モバイルPOSとは?従来のPOSレジの違い
モバイルPOSとは、スマートフォンやタブレット端末に専用アプリをインストールすることで使用できるPOSシステムのことです。従来のレジスターとは異なり、大きなレジ本体や専用機器が必要ありません。そのため、持ち運びが容易で、場所を選ばずに会計処理が行えるのが特徴です。

従来のPOSレジは、店舗に据え置かれた重いハードウェアが中心で、設置にも初期費用がかかりました。一方、モバイルPOSは手持ちの端末にアプリを入れるだけで、すぐに会計が始められます。例えば、飲食店であれば、注文を取りながらその場で決済処理もでき、レジに戻る手間も省けます。
このように、モバイルPOSは「持ち運べる」「すぐ使える」「コストが抑えられる」「レジ周りをスッキリできる」といった点で、従来型のレジとは大きく異なります。
また、クラウドを活用することで、初期投資コストを抑えることも可能です。リアルタイムでのデータチェックや勤怠管理、複数店舗の管理なども容易になるため、小規模店舗でも導入しやすいというメリットがあります。
スマホPOS・タブレットPOSとの違い
スマホPOSやタブレットPOSという言葉もよく見かけますが、これらはモバイルPOSの一種です。操作する端末がスマートフォンかタブレットかの違いに過ぎません。
たとえば、スマートフォンで利用するモバイルPOSは、レジに縛られずに店内を自由に動き回れます。タブレットを使えば、画面が大きくなり、複数の注文や商品情報をまとめて操作しやすくなります。つまり、どちらを選ぶかはお店のスタイルや用途によって変わるということです。
どんな業種・店舗で使われているのか
モバイルPOSは、小規模店舗から大手チェーンまで、さまざまな業種で活用されています。特に導入が進んでいるのは、飲食店、小売店、美容室、移動販売、イベント出店などです。
たとえば、キッチンカーのように限られたスペースで営業する場合、従来のレジでは場所を取ってしまいます。しかし、モバイルPOSならタブレット1台で完結でき、持ち運びも簡単です。
また、最近では大規模なレストランやアパレルショップでも、スタッフが持つタブレットでオーダーや在庫確認を行うなど、モバイルPOSの活用が拡がっています。お店の形態に合わせて柔軟に対応できるのが、モバイルPOSの大きな魅力です。
モバイルPOS|市場規模・国内の規模別導入意向・認知度
世界におけるモバイルPOSの市場規模について、アメリカの会社「Research Nester Private Limited」が調査(※1)を行いました。その結果から次のような予想がされています。
<世界の市場規模(予想)>
- 2018~2027年の間:約22%の年平均成長率で拡大する
- 2027年まで:310億米ドルの市場規模に達する
また2021年には、国内におけるモバイルPOSの市場予想を総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済が行っています。「スマートシェルフやモバイルPOSシステムなど次世代ストアを実現するリテールテックの国内市場を調査」では次のような調査結果となっております。
<国内の市場規模(予想)>
- 2022年の見込み:230億円(21年比127.8%)
- 2030年まで:730億円の市場規模に達する(21年比4.1倍)
この結果から国内でも、モバイルPOSの導入を前向きに検討していることがうかがえます。
※出典1:Research Nester Private Limited「世界の需要分析と機会の見通し2027」
モバイルPOSの6つの機能
モバイルPOSは、ただの「お会計アプリ」ではありません。多くのサービスには、お店の運営に役立つさまざまな機能が搭載されています。この章では、よく使われる代表的な機能とその使い方について紹介します。
- 会計・売上管理
- 商品・在庫管理
- 顧客管理・オーダー予約
- スタッフの勤怠管理
- 外部システム・ECサイトとの連携
- キャッシュレス決済への対応
POSシステムの仕組みや各種機能の詳細はこちらの記事で紹介しています。
会計・売上管理
モバイルPOSの中核となるのが会計機能です。スマートフォンやタブレットで事前に登録した商品をクリックするだけで、すぐにレシートを発行したり、売上を記録したりできます。バーコードリーダーに対応しているものも多く、バーコードを読み込みだけでスムーズに処理できます。また、会計データはクラウドに保存されるため、いつ・どこで・どの商品が売れたのかをリアルタイムで確認できます。
例えば、時間帯別の売上推移を分析することで、ピーク時間や閑散時間などを把握し、スタッフの配置やキャンペーンの実施などを効率的に行えます。また、複数店舗を展開する企業では、各店舗における毎日の売上を共有し、一元管理に役立ちます。本部で各店舗の売上状況をリアルタイムに把握することで、迅速な経営判断が可能になるでしょう。
商品・在庫管理
商品点数の多いお店ほど重要なのが在庫管理です。POSレジに商品情報や在庫数を事前に設定しておくと、販売や入庫時に変動した数を自動で反映します。リアルタイムで正確な在庫数を確認できるため、欠品リスクを低減できます。
また、設定した値を下回ると自動的に発注を促す機能などもあり、在庫切れや過剰な在庫を抱えるリスクを軽減できます。さらに、在庫管理の効率が向上し、過剰在庫の防止や適切な仕入れ判断にも役立ちます。
たとえば、アパレルショップでは色やサイズごとの在庫も管理できるほか、在庫が少なくなるとアラートが出る機能を備えたサービスもあります。これにより、売り切れや仕入れ忘れといったミスを防ぎやすくなります。
顧客管理・オーダー予約
顧客管理機能では、顧客情報の一元管理や顧客情報の分析、外部システムとの連携による集客施策の実施などが可能です。顧客情報の一元管理により、複数店舗やECサイトを横断して詳細な情報を管理できます。
具体的には、顧客情報として、氏名や連絡先だけでなく、購入履歴や来店頻度、誕生日などの属性情報も記録できます。これらの情報を分析することで、顧客一人ひとりに合わせたキャンペーンやクーポンの発行、おすすめ商品の提案などが可能となり、顧客満足度向上に繋がります。
スタッフの勤怠管理
タイムカードのような打刻方式では、時間と手間がかかるだけでなく、集計ミスも起こりやすくなります。モバイルPOS端末を利用した勤怠管理機能を使えば、従業員は場所を選ばずに勤務時間を記録でき、管理者はリアルタイムで勤務状況を把握できます。
モバイルPOSによっては記録した勤務データを自動的に集計し、給与計算に必要な労働時間や残業時間を算出します。また、シフト管理機能と連携できれば、従業員の勤務予定と実績を比較し、人員配置の最適化や労働時間管理に役立ちます。
外部システム・ECサイトとの連携
POSレジは多くの場合、外部システムと連携できるため、経営管理やマーケティング施策をスムーズに進められます。例えば、会計ソフトと連携すれば、売上データを会計ソフトに自動で取り込み、会計処理の手間を削減できます。ECサイトと連携すれば、実店舗とオンラインストアの在庫を一元管理し、販売機会の損失を防ぐことが可能です。
また、LINE公式アカウントと連携することで、顧客との接点を強化し、より効果的なマーケティング活動が可能になります。例えば、LINEを通じて顧客にクーポンを配信したり、新商品やキャンペーン情報を告知したりすることができるでしょう。
キャッシュレス決済への対応
スマホやタブレットで選択した商品を連携したキャッシュレス決済端末に自動で反映できます。クレジットカード・交通系IC・QRコード決済など、さまざまな支払い方法に対応できます。
たとえば、Squareやstera packといったキャッシュレス決済サービスと連携させることで、1台の端末でレジも決済も完結できます。お客様にとっても「選べる支払い方法」は大きな安心につながり、来店動機にもつながります。
モバイルPOSの6つのメリット
モバイルPOSは、従来の置き型レジではなくスマホ・タブレットを使うからこそのメリットがあります。ここでは導入と運用にかかわる6つのメリットを紹介します。
- 導入が簡単 – 専用機器不要・アプリインストールのみで利用可能
- 費用が安価 – 導入にかかる費用を抑えられる
- 操作が簡単 – スタッフの教育にかかる時間を削減できる
- 持ち運び可能 – レジ横以外のテーブル・屋外でも活用できる
- 情報の管理 – 売上・顧客情報を一元管理できる
- サーバーが不要 – クラウドで管理ができる
1.導入が簡単 – 専用機器不要・アプリインストールのみで利用可能
モバイルPOSは、スマホ・タブレットにアプリをインストールして使用するため、導入時に特別な機器は必要ありません。既に店舗用のスマホ・タブレットがあれば、すぐにモバイルPOSを導入できます。
またアプリのアカウントと決済情報を紐づけしてキャッシュレス決済になるため、財布を持ち歩かなくても買い物ができます。
スマホ一つで簡単に買い物ができることで、顧客満足度の向上にも期待できるでしょう。
2.費用が安価 – 導入にかかる費用を抑えられる
2つ目のメリットは導入費用が安価なところで、通常の置き型レジを導入する際は100万円前後かかることもあります。
モバイルPOSはスマホ・タブレットや既存端末にアプリをインストールするだけのため導入費用を抑えられます。
3.操作が簡単 – スタッフの教育にかかる時間を削減できる
モバイルPOSは店舗のレジにて会計対応が必要ですが、使用するのはスマホまたはタブレットのため新人スタッフでも簡単に操作が可能で、普段から親しんでいる端末であれば、業務内容もスムーズに覚えられます。
もちろんシステムの操作方法を覚える必要はありますが、置き型レジなどと比較するとスタッフの教育にかかる時間を削減できます。
その分の時間をサービスや接客に回すことで、店舗の質を向上できるでしょう。
4.持ち運び可能 – レジ横以外のテーブル・屋外でも活用できる
スマホ・タブレットを利用するモバイルPOSは、持ち運びできる点もメリットと言えます。飲食店であれば、テーブル会計をすることも可能です。
また店外にも持ち運びができるため、店外の飲食スペースやキッチンカー・移動販売・屋外イベントなどのシーンでも活躍します。
タブレットPOS・iPadレジの詳細についてはそれぞれの記事で解説しています。
5.情報の管理 – 売上・顧客情報を一元管理できる
モバイルPOSなどのPOSシステムは、会計処理だけでなく売上・顧客情報を一元管理できます。商品が売れた日時や金額、その日の売上データを始め、在庫情報や顧客ごとの販売データなど、店舗運営にかかわるさまざまな情報をスマホ・タブレット一つで管理することが可能です。
それらの情報を分析することで、自店舗の改善ポイントが見えてくるでしょう。
6.サーバーが不要 – クラウドで管理ができる
多くのモバイルPOSは、クラウド上で情報が管理されています。自社サーバーを用意する必要がないため、費用や導入のハードルを抑えられます。
またインターネットに接続していれば利用できるので、店舗以外の場所からもリアルタイムでレジの状況を確認可能です。
モバイルPOSの4つのデメリット
モバイルPOSは導入や操作が簡単など、店舗・顧客双方にメリットがありますが、少なからずデメリットも存在します。ここでは環境の整備・トラブルの発生・アプリとOSの相性に着目してデメリットを紹介します。
- 環境の整備 – Wi-Fiなどのネットワーク環境を整える必要がある
- トラブルの発生 – 端末やネットワークの状況に左右される
- アプリとOSとの相性 – 対応していないと使用できない
- サポートが弱い製品もあるため注意
1.環境の整備 – Wi-Fiなどのネットワーク環境を整える必要がある
モバイルPOSはインターネットに接続していないと使用できません。そのため、店舗内にWi-Fiなどのネットワーク環境が必須です。モバイルPOSの導入と同時にネットワーク環境を整備する場合は、その分だけ時間がかかるかもしれません。
2.トラブルの発生 – 端末やネットワークの状況に左右される
モバイルPOSはスマホかタブレットを利用するため、端末の故障やエラーが発生すると会計処理が行えないことがあります。
また、ネットワーク環境によっては顧客対応時に端末がフリーズしてしまうこともあります。安定したネットワーク環境を整備するために、モバイルPOS専用の回線を契約しておくと安心です。
3.アプリとOSとの相性 – 対応していないと使用できない
モバイルPOSの中には、スマレジやAirレジなどiPadやiPhoneのみ対応のアプリもあります。自店舗のスマホ・タブレットのOSがAndroidの場合、そのようなモバイルPOSを使用することはできません。
失敗を防ぐため、導入前にアプリとOSの相性・対応可否を確認することが大切です。
4.サポートが弱い製品もあるため注意
モバイルPOSの中には、初期費用や月額料金が安い代わりに、サポート体制が十分でないサービスも存在します。特に初期費用や月額費用が無料の場合は、サポートは手厚くない場合が多いです。たとえば、「トラブル時に電話がつながらない」「返答までに時間がかかる」など、業務に支障をきたすケースもあります。
導入前には、チャット・電話・メールなどのサポート手段や対応時間を確認し、万が一の際にも安心できるサービスを選ぶようにしましょう。
モバイルPOSアプリ導入時の5つの検討ポイント・選び方
モバイルPOSの導入を検討する際は、周辺機器との連携・機能性・費用・サポート体制に着目すると良いでしょう。それぞれの理由を紹介します。
1.周辺機器・システム連携できるか
モバイルPOSをより効率的に活用するには、レシートプリンターやキャッシュドロア、決済端末など、周辺機器と連携する必要があります。既にそれらの周辺機器がある場合は、モバイルPOSと連携できるか確認しましょう。
2.必要とする機能が備わっているか
モバイルPOSは基本的な機能は共通しているものの、アプリによって細かな部分が異なります。なかには電子レシートや予約機能との連携など、独自のオプションを用意しているアプリもあります。
飲食店であれば、テーブル管理やオーダー連携などが重要になり、小売店なら商品点数が多いため、在庫管理やバーコード対応の有無が選定基準になります。美容室やネイルサロンなどのサービス業では、顧客情報の記録や予約との連携が重視されるでしょう。
必要とする機能は業界・業種・店舗の規模などによって異なるため、モバイルPOSの導入を検討する際は「どんな機能が必要か、あると便利か」を洗い出した上で各アプリを比較しましょう。
3.導入コスト・利用プランは予算に合っているか
モバイルPOSは導入コストが比較的安価ではあるものの、初期費用や月額料金などが発生します。周辺機器を揃える場合は、それらの購入費用も考える必要があります。
初期費用と周辺機器の購入費用が発生するのはその時だけですが、月額料金は毎月発生する費用です。プランによって料金は異なるため、予算と機能・費用を照らし合わせた上で検討することをおすすめします。
4.Android・iOSなど対応端末の違い
モバイルPOSはスマホやタブレットにインストールして使うため、端末の対応OSも要チェックです。iOSのみ対応のサービスや、Android向けに最適化されているものなど、動作保証のある環境が限られている場合があります。
すでに手元にある端末を使いたい場合は、対応端末の情報を公式サイトで確認しましょう。また、複数の端末で同時利用したい場合は、同時接続台数の制限やライセンス条件にも注意が必要です。
5.サポート体制は万全か
モバイルPOSは操作が簡単とはいえ、急なトラブルが発生することも考えられます。会計トラブルは店舗運営にかかわる問題のため、万が一の時に頼れるサポート体制の有無も確認しておきましょう。
サポートはメールや電話のみなのか、はたまた店舗までスタッフが来てくれるのか、そして費用は発生するのかなど、詳細部分も確認しておくと安心です。
おすすめのモバイルPOSレジ比較9選(初期/月額)
サービス名 | イメージ | 初期費用 | 月額費用 | おすすめの業界 | 対応端末・OS | サポート | 決済システム 連携 | 会計ソフト 連携 | 自動釣銭機 連携 | セルフレジ 対応 |
Square POS (レジスター) | ![]() | 0円 ※端末別売り | 0円 ※無料 | 飲食店・カフェ 小売・アパレル 美容室・サロン | iPad/iPhone(iOS) Android タブレット | 電話 メール | ・Square クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | Squareアプリ 他社アプリ連動可 | 〇 | 〇 |
かんたんレジ・注文 | ![]() | 問い合わせ | 0円~ ※キャンペーン価格 | 飲食店・カフェ | iPad(iOS) Android タブレット | 電話 LINE | ・STORES決済 ・Paycas クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | MFクラウド会計 弥生会計 freee会計 | 問い合わせ | 問い合わせ |
POS+(ポスタス) | ![]() | 問い合わせ | 問い合わせ | 飲食店・カフェ 小売・アパレル 美容室・サロン | iPad(iOS) | 365日電話サポート 全国無制限駆けつけサービス | ・stera terminal ・JT-VT10 ・PAYGATE Station/Air ・楽天ペイ クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | freee会計 MFクラウド会計 弥生会計 | 〇 | 〇 |
CASHIER | ![]() | 0円~ 端末費用のみ ※端末レンタルあり | スタンダード:0円 プロフェッショナル:4,000円 ※税抜 | 飲食店・カフェ 小売・アパレル 美容室・サロン | Android タブレット | 電話 メール | ・CASHIER ・PAYMENT ・Square ・Spayd ・StarPay クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | freee会計連携 | 〇 | 〇 |
STORES レジ | ![]() | 0円~ | フリー:0円 ベーシック:4,950円 | 飲食店・カフェ 小売・アパレル 美容室・サロン | iPad(iOS) | メール 電話 | ・STORES決済 ※その他決済サービス追加可能 クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | MFクラウド会計 弥生会計 freee会計 | 〇 | 〇 |
Air レジ | ![]() | 0円 ※無料 ※iPad 37,790円 (別売) | 0円 | 飲食店・カフェ 小売・アパレル 美容室・サロン | iPad/iPhone (iOS) | メール チャット | ・Square ・Airペイ クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | MFクラウド会計 弥生会計 freee会計 | 〇 | × |
スマレジ | ![]() | 0円 ※無料 | スタンダード:0円 プレミアム:4,400円 プレミアムプラス:7,700円 フードビジネス:11,000円 リテールビジネス:13,200 | 飲食店・カフェ 小売・アパレル 美容室・サロン | iPad(iOS) | 電話(有料) メール | ・Square ・STORES 決済 ・楽天ペイ ・おてがるPay ・StarPay クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | MFクラウド会計 弥生会計 freee会計 | 〇 | 〇 |
NEC モバイルPOS | ![]() | 問い合わせ | 問い合わせ | 飲食店・カフェ | iPad(iOS) | 電話 24時間365日 メール | ・stera terminal ・AirPAY ・Anywhere ・StarPay クレジット:〇 電子マネー:〇 QRコード:〇 | 問い合わせ | 〇 | 〇 |
ユビレジ | ![]() | 0円 ※無料 ※周辺機器別売り | フリー:0円 プレミアム:6,900円 飲食店向け:8,400円 小売向け:11,400円 | 飲食店・カフェ 小売・アパレル 美容室・サロン | iPad(iOS) | 電話(有料) メール | ・Square ・STORES 決済 ・楽天ペイ ・StarPay など | MFクラウド会計 弥生会計 freee会計 | 〇 | 〇 |
USENレジ | ![]() | 0円 ※無料 | 9,980円~/1台 | 飲食店・カフェ 小売・アパレル 美容室・サロン | iPad(iOS) | 電話 | ・USEN PAY ・USEN PAY QR | MFクラウド会計 弥生会計 freee会計 | 〇 | 〇 |
かんたんレジ・かんたん注文スマホでQRコード注文+POSレジ・初期設備の導入費用無料/月額0円から利用可能
- iPad/スマホ/キャッシュドロア/プリンター/ルーターなどの機器を無料提供。手軽に店舗開業
- POSレジ、ハンディ、モバイルオーダー、タブレットオーダーなど、飲食店向けの全機能に対応
- 最短2週間でスタート / クレジット/電マネー/QRコード決済にも対応
- 店外注文もUber Eats連携も可能
- すべての端末で日本語・中国語・英語・韓国語に対応
かんたん注文はハンディー機能+タブレットPOSレジが月額0円から利用でき、顧客自身が注文を行うセルフオーダーも利用ができる低価格・高機能・操作がかんたんなPOSレジです。
店内オーダーだけでなくUber Eatsとの連携することで、店外注文も受付ができます。
初期費用 | 標準プランの設備は0円で導入可能 |
月額費用 | 0円 ※無料 |
手数料 | 手数料なし |
無料トライアル | セルフオーダー機能の トライアルあり |
STORES レジ美容室・サロン向けのPOSレジ・予約・キャッシュレス決済を初期費用0円で
- 予約・POSレジ・キャッシュレス決済すべて初期費用0円で導入
- 集客メディアからの予約も一元管理が可能
- LINE予約・インスタグラム連携で予約の最大化を実現
- 予約情報をPOSレジへ自動連携し、顧客・売上データもこれひとつで完結
- 店舗売上・スタッフ別売上もグラフでかんたんに把握
STORES レジは初期費用0円で、予約システム・POSレジ・キャッシュレス決済の導入が可能です。すべてのシステムが1社で完結することにより、導入後のサポートもスムーズに対応することができ、初めての方も安心して導入することができます。
予約情報がそのままPOSレジに連携されることで、会計時もワンタップで決済が可能です。
決済端末での金額の二度打ちもなくなり、決済業務のミスや工数を圧倒的に削減することができます。
また、お客様のカルテや予約履歴、物販の購入履歴が一元管理され、顧客データを活用した店舗運営やマーケティング施策が可能となります。
フリー | |
初期費用 | 0円 ※無料 |
月額費用 | 0円 ※無料 |
内容 | POSレジの基本機能を使いたいお店向け |
ベーシック | |
初期費用 | 0円 ※無料 |
月額費用 | 4,950円~ |
内容 | 多機能・カスタムしたいお店向け |
POS+(ポスタス)業務効率化と売上アップを支援するクラウド型モバイルPOSレジ
- それぞれの業種に特化したPOSレジを提供
- 多機能&柔軟オプションで様々な店舗運営にマッチ
- 導入から運用まで万全のサポート
- キャッシュレスやセルフ機能など最新のニーズに対応
- 複数店舗の管理・多言語対応など高機能も充実
POS+(ポスタス)は月間1,000店舗以上に導入されている様々な業界に特化したクラウド型POSレジです。
レジ・売上管理などの基本機能を網羅した上で、各業態に特化した機能が利用できるPOSレジを提供しています。
キャッシュレスやセルフ機能など最新のニーズにも対応していて、多機能&柔軟オプションで様々な店舗運営にマッチするサービスです。
初期費用 | お問い合わせください。 |
月額費用 | お問い合わせください。 |
機能① | 売上分析/商品分析/予算管理 本部管理/顧客管理・分析/免税対応 キャッシュレス決済/セルフレジ/モバイルオーダー オーダーエントリー/決済端末一体型POS 自動釣銭機/セミセルフセルフ |
機能② | テイクアウト・デリバリー/呼出モニター シフト管理/棚卸ハンディ/電子カルテ/予約管理 外部システム連携/WEB予約/店舗アプリ/レセコン連携 クーポン配信・スタンプカード/メッセージ配信/効果検証 |
導入サポート | メニュー登録/初期設定/365日電話サポート 全国無制限駆けつけサポート/スタッフトレーニング |
Squareレジスター手数料2.5%~ /POSレジ内蔵型決済端末 2画面でお会計をスムーズに
- 決済手数料3.25%→2.5%~!/月額・解約・振込手数料0円
- QRコード/電子マネー/クレジット/タッチ決済対応
- お客様画面付きPOSレジ内蔵型オールインワン決済端末/30日以内返品OK・保証2年
- 入金最短翌営業日/最短翌日導入可
- アカウント1つで無料POSレジ・ネットショップ・事前決済・継続課金を1つに
SquareレジスターはPOSレジが内蔵されているオールインワン決済端末です。
従来の決済端末ではPOSレジと連動して使用するのが一般的でしたがsquareレジスターは1台でどちらも使えるためレジ周りがこれ1台ですべて解決します。
決済手数料2.5%~のクレジット決済の他に電子マネーやQRコード決済といった主流決済に対応しており機会損失がありません。
またこれまでsquareのQRコード決済はPayPayのみでしたが、対応数を7種類に拡大しさらに多くの利用者に対応ができるようになりました。
また、お客様用画面がついておりお買い物内容を素早く双方確認することができお会計フローがとてもスムーズになります。
初期費用 | 端末費用のみ(30日返品OK) |
月額費用 | 0円※無料 |
手数料 | 振込手数料:0円 払い戻し手数料:0円 解約費用:0円 |
特徴 | POSレジ内蔵型決済端末 最短導入即日 最短入金翌営業日 30日間全額返金保証付 2年間製品保証付 |
キャンペーン期間中に発生した決済額と、同額の決済金額分の決済手数料が無料になるクレジットを付与。*付与上限、1アカウント最大決済額100万円分まで
対象となるお客様
・4月15日以降、本ページよりアカウントを新規で作成した方
・キャンペーン期間中に、対面もしくは非対面の決済を行った方
期間:対象となる決済金額の合計が3億円に達した翌営業日23時59分まで
CASHIER POS多くの店舗で使われてる、0円から始められるPOSレジならCASHIER
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- 店舗のあらゆる業務の一元管理が可能となり、データ管理運営を効率化
- 電話やメールでのサポートも充実。無料でトラブルサポート
- ご利用に合わせたPOSレジだけでないセルフレジという選択も可能
CASHIERは、クラウドPOSを中心に店舗規模や業種に適したハードウェアと管理機能を選択し、自由自在に販売環境の設計が可能。そのほかにも在庫管理機能や発注や仕入れ、棚卸しなどの機能を活用し、高度な在庫管理を実現します。クラウドPOSレジだけでなく、お客様自身での商品スキャンからお会計までを済ませていただける外国語にも対応したセルフレジサービスの提供もしています。
初期費用 | 0円~ 端末費用のみ ※端末レンタルあり |
月額費用 | スタンダードプラン:0円 プロフェッショナルプラン:4,000円(税抜) |
主要機能 | 多彩なレジ/顧客管理 在庫管理/本部管理 大規模複数店舗管理 発注・仕入れ管理/その他 |
販売連携 | セルフレジ/セミセルフレジ ハンディ/スマホレジ タッチパネル券売機 スマホ・テーブルオーダー モバイル・テイクアウトオーダー |
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- 最短翌日入金のスピード振込
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Square POSレジは月額・初期0円で利用できるタブレットPOSシステムです。アカウント1つでキャッシュレス決済(Square決済)・POSレジ・ネットショップ作成(Squareオンラインビジネス)が可能です。
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またレシートプリンター内蔵型の決済端末「Squareターミナル」を利用すれば、タッチパネルでPOSレジ操作・電子マネー・屋外決済など豊富な支払い方法に対応できます
初期費用 | 0円 ※Squareターミナル:46,980円 |
月額費用 | 0円 ※無料 |
手数料 | 決済:3.25~3.95% 振込手数料:0円 払い戻し手数料:0円 |
対応決済 | ICカード/電子マネー クレジット/タッチ決済 |
会計ソフト連携 | MFクラウド会計 freee会計 |
スマレジ初期/月額0円/30日無料/レジ機能から店舗管理までこなすクラウドPOSレジ
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- モバイル(テーブル)オーダー/決済端末/会計ソフト連携で効率化
- 無料お試し30日間は全ての機能/電話での導入サポートを無料で利用可能
- iPad・iPhoneで使える無料POSレジ/在庫管理/リアルタイム売上集計
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スマレジは初期/月額0円で利用ができスマホやタブレットがあれば、基本的な機能を無料で利用できるクラウド型POSレジで高機能な専門機器は必要ありません。
店舗経営にあると便利なモバイルオーダー・キャッシュレス決済連携・免税対応など豊富な高機能が備わっており、直感的に使いやすいUI/UXなので勤務経験が浅くノウハウがないスタッフでもすぐに使用できます。
初期費用 | 0円 ※無料 ※端末は別売(IT導入補助金対象) ※詳細は資料ダウンロード |
月額費用 | 0円 ※無料 |
内容 | 売上分析/予算管理 本部管理/顧客管理 免税対応/キャッシュレス決済 セルフレジ/セルフオーダー オーダーエントリー |
無料トライアル | あり ※30日全機能を無料で |

NECモバイルPOS飲食店向けサブスク(SaaS)型POS

- 飲食店向けサブスク(SaaS)型POS
- 50以上の外部連携サービス
- 2ケ月に1回のバージョンアップで常に最新の機能
- 安心なサポート・コールセンター
NECモバイルPOSは、2014年からサービスを始めた「サブスク(SaaS)型」のレジシステムです。
飲食店チェーンなど、1,500社以上のお店で使われています。たとえば、丸亀製麺や一風堂といったお店から、他にもいろいろなタイプの飲食店に対応できるのが特徴です。
飲食店は、税金の仕組みが変わったり、新しいお札が出たり、コロナや観光客の増加など、外部の環境がよく変わる業界です。そんな変化に対応するためには、レジを買って自分のお店専用にカスタマイズするのではなく、必要に応じてすぐに対応できるシステムが便利です。
NECモバイルPOSは、こうした変化に対応できるよう、サブスク(SaaS)型として提供されています。これにより、手軽に始められて、長く便利に使い続けることができます
安い早い軽いを継続するために、NECはPOSをサブスク(SaaS)型で提供しています。
初期費用 | 問い合わせ |
月額費用 | 問い合わせ |
スマホで使えるおすすめモバイルPOSレジ4選比較
サービス名 | イメージ | 初期費用 | 月額費用 | おすすめの業界 | 対応端末・OS | サポート | 決済システム 連携 | 会計ソフト 連携 |
Square POS | ![]() | 0円 ※端末別売り | 0円 ※無料 | 飲食店・カフェ 小売・アパレル 美容室・サロン | iPhone/Android (iPad/タブレット) | 電話 メール | Square ・クレジットカード ・交通系電子マネー ・QRコード | Squareアプリ 他社アプリ連動可 |
Air レジ | ![]() | 0円 ※無料 ※iPad 37,790円 (別売) | 0円 | 飲食店・カフェ 小売・アパレル 美容室・サロン | iPhone (iPad) | メール チャット | Square Airペイ | MFクラウド会計 弥生会計 freee会計 |
スマレジ | ![]() | 0円 ※無料 ※端末は別売 | スタンダード:0円 プレミアム:4,400円 プレミアムプラス:7,700円 フードビジネス:11,000円 リテールビジネス:13,200 | 飲食店・カフェ 小売・アパレル 美容室・サロン | iPhone (iPad) | 電話(有料) メール | Square、STORES 決済 楽天ペイ スマレジペイメント ペイメント・マイスター おてがるPay、StarPay | MFクラウド会計 弥生会計 freee会計 |
Loyverse (ロイバース) | ![]() | 0円 ※無料 ※端末は別売 | 0円 ※無料 オプションは別料金 | 飲食店・カフェ 小売・アパレル 美容室・サロン | iPhone/Android (iPad/タブレット) | サイト 動画 | STORES 決済 Paygate | 問い合わせ |
Airレジアプリ0円で始める、直感操作のPOSレジ
- 初期費用・月額費用ゼロで導入可能
- 直感的な操作性でスムーズな会計
- 会計ソフト・決済端末など外部サービスとの連携
Airレジは、iPadやiPhoneとインターネット環境があれば、初期費用・月額費用なしで導入できるPOSレジアプリです。直感的な操作性で、商品パネルをタッチするだけの簡単な会計が可能で、ミスを防ぎつつスピーディーな対応を実現します。また、会計ソフトやキャッシュレス決済サービスとの連携により、売上管理や決済手段の拡充がスムーズに行えます。さらに、売上分析や在庫管理、顧客管理などの機能も備えており、店舗運営の効率化と売上向上をサポートします。
初期費用 | 0円 ※無料 |
月額費用 | 0円 ※無料 |
Square POSレジアプリ無料で高機能、迅速入金のPOSレジ

- 無料で充実したPOS機能を提供
- 多様な決済手段と専用端末の提供
- 最短翌営業日のスピード入金
Square POSレジアプリは、スマホ1台で本格的なレジ業務を行える無料のPOSレジアプリです。売上管理や在庫管理、顧客管理など店舗運営に必要な機能がすべて基本料金無料で利用でき、導入コストを抑えたい小規模事業者に適しています。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など多様な支払い方法にも対応しており、専用の決済端末との連携も可能です。また、Squareの大きな特長として、平日午前中の決済であれば最短で翌営業日に入金される迅速な入金サイクルがあり、キャッシュフローの安定にも貢献します。直感的な操作性と高い拡張性から、飲食・物販・サービス業など幅広い業種で活用されています。
初期費用 | 0円 ※無料 |
月額費用 | 0円 ※無料 |
スマレジアプリスマホで拡張する、プロ仕様のレジ体験
在庫・売上・顧客管理も高機能POSをスマホでも本格運用
本部機能による多店舗・外出先管理に強い
販売分析・スタッフ別集計など会計から分析まで一貫設計
スマレジは、高機能なクラウドPOSとして広く知られていますが、スマホアプリ版でもその強みをしっかり継承しています。スマホから商品登録や会計処理、在庫確認、売上分析までがスムーズに行え、外出先からも店舗の状況を即時に把握可能。特に多店舗運営や管理業務がある店舗には利便性が高く、スタッフ別の売上分析や時間帯別の集計など、現場と経営の双方に役立つ機能が揃っています。モバイルでもプロユースの環境を整えたい店舗におすすめの一台です。
Loyverse(ロイバース)常連づくりに強い、スマホで使える無料POS

- 顧客との関係づくりに役立つ機能が充実
- スマホ1台で売上・在庫・顧客を一元管理
- 飲食・小売どちらにも柔軟に対応
初期費用 | 0円 ※無料 |
月額費用 | 0円 ※無料 |
オプション | 全期間の売上閲覧:700円 従業員管理:4,000円 従業員管理:4,000円 |
モバイルPOSの導入方法
モバイルPOSの導入方法はいたってシンプルです。
ここでは「小規模店舗の導入方法」と「大型施設の導入方法」に分けて紹介します。
小規模店舗の導入方法
小規模店舗におけるモバイルPOSの導入は、大型施設に比べてシンプルでスピーディーに進められることが特徴です。
- サービス会社への申し込みを行います。
- 端末や周辺機器の購入を行います。
- 必要な機器は、タブレットやスマートフォン、レシートプリンター、キャッシュドロワーなど、最小限で済みます。これらの機器は、インターネット通販や家電量販店などで手軽に購入できます。
- モバイルPOS専用アプリをインストールし、初期設定を行います。
- 多くのモバイルPOSレジアプリは、直感的な操作で簡単に設定できるよう設計されています。
- 取扱商品の登録を行い、価格や在庫数などの情報を入力します。
- すべての設定が完了したら、モバイルPOSの利用を開始します。
大型施設の導入方法
大型施設におけるモバイルPOSの導入は、小規模店舗に比べて綿密な計画と準備が必要となります。施設の規模やニーズに合わせて柔軟にシステム構築することが大切です。
- 施設全体の規模や業態、顧客層などを考慮し、最適なシステムを選定します。
- 導入するPOSレジの数や種類、必要な機能などを明確化し、複数から見積もりをとり比較検討することが重要です。
- 大型施設で従来型のPOSレジからモバイルPOSに乗り換える場合、価格提示用のディスプレイやカードリーダーなどの端末を必要な台数分準備する必要があります。
- ネットワーク環境の整備を行います。多数のモバイルPOS端末を安定して運用するため、高速かつ安定したWi-Fi環境の構築が必須となります。
- 導入時には、システムのセットアップ、従業員への操作研修などを実施します。
- 運用開始後も、システムの保守・管理やトラブル対応など、継続的なサポート体制が必要です。
モバイルPOSと他のレジの導入費用・料金比較表
POSシステムは、大きく分けて「パソコン型POS」「ターミナル型POS」「タブレット型POS(モバイルPOS)」の3種類があります。それらと従来の置き型レジの比較表は次の通りです。

種類 | 初期費用 | 月額費用 | 保守/メンテナンス |
パソコン型POS | 0~50万円 | 5千~3万円 | 0~2万円 |
ターミナル型POS | 50~100万 | – | 1千円~ |
タブレット型POS(モバイルPOS) | 3万~20万円 | 0~2万円 | 0~1万円 |
置き型レジ | 3万円~ | – | – |
費用を比較してみるとターミナル・パソコン型など従来主流であったガチャレジと比較して、モバイルPOSの金額は非常に安く初期コストも抑えらえます。
モバイルPOSレジがタブレット端末やスマホなどにアプリをインストールして利用ができるクラウド型のため、初期コストを抑えて導入のできるのも特徴の1つです。
モバイルPOSレジの種類 – 業界別システム比較表
モバイルPOSレジは、複数の企業が展開しています。種類別の比較一覧表は次の通りです。
種類 | 業界/店舗規模 | 特徴 | 主要アプリ |
モバイルPOS | 飲食業界/小売業界 サロン/アパレル 複数店舗/チェーン店 | 店舗端末にアプリインストール 持ち運び/簡単操作/費用が安価 非接触/スタッフの教育費用削減 | スマレジ/Air レジ ユビレジ/Square POS/POS+ |
セルフレジ セミセルフレジ | スーパー/コンビニ ドラッグストア/飲食業 | 顧客が商品をスキャン レジでの清算対応が不要/非接触 | Shop&Go/HappySelf WILLPOS-Self |
ハンディレジ | 量販店/飲食業 キッチンカー | 在庫管理/棚卸業務での活用可 電源不要/設置場所不要 パソコンへのデータ送信/簡単操作 | Wiz Series/HD-POS/BT-600 |
モバイルPOSはユビレジ・スマレジ・エアレジといった3大POSレジに代表されるように、アプリインストールでタブレット端末やスマホがあればレジやハンディとしても利用できます。
セミセルフ・セルフレジも同様に大型のスーパー・小売店で利用されており、自動精算が可能です。
無人レジ・セルフレジの詳細はそれぞれの記事で解説しています。
モバイルPOSが注目を集める理由
モバイルPOSはPOSシステムの中でも特に注目を集めています。ここではその理由を紹介します。
低コストで導入できる
従来のPOSレジは専用端末やシステムの購入が必要で、1台あたり20~30万円ほどの導入費用がかかるのが一般的でした。一方、モバイルPOSは、高価な専用端末を購入する必要がありません。そのため、2~5万円程度で導入できる場合も多いです。
所有しているスマートフォンやタブレット端末を利用すれば、初期費用をさらに抑えることも可能です。ただし、ランニングコストに関しては、POSレジの方がリーズナブルな傾向にある点は留意しておきましょう。
操作を覚えやすく使いやすい
レジはパートやアルバイトのスタッフなどさまざまな人が操作するため、誰でも簡単に使えることが大切です。モバイルPOSはスマートフォンやタブレット端末に慣れ親しんだ人が直感的に操作できるよう、シンプルなインターフェースを採用していることが多いため、パートやアルバイトでも容易に使いこなせるでしょう。
また、業務に合わせて表示設定を調整できるものもあり、操作を覚えやすく、効率的に使えるよう工夫されています。例えば、よく使う機能をメイン画面に表示したり、ボタンの大きさを変更したりすることが可能です。
レジ周りをすっきりとおしゃれに演出できる
従来のPOSレジはどうしてもレジ本体が大きく、店舗のイメージにそぐわないことが多々ありました。配線も複雑になりがちで、レジ周りが雑然とした印象を与えてしまうことも少なくありません。
モバイルPOSでは、スマートフォンやタブレット端末だけが目に触れ、キャッシャーやプリンターなどの周辺機器はカウンター下に収納できます。そのため、レジ周りをすっきりとおしゃれに演出することができ、店舗のイメージを損ないません。美容院やカフェなど雰囲気を重視する店舗にとっては、特に重要な要素といえるでしょう。
POSレジの強みを生かしたままスピーディーに対応できる
従来のPOSレジはカウンターに固定されるため、どうしても会計処理に時間がかかってしまいがちでした。しかし、モバイルPOSでは端末のある場所が「会計所」になります。例えば、飲食店ではテーブルで注文から精算まで行うことができ、販売店ではお客様のいる場所で会計が可能です。
移動販売やイベント会場など、従来のPOSレジでは対応が難しかった場所でも、モバイルPOSならスムーズに会計処理を行うことができます。
さまざまな決済方法に対応できる
近年、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など、キャッシュレス決済の利用が急速に拡大しています。経済産業省によれば、常に右肩上がりで増加しています。
モバイルPOSは多様な決済方法に対応できるため、顧客のニーズに応えることが可能です。
例えば、Squareを導入すると、スマートフォンやタブレットでカード決済ができるようになります。必要なのはモバイル端末と無料アプリ、そしてSquare専用ICカードリーダーのみで、導入がスムーズなのも魅力です。
遠くから複数店舗の様子を見ることができる
モバイルPOSはインターネットに接続できる環境であれば、パソコンやスマートフォンからいつでもどこでも店舗の状況をリアルタイムで確認できます。例えば、外出先や出張先からでも、ネット上で常に自店舗の状況を把握できます。
また、自宅にいながら複数店舗の様子を見ることができるため、遠隔での経営管理が可能です。各店舗の売上を比較したり、在庫状況を確認して商品の発注を行ったりすることができます。
モバイルPOSの導入で業務効率をアップ
モバイルPOSは店舗のスマホ・タブレットにインストールして利用するアプリです。どちらも会計時は非接触、そして対応の簡略化による業務効率のアップが期待できます。今後、ますます多くの企業で導入されると予測されているモバイルPOSの導入を検討してみてはいかがでしょうか。