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Square決済の評判と口コミ!実際使って分かったメリット・デメリット

更新日:
目次
Square決済とは?
対応している決済方法一覧
料金体系と手数料一覧(2025年最新版)
Square決済の評判・口コミを徹底分析
Square決済の総合評価は?
良い評判・口コミ(操作性・コスパ・オンライン対応)
悪い評判・口コミ(手数料・決済手段・機能面の課題)
口コミから分かる向いている人・向いていない人
Square決済のメリット
翌日入金で資金繰りが改善される(三井住友・みずほ銀行)
振込手数料が完全無料
高機能POSレジアプリが無料で使える
審査・導入のスピードが圧倒的に早い
電話サポートが土日祝日も利用できる
スマホだけでタッチ決済が可能(Tap to Pay)
屋外・移動販売でも決済できる
カード情報の手入力決済も可能
オフラインになっても決済できる
端末デザインがスタイリッシュでおしゃれ
決済処理スピードが業界最速レベル
事前決済でノーショー対策ができる
端末なしでオンライン決済も対応
月謝・継続課金の決済ができる(エステ・塾・語学教室等、他社は対応不可)
Square決済のデメリット
レシート印刷には専用プリンターか端末が必要
翌日入金は特定銀行のみ対応(三井住友・みずほ限定)
分割払い・リボ払いに対応していない
アカウント凍結リスクがある
電子マネー・QRコード決済の手数料が少し高い(3.25%)
暗証番号入力はタッチスクリーンで少し不便
Square決済を他社と徹底比較
人気の決済サービスとの比較|料金・手数料・機能
実際のコストシミュレーション
Square決済の端末5種類と選び方ガイド
Squareリーダー(4,980円)の特徴と向いている業種
Squareターミナル(39,980円)の特徴と向いている業種
Squareスタンド(29,980円)の特徴と向いている業種
Squareレジスター(84,980円)の特徴と向いている業種
スマホでタッチ決済(無料)の特徴と向いている業種
Square決済を実際に使ってみた!リアルな体験談を公開
Square決済の導入レポート|申し込みから設定完了までの流れ
実際の決済スピードや操作性は?実際に使ってみた感想
サポートサイトや動画を使ってみた感想
Square決済の導入手順をわかりやすく解説
Square決済の申し込み方法|審査の流れと必要書類を詳しく解説
Square決済の評判・口コミ関してよくある疑問Q&A|トラブル対処法も紹介
個人事業主でも審査に通りますか?
本当に手数料2.5%以外に費用はかからないのですか?
端末が故障した場合の対応はどうなりますか?
Square決済の解約はスムーズにできる?手続きと注意点
Square決済のキャンペーン・お得情報
現在実施中のキャンペーン詳細
端末を無料で入手する方法はある?
総合評価:Square決済は本当におすすめか?
もっと見る

Square決済は翌日入金と手数料の安さで高く評価されている決済サービスです。ITreviewでのレビューでは総合評価を獲得しており、特に新規事業者や資金繰りを重視する事業者から支持されています。一方で、QRコード決済の種類や分割払い非対応といったデメリットもあります。この記事では実際のユーザーの評判・口コミと筆者が実際に使った感想をもとに、Square決済の真実をお伝えします。

Square決済とは?

Square決済は世界400万以上の事業者に利用されている信頼性の高いモバイル決済サービスです。アメリカのBlock, Inc.が運営し、2013年に三井住友フィナンシャルグループと提携して日本に進出しました。最大の特徴は業界最速レベルの翌日入金と、月額費用0円というシンプルな料金体系にあります。

運営会社はSquare株式会社で、親会社のBlock, Inc.(旧Square, Inc.)はTwitterの創業者ジャック・ドーシー氏が設立したアメリカの上場企業です。日本では三井住友フィナンシャルグループとの提携により、金融面での信頼性を確保しています。

対応している決済方法一覧

Square決済では合計22種類の決済方法に対応しています。2025年1月16日よりクレジットカード手数料が全ブランド2.5%※1に統一され、2024年9月のアップデートでQRコード決済も7種類に大幅拡充されました。

※1:※年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の​方で、​対面カード決済を​受け付けた​場合。

対応している決済ブランドと決済手数料
クレジットカード
Visa
Visa
Mastercard
Mastercard
JCB
JCB
American Express
American Express
Diners Club
Diners Club
DISCOVER
DISCOVER
決済手数料
2.50%
電子マネー
交通系IC
交通系IC
ID
ID
QUICPay
QUICPay
決済手数料
3.25%
QRコード
PayPay
PayPay
楽天ペイ
楽天ペイ
d払い
d払い
au PAY
au PAY
メルペイ
メルペイ
Alipay+
Alipay+
WeChatPay
WeChat Pay
決済手数料
3.25%

料金体系と手数料一覧(2025年最新版)

Square決済の料金体系は非常にシンプルで、決済手数料以外の費用は一切かかりません。初期費用、月額費用、解約費用、振込手数料はすべて0円です。

項目料金
初期費用0円
月額費用0円
解約費用0円
振込手数料0円(全銀行対象)
クレジットカード決済手数料2.5%(全ブランド統一)
電子マネー・QRコード決済手数料3.25%

端末代金のみ別途必要で、最も安いSquareリーダーは4,980円、最も高機能なSquareレジスターは84,980円となっています。

Square決済の評判・口コミを徹底分析

Square決済の総合評価は?

ITreview全73件のレビュー分析の結果、Square決済は同カテゴリの決済サービスの中でも上位に位置し、特に使いやすさと機能性で高く評価されています。

ITreview評価(全73件) ※2025年7月時点

  • 総合評価:4.2/5.0
  • 使いやすさ:4.3/5.0
  • 機能性:4.2/5.0
  • コストパフォーマンス:4.1/5.0
  • サポート品質:4.0/5.0

使いやすさの高評価は、直感的なUI設計とスタッフ研修の負担が少ないことが要因となっています。

良い評判・口コミ(操作性・コスパ・オンライン対応)

実際のユーザーからは操作のシンプルさ、コストパフォーマンスの高さ、オンライン機能の充実について多くの好評価が寄せられています。

操作性については「とにかくシンプルなのでとても使いやすい。スタッフの研修時間もほとんど必要なく、すぐに現場で活用できました」という飲食店経営者の声があります(参照:ITreview – https://www.itreview.jp/products/square/reviews

コストパフォーマンスでは「安価で且つ利用しやすく、スモールスタートの新規事業にはピッタリ。月額費用が一切かからないのが経営的に助かります」という小売業事業者からの評価があります(参照:ITreview – https://www.itreview.jp/products/square/reviews

オンライン対応については「追加の料金が不要で決算手数料だけでネットショップを開業できる。オンライン請求書機能も便利で、事前決済によるノーショー対策もできています」というEC事業者の声があります。実店舗とオンラインの売上を一元管理できる点も評価されています。

入金スピードに関しても「三井住友銀行を使っているので翌日入金が本当に助かる。資金繰りが改善されて、キャッシュフローが安定しました」という美容サロン経営者からの評価があり、翌日入金の恩恵を実感する声が多く聞かれます。

悪い評判・口コミ(手数料・決済手段・機能面の課題)

一方で改善を求める声も聞かれており、主に手数料、決済手段、機能面での課題が指摘されています。

手数料については「クレジットカードの手数料は満足だが、電子マネーやQRコード決済の手数料3.25%が少々高いと感じる。もう少し安くなると更に使いやすい」というコンビニエンスストア経営者からの声があります(参照:ITreview – https://www.itreview.jp/products/square/reviews

決済手段の拡充については「決済可能なクレジットや電子マネーのブランドがさらに増えて行けば尚便利。特に地域限定の電子マネーにも対応してほしい」という地方小売店経営者からの要望があります。(参照:ITreview – https://www.itreview.jp/products/square/reviews

機能面では「オンラインビジネスでの送料の設定に苦労した。配送エリア別の細かい設定ができればより便利になる」というEC事業者からの指摘があります。また「電子レシートは環境に良いが、高齢のお客様からは紙のレシートを求められることが多い。プリンター購入が別途必要なのがネック」という薬局経営者の声もあります。

口コミから分かる向いている人・向いていない人

ユーザーの評判・口コミを分析すると、Square決済に向いている事業者と向いていない事業者の特徴が明確に分かれています。

<strong>Square決済が向いている事業者</strong>
  • 新規事業・スモールビジネス(初期費用を抑えたい)
  • 資金繰りを重視する事業者(翌日入金のメリット活用)
  • オンライン進出を検討中の事業者(追加費用なしで決済機能導入)
  • デザイン性を重視する店舗(Apple製品のようなスタイリッシュな端末)
  • 継続課金ビジネス(エステ、塾、語学教室等、他社が対応していない業種)
<strong>Square決済が向いていない事業者</strong>
  • QRコード決済を重視する事業者(Airペイなど他社のより豊富な対応ブランドを求める)
  • 極限までコスト削減したい事業者(電子マネー・QRコード決済の手数料0.01%の差も重視)
  • 分割払いを重視する事業者(高単価商品での分割・リボ払い)
  • レシート印刷必須の業種(専用プリンターの追加購入を避けたい)

Square決済のメリット

Square決済を実際に使って感じたメリットや、口コミ・評判でよく挙げられているポイントをご紹介します。

翌日入金で資金繰りが改善される(三井住友・みずほ銀行)

Square決済の最大のメリットは業界最速レベルの翌日入金で、三井住友銀行とみずほ銀行なら翌営業日に入金されます。その他の銀行では毎週水曜日締めで金曜日入金となりますが、それでも週1回の確実な入金サイクルが確保されます。

特に現金仕入れが必要な飲食店や小売業では、従来の月1回入金から大幅な運転資金の改善が期待でき、新鮮な食材の仕入れや季節商品の調達タイミングを柔軟に調整できます。

順位イメージサービス名入金サイクル
🥇
1位
Square全端末最短翌日
※みず​ほ銀行・三井住友銀行の​場合
🥈
2位
STORES決済最短翌々日
※銀行問わず
🥉
3位
stera pack最短2営業日後
※毎日締めの場合
入金サイクルの早さで比較!おすすめ決済端末ランキング

振込手数料が完全無料

Square決済では指定する銀行に関係なく、振込手数料が一切かかりません。楽天ペイが楽天銀行以外で330円の振込手数料を設定している中、Squareは全銀行で手数料0円を実現しています。

決済金額に関係なく手数料がかからないため、少額決済でも安心して利用でき、決済頻度の高い事業者では年間で数万円のコスト削減効果があります。

高機能POSレジアプリが無料で使える

Square POSレジは他社が月額数千円で提供している機能を完全無料で利用できます。在庫管理、売上分析、顧客管理、スタッフ管理などの本格的なPOS機能が揃っており、事業規模に関係なく活用できます。

リアルタイムの在庫管理と自動減算、時間帯別・商品別・スタッフ別の詳細分析、購入履歴や来店頻度の記録、権限設定や売上実績管理などが可能で、経営判断に活用できるデータを取得できます。

SquarePOSアプリの売上レポート画面
売上レポート

審査・導入のスピードが圧倒的に早い

Square決済ではAI審査システムを導入しており、最短当日での利用開始が可能です。VISA、Mastercard、American Expressの審査をSquare株式会社が直接行っているため、最短当日から3営業日で審査が完了します。

従来の決済代行サービスでは審査に2週間から4週間かかることが一般的でしたが、急なイベント開催や新店舗オープンなど、すぐに決済機能が必要な場面では大きなアドバンテージとなります。

電話サポートが土日祝日も利用できる

多くの決済サービスが平日のみのサポート提供の中、Squareは土日祝日も10:00〜18:00でサポートを提供しています。フリーダイヤル(0120-117-042)で年末年始を除く毎日対応しており、急なトラブルでも安心です。

土日に営業している飲食店や小売店にとって、決済端末の不具合や操作方法の確認が必要になった際、平日まで待つ必要がないのは大きなメリットです。

スマホだけでタッチ決済が可能(Tap to Pay)

2023年より提供開始されたTap to Pay機能により、iPhone、Androidの両方で専用端末なしでもタッチ決済が可能になりました。設定は約5分で完了し、初期費用0円で決済機能を導入できます。

イベント販売での急な決済対応、店舗外での出張販売、端末故障時の緊急対応など様々なシーンで活用でき、初期投資を抑えたいスタートアップや個人事業主にとって大きなメリットとなります。

屋外・移動販売でも決済できる

Square端末はWi-Fi環境がない場所でもスマートフォンのテザリング機能を使って決済可能です。バッテリー内蔵のため電源確保も不要で、どこでも決済を受け付けることができます。

キッチンカーでの移動販売、野外フェスティバルやマルシェでのイベント出店でも安定した決済機能を提供でき、Squareリーダーなら約400回、Squareターミナルなら約250回の決済がバッテリー駆動で可能です。

Squareリーダーのサイズ
SquareリーダーとiPhoneSEのサイズ比較

カード情報の手入力決済も可能

端末がない状況でも、カード番号を手入力することで決済を処理できるCNP(Card Not Present)決済に対応しています。電話注文での決済、オンライン受注処理、宿泊業でのデポジット徴収など幅広く活用できます。

セキュリティ対策としてPCI DSS準拠の暗号化、3Dセキュア対応、不正検知システムを導入しており、手入力決済でも安全性を確保しています。

特に電話での受注が多い業種や、事前決済が必要なサービス業では重要な機能となります。端末の故障や紛失時の緊急対応としても活用できます。

オフラインになっても決済できる

ネットワーク接続が不安定な環境でも、オフライン決済機能により取引を継続できます。ネットワーク切断時に自動でオフラインモードに移行し、決済データを端末内に一時保存、ネットワーク復旧時に自動同期・決済処理を完了します。

地下や山間部での営業、災害時の緊急営業、ネットワーク工事中の一時的な対応など、様々な場面で威力を発揮します。オフライン中の決済も正常に処理され、後から取り消しやトラブルが発生することはありません。

端末デザインがスタイリッシュでおしゃれ

Square端末は「決済端末らしくない」洗練されたデザインが特徴で、Apple製品を彷彿とさせるミニマルデザインが採用されています。マットブラックの質感とコンパクトで場所を取らない設計により、店舗の雰囲気を損なうことがありません。

ブルーボトルコーヒーや高級アパレルショップ、デザイナーズカフェなど、ブランドイメージを重視する店舗での採用事例が多く、決済端末もインテリアの一部として機能しています。

特にカフェやアパレル、美容サロンなど、店舗の雰囲気作りが重要な業種では、端末のデザイン性も重要な選択要素となります。

決済処理スピードが業界最速レベル

Square端末は自社開発により決済処理の最適化が図られており、他社の汎用端末と比較して高速な処理を実現しています。これは他社が使用しているmiura社製の汎用端末と異なり、Squareが決済処理に特化した自社開発端末を使用しているためです。

Squareリーダーの決済受付方法

小さな改善を繰り返し行うことで、決済スピードの最適化を継続的に実現しています。混雑が激しい店舗では、決済時間の短縮により顧客の待ち時間を減らし、結果として売上機会の向上に貢献します。

事前決済でノーショー対策ができる

オンライン請求書機能により、事前決済によるノーショー(無断キャンセル)対策が可能です。宿泊費や施術料金の一部を予約時に決済することで、ドタキャンによる機会損失を大幅に削減できます。

特に宿泊業では宿泊費の10〜20%を事前徴収することで、ノーショー率を大幅に削減している事例があります。美容サロンでも施術料金の一部を予約時に決済することで、予約の確実性を高めています。

事前決済は顧客にとっても予約の確定感が得られ、事業者にとっても売上の確実性が向上するため、双方にメリットがあります。

端末なしでオンライン決済も対応

Square オンラインを利用することで、初期費用0円でオンライン決済を開始できます。ネットショップ作成、決済処理、注文管理、在庫連動などの機能が利用でき、実店舗とオンラインの売上を一元管理できます。

無料プランでは商品登録数500品まで、決済手数料3.25%で利用でき、フリーランスや個人事業主でも手軽にオンライン販売を開始できます。デザイナーの作品販売、コンサルタントの相談料受け取り、講師のオンラインレッスン料金徴収など幅広く活用されています。

月謝・継続課金の決済ができる(エステ・塾・語学教室等、他社は対応不可)

Square決済は他社が規約で禁止している継続的役務提供業界にも対応している唯一の決済サービスです。エステサロン、学習塾、語学教室、フィットネスジム、音楽教室、各種スクールでの月謝や会費の自動決済が可能です。

継続的役務提供は中途解約時のトラブルやチャージバック(決済取り消し)のリスクが高いため、多くの決済サービスが規約で禁止していますが、Squareは独自の審査基準とリスク管理により一定条件下での対応を実現しています。

これらの業界では月謝や会費の回収が経営の重要な要素となるため、自動決済機能の利用価値は非常に高くなります。

Square決済のデメリット

口コミ・評判や実際に使ってわかった、Square決済のデメリットをご紹介します。

レシート印刷には専用プリンターか端末が必要

Square決済でレシートを印刷するには、Squareターミナル(39,980円)のようなプリンター内蔵端末か、Squareリーダー用の専用プリンター(約15,000円)の購入が必要です。基本的には電子レシートでの対応となります。

高齢の顧客が多い業種では紙のレシートを求められることが多く、プリンター購入が必要になるケースがあることを考慮する必要があります。

ただし、メールやショートメッセージでレシートを送ることができるので、お客様に説明してこちらに切り替えるのもおすすめです。

SquarePOSアプリのレシート発行画面
レシート発行

翌日入金は特定銀行のみ対応(三井住友・みずほ限定)

Square決済の最大のメリットである翌日入金は、三井住友銀行とみずほ銀行に限定されています。その他の銀行では毎週水曜日締めで金曜日入金となります。

翌日入金のメリットを最大限活用するには、指定銀行での口座開設や既存口座からの変更が必要です。ただし翌日入金によるキャッシュフロー改善効果は大きく、資金繰りが重要な事業者にとっては口座開設や変更を検討する価値があります。

分割払い・リボ払いに対応していない

Square決済では一括払いのみに対応しており、分割払いやリボルビング払い、ボーナス払いには対応していません。特に10万円以上の商品やサービスでは、分割払いの有無が購入決定に大きく影響することがあります。

AirペイやSTORES決済など他社サービスでは分割払いに対応しているため、高単価商品を扱う事業者は他社も含めて検討する必要があります。

アカウント凍結リスクがある

審査通過後も取引内容によってはアカウント凍結のリスクがあります。急激な売上増加、高額取引の頻発、チャージバック(決済取り消し)の多発、規約違反が疑われる取引パターンなどが発生した場合に凍結される可能性があります。

対策としては事前の売上変動連絡、取引内容の詳細記録保持、顧客対応記録の管理、規約の定期的確認などが重要です。

電子マネー・QRコード決済の手数料が少し高い(3.25%)

クレジットカード以外の決済手数料が他社と比較してわずかに高く設定されています。Square決済では3.25%、他社では3.24%となっており、わずかな差ですが取引量が多い事業者にとっては考慮すべきポイントとなります。

暗証番号入力はタッチスクリーンで少し不便

Squareリーダーでは暗証番号入力をタブレット・スマートフォンの画面で行う必要があります。Squareターミナルでは専用のタッチスクリーンで直接入力が可能ですが、Squareリーダーを選択した場合はこの操作性の違いを理解しておく必要があります。

少額決済ではタッチ決済により暗証番号入力を省略できるため、積極的にタッチ決済を案内することで解決できます。

Square決済を他社と徹底比較

人気の決済サービスとの比較|料金・手数料・機能

Square決済と主要な決済サービスを料金・手数料・機能面で比較すると、それぞれに特徴があることが分かります。Square決済は端末の使いやすさと翌日入金で優位性を持ちますが、対応決済数では他社に劣る面もあります。

サービス名端末イメージ初期費用月額費用決済手数料入金手数料入金サイクル導入目安契約条件端末費用周辺機器電子マネーQRコード対応OS屋外決済
stera pack 0円初年度:0円
2年目以降:3,300円(税込)
直近1年間のキャッシュレス売上
累計3,000万円以上で永年無料
クレカ:1.98%~
電子マネー:3.24%
QRコード:3.24%
・三井住友銀行口座:0円
・その他金融機関:220円(税込)
毎日締め(2営業日後払い)
月6回締め(2営業日後払い)
月2回締め(2 営業日後払い)
月2回締め(15日後払い)
最短約2週間契約期間:3年間
違約金:無料
※ 解約申請から45日以内に
端末の返却が条件
0円
※レンタル
レシートプリンター内蔵
電子サイン対応
交通系ICカード
iD/楽天Edy
nanaco/WAON
QUICPay
タッチ決済
PayPay
d払い/au PAY
楽天ペイ
メルペイ/ゆうちょPay
iOS
Android
Square 決済無料アカウント登録
0円
固定費全て0円クレカ:2.5%
電子マネー:3.25%
QRコード:3.25%
0円最短翌日最短翌日契約期間:なし
違約金:無料
0円POSレジアプリ
タブレット不要
レシートプリンター内蔵
電子サイン対応

電子レシート発行
交通系ICカード
Apple Pay
iD
QUICPay
タッチ決済
PayPay
d払い/au PAY
楽天ペイ
メルペイ
Alipay+/WeChat Pay
iOS
Android
Square リーダー0円固定費全て0円 クレカ:2.5%
電子マネー:3.25%
QRコード:3.25%
0円最短翌日最短翌日契約期間:なし
違約金:無料
4,980円(税込)スマホ・タブレット交通系ICカード
Apple Pay
iD
QUICPay
タッチ決済
PayPay
d払い/au PAY
楽天ペイ
メルペイ
Alipay+/WeChat Pay
iOS
Android
Square Terminal0円固定費全て0円クレカ:2.5%
電子マネー:3.25%
QRコード:3.25%
0円最短翌日最短翌日契約期間:なし
違約金:無料
39,980円(税込)タブレット不要
レシートプリンター内蔵
電子サイン対応

電子レシート発行
交通系ICカード
Apple Pay
iD
QUICPay
タッチ決済
PayPay
d払い/au PAY
楽天ペイ
メルペイ
Alipay+/WeChat Pay
iOS
Android
STORES 決済0円 プランによる
0円〜3,300円
クレカ:1.98%~
電子マネー:1.98%~
QRコード:3.24%
0円最短翌々日最短3営業日最低契約期間:
スタンダード:1年
フリー:なし
違約金:
契約満了月分の月額費用
19,980円
※スタンダードプランで0円
プリンター、ドロアーなど
ネットショップで購入可
交通系ICカード
iD
QUICPay など
PayPay
d払い/au PAY
楽天ペイ
メルペイ/ゆうちょPay
Alipay+/WeChat Pay
FamiPayなど
iOS
Android
スマレジ・PAYGATE POS 0円3,300円(税込)
※その他プランあり
クレカ:1.98%~
※割引キャンペーン
電子マネー:3.24%
QRコード:2.00~
問合せ・月2回
末締め翌15日払い
15日締め当月末払い
1~1.5か月最低契約期間:1年間
違約金:契約満了月分の月額費用
39,600円
※キャンペーンで0円
不要
レシートプリンター内蔵
交通系ICカード
iD/楽天Edy
WAON/nanaco
QUICPay
PayPay
楽天ペイ
d払い/au PAY
メルペイ
AliPay/WeChat Pay
Android
JMS0円0円 ※無料クレカ:2.48%~
電子マネー:3.24%
QRコード:3.24%
0円〜198円・月2回
無料
・月6回
198円(税込)/振込毎
約4~6週間最低契約期間:なし
違約金:無料
0円タブレット不要交通系ICカード
Apple Pay/Google Pay
iD/楽天Edy
nanaco/WAON
QUICPay
タッチ決済
PayPay
d払い
楽天ペイ
Alipay+/WeChat Pay
Smart code
iOS
※J-Mups II Pocket
PayCAS Mobile0円4,000円~
→1,980円
クレカ:2.20%~
電子マネー:3.24%
QRコード:1.98%(税別)~
0円・月2回
15日締め当月末払い
当月末締め翌月15日払い
1カ月最低契約期間:4年
違約金:問い合わせ
78,800円
※特別セットプランで0円
不要
レシートプリンター内蔵

Android™ OS採用で
業務アプリ搭載可能
交通系ICカード
Apple Pay/Google Pay
iD
Waon/nanaco
QUICPay
PayPay
d払い/au PAY
楽天ペイ
メルペイ/J-Coin Pay
AliPay/WeChat Pay
ユニオン(銀聯)ペイ/JKOPAY
iOS
Android
Airペイ(エアペイ) 0円0円 ※無料クレカ:2.48%~
電子マネー:3.24%
QRコード:1.08%~3.24
0円・月6回
・月3回
1週間~1ヶ月
最低契約期間:1年間
違約金:なし
20,167円
※キャンペーンで0円
iPad:0円
カードリーダー:0円
※条件を満たすと0円
レシートプリンター:別売
※2万円~
交通系ICカード
Apple Pay
iD
QUICPay
タッチ決済
PayPay
d払い/au PAY
LINE Pay/J-Coin Pay
Alipay/WeChat Pay
ユニオン(銀聯)ペイ
iOS
申請時に
書類必要
※無料キャンペーンは各企業で期間と条件が設けられている場合があります。詳細は公式ページをご確認ください。

実際のコストシミュレーション

サービス名端末イメージ【1年間の費用】
キャッシュレス決済が
500万/年の場合
(42万/月、1.4万/日)
1,000万/年
83万/月
2.7万/日
2,000万/年
167万/月
5.5万/日
3,000万/年
250万/月
8.2万/日
5,000万/年
417万/月
13.7万/日
1億/年
833万/年
27.4万/年
【3年間の費用】
500万円
1,000万円2,000万円3,000万円5,000万円1億円【5年間の費用】
500万円
1,000万円2,000万円3,000万円5,000万円1億円
stera pack¥107,820¥215,640¥431,280¥646,920¥1,078,200¥2,156,400¥402,660¥726,120¥1,373,040¥2,019,960¥3,313,800¥6,548,400¥697,500¥1,236,600¥2,314,800¥3,393,000¥5,549,400¥10,940,400
Sqaure決済¥130,250¥260,500¥521,000¥781,500¥1,302,500¥2,605,000¥390,750¥781,500¥1,563,000¥2,344,500¥3,907,500¥7,815,000¥651,250¥1,302,500¥2,605,000¥3,907,500¥6,512,500¥13,025,000
STORES決済¥144,648¥249,696¥459,792¥669,888¥1,090,080¥2,140,560¥433,944¥749,088¥1,379,376¥2,009,664¥3,270,240¥6,421,680¥723,240¥1,248,480¥2,298,960¥3,349,440¥5,450,400¥10,702,800
スマレジ・PAYGATE POS¥144,648¥249,696¥459,792¥669,888¥1,090,080¥2,140,560¥433,944¥749,088¥1,379,376¥2,009,664¥3,270,240¥6,421,680¥723,240¥1,248,480¥2,298,960¥3,349,440¥5,450,400¥10,702,800
JMS¥129,320¥258,640¥517,280¥775,920¥1,293,200¥2,586,400¥387,960¥775,920¥1,551,840¥2,327,760¥3,879,600¥7,759,200¥646,600¥1,293,200¥2,586,400¥3,879,600¥6,466,000¥12,932,000
PayCAS Mobile¥150,194¥260,788¥481,976¥703,164¥1,145,540¥2,251,480¥450,582¥782,364¥1,445,928¥2,109,492¥3,436,620¥6,754,440¥750,970¥1,303,940¥2,409,880¥3,515,820¥5,727,700¥11,257,400
Airペイ¥129,320¥258,640¥517,280¥775,920¥1,293,200¥2,586,400¥387,960¥775,920¥1,551,840¥2,327,760¥3,879,600¥7,759,200¥646,600¥1,293,200¥2,586,400¥3,879,600¥6,466,000¥12,932,000
キャッシュレス決済額に応じた年間費用シミュレーション比較表
キャッシュレス決済額:年500万円(月42万円、日1.4万円) 、年1,000万円(月83万円、日2.7万円) 、年2,000万円(月167万円、日5.5万円)
年3,000万円(月250万円、日8.2万円) 、年5,000万円(月417万円、日13.7万円) 、年1億円(月833万円、日27.4万円)
キャッシュレス決済年間費用シミュレーション比較について
※この年間料金には、初期費用、端末費用、月額費用、年間決済手数料を含んでいます。
※キャッシュレス決済の、クレジットカード(デビットカードを含む)、電子マネー、コード決済の比率は、経済産業省が2025年3月31日に発表した「我が国のキャッシュレス決済額及び比率の推移(2024年)」の2024年の比率を基に計算しています。
※各社の費用については、2025年7月時点のキャンペーンなどを含む最低料金と振込手数料はそれが最低となる入金サイクルでの料金、各決済手段の最低決済料率を使用しています。
※費用シミュレーションは1年間の場合は初年度、3年間、5年間の場合は、初年度を含む各年の合計金額です。
※この費用シミュレーションは、あくまで参考値です。実際の費用については、導入される時点での各社の最新の情報(キャンペーンの実施有無、各料金の改定など)をお問合せの上、導入店舗での決済状況を基にご確認いただきますようお願いいたします。

Square決済の端末5種類と選び方ガイド

Square決済では5種類の端末が用意されており、事業規模や利用シーンに応じて最適な端末を選択できます。価格と機能のバランスを考慮して選択することが重要です。

決済端末スマホでタッチ決済SquareリーダーSquareスタンドSquareキオスクSquareターミナルSquareレジスターSquareハンディ
イメージSquareキオスク
価格0円4,980円29,980円29,980円39,980円84,980円44,980円
必要機器・iPhone
(XS以上で最新バージョンのiOS)
・Androidスマホ
(9以上でNFC搭載)
※お店が用意
・iPhone
・iPad
・Androidスマホ
・Androidタブレット
※お店が用意
・iPad
※お店が用意
・iPad
※お店が用意
不要不要不要
対応決済タッチ決済
(スマホ・クレジットカード)
QRコード
クレジットカード
タッチ決済
(スマホ・クレジットカード)
電子マネー
QRコード
クレジットカード
タッチ決済
(スマホ・クレジットカード)
電子マネー
QRコード
クレジットカード
タッチ決済
(スマホ・クレジットカード)
電子マネー
QRコード
クレジットカード
タッチ決済
(スマホ・クレジットカード)
電子マネー
QRコード
クレジットカード
タッチ決済
(スマホ・クレジットカード)
電子マネー
QRコード
クレジットカード
タッチ決済
(スマホ・クレジットカード)
電子マネー
QRコード
持ち運び×××
レシート
プリンター
必要なら追加購入
なしでもOK
※メール・SMS送信可能
必要なら追加購入
なしでもOK
※メール・SMS送信可能
必要なら追加購入
なしでもOK
※メール・SMS送信可能
必要なら追加購入
なしでもOK
※メール・SMS送信可能

端末内蔵
必要なら追加購入
なしでもOK
※メール・SMS送信可能
必要なら追加購入
なしでもOK
※メール・SMS送信可能
保証端末がないため、なし・支払い日から30日以内の
返品で全額返金
・安心の​​1年保証
・支払い日から30日以内の
返品で全額返金
・安心の​​1年保証
・支払い日から30日以内の
返品で全額返金
・安心の​​1年保証
・支払い日から30日以内の
返品で全額返金
・安心の​​1年保証
・支払い日から30日以内の
返品で全額返金
・安心の​​1年保証
・支払い日から30日以内の
返品で全額返金
・安心の​​1年保証
導入までの時間申し込みから最短15分申し込み当日~3営業日申し込み当日~3営業日申し込み当日~3営業日申し込み当日~3営業日申し込み当日~3営業日申し込み当日~3営業日
メリット・スマホにアプリをインストールするだけ
・スマホだけで0円で導入できる
・持ち運びしやすい
・コンパクトな決済端末
・安価で導入しやすい
・iPadだけでレジスタンドになる
・画面を回転して、お客様に注文内容の確認
・LightningコネクターとUSB-Cに対応
・お客様のみで注文から決済まで完結
・iPadの接続だけでセルフオーダー、セルフレジに
・コンパクトかつプリンター、モニター搭載
・持ち運び可能でテーブル会計やイベント出店でも
・スタッフと顧客用の2画面式で見やすい
・スマートなデザインで、お店の雰囲気を壊さない
・スキャナーで在庫管理可能
・持ち運んで決済も可能
・スマホくらいのサイズで持ちやすい
デメリット・電子マネー非対応・モニターなし
・スマホ・タブレットとの接続が必須
・据え置き型なら2画面の
Squareレジスターの方が使いやすい
・iPadを取り付けるため、持ち運びはしづらい・SquareレジスターやSquareスタンドより画面が小さい・他端末に比べて価格が高い・レシートプリンターは別途購入が必要
おすすめなお店・無料でSquareを試したい店舗
・固定の店舗を持たない業態
(イベント出店、キッチンカーなど)
・コストを抑えたい店舗
・場所を取らない小さな端末がいい店舗
・iPadをPOSレジとして使いたい店舗
・お客様に注文内容・金額を確認してほしい店舗
・セルフオーダー、セルフレジが必要な店舗
・iPadをPOSレジとして使いたい店舗
・テーブル会計の機会が多い飲食店
・キッチンカーなどイベント出店が多い業態
・これからPOSレジを導入する店舗
・店頭でスタッフが注文を受け付ける店舗
・お客様に注文内容・金額を確認してほしい店舗
・在庫管理がしたい小売店
・テーブル決済したい飲食店
詳細詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら
Square製品の比較表

Squareリーダー(4,980円)の特徴と向いている業種

Squareリーダーは最も安価で軽量な端末で、サイズ67×67×10mm、重量45g、約400回の決済が可能なバッテリーを内蔵しています。ICカード、磁気ストライプカード、タッチ決済、電子マネーのすべてに対応し、Bluetooth接続でスマートフォンやタブレットと連携します。

移動販売のキッチンカーやイベント出店、個人商店や美容サロン、出張サービスや配送業、初期投資を抑えたいスタートアップに向いています。軽量でポータブル、バッテリー持ちが良い反面、暗証番号入力がタブレット画面となりレシート印刷ができない点がデメリットです。

Squareターミナル(39,980円)の特徴と向いている業種

Squareターミナルは5.5インチタッチスクリーンとレシートプリンターを内蔵したオールインワン端末です。サイズ164×82×19mm、重量490g、Wi-FiとEthernet接続に対応し、専用端末での暗証番号入力とその場でのレシート印刷が可能です。

カフェやレストラン、小売店などの中規模店舗、薬局や電器店などレシートが必須の業種、複数スタッフで権限管理が必要な店舗に向いています。オールインワンで使いやすく大画面で操作しやすい反面、価格が高くサイズが大きく重い点がデメリットです。

Squareスタンド(29,980円)の特徴と向いている業種

SquareスタンドはiPadと組み合わせて使用する端末で、330度回転機能により顧客向け画面としても活用できます。iPad第7〜9世代等に対応し、タッチ決済とICカードに対応していますが、磁気ストライプカードには対応していません。

カフェやレストランで注文と決済を一体化したい場合、小売店で商品管理と決済を連携したい場合、デザイン性を重視する店舗に向いています。iPadの大画面活用と顧客向け画面機能が特徴ですが、iPad別途購入が必要で持ち運びができない点がデメリットです。

Squareレジスター(84,980円)の特徴と向いている業種

Squareレジスターは13.3インチの店員用ディスプレイと7インチの顧客用ディスプレイを備えた本格的なPOSレジです。レシートプリンターとバーコードスキャナーを内蔵し、キャッシュドロワーとの連動も可能で、2年間の保証が付いています。

スーパーマーケットや大型小売店、本格的なPOSレジが必要なレストラン、1日100件以上の決済がある高頻度決済店舗に向いています。本格的なPOS機能と2画面設計が特徴ですが、高価格で大型、設置工事が必要な場合がある点がデメリットです。

スマホでタッチ決済(無料)の特徴と向いている業種

Tap to PayはiPhone(iOS 12.4以降)またはAndroid(Android 7.0以降、NFC搭載)だけで決済を受け付ける機能です。Square POSレジアプリをダウンロードし、設定メニューから「Tap to Pay」を有効化するだけで利用開始できます。

端末故障時の緊急対応、イベント販売での追加端末代替、訪問サービスでの決済などに活用できます。初期費用0円で手軽に開始できる反面、対応決済が限定される点を理解しておく必要があります。

Square決済を実際に使ってみた!リアルな体験談を公開

実際にSquare決済を導入した事業者の体験談を紹介します。Square決済は、シンプルな手数料体系と柔軟な運用が可能なため、多くの店舗で活用されていますが、実際の導入過程や運用面でのリアルな感想は非常に貴重です。ここでは、Square決済を実際に使った店舗オーナーの声や、導入から運用までの流れを詳しく見ていきます。

Square決済の導入レポート|申し込みから設定完了までの流れ

申し込みから決済開始までの流れがスムーズで、最短で当日から使用可能。

Square決済は、オンラインで簡単に申し込みができ、最短で当日から決済を開始することが可能です。申し込み後の設定もシンプルで、特に技術的な知識がなくても、誰でも簡単に導入できます。

導入の流れ

  1. Square公式サイトでアカウント作成:公式サイトで基本情報(事業者名、業種、銀行口座)を入力して、アカウントを作成します。この段階で、Squareリーダーの注文も行います。
  2. 銀行口座の登録:Squareの決済で得た売上を振り込むための銀行口座情報を登録します。これにより、売上金が自動的に指定の銀行口座に振り込まれます。
  3. Squareリーダーのセットアップ:Squareリーダーを受け取ったら、スマホやタブレットに接続し、POSアプリをインストールします。リーダーが正常に動作するか、テスト決済を行って確認します。SquareのPOSアプリを使用して、メニュー登録や顧客管理、決済設定を行います。
  4. 決済開始:全ての設定が完了すると、その日から決済を開始することができます。商品やサービスの支払いは、Squareリーダーを使って簡単に行えます。

導入から運用まで、非常にスムーズで迅速に行えることがSquareの魅力です。私の場合はSquareリーダーのセットアップからテスト決済開始まで30分で完了しました。

実際の決済スピードや操作性は?実際に使ってみた感想

決済のスピードは速く、操作も直感的で使いやすいということが分かりました。

Square決済の決済スピードは、ほぼ即時で処理が完了するため、顧客を待たせることが少なく、スムーズに取引が行えます。また、操作は非常にシンプルで、誰でも簡単に使用できると感じる事業者が多いです。

  • 決済のスピード:クレジットカードやQRコード決済も含めて、決済処理は即時に行われるため、顧客を待たせることなく取引が完了します。
  • 操作の簡便さ:Squareリーダーは、タッチスクリーンで簡単に操作でき、支払いがスムーズに行えます。操作に迷うことがなく、スタッフ全員が素早く対応できる点が評価されています。
  • トラブルの少なさ:Squareを使った感想として、トラブルがほとんどないという意見が多いです。決済エラーや接続不良が発生することは少なく、安定した運用が可能です。

サポートサイトや動画を使ってみた感想

Squareのサポートサイトや動画は非常に役立ちました。

Squareでは、サポートサイトによくある質問操作ガイドがまとめられており、YouTubeのSquare公式チャンネルでは、実際の操作手順を動画で確認できます。これにより、初めて使う事業者でも直感的に操作が理解できるため、非常に使いやすいと感じました。

  • Squareサポートサイト:FAQや使い方ガイドが充実しており、事前に問題解決ができるケースが多いため、問い合わせの前に確認することが推奨されます。
  • YouTubeのSquare公式チャンネル:操作方法や設定手順がわかりやすく解説されており、動画で視覚的に理解できるので非常に助かりました。

サポートサイトや動画をうまく活用することで、問題解決が早く、問い合わせにかかる時間を大幅に削減できる点が特に評価されています。

Square決済の導入手順をわかりやすく解説

Squareは、初期費用や月額費用がかからず、アカウントを作成すればすぐに決済を開始できるため、導入のしやすさが魅力です。ただし、スムーズに運用を始めるためには、申し込みの流れや必要な準備を理解しておくことが大切です。ここでは、Square決済の導入方法をステップごとに詳しく解説します。

Square決済の申し込み方法|審査の流れと必要書類を詳しく解説

Squareの申し込みはオンラインで完結し、必要書類も最小限。審査は迅速に行われ、最短で当日から利用可能。

Squareの申し込みは、オンライン上でアカウントを作成し、銀行口座を登録するだけで完了します。特別な審査書類を提出する必要がなく、一般的なクレジットカード決済サービスと比較すると、導入までの時間が大幅に短縮されています。

申し込みのステップ

①Squareの公式サイトからアカウントを作成

Squareの公式サイトにアクセスし、メールアドレス、パスワード、事業者情報を登録します。
事業者情報には、業種や店舗名、事業の所在地を入力します。

Squareアカウント作成
Squareアカウント作成

②銀行口座情報を登録

Squareからの入金を受け取るため、銀行口座の登録が必要です。
三井住友、三菱UFJなど、一部の銀行では最短翌日の入金が可能です。

Squareアカウント作成で銀行口座を登録する画面
銀行口座を登録

③決済端末(Squareリーダー)を注文・設定

Squareリーダーが必要な場合は、公式サイトから注文できます。
新規登録時に無料キャンペーンが適用されることがあるため、公式情報を確認しましょう。

Squareで決済端末を選択する画面
決済端末を選択

④決済テストを実施し、運用開始

端末とスマホを接続し、テスト決済を行います。
取引が正常に処理されることを確認し、本格的な運用を開始します。

Squareリーダーでタッチ決済

Squareは、オンラインで簡単に申し込みができ、最短当日から利用可能なため、すぐにキャッシュレス決済を導入したい事業者に適したサービスです。

Square決済の評判・口コミ関してよくある疑問Q&A|トラブル対処法も紹介

Square決済を導入する際や運用中に、よくある疑問やトラブルに関してしっかりと理解しておくことで、スムーズに運用することができます。ここでは、Square決済に関するよくある質問や問題について解説し、それに対する対処法を紹介します。

個人事業主でも審査に通りますか?

個人事業主でも事業実態があれば審査に通過可能です。開業届の提出、実在する事業所住所・連絡先、事業用銀行口座があれば審査対象となります。

必要書類

  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード等)
  • 事業実態確認書類(開業届、事業許可証、営業許可証等)
  • 銀行口座情報(通帳またはキャッシュカード)

事業内容を具体的に記載し、申し込み情報と提出書類の内容を完全一致させることが審査通過のコツです。

本当に手数料2.5%以外に費用はかからないのですか?

Square決済では決済手数料以外の費用は一切かかりません。初期費用、月額費用、解約費用、振込手数料、年会費、システム利用料、サポート費用はすべて0円で、端末代金のみ初回に必要です。

他社では月額費用や振込手数料が設定されている場合もありますが、Squareではこれらの費用は一切発生しません。料金体系が非常にシンプルで、隠れた費用は一切ありません。

端末が故障した場合の対応はどうなりますか?

Square端末には1年間(Squareレジスターは2年間)の保証が付いており、自然故障、初期不良、著しいバッテリー劣化は保証対象となります。

故障時はSquareサポート(0120-117-042)に連絡し、修理不可と判断された場合は交換対応となり、通常5〜7営業日で交換品が到着します。保証期間外では修理費用5,000円〜15,000円が必要です。

Square決済の解約はスムーズにできる?手続きと注意点

Squareの解約手続きはシンプルで、特別な手数料が発生することはありません。

Squareは、解約手続きが非常に簡単で、利用者が自身で解約手続きをオンラインで行うことができます。解約手続きが完了すれば、月額費用が発生することはなくなるため、特別なコストが発生することはありません。

トラブルが起きた場合の対処法
  1. Squareのアカウント設定にアクセス
    アカウント設定から解約手続きが可能です。
  2. 解約理由を選択
    解約手続きを行う際に、理由を選択する必要があります。選択肢に従って、解約手続きを進めます。
  3. 手続き完了後、確認のメールが届く
    解約手続きが完了すると、確認メールが届きます。その後、Squareのサービスは停止し、月額費用や手数料が発生しなくなります。

Square決済のキャンペーン・お得情報

現在実施中のキャンペーン詳細

紹介プログラム(常時実施中)

Square決済では紹介プログラムを常時実施しており、紹介者は10,000円、被紹介者は5,000円のキャッシュバックが受けられます。紹介者がSquareを3ヶ月以上利用し、被紹介者が新規アカウント作成、被紹介者が初回決済から30日以内に5万円以上の決済を行うことが適用条件となります。

売上高3億円分決済手数料山分けキャンペーンについて

2025年4月15日から実施されていた「売上高3億円分決済手数料山分けキャンペーン」は既に終了しています。現在は新規の大型キャンペーンは実施されておらず、紹介プログラムが主なお得な制度となっています。

今後も不定期でキャンペーンが実施される可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認することをおすすめします。

端末を無料で入手する方法はある?

Square決済では端末を完全無料で入手する方法はありません。最も安価なSquareリーダーでも4,980円の購入費用が必要です。

ただし初期費用を抑える方法として、Tap to Pay機能を利用すれば端末購入なしで決済を開始できます。お持ちのスマートフォンだけでタッチ決済を受け付けることができ、初期費用0円で決済機能を導入可能です。

家電量販店での購入では5〜10%のポイント還元が受けられるため、実質的な負担を軽減できます。また即日入手も可能なため、急ぎで導入したい場合に有効です。

総合評価:Square決済は本当におすすめか?

Square決済はITreview評価4.2/5.0と高評価で、翌日入金とシンプルな料金体系が最大の強みです。新規事業・スタートアップ、資金繰り重視の事業者、オンライン展開予定の事業者、継続課金ビジネスに特におすすめです。

この記事の著者

木下 環|キャッシュレス決済端末オタク

木下 環|キャッシュレス決済端末オタク

「OREND」運営に携わるキャッシュレス決済端末と予約システムの専門家。実店舗(飲食店・スパなど)での店舗責任者としての運営経験と決済端末・予約システムなどの店舗ツールの利用経験を活かし、比較・活用法を発信。現場での試行錯誤をもとに、システム未導入の課題や本当に役立つ機能をリアルな視点で解説。

この記事の監修者

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

慶応義塾大学商学部卒業後、フロンティア・マネジメント株式会社で経営計画の策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社で事業企画、2022年にステップ・アラウンド株式会社にて店舗ビジネス向けメディア「OREND」を監修。

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