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クレジットカードの手数料とは?いつ・いくらかかる?分割払い、リボ払い、加盟店手数料を解説

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クレジットカードの「手数料」は、カードを使った瞬間に必ず発生するものではありません。

クレジットカードでも「どの支払い方なのか」によって手数料がかかるかは変わります。

【結論】クレジットカードの手数料はいつかかる?

クレジットカードの手数料は利用者負担と加盟店負担に分かれる

クレジットカードの手数料には、大きく分けて2種類あります。

  1. 利用者が支払う手数料
  2. 店舗が支払う加盟店手数料

同じ「手数料」という言葉でも、誰が何のために払っているのかはまったく別です。

利用者が負担する手数料は分割払い、リボ払い、キャッシングなどで発生する

利用者側の手数料がかかる代表例は、分割払い、リボ払い、キャッシングです。
1回払い・2回払いで手数料はかかりません。

つまり、クレジットカードで手数料がかかるかどうかは支払い方しだいです。

加盟店が負担する手数料は店舗がカード会社や決済代行会社に支払う

一方、加盟店手数料は店舗側のコストです。利用者がカードで支払うたびに、店舗はカード会社や決済事業者へ一定の手数料を支払います。

利用者には見えにくい費用ですが、カード決済の仕組みを支える基本的なコストです。

クレジットカードで利用者に手数料がかかるのはどんなとき?相場はいくら?

利用者にかかるクレジットカードの手数料としてよく出てくるのは、分割払い、リボ払い、キャッシングです。これに加えて、海外でのショッピングやカードの再発行でも、別のかたちで費用がかかることがあります。まずは「どんな場面で発生するのか」を押さえ、そのうえでおおまかな相場を見ていきましょう。

分割払い

分割払いは、支払回数をあらかじめ決めて、その回数で払い終える方法です。たとえば「3回払い」「6回払い」のように回数が決まっているため、いつ支払いが終わるのかが分かりやすいのが特徴です。一般に、3回払い以上で手数料が発生し、回数が増えるほど支払総額も大きくなります。

相場の目安はカード会社によって異なりますが、三井住友カードでは実質年率14.70%〜17.91%と案内されています。月々の支払額だけを見ると軽く感じやすいものの、判断するときは総支払額まで確認しておくことが大切です。

参考:分割払い|クレジットカードの三井住友VISAカード

リボ払い

リボ払いとは、利用した合計金額に対して、毎月ほぼ一定の金額を支払っていく方法です。たとえば、毎月1万円ずつ払うと決められます。「毎月いくら払うか」が先に決まっているだけで、いつ払い終わるかはわかりにく、支払いの途中で新しく買い物をすると、その分が残高に追加されるため、支払い期間が長くなります。

相場の目安としては、JCBの通常手数料率は実質年率15.00%で、2026年10月1日以降はショッピングスキップ、分割、リボ払いを18.00%へ改定予定です。三井住友カードも、リボ払い手数料率は実質年率15.0%と案内しています。つまり、リボ払いの相場感は実質年率15.0%〜18.0%程度と見ておくと大きく外れません。

参考:スキップ・分割・リボ払い 返済シミュレーション|クレジットカードなら、JCBカードリボ払い手数料率改定のご案内|クレジットカードの三井住友VISAカード

キャッシング

キャッシングは、買い物代金の後払いではなく、現金を借りるサービスです。そのため、ショッピングの手数料というより、借り入れに対する利息として考えたほうが実態に近いでしょう。

相場の目安は実質年率15.0%〜18.0%程度で、JCBはキャッシングリボ払いを15.00%〜18.00%、一部カードでは15.00%〜20.00%と案内しています。三井住友カードも、利用枠によって15.0%または18.0%です。さらに、利用方法によってはATM手数料がかかることもあるため、短期間で返せるかどうかまで含めて考える必要があります。

参考:キャッシングリボ(お借り入れ)|三井住友カードキャッシング|JCBカード

海外利用

海外でのショッピングでは、国内利用とは別に海外事務処理手数料がかかるのが一般的です。

手数料の相場はカード会社ごとの差が大きく、JCBは海外利用時の換算で基準レートに1.6%を加えると案内しています。一方、三井住友カードのVisa、Mastercardは3.63%です。したがって、海外利用の手数料の目安は1.6%〜3.63%程度と見ておくとわかりやすいでしょう。なお、これはあくまで外貨建てショッピングの目安で、カード会社やブランドによって条件は変わります。

参考:海外でJCBカードを利用した場合の換算日・換算レートを教えてほしい。 | よくあるご質問(個人・法人のお客様)

カード再発行

カード再発行の手数料は、紛失や盗難なのか、破損や磁気不良なのか、またWebで手続きするのか電話や書面で手続きするのかによって変わります。目安としては無料〜1,100円程度が中心です。

JCBでは、一般カードの紛失、盗難による再発行は1,100円ですが、磁気不良や破損などでは無料になる場合があります。三井住友カードも、Webでの再発行は無料、一方で電話や書面での再発行は1,100円と案内しています。

参考:カードの再発行や切り替えをすると、手数料はかかりますか。 | よくあるご質問(個人・法人のお客様)カード再発行手数料の改定について|クレジットカードの三井住友VISAカード

加盟店手数料とは?

加盟店手数料の仕組み

加盟店手数料は、店舗がカード決済を受け付けるたびに発生する費用です。利用者が1万円をカードで払ったとしても、その1万円がそのまま店舗に入るわけではありません。手数料が差し引かれたうえで精算されます。利用者から見ると見えないコストですが、店舗側にとってはカード決済を導入する以上、避けて通れない負担です。

加盟店手数料の相場

加盟店手数料は、どの店でも同じではありません。業種や店舗規模、契約条件によって変わります。そのうえで、3%が相場になります。大型店ほど条件がよくなる傾向もあり、個人店や小規模事業者では負担感が強く出やすいのが実情です。

店頭で「クレジットカードは手数料がかかる」と言われたら?

加盟店手数料を利用者に上乗せするのは原則NG

国内では、加盟店手数料をそのまま利用者に上乗せする扱いは、原則として認められていないのが一般的です。大手のカード会社は加盟店との契約で手数料の上乗せ行為を禁止しています。つまり、店頭で「カード払いは10%増しです」と言われたら、それは契約違反の可能性があります。

手数料を請求されたときに確認すべきポイント

店頭でカード払いで追加料金を請求されたら、まず確認したいのはその費用が何に対するものかです。国内では、加盟店手数料をそのまま利用者に負担させるのは一般的ではありません。ただし、実際には送料やサービス料など、別の名目で加算されていることもあります。

カード払いだからといってすぐに受け入れるのではなく、「これは何の費用ですか」と一度確認するだけでも、状況は変わります。なお、海外では追加料金が認められている地域もあるため、国内と同じ基準では判断しないほうが安全です。

困ったときはカード会社に相談する

店頭での説明があいまいだったり、上乗せの理由に納得できなかったりした場合は、無理にその場で結論を出そうとしなくて大丈夫です。カード裏面に記載された発行会社へ相談するのが確実です。

利用者自身が規約を細かく判断するのは現実的ではありませんし、発行会社に確認したほうが早く解決できます。

クレジットカードの手数料に関するよくある質問

2回払いに手数料はかかる?

一般には、2回払いは手数料がかからない支払い方法です。ほとんどのクレジットカードでは、ショッピング2回払いは手数料不要と案内されています。もっとも、店舗によっては2回払い自体を選べない場合もあるため、注意しましょう。

分割払いとリボ払いはどちらが高い?

単純にどちらが高いと決めつけるのは難しいのですが、リボ払いのほうが総額を見誤りやすいのは確かです。分割払いは終わりが見えますが、リボ払いは残高しだいで期間が伸びます。毎月の支払額が一定だと安心しやすいぶん、かえって負担を軽く見積もってしまうことがあります。

加盟店手数料を利用者が払うことはある?

国内では、加盟店手数料は本来店舗側の負担です。例えば、JCBなどは加盟店との契約で上乗せ行為を禁止しています。ただし、海外ではサーチャージが認められている地域もあります。

手数料以外にどんな費用がかかる?

クレジットカードでは、分割払い、リボ払い、キャッシングの手数料以外に費用がかかることもあります。代表的なのは年会費遅延損害金です。年会費はカードを持つためにかかる費用で、無料のカードもあれば、有料のカードもあります。遅延損害金は、支払日に口座から引き落としができなかったときに発生する費用です。

海外で使うと必ず手数料はかかる?

必ずとは言い切れませんが、国内よりは追加コストが出やすいと考えておいたほうがいいでしょう。カード会社側の処理コストに加えて、国や地域によっては加盟店がサーチャージを加算する場合もあります。旅行先や利用先のルールが絡むので、国内とまったく同じ感覚で使うのは危険です。

まとめ

クレジットカードの手数料は、カードを使っただけで必ずかかるわけではありません。大切なのは、「どの支払い方法を選んだか」と「その費用を誰が負担するのか」を分けて考えることです。利用者に手数料がかかる代表的なケースは、分割払い、リボ払い、キャッシング、海外利用、カード再発行です。一方で、1回払い、2回払い、ボーナス一括払いは、原則として手数料がかかりません。

また、店舗側には加盟店手数料がありますが、これは本来、店舗が負担する費用です。国内では、その加盟店手数料を利用者にそのまま上乗せするのは一般的ではありません。店頭で追加料金を請求された場合は、何の名目の費用なのかを確認し、必要に応じてカード会社へ相談すると安心です。

クレジットカードを無理なく使うためには、まず1回払いを基本にし、分割払い、リボ払い、キャッシングを利用するときだけ手数料と総支払額を確認する。この意識を持っておくだけでも、余計な負担はかなり防ぎやすくなります。

この記事の著者

OREND運営事務局|店舗DXの専門家集団

OREND運営事務局|店舗DXの専門家集団

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