カラーミーショップ×BASEの評判・料金プラン・手数料比較
安くて簡単にECサイトが作成できるEC・ネットショップ作成ソフト。これからECサイトの立ち上げを検討している方も多いのではないでしょうか。
近年はBASEやSTORESといった、専門知識がなくても簡単にショップ構築ができるインスタントECが注目を集め店舗数が増えています。
今回は売上がいくら増えても定額料金のカラーミーショップと、月額無料で売れた分だけの従量課金型EC作成ソフトBASEを徹底比較していきます。
小規模向けにおすすめのBASE×Squareの徹底比較はこちらの記事で解説しています。
カラーミーショップとは – 料金プラン・シェア・基本情報を解説
まずは東証一部上場企業のGMOが提供するネットショップ作成サービスカラーミーショップの特徴や、プラン表についてみていきます。
GMO提供 初期/月額/販売手数料0円・おしゃれなデザイン・編集でアパレル/美容に強い – カラーミーショップの特徴
- 提供会社名:GMOペパボ株式会社
- 本社所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号セルリアンタワー
- サービス提供開始時期:2015年2月
- 導入実績(累計ショップ開設数):14.8万ショップ
カラーミーショップとは、GMOペパボが運営する月額・初期・販売手数料が0円のネットショップ開業サービス、導入実績が国内No.1を誇っています。
低価格で高機能を活用できる点が評価されておち、ネットビジネスで有名な「北欧、暮らしの道具店」もカラーミーショップを活用していました。
月額・初期・販売手数料0円・おしゃなデザイン&電話サポートで無料ショップ開設
カラーミーショップのカスタマイズ例・料金プラン・手数料・機能比較表一覧はこちらの記事で徹底解説しています。
無料から使える3タイプ・カラーミーショップの料金プラン
カラーミーショップが人気な理由はコストの安さです。他のネットショップ等では販売手数料が設けられ、売上に対して費用がかかる場合もありますが、0円で利用できます。
フリー | レギュラー | ラージ | |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 0円 | 3,300円 | 7,945円 |
販売手数料 | 0円 | 0円 | 0円 |
商品登録数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ディスク容量 | 200MB | 5GB | 100GB |
登録画像数 | 〜4枚/1商品 | 〜50枚/1商品 | 〜50枚/1商品 |
フリーページ | 10ページ | 10,000ページ | 10,000ページ |
プランは全3プランあり、ディスク容量や登録画像数の違いによって自社に最適なプランが選択可能です。またさまざまな決済方法にも対応しています。
月額・初期・販売手数料0円・おしゃなデザイン&電話サポートで無料ショップ開設
無料カートより高い利益率!アプリ機能・カスタム編集・カラーミーショップの3つのメリット・強み
- 月額・初期・販売手数料が0円で本格ショップ作成
- 80種以上のテンプレート・アプリによる集客機能拡張
- 大手グループが運営でサポート体制も万全
カラーミーショップの特徴は3つあります。1つ目は初期・月額・販売手数料が0円で利用できる点です。通常は決済手数料に加えて、販売手数料が注文回数×2~3%・60円など追加で費用が発生します。
そのため他の無料ネットショップ作成ソフトと比較して、売上が立ってきたときに利益率が高くなるのがメリットです。
2点目は80種以上のデザインテンプレートに加えて、カスタマイズ可能なため自由度が高いショップ作成ができる点です。こちらも通常の無料EC作成ソフトでは、HTMLのカスタム編集ができない・別途オプションとなることが多いですが、無料でオリジナルサイトにカスタマイズができます。
また、カラーミーアプリストアでは海外販売・業務効率化・集客強化などさまざまアプリケーションを提供しています。
- SNS連携:LINE公式アカウント・Instagram販売連携
- 業務効率化:電話自動応答サービス・ECモール在庫連携
- 集客強化:SMS送信・Web接客ツール・チャットボット・ライブコマース販売
無料スタートができるショップ作成ソフトですが、初期フェーズの個人事業主~中小規模のECサイトまで成長に合わせてショップを育てていけるのも強みといえます。
3点目は東証一部上場企業のGMOグループが運営しているた、開店支援から売上アップにつながる施策まで幅広いサポート体制を整えている点です。そのためはじめてショップ作成で不安という方にもおすすめです。
月額・初期・販売手数料0円・おしゃなデザイン&電話サポートで無料ショップ開設
BASE(ベイス)とは – 料金プラン・特徴・シェア・基本情報を解説
次は2019年に上場を果たし、元AKB48小嶋陽菜さんや香取慎吾さんがCM出演していることでも話題のBASEについて解説していきます。
香取慎吾CM出演、上場を果たしたBASE(ベイス)の特徴・概要
- 提供会社名:BASE株式会社
- 本社所在地:京都港区六本木3丁目2−1 六本木グランドタワー37F
- サービス提供開始時期:2012年11月〜
- 導入実績(ショップ開設数):90万ショップ
BASEとは、BASE株式会社が運営しているネットショップサービスです。メールアドレスと必要事項を登録できる手軽さなどにより、2020年2月時点で90万ショップを突破しています。また、アプリも600万ダウンロードを突破しており、国内ネットショップ開設実績3年連続No1です。
600万人のショップファンを集客、無料ネットショップ開設BASEの詳細はこちら
BASE(ベイス)の料金プラン・価格表
BASEは料金プランという概念はなく月額費用も無料です。
料金項目 | 詳細 |
月額費用 | 無料 |
商品登録数 | 無制限 |
手数料 | 販売手数料3%+40円決済手数料3%/注文合計 |
費用が発生するのは、売上金額に応じて、販売手数料とシステム利用料の決済手数がのみです。そのため商品が売れるまでは、費用がかからないという特徴があります。
600万人のショップファンを集客、無料ネットショップ開設BASEの詳細はこちら
TVCMで話題の無料ネットショップ開業におすすめのSTORES×Squareの徹底比較はこちらの記事で解説しています。
月額料金無料!BASE(ベイス)のメリット・強み
BASEの一番の無料はご紹介したように月額費用が無料という点です。従来のECサイトは売上が立たなくてもコストが発生していました。
しかしBASEは豊富なテンプレートなどを利用し、無料でネットショップを開設できます。また決済機能なども連携しているため、アカウント登録、商品登録だけですぐに開始できます。
600万人のショップファンを集客、無料ネットショップ開設BASEの詳細はこちら
カラーミーショップ×BASE(ベイス)の注目度を検索回数で比較
それでは、カラーミーショップとBASE(ベイス)の注目度を検索回数、検索推移の観点から比較してみたいと思います。
カラーミーショップ×BASE(ベイス)の月間検索数で比較
※条件「カラーミーショップ・カラーミー」、「BASE・ベイス」に関する複合ワードで抽出
検索数を比較すると、BASEがサービス提供から7年以上という実績に加えて、TVCMなどの影響により、BASEの知名度のほうが高いようです。
カラーミーショップ×BASE(ベイス)の検索推移・上昇トレンド比較
次の図はGoogleトレンドで直近1年間の両者の検索推移をグラフ化したものです。
検索数と同様に検索トレンドにおいてもBASEが優勢です。特に新型コロナウィルスの2020年4月以降大きく増加しております。
今後コロナウィルスの影響を受け、ネットショップ市場は大きく伸長すると想定され、今後よりどちらのサービスもより注目度が高まると思われます。
カラーミーショップ×BASE(ベイス)の料金・販売&決済手数料の比較表
次に両者の販売・決済手数料を比較していきたいと思います。
ご紹介したようにBASE・カラーミーショップともに初期費用・月額費用は無料で利用開始ができますが、BASEは販売手数料が発生します。
そのため初めて立ち上げる段階ではBASE・カラーミーともに費用は変わりませんが、ECサイトの成長を考え売上規模に合わせてツールの乗換え検討を視野に入れている場合は、豊富なアプリ機能・月額プランのあるカラーミーショップがおすすめといえます。
たとえば売上が10万円/月を超える場合にはカラーミーショップの場合は、決済手数料も固定のため販売件数に応じて費用が大きくなることがなくレギュラープランの方が利用コストは安くなります。
- SNS連携:LINE公式アカウント・Instagram販売連携
- 業務効率化:電話自動応答サービス・ECモール在庫連携
- 集客強化:SMS送信・Web接客ツール・チャットボット・ライブコマース販売
無料スタートができるショップ作成ソフトですが、月額プランもあるため初期フェーズの個人事業主~中小規模のECサイトまで成長に合わせてショップを育てていけるのも強みといえます。
月額・初期・販売手数料0円・おしゃなデザイン&電話サポートで無料ショップ開設
カラーミーショップの料金プラン・手数料
フリー | レギュラー | ラージ | |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 0円 | 3,300円 | ラージ:7,945円 |
販売手数料 | 0円 | 0円 | 0円 |
クレジットカード決済 | 9月末まで6.6% | 4.0% | 4.0% |
コンビニ決済 | 4.0% | 4.0% | 4.0% |
後払い決済 | 130円~ | 130円~ | 130円~ |
代引き決済 | 280円〜 | 280円〜 | 280円〜 |
Amazon Pay | 月額2,000円 + 4% | 月額2,000円 + 4% | 月額2,000円 + 4% |
楽天Pay | 月額2,000円 + 5% | 月額2,000円 + 5% | 月額2,000円 + 5% |
入金サイクル | 売上の翌月の20日、あるいは翌々月の20日 | 売上の翌月の20日、あるいは翌々月の20日 | 売上の翌月の20日、あるいは翌々月の20日 |
月額・初期・販売手数料0円・おしゃなデザイン&電話サポートで無料ショップ開設
BASE(ベイス)の料金プラン・手数料
月額費用 | 無料 |
販売手数料 | 販売手数料3%+40円 |
BASEは月額費用がないため、料金プランがありません。そのため、ネットショップを開設するためには費用がかかりません。その代わりに販売ごとの販売手数料が発生します。
カラーミーショップ×BASE(ベイス)の決済方法・入金サイクル・振込手数料の比較表
こちらの比較からもわかるように、カラーミーショップが多くの決済方法に対応しており、Amazon Payなど豊富な手段が用意しております。また、それぞれの入金サイクルも違うことをご注意ください。
カラーミーショップの決済方法・入金サイクル・振込手数料
カラーミーショップはクレジットカード決済などの決済方法から、代引き決済・オプションによってはAmazonPayなどにも対応しており豊富な顧客層に対応できます。
入金サイクルは決まってタイミングとなるため、売上との遅延などは確認しておく必要があります。
BASE(ベイス)の決済方法・入金サイクル・振込手数料
BASEの場合も基本的なクレジットカード決済などに対応していますが、代引き手数料には対応できません。
また入金サイクルも10営業日と販売から売上のタイミングも遅延することがないのが特徴といえます。
カラーミーショップ×BASE(ベイス)のテンプレート数や機能・サポート体制比較表
テンプレート数を比較してみると、無料テンプレートは大きく変わりありません。しかし、有料テンプレートは、BASEは40種類とより多くの種類を取りそろえています。
サポート機能はどちらも充実していますが、カラーミーショップは電話サポートも取りそろえており、困った時には電話で相談出来るという大手GMOグループならではのメリットがあります。
カラーミーショップにしかない機能・優位性
ここではカラーミーショップにしかない機能をご紹介します。例えば、商品に焼印や刺繍(ししゅう)などを注文フォームだけで完了できる名入れサービスやAPIを使った外部サービスとの連携や自由にお店の紹介などが出来るフリーペーパーなどがあります。
SEO対策や豊富な80種のテンプレートからオリジナル編集が可能なため、自分ならではのショップ運用ができるという点でカラーミーショップは優れています。
BASE(ベイス)にしかない機能・優位性
BASEならでは特徴はオリジナルグッズの作成です。
通常商品を仕入れて生産をすると行ったリスクを負わなければなりませんが、BASEではpixivFACTORYやCanvathなどの外部サービスと連携し、オリジナルグッズを販売可能です。
2点目は商品撮影サービスです。1回に10点までなどの制限はありますが、無料でプロのカメラマンに商品を撮影してもらえるサービスです。
カラーミーショップ×BASE(ベイス)の評判・口コミを比較
最後に実際に利用者の声をご紹介したいと思います。Twitterで投稿されているカラーミーショップ、BASEについての口コミをご紹介します。
カラーミーショップの評判・口コミ – wordpress連携・中小ECなら乗り換えも
カラーミーショップの評判を見てみると、高機能かつ低価格。設定のしやすさ・高いカスタマイズ性が評価されています。
月額・初期0円に加えて使いやすさ・決済までの画面遷移が少ない点も評価されています。遷移数が少ないほど、CVRは高くなるためShopifyよりも細かなフォント・文字サイズ調整が可能という高機能も特徴です。
月額・初期・販売手数料0円・おしゃなデザイン&電話サポートで無料ショップ開設
BASE(ベイス)の評判・口コミ
BASEの口コミや評判を見ていると、簡単に出店ができるといった声が多くあがっています。またショップランキングがあり、上位に入るほど露出効果も高くなり集客に反映されるようです。
それ以外にECとSNSとの連携なども大きな効果を上げているようです。
カラーミーショップ×BASE(ベイス)手数料・料金・評判の徹底比較まとめ
いかがでしたでしょうか?BASEは初期費・月額費用がないためネットショップを新しく始めるためにはハードルが少ないです。
それに対してカラーミーショップは月額費用だけで運営出来るというメリットがあり、ある程度売上が増えてくると有効です。
ご自身の状況に合わせてどちらのサービスを利用するかよく検討してみましょう。