au PAY×ドコモ d払い – QR決済端末の手数料・評判・料金を徹底比較
現金以外で支払いができるキャッシュレス決済を導入している店舗が増えてきているかと思います。経済産業省が進めているキャッシュレス還元事業により、期間限定で初期費用や決済端末が無料になるキャンペーンも実施されています。
今回は大手携帯キャリアが提供するQRコード決済端末 au PAYとd払いの手数料や評判の違いを徹底比較します。
au PAYとは – キャッシュレス決済端末の料金プラン・シェア・基本情報を解説
KDDIが提供するCM放送中のau PAYの特徴・シェア・料金
- 提供会社名:KDDI株式会社
- 本社所在地:東京都千代田区飯田橋3丁目10番10号 ガーデンエアタワー
- サービス提供開始時期:2019年4月
- 会員数:2,300万人
KDDIが提供するキャッシュレスサービスがau PAYです。2019年4月よりサービス開始しており、月間900万人のau WALLETから支払えるので多くの顧客とつながれます。店舗で利用中のスマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードするだけで利用できるため、初期費用無料で開始できます。また、2021年7月31日までは決済手数料、振込手数料も0円で利用できるサービスです。
初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 |
0円 | 0円 | 0円※ |
※期間限定の場合があります。
au PAYの詳細はこちら:https://biz.aupay.wallet.auone.jp/
初期費用・決済手数料が無料!au PAY飲食店導入のメリット
- 決済手数料が0円
- 月間900万人のau WALLETユーザー
- 楽天ペイのアプリ会員と連携
au PAY導入のメリットとしては、大きく3点あります。
1点目は2021年7月31日までの期間限定で決済手数料が0円な部分です。キャッシュレスサービスを導入する際にネックになりがちな、振込手数料や入金手数料が現在au PAYであれば0円で利用できます。
2点目は、au WALLETの月間900万人ユーザーとつながれる点です。900万人のユーザーとつながることにより、集客のチャンスにもなります。3点目は、楽天ペイの加盟店との連携です。楽天ペイの加盟店はすでに120万店舗でのau PAYが利用可能なため、今後ユーザーがさらに増えていくと思われます。
au PAYの詳細はこちら:https://biz.aupay.wallet.auone.jp/
d払いとは – QR決済端末の料金プラン・シェア・基本情報を解説
NTTドコモが提供するd払いの特徴・シェア・料金
- 提供会社名:株式会社NTTドコモ
- 本社所在地:東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー
- サービス提供開始時期:2018年8月
- 会員数:2,500万人
NTTドコモが提供するのがd払いです。初期手数料・月額・手数料無料で利用開始が可能で新たな機器を導入しなくても、スマホひとつで簡単に開始できます。
またdポイントクラブの会員7100万人とつながれるため集客にも活用できるサービスです。
初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 |
0円 | 0円 | 3.24% |
初期費用・月額0円!5,000万人以上に集客できるd払い店舗導入のメリット
- ドコモユーザーに集客が可能
- QR設置のみで簡単導入
- 初期・月額費用が0円
d払いを導入するメリットはドコモユーザーに集客可能ということです。ドコモユーザーは現在5,000万人を超えるといわれており、幅広い層に対して集客を促進することが可能です。
専門機器を導入する必要なく、QRコードの設置だけで簡単に導入できます。また実際の会計業務もQRコードを読み込むだけでいいため、会計時間が大幅に効率化されます。加えて初期費用・月額費用が0円のため、費用が気になる方も手軽に利用開始できる点です。
au PAY×d払いの注目度を検索数・トレンド推移で比較
つづいて両者の注目度の参考として、Googleでの検索数と検索推移を比較したいと思います。
au PAY×d払いの検索上昇推移・トレンド比較
次のグラフはGoogleトレンドでau PAYとd払いの検索推移を直近3年で比較したものです。
ご覧いただいてもわかるように、両社とも還元キャンペーンを開始した2020年2月ごろに大きく増加しているのがわかるかと思います。しかし、全体の傾向としては先にサービスが始まったd払いの注目度のほうが高いことがわかります。
au PAY×d払いの月間検索数を比較
次のグラフはau PAY・d払いという単体ワードだけでなく、関連フェーズを含めた複合ワードから月間検索数を比較したものです。
※条件:au PAY・d払いの複合ワードを含めて算出
d払いは2018年からサービスを開始しているため、検索数はau PAYと比較して高いようです。上述もしたように、2020年2月に両社ともに還元キャンペーンを開始した結果、d払いは上昇率150%、au PAYは上昇率390%を記録しており、どちらも検索数を伸ばしております。
au PAYの詳細はこちら:https://biz.aupay.wallet.auone.jp/
au PAY×d払いの評判&口コミを比較
次にau PAY×d払いの評判&口コミを比較します。良い評判、悪い評判も含めて導入する際の参考にしてください。
au PAYの良い評判・悪い口コミ
au PAYの評判は集客力が強い点が挙げられます。au PAYを導入したことがきっかけで店舗が混雑する様子などが伝えられており、au PAYの集客力の強さが感じられます。
また、キャッシュレス決済のきっかけとなっており、現金を使用しなくてもいいことやどれだけ利用したかが把握しやすいなどの声があがっています。
au PAYの詳細はこちら:https://biz.aupay.wallet.auone.jp/
d払いの良い評判・悪い口コミ
d払いの評判はdocomoの他サービスと連携している点を評価されています。
例えば、d払いを利用することでdポイントがたまったり、携帯料金と合算して支払えるためチャージが不要などあります。このように、docomoのアカウントと連動していることによりさまざまなメリットを享受できます。
悪い評判としては、決済がちゃんとされずにキャンセルされる事例や電波がつながらない状況ではうまく使えないなど利便性の問題があがっています。
au PAY×d払いの初期導入・月額費用・手数料・入金サイクルの比較表
ここからは、 au PAY×d払いの費用に関して比較したいと思います。
au PAY | d払い | |
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 0円 | 0円 |
決済手数料 | 0円(2021年7月31日まで) | 3.24% |
対応OS | iOS、Andorid | iOS、Andorid |
入金サイクル | 月1回払い or 月2回払い | 月末払い or 月2回払い※導入サービスによる |
利用開始までの日数 | 最短2週間半 | 約1ヶ月 |
月に2回の入金が可能なau PAY
au PAY、d払いともに初期費用・月額費用0円で利用開始できるため、どなたでも手軽にはじめられます。
特にau PAYは期間限定で決済手数料が0円であり、お得に導入できます。
またau PAYは入金サイクルが月1回、月2回と選択可能です。入金手数料がかからないため、店舗に最適なサイクルを選びましょう。
d払いはクラウドPayの利用時は月2回の入金サイクルですが、サービス次第でかわります。また、利用開始までの日数はd払いが約1ヶ月かかるのに対して、au PAYは最短2週間半で開始できるため導入スピードも早いです。
au PAYの詳細はこちら:https://biz.aupay.wallet.auone.jp/
決済金額によってキャンペーン特典があるd払い
d払いは現在月々のd払い決済金額の10%進呈キャンペーンを実施しています。
そのため、従来の決済手数料3.24%が実質無料です。例えば、決済金額が5万円の場合は、現金決済と比較して3,380円もお得です。決済金額が15万円の場合、手数料が実質無料です。このように現在d払いを利用するとお得に利用できます。
au PAY×d払いの加盟店・店舗申込方法・必要書類・無料開始までの流れ
au PAYとd払いの申し込み方法は大きく変わりません。まず、公式ホームページからフォームで仮申込を行います。仮申込ができたら完了メールを確認し、本申込みの情報を入力します。その後各社による審査が実施され、審査完了後利用開始できます。
審査のためには、基本情報以外にも店舗名や店舗の外や中の写真が必要となることを注意しましょう。
- (1)フォームから仮申込
- (2)仮申込の完了メールの確認
- (3)本申込み・パスワード設定
- (4)入力情報の審査・確認
- (5)審査終了後に利用開始
au PAYの加盟店・店舗申込方法・必要書類
法人 | 個人事業主 | |
店舗外観・内観 | ○ | ○ |
法人番号(マイナンバー) | ○ | – |
運転免許証 | – | ○ |
健康保険被保険者証 | – | ○ |
au PAYの申し込みに必要な書類は、上述したとおり法人、個人事業主の場合でも店舗の外観・内観写真が必要です。また、法人の場合は法人番号(マイナンバー)、個人事業主の場合は運転免許証や健康保険被保険者証などの本人確認書類が必要です。
d払いの加盟店・店舗申込方法・必要書類
法人 | 個人事業主 | |
店舗外観・内観 | ○ | ○ |
法人番号(マイナンバー) | – | – |
運転免許証 | – | ○ |
健康保険被保険者証 | – | ○ |
d払いの申し込みに必要な書類は、個人事業主の場合は店舗外観の写真と本人確認書類が必要です。法人の場合は、店舗の外観写真と各種営業許可証が必要です。もし、法人URLがない場合は登記簿謄本も必要となるため注意しましょう。
au PAY×d払い徹底比較・店舗や飲食店におすすめのQR決済端末まとめ
いかがでしたでしょうか?au PAY、d払いともに携帯業者が提供するサービスです。両社とも9000万人の月間ユーザーがいるau WALLETや5000万人を超えるドコモユーザーを集客に活用できます。
また、現在では期間限定で決済手数料が0円や決済金の10%進呈キャンペーンを実施しておりお得です。ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。