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無料のチャットボット10選!無料の範囲と選び方を解説

最終更新日:

チャットボットは、Webサイトや問い合わせ窓口にチャット画面を設置し、顧客からの質問に自動または有人で対応するツールです。

無料のチャットボットは初期費用をかけずに試せる一方で、無料で使える範囲はサービスごとに大きく異なります料金だけで選ぶと、AI回答が使えない、チャット件数が足りない、商用利用条件を確認していなかった、という失敗につながります。

無料チャットボットとは?有料版との違い

無料チャットボットとは、月額料金をかけずにWebサイト上のチャット対応や問い合わせ対応を始められるツールです。

ただし、「無料」と書かれていても内容は同じではありません。以下の3つのパターンがあります。

  • 無料で使い続けられるプラン
  • 一定期間だけ試せる無料トライアル
  • AI機能の一部だけ無料で使えるプラン

そのため、導入前に見るべきなのは料金表の「無料」という表記ではなく、無料で実際に運用できる範囲です。

無料で使えるチャットボット比較一覧

無料で使えるチャットボットを比較する際は、月額料金が0円かどうかだけで判断してはいけません。サービスによって、無料で使える会話数、担当者数、AI機能の有無、履歴保存期間が大きく異なります。特に、無料プランでAI回答まで使えるのか、有料プランからなのかは必ず確認してください。

以下では、無料プランで継続利用できるチャットボットを中心に、無料プランの上限、AI対応、有人チャット対応を比較します。

各サービスの無料プラン、AI機能、会話数の上限は変更される場合があります。最新の料金や利用条件は、必ず各サービスの公式料金ページで確認してください。

サービス名無料プランの上限無料の
AI対応
有人チャット料金プランURL
Crisp担当者2名まで。
Webチャットは無料
AI機能は有料プランから
×https://crisp.chat/en/pricing/
Smartsupp担当者1名、月25会話まで。
履歴保存は14日間。
AI機能は有料機能だが無料試用あり
https://www.smartsupp.com/pricing/
Landbot月100チャット、担当者1名まで。
担当者への切り替えに対応。
AI機能は有料プランから
×https://landbot.io/pricing
Chatbase月50メッセージ、担当者1名まで。
AIチャットボット1件
AIエージェントは14日間利用がないと削除
要確認https://www.chatbase.co/pricing
Freshchat担当者10名まで。
Webチャットとメール対応が無料。
外部チャネル連携とAI機能は有料プランから
×https://www.freshworks.com/live-chat-software/pricing/
Tidio月50会話、担当者10名まで。
AI回答は初回50会話のみ無料、
自動応答は月100訪問者まで
https://www.tidio.com/pricing/
Zoho SalesIQ担当者3名、月100チャット、
月1万訪問者の確認まで。
チャットボットとAI機能は有料プランから
×https://www.zoho.com/salesiq/pricing.html
HubSpot1,000コンタクトまで。
チャットボットとライブチャットを利用可。
無料版はHubSpotロゴが表示される
×https://www.hubspot.com/pricing/crm
Botpress月500メッセージ、ボット1件、担当者1名まで。
AI利用枠は月5ドル分まで無料
https://botpress.com/pricing
チャネルトーク基本的な接客チャット、社内チャット、
30日以内の履歴確認が無料。
AI対応は従量課金あり
https://channel.io/ja/pricing

無料で使えるおすすめチャットボット

crisp

crisp紹介画像の1枚目
注目crispの特徴
  • チャット、メール、SNSを一元管理
  • AIの自動応答と有人対応を組み合わせ
  • ワークスペース単位の定額料金

Crispは、顧客対応を一元管理できるカスタマーサポートプラットフォームです。Webチャットをはじめ、メールやSNSの問い合わせ管理、AIによる自動応答、顧客情報の管理、ナレッジ共有などを1つのシステムで行えます。Webサイトのチャットだけでなく、メール、WhatsApp、Instagram、SMS、LINEなど複数チャネルにも対応しています。問い合わせ窓口が複数あり管理が煩雑になっている企業や、AIと有人対応を組み合わせて運用したい企業におすすめです。

初期費用

$0

月額費用

$0

プラン内容

小規模利用向けのプラン。Webサイトチャット、問い合わせ管理画面などの基本機能を利用可能

Smartsupp

Smartsupp紹介画像の1枚目
注目Smartsuppの特徴
  • ライブチャットとチャットボットを搭載
  • 訪問者録画で行動を把握
  • 無料プランあり

Smartsuppは、ECサイト向けの接客支援に特化したライブチャットツールです。チャット機能に加えて訪問者録画機能を備えており、ユーザーがどのようにサイトを利用しているかを確認できます。購入率向上や離脱防止を目的に、サイト改善と顧客対応を同時に進めたいEC事業者におすすめです。

初期費用

$0

月額費用

$0

プラン内容

ライブチャット、チャットボット、訪問者録画などの基本機能を利用できる無料プラン

Landbot

Landbot紹介画像の1枚目
注目Landbotの特徴
  • ノーコードで会話フローを作成
  • Web、Messenger、WhatsAppに対応
  • AIエージェントも利用可能

Landbotは、プログラミング不要で会話型フローを作成できるノーコードチャットボットツールです。問い合わせ対応だけでなく、アンケート、予約受付、資料請求、リード獲得などを会話形式で実現できます。開発リソースを使わずにチャットボットを構築したい企業や、マーケティング施策に活用したい企業におすすめです。

初期費用

$0

月額費用

$0

プラン内容

月100チャット、担当者アカウント1名まで。担当者への切り替えに対応。AI機能は有料プランから

Chatbase

Chatbase紹介画像の1枚目
注目Chatbaseの特徴
  • AIエージェントをノーコードで
  • Webサイトやドキュメントを学習
  • APIやAI Actionsで外部サービスと連携

Chatbaseは、自社専用の生成AIチャットボットやAIエージェントを構築するためのプラットフォームです。FAQやマニュアル、Webサイトの情報を学習させることで、自社独自の知識を持つAIを短期間で構築できます。既存のFAQチャットボットでは対応しきれない企業や、生成AIを活用した高度な顧客対応を実現したい企業におすすめです。

初期費用

$0

月額費用

$0

プラン内容

50メッセージクレジット、1メンバー、400KB/AIエージェント

Freshchat

注目Freshchatの特徴
  • サイト・SNSの問合せをまとめて管理
  • AIチャットボットが自動で質問に回答
  • 無料プランあり

Freshchatは、複数の問い合わせチャネルを一元管理できるカスタマーコミュニケーションツールです。Webサイト上のチャットだけでなく、SNSやメッセージアプリからの問い合わせもまとめて管理できるため、複数チャネルで顧客対応を行う企業に適しています。問い合わせ窓口が増えて管理が煩雑になっているサポート部門におすすめです。

初期費用

$0

月額費用

$19~

プラン内容

担当者10名まで。Webチャット、メール対応、問い合わせ管理画面を無料で利用可。AI機能は有料プランから

Tidio

Tidio紹介画像の1枚目
注目Tidioの特徴
  • Lyro AI Agentを搭載
  • ライブチャットとチケット管理に対応
  • 7日間無料トライアル

Tidioは、AIエージェントを中心に問い合わせ対応を自動化できるカスタマーサポートツールです。特にECサイト向けの活用事例が多く、商品に関する質問対応や購入前サポートをAIで効率化できます。少人数で顧客対応を行う企業や、AIを活用して問い合わせ対応コストを削減したい企業におすすめです。

初期費用

$0

月額費用

$0

プラン内容

基本的な有人チャットやチケット管理に対応

Zoho SalesIQ

Zoho SalesIQ紹介画像の1枚目
注目Zoho SalesIQの特徴
  • Web接客とチャットを統合
  • Zobotで自動応答を構築
  • Zoho CRMなどと連携

Zoho SalesIQは、Webサイト訪問者の行動分析とチャット接客を組み合わせた顧客エンゲージメントツールです。単なる問い合わせ対応ではなく、訪問者がどのページを見ているか、どのような行動を取っているかを把握しながらチャットでアプローチできます。Webサイトからのリード獲得を強化したい企業や、営業活動につながる接客型チャットを導入したい企業におすすめです。

初期費用

0円

月額費用

0円

プラン内容

3オペレーターライセンス、月100チャットなどに対応。機能制限あり。

HubSpot

HubSpot紹介画像の1枚目
注目HubSpotの特徴
  • 無料から利用できるCRM
  • 営業、マーケティング、サポートを一元管理
  • チャットボットやフォーム機能も搭載

HubSpotは、CRMを中心に営業、マーケティング、カスタマーサポートを統合できる顧客管理プラットフォームです。チャットボットも作成でき、問い合わせ内容や顧客情報を自動でCRMに記録できるため、その後の営業活動や顧客対応に活用できます。見込み客の獲得から商談化、顧客フォローまでを一つの仕組みで管理したい企業や、部門ごとに分散した顧客データを統合したい企業におすすめです。特にCRMを軸に顧客接点全体を最適化したい企業に向いています。

初期費用

0円

月額費用

0円

プラン内容

Botpress

Botpress紹介画像の1枚目
注目Botpressの特徴
  • ノーコードとコードの両方で開発可能
  • 外部システム連携
  • 無料プランあり

Botpressは、LLMを活用したAIエージェントを構築、運用するためのプラットフォームです。ビジュアル開発環境と開発者向けツールを備えており、自社の業務やデータに合わせたAIエージェントを作れます。標準的なFAQボットでは足りず、独自の業務フローや外部システム連携まで組み込みたい企業におすすめです。

初期費用

0円

月額費用

$0

内容

100会話、3つのAIエージェント

チャネルトーク

チャネルトーク紹介画像の1枚目
注目チャネルトークの特徴
  • CRMとチャット統合
  • 有人対応へ自動連携
  • 顧客ALFが一次対応

チャネルトークは、Webチャット、AIエージェント、有人対応、CRMマーケティングをまとめて運用できる顧客対応ツールです。AIエージェントALFが定型問い合わせに対応し、必要な場合はオペレーターが引き継げます。ECサイトやD2Cブランド、SaaSなど、サイト上の接客、問い合わせ対応、顧客管理をまとめて管理したい企業におすすめです。

初期費用

0円

月額費用

0円

備考

無料チャットボットの選び方

無料チャットボットは、無料で始められること自体よりも、自社の問い合わせ対応に必要な機能が無料範囲に含まれているかが重要です。ここを確認しないまま導入すると、公開後にすぐ上限に達し、有料化や乗り換えが必要になります。

選ぶポイント
  • 無料で使える範囲で選ぶ
  • 必要な機能があるか
  • 公開後の運用が簡単か

無料で使える範囲

まず確認すべきなのは、無料プランの上限です。チャット件数、FAQ登録数、ユーザー数、AI回答数などどこに制限がかけられているかを見てください。

よくある制限
  • 月間チャット件数や会話数の上限
  • FAQやシナリオの登録数
  • AI回答や自動応答の利用回数
  • 担当者アカウント数

必要な機能があるか

「問い合わせ対応」に使うなら、FAQを読み込ませて回答ができるか、有人チャットへの切り替え、問い合わせ履歴などの機能が必要です。

「Web接客やEC」で使うなら、シナリオ分岐、商品案内、フォーム連携、クーポン表示などができるかを確認しましょう。

公開後に無理なく運用できるか

チャットボットは、設置して終わりではありません。公開後にFAQやシナリオを更新し、問い合わせ履歴を確認しながら改善することで成果が出ます。担当者だけで回答内容を修正できるか、よくある質問や離脱ポイントを分析できるかを見てください。

用途別におすすめの無料チャットボット

同じ無料チャットボットでも、問い合わせ対応、Web接客、EC、社内FAQでは見るべき機能が変わります。サービス名だけで選ばず、用途ごとに必要な機能を満たすかで判断してください。

用途重視する機能候補の考え方
問い合わせ対応FAQ回答、有人チャット、通知、履歴管理HubSpot、Tidio、tawk.to、Crispなどを比較する
Web接客とECシナリオ分岐、商品案内、EC連携、離脱防止Tidio、Crisp、sinclo、ChatPlusなどを検証する
社内FAQナレッジ登録、検索、権限管理、履歴確認TayoriやAIチャットボット系サービスを比較する
個人事業と小規模サイト無料プラン、簡単な設置、問い合わせフォーム連携HubSpot、tawk.to、Crisp、Tayori

問い合わせ対応で使う場合

問い合わせ対応では、よくある質問に自動で答え、必要な場合だけ担当者につなぐ設計が基本です。営業時間外の一次対応にも使えるため、メールや電話に集中していた問い合わせを分散できます。無料版では、会話件数と履歴保存期間を必ず確認してください。

Web接客やECサイトで使う場合

Web接客やECサイトでは、問い合わせ対応だけでなく、購入前の疑問解消や商品案内が重要です。サイズ、配送、返品、在庫、決済に関する質問へすぐ回答できるだけで、離脱防止につながります。無料版では、EC連携やシナリオ分岐の範囲を確認します。

社内FAQや個人サイトで使う場合

社内FAQや個人サイトでは、ドキュメントなど情報を簡単に読み込ませて、適切な質問に返せることが重要です。また、社内利用なら権限管理ができるかも重視します。

無料チャットボットを導入する手順

無料チャットボットは、アカウントを作って設置するだけでは成果が出ません。問い合わせ内容を整理し、回答を用意し、公開後に改善する流れまで設計して導入してください。

  1. 目的を決める。
    問い合わせ削減、リード獲得、Web接客、社内FAQのどれを重視するかを決めます。
  2. よくある質問を洗い出す。
    過去のメール、電話、問い合わせフォームの内容から質問を整理します。
  3. FAQやシナリオを設定する。
    最初から完璧を目指さず、問い合わせが多い質問から登録します。
  4. Webサイトに設置する。
    タグ設置、WordPressプラグイン、EC連携など、自社サイトに合う方法で公開します。
  5. テストする。
    実際に質問を入力し、回答内容、有人切り替え、通知、スマートフォン表示を確認します。
  6. 公開後に改善する。
    未回答の質問、離脱した会話、有人対応に流れた内容を見てFAQを追加します。

無料チャットボットを使う前の注意点

無料チャットボットは便利ですが、無料のまま本格運用できるとは限りません。導入前に制限を確認しておかないと、公開後に問い合わせが増えたタイミングで対応できなくなります。特に、料プランの上限、有料化後の料金、商用利用条件、データの扱いは必ず確認してください。

無料で始める場合でも、問い合わせデータには個人情報が含まれる可能性があります。氏名、メールアドレス、電話番号、注文番号などを扱うなら、プライバシーポリシー、データ保存期間、外部連携先まで確認する必要があります。

まとめ:無料チャットボットは無料範囲と有料化後まで見て選ぶ

無料チャットボットは、問い合わせ対応の負担を減らす第一歩として有効です。ただし、無料プランの名前だけで選ぶのは危険です。チャット件数、AI対応、FAQ登録数、有人切り替え、設置方法、商用利用、データ保存期間を見れば、自社に合うサービスを絞り込めます。

まずは無料プランや無料トライアルで、実際の問い合わせ内容を使って試してください。そのうえで、削減できた対応時間、有人対応に流れた件数、未回答の質問、有料化後の費用を確認すれば、導入すべきサービスを判断できます。無料で始め、数字を見て継続判断する。これが失敗を避ける最も堅実な進め方です。

よくある質問

AIチャットボットも無料で使えますか?

WordPressに無料チャットボットを設置できますか?

無料から有料へ切り替える目安は何ですか?

この記事の著者

OREND運営事務局|店舗DXの専門家集団

OREND運営事務局|店舗DXの専門家集団

「OREND」は飲食店や小売業界・ネットショップに関する業界トレンドを図解・解説しながらツール紹介を行う専門メディアです。 キャッシュレス決済や予約管理システム・ネットショップ作成ソフトなど、店舗の効率化やECサイトの立ち上げに必要なツールの仕組みや機能・トレンド背景を解説します。
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