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d払いとは?導入費用・メリット・他決済との比較まで店舗運営者向けに徹底解説

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この記事では、d払いとはどんなサービスなのか、店舗側が導入する際の費用やメリット・デメリット、他決済サービスとの違いまで分かりやすく解説します。読み終えるころには、d払いが自分のお店に導入するべきか判断できるはずです。

d払いとは?基本の仕組みを理解する

スマホ決済を導入するならd払い&メルペイ|キャッシュレス決済ならd払い

d払いは、スマートフォンでQRコードを読み取って支払えるキャッシュレス決済サービスです。2018年にNTTドコモが提供を開始し、ドコモの回線契約がなくても「dアカウント」を作成すれば利用できます。ユーザーは店舗に掲示されたQRコードを読み取って支払う仕組みなので、現金やカードを出す必要がありません。

支払い方法の種類

d払いには支払い方法が三つあります。

1つ目はチャージ残高から支払う方法。セブン銀行ATMや銀行口座から事前にチャージしておき、その残高で決済します。
2つ目は携帯電話料金と合算して支払う方法で、ドコモユーザーなら月々の通信料金とまとめて請求されます。
3つ目はクレジットカード払いで、登録したカードから引き落とされます。

さらに支払金額に応じてdポイントが貯まり、貯まったポイントは次回の支払いに充てられます。

ユーザー数と対応店舗数

利用者数と対応店舗数も魅力的です。2025年10〜12月期のNTTドコモの発表によれば、2d払いのユーザー数は7,227万人を突破し、d払い・dポイントが使える場所は約719万か所にまで拡大しています。この数字は今後も増えると予想され、導入する店舗にとっては大きな集客チャンスになります。

d払いの特徴と魅力

初期費用や決済手数料を抑えて導入しやすい

d払いは、導入時のコスト負担をできるだけ抑えたい店舗に向いています。初期費用や決済手数料が無料になる条件やキャンペーンがあるため、小規模店舗でも始めやすいのが特長です。キャッシュレス化を進めたいものの、まずは低リスクで試したいという店舗に適した決済サービスです。

QRコードを設置するだけで始めやすい

専用端末を新たに用意しなくても、QRコードを店頭に置くだけで運用を始められるのは大きな利点です。レジまわりの設備投資を最小限に抑えながら導入できるため、準備に手間をかけたくない店舗にも適しています。

d払いユーザーとメルペイユーザーの両方にアプローチできる

d払いは、d払いユーザーだけでなく、メルペイユーザーへの訴求にもつながるのが強みです。対応できる利用者層が広がることで、取りこぼしを減らしやすくなります。

キャンペーンを活用して来店や売上アップを狙いやすい

d払いでは、ポイント還元や利用促進キャンペーンが定期的に実施されます。こうした施策は、ユーザーにとって来店のきっかけになりやすく、店舗側にとっては送客効果を期待できる材料になります。

インバウンド需要にも対応しやすい

WeChat Payに対応している点も、d払いの見逃せないメリットです。訪日外国人、とくに中国圏の旅行者が使い慣れた決済手段に対応できるため、インバウンド需要を取り込みやすくなります。

店舗での決済方法 – ストアスキャン方式とユーザースキャン方式

店舗でd払いを受け付ける方法は2種類あります。

ストアスキャン方式

1つ目はストアスキャン方式で、顧客がお店用のd払いアプリで表示したバーコードやQRコードを店舗側が読み取る方法です。

この方式では店員が決済金額を入力するため、不正防止や会計ミスの削減につながります。専用のPOSレジやタブレットなど読み取り端末の準備が必要ですが、顧客の操作が少ないため導入後のトラブルが少ないというメリットがあります。

ユーザースキャン方式

2つ目はユーザースキャン方式で、店舗がレジ付近にQRコードを設置し、顧客にそれを読み取ってもらう方法です。

この方式では店舗側に特別な端末が不要で、スタートキットとして送られてくるQRコードを掲示するだけで利用できるため、導入コストを抑えられます。ただし、顧客が金額を入力する必要があるため、初めて利用する場合は操作に戸惑う人もいるかもしれません。

d払い導入にかかる費用と料金体系

初期費用

導入を検討する際に気になるのが費用です。d払いのサービス自体は月額費用がかからず、ユーザースキャン方式であれば初期費用も無料です。

店舗にQRコードを貼るだけで済むため、小規模な店舗でも導入しやすいと言えます。一方、ストアスキャン方式の場合はPOSレジやタブレットとQR決済を連動させる開発費用や専用のQRコード決済端末の導入が必要になります。

決済手数料

決済手数料は、ユーザースキャン方式もストアスキャン方式も通常2.6%です。ただし、加盟店向けのキャンペーンが定期的に実施されており、申込月から最大6か月間は手数料が0円になる場合もあります。

振込手数料

振込手数料は10,000円以上の入金なら0円、それ未満の場合は200円です。

このように、他のQR決済やクレジットカードと比べても比較的リーズナブルな費用で導入できるのがd払いの強みです。

d払い導入のデメリット・注意点

インターネット環境が必須

便利なd払いですが、導入前に知っておくべきデメリットもあります。1つ目は店舗側にインターネット環境が必須であることです。ストアスキャン方式では店舗の端末がネットに接続できなければ決済が完了しないため、通信環境の整備が必要です。Wi‑Fiが不安定だと決済に時間がかかる恐れもあるので注意しましょう。

決済手数料の負担

d払いの決済手数料は2.6%と比較的低いものの、薄利業態では無視できないコストになります。売上規模や利益率を考慮し、手数料を計算した上で導入することが大切です。

他の決済手段も導入する必要がある

d払いは急速に普及していますが、すべての顧客が使えるわけではありません。他のQRコード決済やクレジットカードのみを使う顧客もいるため、d払い一本で対応するのではなく、複数の決済手段を用意しておくと安心です。

d払いの導入手順と方法

d払いを導入するには、NTTドコモと直接契約する方法と決済代行事業者を利用する方法の2通りがあります。

直接契約の場合

直接契約の場合、公式サイトから申し込みを行い、メールで審査結果が通知されます。その後、店舗用のスターターキット(QRコードPOPなど)が送られてきます。ストアスキャン方式を採用する場合は、POSレジやタブレットと連動させるための開発会社に連絡して導入を進めます。

決済代行事業者を利用する場合

決済代行事業者を利用する場合は、導入相談を行い、店舗の業態や売上規模に応じたプランの提案と見積もりを受けてから申し込みます。代行事業者を使うメリットは、d払い以外のQR決済やクレジットカード決済をまとめて導入できる点にあり、手続きの手間を大幅に減らせます。

キャンペーン情報とdポイントの活用術

加盟店向けキャンペーン

加盟店向けキャンペーンは、導入のコストを下げる絶好のチャンスです。例えば、d払いの申込月から最大6か月間はユーザースキャン方式の手数料が0円になるキャンペーンが実施されています。最新のキャンペーン情報は公式サイトで随時更新されるため、導入前後にチェックしましょう。

dポイントを活用する

dポイントは、支払い方法やカードの組み合わせ次第で還元率が大きく変わります。d払い単体では支払い金額の0.5%がdポイントとして還元されますが、クレジットカード支払いを設定するとカードのポイントも貯まり、ポイントの二重取りが可能です。さらにdポイントカードを提示するとポイント三重取りになるキャンペーンもあります。獲得したポイントは1ポイント=1円で決済に充てられるほか、dポイント投資や提携先での交換など幅広い使い道が用意されています。

d払いと他決済サービスの比較

ほかのQRコード決済(PayPayや楽天ペイなど)と比べると、d払いはキャンペーン期間中の手数料が低く、メルペイとの共用で導入コストが抑えられる点が優れています。一方、PayPayは利用者数が多く顧客の認知度が高い、楽天ペイは楽天市場や楽天ポイントとの連携が強力といった特徴があり、店舗の客層や販売戦略に応じた選択が求められます。

サービス名

d払い
(メルペイ)

PayPay

楽天ペイ

au Pay

イメージPayPay楽天ペイ
初期費用

無料

制限:無料
ライト:無料

ライト:0円
スタンダード:0円

無料

月額費用

無料

制限:無料
ライト:1,980円

ライト:無料
スタンダード:2,200円→無料
※キャンペーン

無料

決済手数料

2.6%

制限:1.98%
ライト:1.60%

ライト:2.48%
スタンダード:2.20%

2.6%

入金サイクル

月1回か月2回

PayPay銀行:月末締め翌日
その他金融機関:月末締め翌々営業日
※早期振込サービスあり

楽天銀行:毎日(翌日入金)
その他銀行:月1回
(末日締め翌月25日入金)

月1回か月2回
※早期振込サービスあり(最短で翌々営業日)
※10,000円に満たない場合次回の入金時に繰り越し

入金手数料

無料
※1万円未満の入金は、200円(税込)

月1回無料
※早期振込サービスは0.38%+20円か200円

楽天銀行:無料
その他銀行:330円/回

無料
※早期入金は、210円(税込)→無料
手数料の有料化開始時期は未定

導入成功事例・活用シーン

実店舗での利用事例

実際にd払いを導入しているのは、セブンイレブンなどのコンビニ、東急ストアなどのスーパー、マツモトキヨシやビックカメラ、髙島屋といった大手ドラッグストアや家電量販店、百貨店など多岐にわたります。現場からは、現金管理の負担が軽減され、レジ前の混雑が解消されたという声が挙がっています。

オンラインショップでの利用事例

オンラインではAmazonやメルカリなどでも利用できるため、顧客は日常のさまざまなシーンでd払いを選べるようになりました。ECサイトでは、簡単に決済導入できる点が評価され、購入率の向上や離脱防止に役立っています。

よくある質問(FAQ)

Q: 月額費用や年間費用はかかりますか?

A:d払いは月額費用が不要で、ユーザースキャン方式なら初期費用も無料です。かかるのは決済手数料2.6%と必要に応じた振込手数料だけです。

Q: 個人経営の小規模店舗でも導入できますか?

A:はい、ユーザースキャン方式ならQRコードを掲示するだけで導入できるため、規模を問わず利用できます。ネット環境だけ整備ができれば、必要最低限のコストで始められます。

Q: 他のQR決済やクレジットカードも併用したほうがいいですか?

A:d払いは使えるユーザーが急増していますが、全員がd払いを利用するわけではありません。そのため、顧客の決済手段に応じて複数のサービスを導入することは必須です。特にQRコードではPayPayや楽天ペイ、クレジットカードのVisa、Mastercardは導入をおすすめします。

まとめ – d払い導入で店舗運営を強化しよう

d払いは、ユーザースキャン方式なら初期費用が無料で、導入コストを抑えながら大きな集客効果が期待できる魅力的なキャッシュレス決済サービスです。ユーザー数や利用可能店舗が急速に増加しており、メルペイとの共用やポイント還元キャンペーンなど、店舗側にとってメリットが多くあります。もちろん、通信環境の整備や決済手数料負担といった注意点もありますが、複数の決済手段を導入してバランスを取ることで、顧客満足度と業務効率を両立できます。

本記事で紹介した導入手順や比較情報を参考に、あなたの店舗に最適な決済手段を検討してみてください。d払い導入で現金管理の負担を減らし、より多くのお客様に選ばれる店舗づくりを目指しましょう。

この記事の著者

OREND運営事務局|店舗DXの専門家集団

OREND運営事務局|店舗DXの専門家集団

「OREND」は飲食店や小売業界・ネットショップに関する業界トレンドを図解・解説しながらツール紹介を行う専門メディアです。 キャッシュレス決済や予約管理システム・ネットショップ作成ソフトなど、店舗の効率化やECサイトの立ち上げに必要なツールの仕組みや機能・トレンド背景を解説します。

この記事の監修者

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

慶応義塾大学商学部卒業後、フロンティア・マネジメント株式会社で地方百貨店やメーカーなどの経営計画策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社でSaaS比較サイト「Boxil」の事業企画としてTツールや業務支援ツール&デバイスを紹介する「ええじゃない課Biz」にコメンテーターとしてレギュラー出演していた。2022年にステップ・アラウンド株式会社にて店舗ビジネス向けメディア「OREND」を監修しながら小売店・飲食店・サービス業全体の業務効率化を目指している。

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