女20~60代 | ◎ |
コンビニ決済 | 前払い:○ 後払い:× | ○ | 男女10~20代 女性30代~60代 | ○ |
代引き決済 | ○ | ○ | 男性10~20代 女性10代 | △ |
後払い決済 | × | ○ | 男性は少ない 女性30~50代 | ○ |
口座振替・銀行振込 | ○ | × | 男女30代~60代 | △ |
決済手法により未回収リスクや入金確認の必要もが異なります。また支払い・決済方法によりターゲットや利用率が異なります。
例えばクレジットカード決済は審査が必要となるため、10代や20代に利用数が少ないです。そのため学生狙いのサービスの場合であったらそれ以外の決済手段が必要になるかもしれません。
またSBペイメントサービス社のアンケート結果によると、男性は「代引き」・女性は「後払い」を選択する傾向もあるようです。
利用率トップ – 70%以上が使うクレジットカード決済のメリット・デメリット
クレジットカード決済は利便性が高く、キャッシュレス決済の70%以上の利用している決済方法です。そのためクレジットカード決済はマスト要件としたうえで、豊富な支払い方法(JCB・Visaなど)に対応している方が売上増加につながります。
一方クレジットカード決済のリスクとしてあるのが不正利用によるチャージバックです。不正利用があった場合には事業者の責任が取らなければいけないという考え方があります。
コンビニ・後払い決済のメリット・デメリット
コンビニ払い・後払いは商品を受け取ってから支払えるため購入者側にとっては商品が届かないといったリスクがないため利便性が高いといえます。
しかし事業者側にはお金が支払われないリスクもあります。また債権保証してくれるサービスを利用しようとしても費用が高いという場合もあるため、購入率の上昇は期待できますが債権回収の管理は別途必要になります。
代引き(代金引換)・銀行振込のメリット・デメリット
代引き(代金引換)・銀行振込はユーザーがECサイト内にクレジットカード情報を入力する必要がないため、情報漏洩のリスクがなくカードを持たない若年層の獲得が期待できます。
一方で他の支払い方法と比較すると、やや手数料が高いというデメリットもあります。
BASE(ベイス)×Square(スクエア)のテンプレート・カスタマイズ性・集客機能で比較
BASE(ベイス)×Square(スクエア)のテンプレート・カスタマイズ性・機能比較表
BASEはテンプレート数が11種類・有料デザインが40種類と選べるテンプレート数は多く、HTMLによる編集も可能です。
Squareはテンプレートの数は公式情報はありませんが、飲食店・小売・サロンなど業界に合わせたテンプレート・機能が用意されています。そのため、業界毎に必要となる機能を掛け合わせた利用は強みがあります。
またアフィリエイトタグが無料プランから設置ができるため、集客導線を増やす観点でもメリットがあります。
BASE(ベイス)のテンプレート・カスタマイズ性・機能の特徴・メリット・デメリット
- メルマガ配信で集客が可能
- デザインテーマが豊富だが有料も一部あり
- 各種SNSとも連携販売可能
BASEはテンプレートが11種類とデザインテーマが豊富であり、有料のデザインの種類も40種類あり、カスタマイズ性が高いです。
また各種SNSとの連携やメルマガ配信なども可能であり、集客にもつなげられます。しかし、一方アフィリエイトタグが有料プランというデメリットもあります。
Square(スクエア)のテンプレート・カスタマイズ性・機能の特徴・メリット・デメリット
- テンプレート数は多くないが業界ごとに使いやすいテーマ
- アパレル・コスメなどだけでなく飲食店のテイクアウト・事前決済も可能
- レビュー投稿は可能だが上位プラン(中規模向け機能)
Squareテンプレート数は多くないですが、飲食店・小売・サロンなど業界に毎のテンプレート・機能が備わっています。
またテイクアウト予約や事前決済にも対応可能です。レビュー投稿は上位プランとなるため、中小規模以上のサイト運営を求める場合はそちらを選択しましょう。
BASE(ベイス)×Square(スクエア)の定期購入・サブスク – 継続課金モデルで比較
BASE(ベイス)×Square(スクエア)の定期購入・サブスク – 継続課金モデルの比較表
Squareオンラインビジネス | BASE(ベイス) | |
定期販売 | ○ | ○ |
月謝・継続課金(サブスク) | ○ | ○ |
プラン利用費用 | 無料 | 無料 |
BASE・Squareともに定期購入・サブスクプランがあり、無料で利用できます。
SquareはVisa/Mastercard/American Express/Diners Club/Discoverの場合は3.75%と通常の決済手数料と比較してやや高くなりますが、それでもBASEの手数料(3.6%+3%+40円)よりはやすい価格設計とえいます。
BASE(ベイス)の定期購入・サブスク – 継続課金モデルの特徴・メリット
BASEの場合はBASE Apps定期便を利用することで、定期販売のスタートができます。
定期便の回数も3〜6回など回数も指定が可能なため、コスメ・健康食品などの単品リピート通販にもおすすめです。
Square(スクエア)の定期購入・サブスク – 継続課金モデルの特徴・メリット
Squareアカウントを一つ作成すれば決済からPOS・請求書まですべてで連携可能でネットショップだけでなく実店舗でも利用可能です。
そのためネットショップでの定期販売だけでなく、サービス業界(スクール・教室・会員制エステ)などの月謝支払い・継続課金が発生する領域にも活用が可能です。
月謝管理アプリ・会費徴収システムはそれぞれ詳細を解説しています。
BASE(ベイス)×Square(スクエア)のおすすめ業界・実店舗利用や用途 – メリット・使い方を比較
BASE(ベイス)×Square(スクエア)のおすすめ業界・実店舗利用や用途・使い方の比較表
BASE(ベイス)は無料の拡張機能base Appsでのブログ更新・カテゴリ管理がおすすめ
BASEはBASE Appsの拡張機能を活用することで様々な活用方法があります。例えば、カテゴリ管理では登録する商品をカテゴリしておくことでユーザーが商品を検索しやすくなります。
その他Blog機能では、ショップ内にブログ記事をアップすることが出来ます。このように様々な機能を拡張してカスタマイズするのがBASEの特徴です。
Square(スクエア)は実店舗&在庫連動・事前決済で小売業界以外の販売もおすすめ
Squareは実店舗との連動やInstagramとの連携など多様な業態に対応できます。
またレストランなどのテイクアウト受付・事前決済でも対応しており、小売業界以外でも課金システムを活用した会員型・月額型のビジネスにも利用ができます。
BASE(ベイス)×Square(スクエア)の両社の評判・口コミを比較
BASE(ベイス)の良い評判・悪い口コミ
- 良い評判・口コミ
BASEの口コミを見ていると、簡単に開設できることが大きなメリットと感じている人が多いようです。またSNSとの連携により集客や売上につながるというメリットもあります。
- 悪い評判・口コミ
一方、悪い評判としてはやはり決済手数料が高いということが大きなネックになっています。決済手数料とサービス料合わせた6.6%+40円というのが他のサービスと比べても高いというのが大きな懸念です。
Square(スクエア)の良い評判・悪い口コミ
- 良い評判・口コミ
Squareの評判としては、決済手数料の安さそして、実店舗やテイクアウトなどと連携できることが大きな口コミになっています。悪い評判に関してはまだサービスリリースから日が浅いのでまだ出てきていないようです。
BASE×Square無料ネットショップ作成ソフト徹底比較のまとめ
手数料やテンプレートの豊富さなど機能面をみると、気軽な開設で売上規模の拡大まで検討していない小規模店舗にはBASEがおおすすめです。
一方でSquareも無料でショップ開設ができるサービスではありますが、他の決済システム・POSレジ・請求システムと連動した使い方が可能です。
そのため手数料もBASEよりもやすいため小規模〜中規模程度のショップには利用がしやすいプラン設計です。業界もアパレル・雑貨といった小売業界だけでなく飲食店のデリバリー・テイクアウト、レッスンスクールやサロンなど継続課金型の決済を行うサービス業界でも利用ができるでしょう。