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4人に1人が予約忘れ、5人に1人が無断キャンセル?予約システムに必要な機能とは?|OREND(オレンド)独自調査レポート

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突然の予約忘れや、連絡のないキャンセル。飲食店や美容院、病院などにとって、こうした事態は売上や業務の大きな負担になります。
今回のアンケート調査では、4人に1人が予約を忘れ、5人に1人が無断キャンセルを経験していることが明らかになりました。
通知が届かない、キャンセル方法が分かりにくい――原因を探ると、予約システムの機能によって防げるポイントが見えてきました。

4人に1人が「予約を忘れた」経験あり 原因は“リマインド不足”

今回の調査で、全体の約25%が「予約を忘れたことがある」と回答しました。頻度は「数年に1回程度」が20.3%、「年に数回以上」が4.7%と多くはないものの、一定の割合で発生していることが分かります。

予約忘れは「うっかり」では済まされず、お店にとっては空席や売上損失につながります。つまり、4人に1人は“来ない可能性がある”というリスクを常に抱えているのです。

無断キャンセルは約2割 背景は「手間」と「直前の事情」

約5人に1人が「キャンセルの連絡をせずに行かなかったことがある」と回答しました。頻度としては「数年に1回程度」が多く、「年に数回以上」という人は少数です。決して多数派ではありませんが、1件でも発生すれば店舗にとっては空席や機会損失につながるため、負担は小さくありません。

理由を掘り下げると、最も多かったのは「予約自体を忘れていた」という回答でした。
次いで「キャンセル手続きが面倒だった」「キャンセル方法が分かりにくかった」といった手間の問題
が目立ちます。
さらに「直前の体調不良」や「連絡する時間がなかった」といったやむを得ない事情も少なくありません。
また「連絡しなくても問題ないと思った」と考える人も一定数おり、心理的なハードルも無断キャンセルにつながる要因といえそうです。

無断キャンセルは必ずしも“悪意”からではありません。多くは「予約自体を忘れていた」、あるいは「キャンセルの手続きが面倒」「方法が分かりにくい」といった連絡のハードルの高さが背景にありました。さらに、直前の体調不良や予定変更など状況的に難しいケースも見られます。

つまり、システム側で「簡単にキャンセルできる仕組み」や「すぐに連絡できる導線」を用意することが、無断キャンセルを減らす大きなポイントになるといえます。

通知で予約忘れを防ぐ!メール・LINE・SMS・カレンダーが鍵

調査では、「通知があったことで予約を思い出せた」人は約3割でした。つまり、通知は確実に一定の効果を発揮していることが分かります。

どの通知手段が役立ったかを聞いたところ、最も多かったのはメール。続いてLINESMSカレンダー連携が効果的とされました。
一方、アプリのプッシュ通知は比較的低く、専用アプリに依存した通知だけでは不十分であることが示されています。

年代別に見ると、若い世代ではLINEやSMS、プッシュ通知が有効で、40代以上ではメールやカレンダーが強い傾向がありました。
つまり、客層に合わせて複数の通知手段を組み合わせることが、予約忘れを防ぐ最も効果的な方法といえます。

予約システムに本当に必要な機能とは

調査から明らかになったのは、予約忘れや無断キャンセルは誰にでも起こりうるリスクであり、特別なケースではないということです。

事業者がリスクを減らすために注目すべきポイントは以下の3つです。

  • リマインド通知とカレンダー連携は必須
    → LINEやSMSなど、確実に目に入るチャネルで通知する
  • キャンセルを簡単にできる仕組み
    → 「面倒」「分からない」というハードルを下げる
  • ユーザーの生活動線に沿った設計
    → メールだけに依存せず、複数チャネルを組み合わせる

つまり、予約システムを選ぶときの最重要ポイントは「ユーザー目線の通知」と「手間の少なさ」です。今回の調査結果は、導入検討者にとって「どの機能を優先すべきか」を判断するための具体的な材料となるでしょう。

調査概要

  • 調査名:予約をうっかり忘れちゃったこと、ありますか?予約忘れ・キャンセルのアンケート 
  • 調査対象:首都圏在住の20~60代男女(年代・性別は政府統計の総合窓口(e-Stat)の人口構成に基づき割付)
  • 調査地域:全国
  • 有効回答数:300人
  • 調査方法:インターネット調査(アンケートモニターを対象に実施)
  • 調査:QiQUMO
  • 調査期間:2025年9月

調査結果の利用条件

①情報の出典元として「https://orend.jp」のリンクをつけて「OREND(オレンド)」の名前を明記をお願いします。

②ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置をお願いします。

URL:4人に1人が予約忘れ、5人に1人が無断キャンセル?予約システムに必要な機能とは?|OREND(オレンド)独自調査レポート(URL:https://orend.jp/mag/a0716

OREND(オレンド)について

OREND(オレンド)は、「新しいお店のつくり方」をテーマに、店舗経営に役立つ情報を発信しているメディアです。
キャッシュレス決済端末やPOSシステム、予約システム、ネットショップ、ECコンサルサービスなど、お店の運営に欠かせないシステムやサービスの選び方を、わかりやすく解説しています。

これまでに、飲食店や美容室・サロン、整体・接骨・鍼灸院などの治療院、アパレル、小売店などの店舗ビジネスを運営している方や、EC業界・個人事業主の方々にご利用いただいてきました。

「どのシステムを選べばいいかわからない」「導入したらどんなメリットがあるの?」といった疑問に答えながら、実際の導入事例や最新のトレンドも交えて、お店づくりをサポートしています。

最新の情報をチェックしたい方は、ぜひORENDの公式サイトをご覧ください。

URL:https://orend.jp/

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代表取締役社長:中島 崚
設立:2018年12月10日
所在地:東京都目黒区東山2-10-13 カームハウス東山303
URL:https://step-around.com/

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この記事の著者

OREND運営事務局|店舗DXの専門家集団

OREND運営事務局|店舗DXの専門家集団

「OREND」は飲食店や小売業界・ネットショップに関する業界トレンドを図解・解説しながらツール紹介を行う専門メディアです。 キャッシュレス決済や予約管理システム・ネットショップ作成ソフトなど、店舗の効率化やECサイトの立ち上げに必要なツールの仕組みや機能・トレンド背景を解説します。

この記事の監修者

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

慶応義塾大学商学部卒業後、フロンティア・マネジメント株式会社で経営計画の策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社で事業企画、2022年にステップ・アラウンド株式会社にて店舗ビジネス向けメディア「OREND」を監修。

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