訪日外国人観光客の急速な回復に伴い、インバウンド向けキャッシュレス決済の導入は店舗の競争力を左右する重要な要素となっています。
本記事では、国別の決済手段から導入方法、費用相場、インバウンド対応できるおすすめのキャッシュレス決済端末まで解説します。
インバウンド市場の回復でキャッシュレス決済ニーズが高まっている
海外では9割以上がキャッシュレス決済を利用する国も多く、現金のみの対応では大きな機会損失となりかねません。観光庁の発表によると、2024年9月の外国人延べ宿泊者数は前年同月比18.3%増で過去最高を記録※1し、政府は2030年までに訪日外国人旅行者6,000万人を目指しています。多くの事業者にとってインバウンド対応は重要な経営課題となっています。
海外のキャッシュレス決済普及率はどれくらい?
一般社団法人キャッシュレス推進協議会の「キャッシュレス・ロードマップ2023」によると、韓国では95.3%、中国では83.8%、オーストラリアでは72.8%※3となっており、日本の36%を大きく上回っています。
国・地域 | キャッシュレス決済普及率 |
韓国 | 95.3% |
中国 | 83.8% |
オーストラリア | 72.8% |
日本 | 36.0% |
インバウンド観光客が日本で困った決済トラブル事例
多くのインバウンド観光客が日本で「キャッシュレスが使えないことで困った」という体験をしています。現金しか使えない店舗で予想していた買い物ができない、交通系ICカードのチャージが現金のみで手持ちの現金が不足してしまうなど、キャッシュレス対応の有無が訪日客の満足度に直結しており、未対応店舗では売上機会を逃している可能性があります。
インバウンド訪日観光客がよく使う決済手段とその特徴
訪日外国人観光客が利用する決済手段は出身国によって大きく異なり、主要な訪問国である中国・韓国・台湾・欧米それぞれに適した決済環境の整備が重要です。単一の決済手段では対応しきれないため、ターゲット層に合わせた複数の選択肢を用意することが効果的です。
国・地域 | 主要決済手段 |
中国 | Alipay、WeChat Pay |
韓国 | 国際ブランドクレジットカード、Kakao Pay、Naver Pay |
台湾 | Apple Pay、JKO PAY、クレジットカード |
欧米 | VISA/Mastercard/Amex、Apple Pay/Google Pay |
中国人観光客にはAlipay・WeChat Pay
中国からの訪日客にとって、QRコード決済は現金以上に身近な決済手段となっています。中国の2大QRコード決済サービスは「WeChat Pay」と「Alipay」で、WeChat Payは約13.7億人が利用するメッセンジャーアプリのTencent社が提供し、Alipayは中国最大手ECサイト「アリババ」のアリババグループが提供しています。
QRコードを提示するだけで決済が完了するため、中国人観光客が日本でも母国と同じ感覚で買い物を楽しめ、言語の壁を越えたスムーズな取引が実現できます。
韓国人観光客にはカード決済とKakao Pay
韓国は世界で最もキャッシュレス決済が普及した国として知られ、決済比率が95%を超え、VISAやMastercardといった国際ブランドのクレジットカードが主流です。特に非接触型決済(NFC)に対応したカードの利用が多いのも特徴です。
近年では、韓国で9割以上の人が利用するチャットアプリ「Kakao Talk」のQRコード決済サービス「Kakao Pay」も急速にシェアを拡大しており、クレジットカードとQRコード決済の両方に対応することでより満足度の高いサービス提供が可能になります。
台湾人観光客にはApple PayとJKO PAY
台湾では政府が2025年までにキャッシュレス決済比率90%を目標に掲げ、積極的なポイント還元施策により急速にキャッシュレス化が進んでいます。iPhoneユーザーの多い台湾では非接触型決済としてApple Payが広く利用されており、台湾オリジナルのQRコード決済「JKO PAY」も現地の屋台や小規模事業者を中心に人気が高まっています。
欧米圏向けに国際クレジットカードと非接触型決済(NFC)
欧米やオセアニアからの訪日客は、VISA・Mastercard・Amexといった国際ブランドのクレジットカードが主流ですが、カードを読み取り機にかざすだけの非接触型決済(NFC)の利用が急速に拡大しています。Apple PayやGoogle Payなどのモバイルウォレットも同じNFC技術を使用しており、セキュリティ意識が高く現金での支払いを避ける傾向が強い欧米圏の観光客には、国際ブランドのクレジットカードとNFC対応の決済端末導入が効果的です。
インバウンド観光客向けスマホ決済導入の3つのメリット
インバウンド観光客向けのスマホ決済導入により、売上向上、業務効率改善、顧客体験の向上が実現できます。これらのメリットは相互に作用し合い、店舗の競争力向上につながります。
1. 売上増加が見込める
スマホ決済導入による最も直接的な効果は売上の増加です。経済産業省の調査によると、キャッシュレス決済を導入した事業者のうち、飲食・生活用品・小売業界の多くが「売上が増えた」「一人あたりの売上が増えた」「来店客数が増えた」※4という効果を実感しています。
特にインバウンド観光客の場合、現金払いでは予算を意識しがちですが、キャッシュレス決済では金銭感覚が麻痺しやすく、より多くの商品を購入する傾向があります。また、キャッシュレス対応店舗として事前にアピールすることで、決済方法を重視する訪日客の来店促進にもつながります。
2. 会計効率化と業務負担軽減
スマホ決済の導入は会計業務の大幅な効率化をもたらします。現金の受け渡し、釣り銭の計算、レジ締め作業などの時間が削減され、特にピークタイムの混雑緩和に貢献します。現金の管理リスクも軽減され、釣り銭の間違いや売上金の紛失リスクが解消されます。
3. 言語・通貨の壁を解消して顧客満足度向上
スマホ決済は言語や通貨の壁を乗り越える強力なツールとして機能します。QRコード決済や非接触型決済では、スマートフォンやカードをかざすだけで支払いが完了するため、複雑なやり取りが不要です。母国と同じ決済方法が使える安心感は訪日客の満足度を大きく向上させ、決済トラブルによる誤解も大幅に減少します。
インバウンド観光客向けスマホ決済導入の2つのデメリット・注意点
インバウンド向けスマホ決済導入には多くのメリットがある一方で、各国の決済文化の違いへの対応や、システム障害時の多言語サポートなどの課題があります。
各国決済文化の違いによる顧客対応の複雑化
インバウンド対応で最も困難なのが、国や地域によって大きく異なる決済文化への対応です。中国ではQRコード決済、韓国ではクレジットカード、欧米では非接触型決済が主流など、それぞれ異なる期待を持った顧客への対応が求められ、複数の決済システム併用により運用が複雑化します。
海外の決済サービスは仕様変更や終了のリスクも存在し、各国の祝日や為替相場の影響で決済が一時的に利用できなくなることもあります。
決済エラー時の多言語サポートが困難
システム障害や通信エラーが発生した際の対応が大きな課題となります。「支払いが完了したのか」「再度決済が必要なのか」といった状況を外国人客に説明するのは困難で、多くの決済サービスのサポートは日本語のみのため、店舗スタッフが代理で問い合わせを行う必要があり、解決まで時間がかかってしまいます。
インバウンド向けキャッシュレス決済導入にかかる費用相場
インバウンド向けキャッシュレス決済の導入費用は、対応する決済手段や店舗規模によって大きく異なりますが、小規模店舗でも月額数千円から始められるサービスが多数提供されています。初期投資を抑えつつ段階的に対応範囲を拡大していくことが現実的な選択肢となります。
決済方法 | 初期費用 | 月額利用料 | 決済手数料 |
QRコード決済 | 0円 | 0円 | 1.60%〜3.74% |
マルチ決済端末 | 3万〜10万円 | 3,000〜1万円 | サービスにより異なる |
クレジットカード端末 | 2万〜5万円 | 2,000〜5,000円 | 3.24%〜3.95% |
QRコード決済の場合、多くのサービスで初期費用0円から導入が可能です。PayPayやd払いなどの国内主要サービスでは、加盟店登録費用や端末費用が無料となっており、月額固定費も0円で利用開始できます。
マルチ決済端末の導入では、初期費用として端末代金3万円〜10万円程度、月額利用料として3,000円〜1万円程度が相場となっています。1台で複数の決済手段に対応できるため、インバウンド対応を効率的に進められます。
クレジットカード決済端末の場合、初期費用として2万円〜5万円程度、月額利用料として2,000円〜5,000円程度が一般的です。ただし、多くの決済代行会社では一定の取引量を条件に初期費用を無料にするキャンペーンを実施しています。
決済手数料については、QRコード決済では1.60%〜3.74%程度、クレジットカード決済では3.24%〜3.95%程度が相場です。
月間取引量による手数料優遇も多くの決済代行会社で提供されており、月間100万円以上の取引がある場合は0.2%〜0.5%程度の手数料削減が期待できます。
インバウンド向けキャッシュレス決済導入のステップ
インバウンド向けキャッシュレス決済の導入を成功させるには、自店舗の顧客分析から始まり、段階的に対応範囲を拡大していくことが重要です。
来店するインバウンド客の実態把握と決済サービス選定
導入の第一歩は、自店舗を訪れるインバウンド客の実態調査です。レジでの国籍確認、予約システムでの国別データ分析を通じて、どの国からの客が多いのか、立地による傾向の違い、客単価や購買行動を正確に把握します。
顧客分析の結果を踏まえ、優先順位をつけて決済サービスを選定します。中国系客が多い店舗ではAlipayとWeChat Payを最優先とし、韓国系客が多い場合はKakao Pay対応のサービスを選択するなど、明確な根拠に基づいた選定が重要です。PayPayは海外決済との連携が充実しているため、1つの契約で複数国に対応できるなど、取引量に応じた最適解を見つけます。
多言語表示と決済案内の準備
店頭での分かりやすい決済案内表示は、インバウンド客の安心感を高める重要な要素です。各決済サービスの公式ロゴを使用し、英語・中国語・韓国語での併記を行い、レジカウンター、テーブル上、入口付近など複数箇所に設置します。スタッフ向けの操作マニュアルも日本語・英語で作成し、緊急時にも対応できる体制を整えます。
導入後のインバウンド向けアピール方法
自社ホームページやSNSでの告知、OTA(オンライン旅行代理店)での情報更新により導入効果を最大化します。対応決済ブランドの一覧表示、実際の利用風景の写真、多言語でのサービス説明などを掲載し、事前に安心感を提供することで予約率向上と来店促進効果が期待できます。
インバウンド対応キャッシュレス化を成功させる3つのポイント
インバウンド向けキャッシュレス化の成功には、幅広い決済手段への対応、効果的な告知・アピール、そして公的支援の活用が不可欠です。
1. 決済ブランドを増やす
段階的な決済手段の拡充が長期的な成功の鍵となります。PayPayは中国のAlipay、韓国のKakao Payとの連携を実現しており、1つの契約で複数国の決済に対応できます。VISA、Mastercard、JCB、Amexの国際ブランドに加え、交通系ICカードにも対応することで、幅広いインバウンド客のニーズをカバーできます。
2. 支払いに使えるキャッシュレス決済をアピールする
店舗入口での視認性の高い表示とホームページやSNSでの詳細情報提供により、来店前の不安を解消します。各決済サービスの公式ステッカーやロゴを活用し、遠くからでも一目で対応状況が分かる掲示を行います。OTAやグルメサイトでの正確な情報登録は予約率に直結するため、検索フィルターで表示される機会を増やすことが重要です。
3. 自治体支援・補助金を活用して導入する
観光庁のインバウンド対応支援事業や地方自治体独自の支援制度を活用することで、導入コストを削減できます。商工会議所や観光協会への相談により活用可能な制度を効率的に把握し、事業計画書では具体的な目標数値、期待効果、実施スケジュールを明記して費用対効果の高い提案として評価されるよう工夫します。
インバウンド対応できるおすすめのキャッシュレス決済端末9選比較
サービス名 | 端末イメージ | おすすめ評価 | 初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 | 入金手数料 | 入金サイクル | 導入目安 | 契約条件 | 端末費用 | 周辺機器 | 電子マネー | QRコード | 対応OS | 屋外決済 |
stera pack | ![]() | 4.63 | 0円 | 初年度:0円 2年目以降:3,300円(税込) 直近1年間キャッシュレス売上 累計3,000万円以上で永年無料 | クレカ:1.98%~ 電子マネー:3.24% QRコード:3.24% | 三井住友銀行口座: 0円 その他金融機関: 220円(税込) | 毎日締め(2営業日後払い) 月6回締め(2営業日後払い) 月2回締め(2 営業日後払い) 月2回締め(15日後払い) | 最短約2週間 | 契約期間:3年間 違約金:無料※ ※ 解約申請から45日以内に 端末の返却が条件 | 0円 ※レンタル | レシートプリンター内蔵 電子サイン対応 |
交通系ICカード iD/楽天Edy nanaco/WAON QUICPay タッチ決済 |
PayPay d払い/au PAY 楽天ペイ メルペイ/ゆうちょPay | iOS Android | ✕ |
Square 決済 | ![]() | 4.69 | 無料アカウント登録 0円 | 固定費全て0円 | クレカ:2.5% 電子マネー:3.25% QRコード:3.25% | 0円 | 最短翌日 | 最短翌日 | 契約期間:なし 違約金:無料 | 0円 | POSレジアプリ タブレット不要 レシートプリンター内蔵 電子サイン対応 電子レシート発行 | 交通系ICカード Apple Pay iD QUICPay タッチ決済 | PayPay d払い/au PAY 楽天ペイ メルペイ Alipay+/WeChat Pay | iOS Android | 〇 |
Square リーダー | ![]() | 4.60 | 0円 | 固定費全て0円 | クレカ:2.5% 電子マネー:3.25% QRコード:3.25% | 0円 | 最短翌日 | 最短翌日 | 契約期間:なし 違約金:無料 | 4,980円(税込) | スマホ・タブレット | 交通系ICカード Apple Pay iD QUICPay タッチ決済 | PayPay d払い/au PAY 楽天ペイ メルペイ Alipay+/WeChat Pay | iOS Android | 〇 |
Square Terminal | ![]() | 4.59 | 0円 | 固定費全て0円 | クレカ:2.5% 電子マネー:3.25% QRコード:3.25% | 0円 | 最短翌日 | 最短翌日 | 契約期間:なし 違約金:無料 | 39,980円(税込) | タブレット不要 レシートプリンター内蔵 電子サイン対応 電子レシート発行 | 交通系ICカード Apple Pay iD QUICPay タッチ決済 | PayPay d払い/au PAY 楽天ペイ メルペイ Alipay+/WeChat Pay | iOS Android | 〇 |
STORES 決済 | ![]() | 4.57 | 0円 | プランによる 0円〜3,300円 | クレカ:1.98%~ 電子マネー:1.98%~ QRコード:3.24% | 0円 | 最短翌々日 | 最短3営業日 | 最低契約期間: スタンダード:1年 フリー:なし 違約金: 契約満了月分の月額費用 | 19,980円 ※スタンダードプランで0円 | プリンター、ドロアーなど ネットショップで購入可 | 交通系ICカード iD QUICPay など | PayPay d払い/au PAY 楽天ペイ メルペイ/ゆうちょPay Alipay+/WeChat Pay FamiPayなど | iOS Android | 〇 |
スマレジ・PAYGATE POS | ![]() | 4.55 | 0円 | 3,300円(税込) ※その他プランあり | クレカ:1.98%~ ※割引キャンペーン 電子マネー:3.24% QRコード:2.00~ | 問合せ | ・月2回 末締め翌15日払い 15日締め当月末払い | 1~1.5か月 | 最低契約期間: 1年間 違約金: 契約満了月分の月額費用 | 39,600円 ※キャンペーンで0円 | 不要 レシートプリンター内蔵 | 交通系ICカード iD/楽天Edy WAON/nanaco QUICPay | PayPay 楽天ペイ d払い/au PAY メルペイ AliPay/WeChat Pay | Android | 〇 |
JMS | ![]() | 4.53 | 0円 | 0円 ※無料 | クレカ:2.48%~ 電子マネー:3.24% QRコード:3.24% | 0円〜198円 | ・月2回 無料 ・月6回 198円(税込)/振込毎 | 約4~6週間 | 最低契約期間:なし 違約金:無料 | 0円 | タブレット不要 | 交通系ICカード Apple Pay/Google Pay iD/楽天Edy nanaco/WAON QUICPay タッチ決済 |
PayPay d払い 楽天ペイ Alipay+/WeChat Pay Smart code | iOS ※J-Mups II Pocket | 〇 |
PayCAS Mobile | ![]() | 4.36 | 0円 | →1,980円 | クレカ:2.48%(非課税)~ 電子マネー:2.95%(税別)~ QRコード:2.8%(税別)~ | 0円 | ・月2回 15日締め当月末払い 当月末締め翌月15日払い | 1カ月 | 最低契約期間:4年 違約金:問い合わせ | 78,800円 ※特別セットプランで0円 | 不要 レシートプリンター内蔵 Android™ OS採用で 業務アプリ搭載可能 | 交通系ICカード Apple Pay/Google Pay iD Waon/nanaco QUICPay | PayPay d払い/au PAY 楽天ペイ メルペイ/J-Coin Pay AliPay/WeChat Pay ユニオン(銀聯)ペイ/JKOPAY | iOS Android | 〇 |
Airペイ(エアペイ) | ![]() | 4.40 | 0円 | 0円 ※無料 | クレカ:2.48%~ 電子マネー:3.24% QRコード:1.08%~ | 0円 | ・月6回 ・月3回 | 1週間~1ヶ月 | 最低契約期間:1年間 違約金:なし | 20,167円 ※キャンペーンで0円 | iPad:0円 カードリーダー:0円 ※条件を満たすと0円 レシートプリンター:別売 ※2万円~ |
交通系ICカード Apple Pay iD QUICPay タッチ決済 |
PayPay d払い/au PAY LINE Pay/J-Coin Pay Alipay/WeChat Pay ユニオン(銀聯)ペイ | iOS | △ 申請時に 書類必要 |
キャッシュレス決済端末の比較表について
※おすすめ評価は、以下の10項目(使いやすさ、決済手数料、持ち運びやすさ、対応ブランド、初期費用、月額費用、入金サイクル、入金手数料、導入スピード、契約期間)について、0~100点で個別に評価。各項目に設定された重みに基づいて重み付き幾何平均を計算し、算出されたスコア(0~100)を100で割って0〜1の範囲に正規化。そのうえで、5点満点スケールに換算しておすすめ評価としています。(最終更新日:2025/6/25)
stera pack
- 初期月額0円でQRコード/電子マネー/クレジットなど30種以上の決済手段を1台で
- 決済手数料1.98%~/周辺機器が不要のオールインワン端末
- 販促アプリでクーポン配布・Webプッシュを標準搭載・店舗集客まで完結
- 個人おすすめ入金毎日締め(2営業日後払い)&振込手数料0円/飲食/美容/小売の複数店舗も利用
- レシートプリンター内蔵/電子サインで紙伝票が不要/VISA世界水準のセキュリティ
stera packは三井住友カード・GMO・VISAといった大手金融・決済企業が提供する、手数料1.98%~・QRコード/電子マネー/クレジットなど30種以上の決済手法に対応した初期0円のオールインワン決済端末です。
プラン | スモールビジネス | スタンダード |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 初年度:0円 ※無料 2年目以降: 3,300円(税込) / 端末1台 または、条件※1達成で永年無料 | 初年度:0円 ※無料 2年目以降: 3,300円(税込) / 端末1台 または、条件※1達成で永年無料 |
手数料 | 1.98%~ ※2 | 2.70%~ |
入金サイクル | 毎日締め(2営業日後払い) 月6回締め(2営業日後払い) 月2回締め(2 営業日後払い) 月2回締め(15日後払い)の選択制 | 上記と同様 |
対応決済 | ・クレジット Visa・Mastercard ・電子マネー ID/楽天Edy/Nanaco/Waon/交通系 ・QRコード PayPay/Rpay/d払い/LINE Pay メルペイ/auPay/ゆうちょPay | 上記と同様 |
初期費用 | 0円 |
---|---|
月額費用 | 初年度:0円 ※無料 2年目以降: 3,300円(税込) / 端末1台 または、条件※1達成で永年無料 |
手数料 | 1.98%~ ※2 |
入金サイクル | 毎日締め(2営業日後払い) 月6回締め(2営業日後払い) 月2回締め(2 営業日後払い) 月2回締め(15日後払い)の選択制 |
対応決済 | ・クレジット Visa・Mastercard ・電子マネー ID/楽天Edy/Nanaco/Waon/交通系 ・QRコード PayPay/Rpay/d払い/LINE Pay メルペイ/auPay/ゆうちょPay |
※2:新規契約の小規模事業者向けの手数料率です。その他条件があります。






















Square リーダー
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Square Reader(スクエアリーダー)は月額0円でスマホ・タブレットに接続するだけで簡単に利用可能なマルチ決済端末です。EMVおよびPCI準拠の基準をクリアしているのでセキュリティ面も安心です。
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入金が最短翌日に可能なため個人事業主でもキャッシュフロー観点でおすすめ、ICカード・タッチ決済など豊富な支払い方法にも対応し多くの顧客層を獲得ができます。
















Squareターミナル
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- 持ち運び可能でレジ横以外の座席・屋外・移動販売決済にも
- 開封後も30日以内返品OK・個人もおすすめ最短翌日入金&即日利用開始
Square Terminal(スクエアターミナル)はレシートプリンターが一体となった、暗証番号入力も可能なオールインワン決済端末です。
クレジットカード・QRコード・電子マネー・タッチ決済など様々な支払いに対応しています。1日充電が持つためテーブル決済や屋外決済にもおすすめで、タッチパネルでPOSレジの操作や、電子レシートの送付も可能です。
月額・初期費用が0円表記の他社様のサービスはありますが、実際は端末代金に加えてレシートプリンター・スマホやタブレットなどの周辺機器が必要なため別途導入費用が発生する場合もあります。
















STORES 決済
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初期費用 | 端末代金19,800円が 今なら0円 ※条件あり |
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月額費用 | 0円〜3,300円 |
手数料 | 1.98%〜 |
初期費用 | 端末代金19,800円が 今なら0円 ※条件あり |
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月額費用 | 0円〜3,300円 |
手数料 | 1.98%〜 |


















スマレジ・PAYGATE POS
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※キャンペーン内容は変更の場合があるため公式HPよりごお問合せください
スマレジ・PAYGATE POSは端末初期※0円でPOSレジメーカーのスマレジが提供するプリンタ内蔵型・タッチパネル操作が可能で、周辺機器が不要なオールインワン決済端末です。
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初期費用 | ・端末費用
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月額費用 | プレミアム3,300円 ※その他プランあり |
手数料 | 1.98%~ |
対応決済 | クレジット (VISA/Mastercard他) 対応電子マネー (ID/交通系IC/QUICPay他) QRコード (PayPay/楽天Pay/au PAY Wechat Pay/ALIPAY他) |
初期費用 | ・端末費用
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月額費用 | プレミアム3,300円 ※その他プランあり |
手数料 | 1.98%~ |
対応決済 | クレジット (VISA/Mastercard他) 対応電子マネー (ID/交通系IC/QUICPay他) QRコード (PayPay/楽天Pay/au PAY Wechat Pay/ALIPAY他) |







(ユニオンペイ)














JMSおまかせサービス Webプラン
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JMSおまかせサービス Webプランは店舗の環境や利用シーンに合わせて端末機が選べる!初期費用0円(無料)端末もあり!
端末機を使う場所(レジ横・テーブル・店先 etc)、店舗のインターネット環境、利用しているPOSレジなど、それぞれの店舗の状況に合わせて端末機が選べます。
LTE通信機能がついた端末もあるため、インターネット環境が無い店舗やWi-Fiの電波が不安な場所でも使えます!
初期費用 | 0円 ※無料 0円の端末機あり |
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月額費用 | 0円 ※無料 |
手数料 | 2.48%~ ※JMS中小企業応援 プログラム対象の場合 |
特徴 | ・VEGA3000 決済から売上票印字までオールインワン ・J-MupsⅡPocket Wi-Fiやインターネットなしで iPad・iPhoneと接続して利用 |
初期費用 | 0円 ※無料 0円の端末機あり |
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(ユニオンペイ)
















PayCAS Mobile
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初期費用 | 無料(端末無料) |
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特徴 | コードレス端末 プリンター内蔵 業務アプリ連動可能 |


応援プログラム




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初期費用 | 0円 ※無料 |
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月額費用 | 0円 ※無料 |
手数料 | 2.48%~ |
対応決済 | ■クレジット VISA/Mastercard/American Express/JCB/Diner/Discover ■電子マネー 交通系ICカード/ID/Apple Pay/Quic Pay ■QR決済 d払/PayPay/LINE Pay/au Pay/WeChat Pay/union Pay/Ali Pay |




















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初期費用 | 0円 端末費用:34,800円 ※キャンペーンで0円 キャンペーンの条件をHPで確認 |
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月額費用 | 2,200円 ※キャンペーンで0円 キャンペーンの条件はHPで確認 |
手数料 | 2.00%~(税抜) |
特徴 | レシートプリンター内蔵 モバイル通信(4G LTE)・Wi-Fi対応 楽天ポイントパートナー加盟可 |





















キャンペーンには条件があります。詳しいキャンペーン条件をHPから必ずご確認ください。
まとめ
インバウンド向けキャッシュレス決済の導入は、もはや「あれば便利」ではなく「なければ選ばれない」競争の必須要件となっています。中国人観光客にはAlipayとWeChat Pay、韓国人観光客にはKakao Payとクレジットカード、台湾人観光客にはApple Payとコード決済、欧米系観光客には国際クレジットカードとNFC決済への対応が効果的です。
費用面では小規模店舗でも月額数千円から始められ、多くの自治体で補助金制度も用意されています。まずは自店舗の顧客分析から始め、優先順位をつけて段階的に導入することで、売上向上、業務効率化、顧客満足度向上の効果を実現できます。
2030年に向けてインバウンド需要のさらなる拡大が見込まれる中、キャッシュレス決済対応は店舗の競争力を左右する重要なインフラといえます。今こそ、未来につながる支払い体験づくりを始めるタイミングです。
参考文献
※1 「宿泊旅行統計調査(2024年9月・第1次速報)」観光庁
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_00020.html
※2 「観光立国推進基本計画」観光庁
https://www.mlit.go.jp/kankocho/seisaku_seido/kihonkeikaku.html
※3 「キャッシュレス・ロードマップ2023」一般社団法人キャッシュレス推進協議会
https://paymentsjapan.or.jp/publications/20230816_roadmap2023/
※4 「キャッシュレスの将来像に関する検討会とりまとめ」経済産業省
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/cashless_future/pdf/20230320_1.pdf