LINE予約システムを使うと、美容室・サロンの予約受付をLINEから行えるようになり、電話対応やDMでのやり取りを減らせます。顧客は普段使っているLINEから予約でき、お店側もLINEと予約情報を紐づけることで、顧客管理や再来店の促進に活用できます。
この記事では、美容室やサロン向けのLINE予約システムの料金、LINE連携、予約管理、顧客カルテ、スタッフ指名、リマインド通知、外部予約サイト連携などを美容室・サロン向けLINE予約システム比較表 ▼で比較し、お店に合ったサービスの選び方まで解説します。
個人サロン、美容室、多店舗サロンではおすすめのシステムは違います。まずは主要なLINE予約システムの特徴を確認しましょう。
美容サロン向けLINE予約システムとは?
美容サロン向けLINE予約システムとは、お店の公式LINEアカウントからお客様の予約を受け付け、予約情報を管理できるシステムです。美容室やサロンの予約を、LINEのトーク画面で簡単に行えます。
月間ユーザー数9,400万人のLINEを活用するため、お客様は新しいアプリをダウンロードする必要がありません。普段使っているLINEでお店の公式アカウントを友だち追加すれば、24時間365日いつでも予約できます。空き状況の確認から予約完了まで、すべてトークルーム内で完結するのが特徴です。
月額費用が1万円かからないサービスが多いため、個人サロンの方でも導入しやすいシステムが多いです。
LINEに限定せず予約システムを探している場合は、美容室・サロン向け予約システム比較を確認してください。
美容サロンでLINE予約を受け付ける方法は3つ

美容サロンでLINE予約を受け付ける方法は、大きく3つあります。
| 方法 | 予約の流れ |
| 1. LINEチャットで受付 | お客様とスタッフがLINEで日時やメニューをチャットでやり取りして予約する |
| 2. LINEから予約ページへ移動 | リッチメニューなどから予約ページを開いて予約する |
| 3. LINE上で予約 | LINEの画面から日時やメニュー、スタッフを選んで予約する |
LINEチャットでの受付は手軽に始められますが、お客様とのやり取りに手間がかかり、予約内容の確認や予約台帳への入力もスタッフが行う必要があります。
一方、2・3のようにLINE予約システムを使う方法では、お客様自身で予約・キャンセル・変更までできるため、スタッフの対応を減らせます。
3のようにLINE上で予約するタイプでは、LINEのユーザー情報と予約情報を紐づけて、顧客管理やマーケティングに活用できるサービスもあります。
美容サロン向けLINE予約システムの主な機能|できること
美容サロン向けLINE予約システムにある主な機能を紹介します。
個人サロン、美容室、多店舗サロンでは必要な機能が異なります。予約受付だけでよいのか、顧客管理やスタッフ管理まで必要なのかを確認して選ぶことが大切です。
| 機能 | できること |
| 予約管理 | LINEから24時間予約を受け付け、空き状況の確認、予約変更、キャンセル対応を効率化できる |
| 顧客・カルテ管理 | 予約時に顧客情報を登録し、来店履歴や施術履歴をもとに次回提案や個別対応に活用できる |
| LINEリマインド通知 | 予約通知や前日リマインドを自動送信し、無断キャンセル防止や再来店促進につなげられる |
| スタッフ指名予約 | スタッフごとの空き状況を管理し、指名予約やシフト管理を効率化できる |
| 外部システム連携 | POSレジやHPBなど外部予約サイトと連携し、二重入力を減らして店舗運営を効率化できる |
【比較表】美容サロン向けおすすめLINE予約システム一覧
美容サロンで使えるLINE予約システムを、料金や無料プラン、LINE連携、リマインド、事前決済、顧客管理などで比較しました。
※LINE連携は、○がLINEから予約ページへ移動して予約するタイプ、◎がLINEミニアプリにも対応し、LINE上で予約できるタイプを示しています。
予約システムの評価観点
OREND(オレンド)では、公式サイト・提供情報をもとに、複数の観点で評価しています。広告掲載の有無や広告内容が、評価結果に影響することはありません。
予約システムの評価観点
OREND(オレンド)では、公式サイト・提供情報をもとに、複数の観点で評価しています。広告掲載の有無や広告内容が、評価結果に影響することはありません。
- 料金重み:15%
- 無料プランまたは最安プランの月額料金を評価する。
- 予約機能重み:20%
- 予約枠、メニュー、スタッフ指名など予約受付に必要な機能を評価する。
- 使いやすさと業務効率重み:15%
- 初期設定、管理画面、予約者側の操作性と業務効率を評価する。
- 顧客管理重み:10%
- 顧客情報、予約履歴、来店履歴の管理機能を評価する。
- 決済機能重み:5%
- 事前決済、キャンセル料徴収などの決済機能を評価する。
- 外部連携重み:5%
- 外部サービス、集客サイト、業務システムとの連携を評価する。
- サポート体制重み:10%
- 導入支援、問い合わせ窓口、運用支援を評価する。
- セキュリティと信頼性重み:5%
- 権限管理と第三者認証による安全性と信頼性を評価する。
- LINE連携重み:15%
- LINEでの予約受付、通知、リマインドなどの連携機能を評価する。
掲載情報は公式サイト・提供情報をもとにしています。料金や条件は変更される場合があります。
美容サロン向けLINE予約システムの目的別の選び方
美容室やサロン向けのLINE予約システムは、重視するポイントによって選ぶサービスが変わります。ここでは、「無料・低コスト」、「高機能」、「LINE特化」の3つの目的に分けて紹介します。
| おすすめのタイプ | 重視したいこと | 代表的なサービス |
| 無料・低コスト | 費用を抑えて始める | STORES予約、Square予約 |
| 高機能 | 予約・顧客管理・外部連携をまとめる | RE:RE LINEサロン予約、BeautyMerit、ChoiceRESERVE |
| LINE特化 | LINE中心のシンプルな予約受付 | リピッテ |
1. とにかく無料・低コストで始めたい人
「まずはLINEから予約を受け付けたい」「初期費用をかけずに試したい」という個人サロンや小規模店舗には、無料プランがある予約システムがおすすめです。LINEだけでなく、自社サイトやInstagramなど複数の予約導線から予約を受け付けられるサービスもあります。
たとえば、STORES予約やSquare予約は初期費用・月額ともに0円のプランがあり、無料の範囲でもLINEからの予約受付を始められます。必要に応じてPOSレジやキャッシュレス決済などの機能を追加できるため、店舗の規模が大きくなった場合にも対応できます。ただし、無料プランは予約件数や機能に制限がある点は注意しましょう。
2. 決済・外部連携までまとめて使いたい人
ホットペッパービューティー・Instagram・Googleなど複数の予約経路をまとめて管理する場合や、カルテ・顧客管理まで行う場合は、高機能な予約システムがおすすめです。
機能が多いぶん月額料金は高くなる傾向がありますが、複数の予約経路や顧客情報をまとめて管理できます。
たとえば、RE LINEサロン予約はLINE予約に加えて、電子カルテやホットペッパーなどの外部サイトも一元管理できます。BeautyMeritは予約9サイトに加えて、Google・LINE・Instagramから入る予約も自動で調整できます。
3. LINEを中心にシンプルに予約を受け付けたい人
LINEを中心に予約を受け付け、複雑な機能は必要ない店舗には、LINEに特化したシンプルな予約システムがおすすめです。機能が絞られているため、予約受付を中心にシンプルに運用できます。
たとえば、リピッテはLINEの会話形式でそのまま予約が完結し、個人向けなら月額1,980円〜で使えます。
【無料あり】美容サロン向けおすすめLINE予約システム11選比較
ここからは、美容サロンで使えるおすすめのLINE予約システムを紹介します。料金やLINE連携、予約管理、顧客管理などの特徴をそれぞれ詳しく解説します。
- 初期費用
- 33,000円~
- 月額費用
- 22,000円~
- 無料プラン
- ×
- LINE連携
- ○
ChoiceRESERVEは、スタッフ数や店舗数が多い美容院でも予約ルールを細かく設定できる予約管理システムです。指名なしで予約が入った場合は、空き状況をもとに予約システムが担当スタッフを自動で割り当てるため、店舗側で毎回担当者を調整する手間を減らせます。
さらに、お客様ごとに予約できる回数を制限でき、複数枠の仮押さえや過剰な予約を防げます。店舗やスタッフごとに操作できる予約情報の範囲も設定できるため、複数店舗を展開する美容院でも本部と各店舗で役割を分けて運用できます。スタッフ配置や予約ルールまで細かく管理する美容院・サロンにおすすめです。
- 初期費用
- 50,000円~
- 月額費用
- 20,000円~
- 無料プラン
- ×
- LINE連携
- ◎
BeautyMeritは、Hot Pepper Beautyをはじめ複数の予約媒体を利用する美容院・サロン向けの予約管理システムです。HPBやGoogle、LINEなどから予約が入ると連携中の予約サイトの空き枠も更新されるため、媒体ごとの確認作業を減らし、重複予約を防げます。
スタッフのシフトやクーポン内容もBeautyMerit側で変更すれば各予約サイトへ反映でき、媒体ごとに同じ内容を修正する作業を削減できます。さらに自社専用アプリが作れて、そこから直接予約を受け付けられるため、集客サイトだけに頼らず、自社経由の予約やリピーターを増やせる点も魅力です。
- 初期費用
- 0円~
- 月額費用
- 9,800円~
- 無料プラン
- ×
- LINE連携
- ◎
RE:RE LINEサロン予約は、LINEを予約窓口として、予約受付から決済まで進められるサロン向け予約システムです。Hot Pepper Beautyとの外部予約サイト連携にも対応しており、HPBとLINEの予約情報を手作業で転記する負担を減らせます。
LINE上でオンライン事前決済まで対応でき、LINEのリマインドも送るため、当日のキャンセル対策にも活用できます。さらに電子カルテには施術内容や写真を保存でき、カルテ写真をLINEでお客様と共有することも可能です。LINEを使った予約から施術後の顧客対応までつなげられる点がRE:REの強みです。
- 初期費用
- 150,000円~
- 月額費用
- 10,000円~
- 無料プラン
- ×
- LINE連携
- ○
Smart Helloは、無人・省人運営や月額制サービスを取り入れる美容サロンで活用できるクラウド型会員管理システムです。スマートロックや顔認証と連携でき、会員自身でドアを解錠できるため、スタッフを常駐させない店舗運営にも対応できます。
さらに、月会費や年会費を設定し、クレジットカードや口座振替で会費を自動回収できます。会員は専用アプリから予約でき、電子回数券の購入・利用にも対応しています。予約受付だけでなく、入会・予約・決済・入退店までセルフ化できるため、無人脱毛サロンやセルフエステ、会員制サロンなどで特に活用できるシステムです。
掲載情報は公式サイト・提供情報をもとにしています。料金や条件は変更される場合があります。
美容室・サロン向けLINE予約システムの比較ポイント
ここまで紹介したサービスの中から選びきれない場合は、次の5つを確認してください。
1. スタッフ指名・シフト・メニュー時間を予約枠へ反映できるか
美容室では、スタッフの出勤時間や指名、担当できるメニュー、施術時間によって予約できる時間が変わります。
スタッフ指名だけでなく、指名なし予約への対応や同時受付数、シフト変更が予約枠へ反映されるかも確認してください。
スタッフが複数いる美容室ほど、予約枠を自動で調整できるシステムがおすすめです。
2. 予約変更・キャンセルをお店のルールに合わせて設定できるか
LINEから予約できるだけでなく、予約変更やキャンセルをどのように受け付けるかを設定できるかも重要です。
たとえば、予約日の前日まではLINEからキャンセル可能にして、当日は電話のみとする方法があります。直前キャンセルを減らすためにキャンセル可能な期限を設定したり、事前決済やキャンセル料を設定したりする方法もあります。
また、予約確定時や前日にLINEでリマインドを送れば、予約忘れの防止にもつながります。
変更・キャンセルの期限、受付方法、事前決済、リマインドなどを、自分のお店のキャンセル対策に合わせて設定できるかを確認してください。
3. LINEの友だち情報と顧客・カルテ情報を紐づけられるか
再来店施策までLINEを活用したい場合、LINEの友だち情報と予約・顧客情報を紐づけられるかが重要です。
来店履歴や施術内容、カルテなどを顧客ごとに管理できれば、誰がいつ来店し、どのような施術を受けたのかを確認しながらLINEでアプローチできます。
4. Hot Pepper Beautyなど他の予約媒体と連携できるか
Hot Pepper Beautyなど複数の予約サイトを使っている場合は、予約情報だけでなく、空き枠まで連携できるかを確認してください。
LINE予約を追加しても予約枠が連動しなければ、各サービスの予約状況を手動で更新する必要があり、ダブルブッキングの原因になります。
複数の予約媒体を利用している美容室では、予約状況を連動できるサービスがおすすめです。
5. LINE予約にかかる料金の総額を確認する
LINE予約を導入するときは、予約システムの月額料金だけでは判断できません。LINE公式アカウントの料金も含めて、実際に毎月かかる費用を確認してください。
| 確認する料金 | 主な内容 |
| LINE公式アカウント | 月額料金、メッセージ配信数に応じた料金 |
| 予約システム | 初期費用、月額料金、有料プランへの変更 |
| LINE連携 | LINE連携機能、LINEミニアプリなどのオプション料金 |
| 外部予約サイト連携 | Hot Pepper Beautyなどとの予約連携料金 |
| 追加機能 | カルテ、スタッフ追加、多店舗管理などのオプション料金 |
| 決済手数料 | 事前決済を使う場合の決済手数料 |
「予約システムが月額0円だから無料」と判断せず、LINE公式アカウントや必要なオプションまで含めた総額で確認することが重要です。また、LINEでの予約確認・リマインド配信と、キャンペーンなどの販促配信の料金体系も確認しましょう。
無料で使えるLINE予約システムを探したい場合は、無料のLINE予約システム、LINEに限定せず、個人・ひとりサロン向けの無料予約システムを探したい場合は、個人サロン向け無料予約システムを比較も参考にしてください。
美容サロン向けLINE予約システム導入後の注意点・デメリットと対策
LINE予約システムを導入した後は、LINE以外の予約経路の管理やLINE公式アカウントの運用、既存のお客様をLINE予約へ移行する方法まで決めておく必要があります。
1. LINE以外の予約経路をどう管理するか決める
LINE予約を導入しても、電話や店頭、Webサイトなどから予約を受け付ける店舗もあります。
LINE以外の予約方法を残す場合は、予約を受けたスタッフが、その場ですぐに予約システムへ登録するなど、ルールを決めておくことが重要です。
登録が遅れたり漏れたりすると、LINE上では空いているように表示され、ダブルブッキングにつながります。
2. LINE配信はブロック率や反応を見ながら実施する
お客様にLINE公式アカウントをブロックされると、LINEという大事な予約窓口が使ってもらえなくなります。
一方で、クーポン・キャンペーン配信など、LINEを使った再来店施策も重要です。そのため、配信を控えるのではなく、ブロック率や反応を見ながら効果検証し、配信頻度や内容を調整することが重要です。
キャンペーン配信後にブロックが増えていないか、予約や再来店につながっているかを定期的に分析しましょう。
3. 初期設定に不安がある場合はサポート体制を確認する
LINE予約を始めるには、LINE公式アカウントとの連携やリッチメニュー、予約メニュー、スタッフ、受付時間などの設定が必要です。また、LINEミニアプリを使うサービスでは、追加の設定や審査が必要になる場合もあります。
自分で設定するのが不安な場合は、初期設定の代行や導入支援、LINE連携のサポートがあるサービスがおすすめです。
4. 既存のお客様をLINE予約へ移行する導線を作る
LINE予約システムを導入しても、これまでHot Pepper Beautyなどの予約サイトや電話を使っていたお客様が、自動的にLINE予約へ切り替わるわけではありません。
特に、予約サイトにかかる手数料も抑えていきたい場合は、既存のお客様に次回からLINEで予約してもらう導線を作ることが重要です。
たとえば、店内にQRコードを設置する、会計時にLINE予約を案内する、その場で使えるクーポンなどを用意して友だち追加を促す方法があります。
また、Instagramを集客に使っている場合は、プロフィールやハイライトからLINE公式アカウントへ誘導し、そのまま予約できる導線を作るのも効果的です。



















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