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STORES決済の決済手数料はいくら?中小特別料率と他社との違いを解説

STORES決済の決済手数料は、契約プランと中小特別料率の適用有無によって変わります。中小特別料率が適用される場合、スタンダードプランのVisa・Mastercardは1.98%、JCBなど4ブランドは2.38%です。一方、中小特別料率の対象外では、スタンダードプランでも主要6ブランドは2.98%となります。

そのため、「1.98%から」という料率だけで判断するのではなく、中小特別料率の対象になるか、月額料金を含めた総コストはいくらかまで確認することが重要です。

STORES予約の決済手数料が気になる方は、STORES予約とは?料金・手数料やメリットを解説をご覧ください。STORESネットショップの手数料が気になる方は、STORESネットショップの手数料を徹底解説をご覧ください。

STORES決済の決済手数料一覧

STORES決済の対面決済手数料は以下のとおりです。中小特別料率が適用されるとクレジットカードの料率は下がりますが、交通系電子マネー、QUICPay、iD、QRコード決済は3.24%で変わりません。

決済方法・ブランドフリー
中小特別料率
スタンダード
中小特別料率
フリー
通常料率
スタンダード
通常料率
Visa・Mastercard2.48%1.98%3.24%2.98%
JCB・American Express
Diners Club・Discover
2.48%2.38%3.24%2.98%
交通系電子マネー3.24%3.24%3.24%3.24%
QUICPay・iD3.24%3.24%3.24%3.24%
QRコード決済3.24%3.24%3.24%3.24%

決済手数料だけで見ると、中小特別料率が適用される店舗ではスタンダードプランが最安です。特に利用比率の高いVisa・Mastercardが1.98%になるため、カード売上が大きい店舗ほど手数料の差も大きくなります。

ただし、スタンダードプランには月額料金がかかります。フリープランは月額0円ですが、スタンダードプランは年契約の場合、年一括39,600円または月払い3,300円です。月契約では月額3,960円となります。

STORES決済の中小特別料率とは?対象条件と申込方法

STORES決済の中小特別料率は、中小企業・小規模事業者を対象に決済手数料を引き下げる制度です。フリーとスタンダードのどちらでも利用できますが、適用される料率はプランによって異なります。

特にスタンダードでは、Visa・Mastercardの決済手数料が1.98%まで下がります。中小特別料率を利用できる事業者がSTORES決済を検討する場合、この制度の確認は欠かせません。

STORES決済の中小特別料率の対象条件

中小特別料率は、小規模な店舗であれば自動的に適用される制度ではありません。STORESが定める条件をすべて満たす必要があります。

  • 日本国内で事業を営み、中小企業基本法上の「中小企業者」に該当する会社または個人
  • 上場企業の持分法適用会社、連結子会社、フランチャイズ提携先ではない
  • 年間の対象決済総額が3,000万円未満

年間決済総額は店舗単位ではなく、事業者全体の決済額で判定されます。対象となるのは、対面キャッシュレス決済と、実店舗などで提供する商品・サービスのオンライン事前決済です。STORESネットショップの決済額は判定に含まれません。年間決済総額は1月1日から12月31日までで計算されます。

年間決済額が3,000万円を超えた場合は中小特別料率の対象外となり、その後は通常料率が適用されます。プラン自体はそのまま継続できます。

STORES決済の中小特別料率の対象ブランドと通常料率との違い

中小特別料率による差が大きいのはクレジットカードです。特にスタンダードプランでは、通常料率と比べて最大1ポイント下がります。

ブランドスタンダード
中小特別料率
スタンダード
通常料率
料率差
Visa1.98%2.98%1.00%
Mastercard1.98%2.98%1.00%
JCB2.38%2.98%0.60%
American Express2.38%2.98%0.60%
Diners Club・Discover2.38%2.98%0.60%

Visa・Mastercardの売上が月100万円なら、1.00ポイントの差だけで月1万円、年間12万円の手数料差が生じます。キャッシュレス売上が一定以上ある店舗では、中小特別料率が適用されるかどうかで年間コストが大きく変わります。

なお、中小特別料率とは別に、ゴルフ場、整骨院・接骨院、鍼灸院、学習塾など一部業種を対象とした特別料率もあります。対象条件や取扱商材に制限があるため、中小特別料率とは分けて確認が必要です。

STORES決済の中小特別料率の申込方法

これからSTORES決済を契約する場合は、加盟店審査の申し込みと同時に中小特別料率を申請できます。クレジットカード取扱い一次審査を通過すると、その翌日から中小特別料率が適用されます。

すでにSTORES決済を利用している場合は、Web管理画面から申請します。

  1. STORESアカウントでWeb管理画面へログインする
  2. ホーム画面の「キャッシュレス決済の手数料を下げましょう」を選択する
  3. 中小特別料率を申請する店舗を選択する
  4. 「申し込む」を選択して申請を完了する

既存利用者の場合、申請から適用までは約1か月です。毎月10日までの申請は翌月1日、11日以降は翌々月1日から適用されます。また、既存利用者が申請するにはSTORESアカウントへの移行が必要です。

STORES決済は決済手数料以外にいくらかかる?

STORES決済のコストを確認する際は、決済手数料だけでは不十分です。特にフリーとスタンダードでは、月額料金と決済端末代の仕組みが大きく異なります

費用項目フリースタンダード
月額料金0円年契約・月払い:3,300円/月
年契約・年一括:39,600円/年
月契約:3,960円/月
決済端末27,720円/台スタンダードプランで年間契約を選ぶと1台まで無償貸出
振込手数料0円自動入金:0円
手動入金(10万円以上):0円
手動入金(10万円未満):200円

STORES決済では、自動入金なら売上額にかかわらず振込手数料は無料です。手動入金の場合、振込対象額が10万円未満だと200円かかります。

自動入金は月末締め、翌月20日入金です。手動入金では毎日の売上を翌日6時から振込依頼でき、依頼後1〜2営業日で入金されます。

スタンダードは固定費が発生する一方で、中小特別料率ならVisa・Mastercardがフリーより0.50ポイント低くなります。年契約の月額3,300円で計算すると、Visa・Mastercardの月間決済額が約66万円を超えた時点で、決済手数料の削減額が月額料金3,300円を上回ります。

そのため、カード売上が少ない店舗では固定費0円のフリーが有利です。一方、月間カード売上が継続して66万円を超えるなら、スタンダードを優先するのが基本です。さらにスタンダードでは決済端末1台が無償貸出となるため、新規導入時は端末代まで含めると差が広がります。

STORES決済の手数料をSquare・Airペイ・stera packと比較

STORES決済の手数料が高いか安いかを判断するには、同じく中小事業者向けの低料率を提供するSquare、Airペイ、stera packとの比較が有効です。

サービス中小事業者向け
主要カード料率
月額固定費主な端末費用
STORES決済 スタンダードVisa・Mastercard:1.98%
JCBなど2.38%
3,300円/月
※年契約・月払い
1台無償貸出
※条件あり
Square2.50%〜
※条件あり
0円Square リーダー4,980円
Airペイ2.48%
※ディスカウントプログラム適用時
0円カードリーダー0円
※iPadまたはiPhoneが必要
stera pack スモールビジネスプランVisa・Mastercard:1.98%
JCBなど2.48%
初年度0円、2年目以降3,300円/月初期コスト0円

STORES決済のスタンダードは、中小特別料率が適用される場合、Visa・Mastercardが1.98%となり、4サービスの中でも最低水準です。JCB・American Express・Diners Club・Discoverも2.38%で、stera packやAirペイの2.48%を下回ります。

一方、固定費ではSquareとAirペイが有利です。Squareは月額固定費0円で、中小事業者など一定条件を満たした場合、主要カードの対面決済は2.50%から利用できます。Square リーダーは4,980円です。

Airペイも月額固定費と振込手数料は0円です。通常の主要クレジットカードは3.24%ですが、決済手数料ディスカウントプログラムの審査を通過すると、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverが2.48%になります。ブランドごとに売上条件などが設定されています。

stera packのスモールビジネスプランは、Visa・Mastercardが1.98%、JCBなどが2.48%です。サービス利用料は初年度0円、2年目以降は月額3,300円となります。中小企業者であることに加え、一部対象外業種があります。また、Visa・Mastercardの直近1年間の売上が2,500万円を超えるとスタンダードプランへ変更されます。

カード売上が大きく、決済手数料率を最優先するならSTORES決済のスタンダードが有力です。固定費0円を重視するならSquareやAirペイも候補になります。stera packは、プリンターを備えたオールインワン端末を初期コスト0円で導入できる点が大きな違いです。

STORES決済の手数料はいくらになる?売上別シミュレーション

STORES決済は、キャッシュレス決済額によってフリーとスタンダードのどちらが安いかが変わります。さらに、年間キャッシュレス決済額が3,000万円以上になると中小特別料率の対象外となるため、売上規模に応じて適用する料率も変える必要があります。

以下は、キャッシュレス決済がすべてVisa・Mastercardで、毎月同じ金額を1年間決済した場合の試算です。スタンダードは年契約・月払いの月額3,300円を含めています。端末代などは含みません。

月間決済額年間決済額選ぶプラン適用料率決済手数料月額料金月間コスト
30万円360万円フリー2.48%7,440円0円7,440円
50万円600万円フリー2.48%12,400円0円12,400円
100万円1,200万円スタンダード1.98%19,800円3,300円23,100円
200万円2,400万円スタンダード1.98%39,600円3,300円42,900円
250万円3,000万円スタンダード2.98%74,500円3,300円77,800円
300万円3,600万円スタンダード2.98%89,400円3,300円92,700円

中小特別料率が適用される場合、Visa・Mastercardはフリーが2.48%、スタンダードが1.98%です。スタンダードには月額3,300円がかかるため、月間決済額66万円が損益分岐点になります。66万円まではフリー、66万円を超えるとスタンダードの月間コストが下がります。

ただし、年間キャッシュレス決済額が3,000万円以上になると中小特別料率は適用されません。この場合、Visa・Mastercardを含む対面クレジットカードの料率はフリー3.24%、スタンダード2.98%です。月250万円を1年間継続すると年間3,000万円になるため、このシミュレーションでは通常料率で計算します。

したがって、Visa・Mastercardの決済額だけで判断すると、年間3,000万円未満では月66万円を境にフリーからスタンダードへ切り替わります。年間3,000万円以上では中小特別料率ではなく通常料率で計算する必要があります。

💰 費用シミュレーター
万円
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🏪 店舗基本情報
万円
クレジットカード決済
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QRコード決済
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電子マネー
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💡 上記の項目を入力して「詳細計算する」ボタンを押してください
ご利用上の注意点・免責事項
計算結果について
・本シミュレーターの結果は概算値です
・実際の手数料は契約条件により異なる場合があります
・導入前には各決済サービス会社へ正式にお問い合わせください
免責事項
・計算結果の正確性について保証いたしません
・本ツールの使用により生じた損害について一切責任を負いません
・ご利用は自己責任でお願いいたします
推奨
・実際の導入検討時は複数社から見積もりを取得し、各決済サービス会社にご相談することをお勧めします。

計算時の注意点・ポイント

  • 月商は平均値で入力:繁忙期と閑散期を考慮した年間平均を使用
  • キャッシュレス比率は現実的に設定:導入初期は30-40%、定着後50-60%程度が一般的
  • 決済方法の比率:迷ったらクレジットカード60%、QRコード30%、電子マネー10%で試算

この記事の著者

木下 環|決済端末と予約システムの専門家

木下 環|決済端末と予約システムの専門家

「OREND」の運営に携わる、キャッシュレス決済端末と予約システムの専門家です。飲食店やスパなどの実店舗で店舗責任者を務めた経験があり、決済端末や予約システムをはじめとする店舗ツールの現場活用にも精通しています。その実体験をもとに、各サービスの比較や効果的な活用法を発信しています。

この記事の監修者

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

慶応義塾大学商学部卒業後、フロンティア・マネジメント株式会社で地方百貨店やメーカーなどの経営計画策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社でSaaS比較サイト「Boxil」の事業企画としてTツールや業務支援ツール&デバイスを紹介する「ええじゃない課Biz」にコメンテーターとしてレギュラー出演していた。2022年にステップ・アラウンド株式会社にて店舗ビジネス向けメディア「OREND」を監修しながら小売店・飲食店・サービス業全体の業務効率化を目指している。

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