stera pack(ステラパック) の決済手数料や料金プランを知りたい方に向けて、各プランの手数料や注意点を徹底解説します。実際にどれだけ費用がかかるのか、他の決済サービスと比較した際のメリットやデメリットも紹介します。
stera pack(ステラパック) の決済手数料・月額費用|プラン別に解説
stera pack(ステラパック)を利用する際に、まず理解すべきポイントは、どのプランを選ぶかということです。stera pack(ステラパック)には3つのプランがあり、それぞれ異なる月額費用と決済手数料が設定されています。ここでは、各プランの手数料率や利用条件について詳しく解説し、どのプランが最適かを考える際の参考にしていただければと思います。
お試しプラン
お試しプランは、stera pack(ステラパック)をまずは試してみたい!という方にとって最適な選択肢です。このプランでは、決済手数料が3.24%と通常のプランに比べて若干高めではありますが、お試し期間中に多くの機能を無料で利用できる点が大きな魅力です。
月額費用が無料のため、決済手数料だけを支払うだけなので決済額が少ない方におすすめのプランです。
お試しプランの注意事項は下記の通りです。
プラン終了後はスタンダードプランに自動的に切り替わりますが、約1年間月額費用0円で利用できるので、まずは自分のお店でどのくらいキャッシュレス決済が発生するのか、自分のビジネスに適しているか、お試しプラン利用期間内に見極めるのに最適なプランです。
下記サービス利用料と決済手数料
スモールビジネスプラン
スモールビジネスプランは、中小企業者向けのプランで、サービス利用料は月額3,300円かかりますが、決済手数料が最安値水準1.98%と低い設定となっています。これは、他のプランに比べて非常に競争力があり、特に売上が比較的小さい事業者にはコストを抑える大きなメリットとなります。
スモールビジネスプランの適用条件は下記のとおりです。
スモールビジネスプランは直近1年間のVisa/Mastercardの売上が2500万円以下の事業者のみ利用可能です。このプランは決済手数料が安く、利益率を高めやすくなるので大変おすすめです。
他社端末から乗り換えを検討中の方はVisa/Mastercardの年間売上がどれくらいあるのかを確認してみましょう。
下記サービス利用料と決済手数料
スタンダードプラン
スタンダードプランはstera pack(ステラパック)の基本プランで適用条件はなく誰でも申し込み可能です。サービス利用料が月額3,300円かかりますが、決済手数料は2.70%とお試しプランより安めの設定です。
このプランは、売上規模が大きい事業者にとって非常に有利でVisa/Mastercard決済利用額が月208万円以上ある場合はお試しプランを介せず最初からスタンダードプランで申し込むとお得になります。
下記サービス利用料と決済手数料
stera pack(ステラパック)の入金サイクル・出金(振込)手数料
stera pack(ステラパック)の入金サイクルは「月2回または6回」で下記3種類から入金サイクルを選ぶことができます。
・月 6 回締め 2 営業日後払い
・月 2 回締め 2 営業日後払い
・月 2 回締め 15 日後払い
また、売上金の振込手数料は下記の通りです。
三井住友銀行:0円
その他の銀行:220円(消費税込)
stera pack(ステラパック)のサービスを提供するのはSMBC(三井住友)グループのSMBCGMO PAYMENT株式会社のため三井住友銀行の振込手数料は無料です。
振込手数料を抑えたい方や銀行のこだわりがない方には指定バンクは三井住友銀行にすることをおすすめします。
まだ口座がない方は、決済端末申し込みと同時に口座開設をするのもよいでしょう。
stera pack(ステラパック)の費用シミュレーション|実際の費用例を紹介
ステラパックの費用は、選択するプランや月々の売上、決済回数によって変動します。具体的にどれくらいの費用がかかるのか、実際の事例をもとにシミュレーションしてみましょう。このシミュレーションを参考にすることで、どのプランが自分のビジネスに最適なのかを見極めることができます。
Visa/Mastercardの月間決済額が26.2万円以上208.3万円以下と予想される場合は最初からスモールビジネスプランにするのがおすすめです。
小規模店舗と大規模店舗での手数料シミュレーション
たとえば、小規模店舗で月々の売上が50万円の場合、スモールビジネスプランを利用すると、決済手数料は1.98%で、約9,900円程度の費用がかかります。これに月額料金が3,300円加わり、総費用は13,200円となります。小規模店舗では、決済件数が少なくてもこの程度の費用で済むため、非常にコストパフォーマンスが良いといえます。
一方、大規模店舗では、月々の売上が1000万円を超える場合、スタンダードプランを利用すると、決済手数料は2.70%で、決済手数料だけで約27万円の費用がかかります。しかし、stera pack(ステラパック)1台導入するだけでPOSレジや販促ツールが使えるので手数料が高くなってもビジネス全体の効率化や売上向上が見込めます。
このように、事業の規模に応じた費用シミュレーションを行うことで、最適なプランを選ぶことができます。事前に自分のビジネスに合ったプランを見極めることで、無駄なコストを避けることができるでしょう。
stera pack(ステラパック)の手数料は高い?他の決済サービスと比較
stera pack(ステラパック)の手数料が他の決済サービスに比べて高いのか安いのか気になる方も多いでしょう。ここでは、他の主要な決済サービスと比較し、ステラパックが提供するメリットを見ていきます。
決済手数料を他社と比較した場合のメリット
stera pack(ステラパック)の決済手数料は、業界内でも標準的な範囲に位置しています。例えば、SquareやAriペイでは、決済手数料は2.45%から3.24%程度となっており、stera pack(ステラパック)の手数料はそれと比較しても非常に競争力があります。特にスモールビジネスプランで1.98%の手数料率を提供している点は、コスト削減を意識する事業者にとってとても魅力的です。
またstera pack(ステラパック)は決済端末がレンタルのため0円というのも大きな利点です。他の決済サービスに比べて導入時の費用を最小限に抑えることが可能です。
加えて、特に小規模事業者には低い手数料率で提供されるスモールビジネスプランが大きな魅力となります。
stera pack(ステラパック)の手数料に関するよくある質問(Q&A)
決済手数料に関するよくある質問をまとめました。これらの質問を解決することで、stera pack(ステラパック)をより効果的に活用するためのポイントになるでしょう。
stera pack(ステラパック)手数料に消費税はかかるのか?
ステラパックの決済手数料には消費税が含まれていません。つまり、表示されている手数料に消費税が加算される形で請求されることになります。この点を理解しておくことで、最終的な支払額を正確に把握することができます。事業者は、消費税が加算されることを考慮した上で予算を設定することが重要です。
stera pack(ステラパック)の決済手数料を安くするための方法は?
決済手数料を安くするためには、いくつかの方法があります。まずは、スモールビジネスプランを選択することが効果的です。1.98%の手数料率で利用できるため、コスト削減が期待できます。
また、決済方法や回数を調整することで、より少ない手数料で済ませることが可能です。
※スモールビジネスプラン利用には条件があります。
stera pack(ステラパック)の決済手数料は月々の決済額で変動するのか?
stera pack(ステラパック)の決済手数料は、月々の決済額に応じて変動することはありません。
決済手数料は固定された割合で設定されており、決済額に関係なく一定の手数料が適用されます。
事業者は手数料を予算に組み込みやすく、計画的に運用することが可能です。
決済手数料以外の費用は?月額料金・解約金などもチェック
stera pack(ステラパック)の利用には、決済手数料以外にもさまざまな費用がかかることがあります。これらの費用を把握しておくことで、事前にコストを見積もり、安心してサービスを導入することができます。ここでは、月額料金や解約金など、手数料以外の費用について詳しく解説します。
stera pack(ステラパック)の月額料金・受けられるサービス
ステラパックの月額料金は、利用するプランによって異なります。以下に各プランの料金体系と特徴を解説します。
月額料金の詳細
- スモールビジネスプラン・スタンダードプラン
両プランでは、3,300円(税込) の月額料金が発生します。
また、これらのプランでは、決済手数料が「お試しプラン」に比べて低く設定されているため、月々の売上が一定以上ある場合には、総合的なコストを抑えることが可能です。
- お試しプラン
お試しプランでは月額料金がかかりません。しかし、その分決済手数料が他のプランよりも高めに設定されています。初期費用を抑えて気軽に利用を開始したい場合には適した選択肢ですが、売上が増えてくると手数料の負担が大きくなる点に注意が必要です。
決済以外に使える機能
stera pack(ステラパック)のサービスは決済以外にも豊富です。
例えば、レシートのロール紙は無料で注文できたり、端末に不具合があった際には修理や交換を無料で受けることができます。
レシートロール紙追加の場合、購入が必要なところが多い中無料で発注できるのは大変ありがたいサービスです。
全てのプランで利用可能な集客販促アプリ「おみせポケット」
stera pack(ステラパック)では、スタンプやクーポンなどの集客販促機能が満載のアプリ「おみせポケット」が1つの端末内で利用できます。
一般的に加盟店ごとに個別で同種のアプリを作成・購入しようとすると、初期構築コストや月額手数料がかかるところ、stera pack(ステラパック)では月額利用料金内で利用できます。
リピーター獲得に役立つサービスが多く、決済だけでなく集客のサポートも豊富です。
解約時のフローや違約金
解約時にはいくつかの注意点があります。
まずstera pack(ステラパック)の解約には、解約申請から実際の解約までに約1か月~2か月ほどかかると見ておきましょう。
- 毎月1日~5日に解約申請した場合、当月末日付で解約となります。
- 毎月6日~月末に解約申請した場合、翌月末日付で解約となります。
解約手続きはオンラインで行うことができますが、解約を希望する場合は、利用契約書に記載されている規定に従うことが重要です。
また、契約期間は3年間でそれ以前に解約をする場合には決済端末を解約申請から45日以内に、端末を再利用可能な状態で返却する必要があります。
※端末はレンタルの為
万が一端末の返却が難しい状況の場合は下記違約金が発生します。
より無駄な費用をかけない解約方法は「1日~5日までに解約申請をし、端末を利用可能な状態で翌月1週目までに返却する。」です。
解約金の金額や具体的な解約フローについては、公式サイトで確認または契約時にしっかり理解しておくことが必要です。万が一のトラブルを避けるためにも、解約に関する規定を事前に把握しておきましょう。
まとめ|stera pack(ステラパック)導入前の最終チェックポイント
ステラパックの決済手数料やその他の費用について、どのような選択肢が最適なのかを確認したいときに役立つ情報をお伝えしました。最後に導入前にチェックしておきたいポイントをまとめます。
まず、ステラパックの手数料は、事業の規模やプランによって異なるため、自分のビジネスに最適なプランを選ぶことが大切です。
お試しプランは決済した分だけ支払いたい事業者、スモールビジネスプランはコストを抑えたい中小規模店舗に、スタンダードプランは手数料を抑えたい中規模以上の事業者に向いています。
次に、解約時の費用や違約金、月額料金の詳細についても確認しておくことが重要です。解約時の手続きや費用についても理解しておくことで、将来のトラブルを回避できます。
最後に、実際の費用シミュレーションを行い、どのプランがビジネスに最適かを見極めましょう。手数料以外にも月額料金や解約金が発生することがあるため、これらも含めたコスト全体を把握しておくことが成功への鍵です。
stera pack(ステラパック)を導入する前にしっかりと準備をして、最適なプランを選ぶことが重要です。