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クリニックにPOSレジは必要?導入するメリット・デメリットを解説

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近年、POSレジを導入するクリニックが増加傾向にあります。POSレジは「使い方が難しい」「コストがかかる」といったイメージから、導入を見送るクリニックもありますが、一方で待ち時間の解消や業務効率化に繋がります。

大切なのはメリット・デメリットをしっかりと把握し、自院に必要かどうかを見極めることです。本記事では、POSレジの機能や導入するメリット・デメリットを解説します。

先に「クリニックのPOSレジの選び方」「おすすめクリニック向けPOS」を読むのもおすすめです。

クリニックのPOSレジに必要な機能

クリニックの経営には、診療の会計処理や診療明細書の発行、多様なキャッシュレス決済対応など、会計業務の効率化が重要です。

POSレジを使えば、正確かつスムーズな会計処理が可能です。ここでは、POSレジの機能について解説します。

受付やレジ会計

クリニックの受付では、患者様の会計処理をスムーズかつ正確に行うことが求められます。そのため、POSレジには保険診療と自由診療を区別して会計処理できる機能や、診療明細書を発行できる機能など、医療機関特有の会計処理に対応したレジ会計機能が必須です。また、自動釣銭機と連携すれば、お釣りの渡し間違いを防ぎ、会計時間を短縮できます。

クレジットカードやQRコード決済など、多様なキャッシュレス決済に対応していることも重要です。経済産業省によると、キャッシュレス決済の需要は年々高まっています。

キャッシュレス決済比率の年別の変化
出典:経済産業省|2023年のキャッシュレス決済比率を算出しました

キャッシュレス決済は、患者様の利便性を高めるだけでなく、会計業務の効率化にも貢献します。

予約状況や顧客の管理

クリニックでは再受診される患者様が多いため、顧客管理が重要です。POSレジには患者様の氏名、住所、電話番号などの基本情報に加え、過去の診療履歴や未収金などの情報を一元管理できる顧客管理機能が求められます。

クリニック向けの予約システムをまとめて紹介している記事もございますので、ご覧ください。

【比較表付】クリニック予約システムおすすめ11選比較!メリット・デメリットや選び方を解説

紙媒体で管理するよりも検索や情報共有が容易になり、業務効率の向上が期待できるでしょう。また、顧客別、医師別、診療科目別などに集計・分析できる機能があれば、経営状況の把握や改善に役立ちます。

電子カルテやレセコンなど他システムとの連携

POSレジを電子カルテシステムやレセプトコンピュータと連携させられれば、会計処理の効率化と正確性を高めることができます。連携によって患者情報や診療内容がPOSレジに自動で反映されるようになると、入力の手間が減り、人的ミスを減らすことにもつながるでしょう。

また、会計データが自動でレセプトコンピュータに送信されるため、レセプト作成業務の効率化にも繋がります。

クリニックにPOSレジを導入するメリット

POSレジの導入はクリニックの会計業務や管理業務を効率化し、患者満足度を高めることが可能です。

ここでは、それぞれの具体的なメリットについて詳しく解説します。

患者の待ち時間を減らせる

クリニックにおける待ち時間の短縮は、患者満足度向上に大きく貢献します。株式会社メディネットの調査によれば、患者がクリニックに対して抱く不満の1位と3位が「待ち時間」に関することです。

出典:株式会社メディネット|外来患者「待ち時間」の意識

POSレジを導入すれば、会計処理がスムーズになり、待ち時間を減らすことができるでしょう。POSレジは保険点数を自動で計算してくれるため、医療費の複雑な計算も迅速かつ正確に行うことができます。

また、会計ミスを防止することで、患者とのトラブルも減少します。結果的に患者のストレス軽減に繋がり、クリニックの評判向上にも役立つでしょう。

未収金残高や回収状況を管理しやすくなる

医療機関では患者が医療費を支払えない場合に、未収金が発生することがあります。厚生労働省の「医療施設経営安定化推進事業 医療施設における未収金の実態に関する調査研究」では、2018年10月と11月の未収金は、平均して約120億円でした。

従来のカルテや紙ベースでの管理では、未収金の管理が煩雑になりがちでしたが、POSレジで一元管理することで、正確かつ効率的な管理が可能になります。

例えば、会計時に未収金があることを画面に表示できると、患者に対して支払いをスムーズに促せるでしょう。また、インボイス制度への対応も見据え、適切な会計処理を行うことができます。

区分ごとに売上を集計できる

クリニックでは、保険診療、自由診療、物販など、さまざまな区分で売上を管理する必要があります。POSレジを導入することで、これらの区分ごとに売上を集計できます。

区分ごとに売上を把握することで、経営状況の正確な分析が可能です。また、保険診療と自由診療の会計処理を明確に分けることで、会計ミスの防止にもつながります。

人手不足の解消に役立つ

医療事務スタッフの人手不足が深刻化する中、POSレジの導入は、人材不足の解消にも役立ちます。

POSレジがあれば会計処理のスピードが向上するため、少人数で効率的に業務をこなすことができます。複雑な医療費の計算や区分ごとの集計も自動化されるため、スタッフの負担を軽減し、業務効率を向上させられるでしょう。

クリニックでPOSレジを選ぶ際のポイント

POSレジを選ぶ際には、クリニックの運営に適した機能やサポート体制を備えているかどうかが重要です。初期費用やランニングコストのバランス、操作性の簡便さ、そして導入後のサポートが充実しているかをしっかり見極めましょう。

ここでは「コスト」「操作性」「サポート体制」の観点から、選ぶ際に押さえておきたい具体的なポイントを詳しく解説します。

コスト

クリニックにPOSレジを導入する際は、コストパフォーマンスを重視することが重要です。POSレジには、初期費用とランニングコストがかかります。

初期費用には、システムの導入費用やレジ本体、周辺機器の購入費用などが含まれます。ランニングコストは月額利用料や保守費用、クレジットカード決済手数料などです。

高機能なPOSレジは高額になる傾向があるため、クリニックの規模や予算に合わせて適切なシステムを選ぶことが大切です。無料トライアルやデモ版を利用して、機能とコストのバランスを比較検討しましょう。

操作性

POSレジは医療事務スタッフが日常的に使用するものなので、操作性が非常に重要です。従来のレジとは操作方法が異なる場合があり、慣れるまでにある程度の時間が必要となることもあります。

導入時に操作研修を提供してくれる業者を選ぶことも重要ですが、研修後もスムーズに操作できるよう、直感的に操作できる分かりやすいPOSレジを選びましょう。

サポート体制

POSレジを導入する際は、充実したサポート体制を提供してくれる業者を選ぶことが重要です。導入時の操作研修はもちろんのこと、システムのトラブルや故障発生時の対応も迅速に行われるかを確認しましょう。

サポート対応時間帯も重要なポイントです。クリニックの営業時間内に対応してくれる業者であれば、業務への影響を最小限に抑えることができます。また、定期的なメンテナンスやバージョンアップに対するサポートも確認しましょう。

クリニックにおすすめのPOSレジ6選

POSレジによって特徴はさまざまです。大切なのはクリニックに特化したPOSレジを選ぶことです。

ただ、クリニックに特化したPOSレジといっても、さまざまな種類のサービスがあります。そこで、クリニックにおすすめのPOSレジをいくつか紹介します。

サービス名イメージ初期費用月額費用対応端末・OSサポート決済システム
連携
会計ソフト
連携
自動釣銭機
連携
セルフレジ
対応
squareレジスター(POS) 端末費用のみ0円 ※無料iPad/iPhone(iOS)
Android
タブレット
電話
メール
Square
・クレジットカード
・交通系電子マネー
・QRコード
Squareアプリ
他社アプリ連動可
POS+(ポスタス)問い合わせ問い合わせiPad(iOS)365日電話サポート
全国無制限駆けつけサービス
stera terminal
JT-VT10/JT-VC10
楽天ペイ
VEGA3000
freee会計
MFクラウド会計
弥生会計
CASHIER 0円~
端末費用のみ
※端末レンタルあり
スタンダード:0円
プロフェッショナル:4,000円
※税抜
Android
タブレット
電話Square
Spayd
StarPay
問合せ
STORES レジ0円~フリー:0円
ベーシック:4,950円
iPad(iOS)メール
電話
STORES決済
・クレジットカード
・交通系電子マネー
カスタム追加可能
MFクラウド会計
弥生会計
freee会計
Air レジ0円 ※無料
※iPad 37,790円
(別売)
0円iPad/iPhone
(iOS)
メール
チャット
Square
Airペイ
MFクラウド会計
弥生会計
freee会計
×
スマレジ0円 ※無料スタンダード:0円
プレミアム:4,400円
プレミアムプラス:7,700円
フードビジネス:11,000円
リテールビジネス:13,200
iPad(iOS)電話(有料)
メール
Square、STORES 決済
楽天ペイ
スマレジペイメント
ペイメント・マイスター
おてがるPay、StarPay
MFクラウド会計
弥生会計
freee会計
ユビレジ0円 ※無料
※周辺機器別売り
フリー:0円
プレミアム:6,900円
飲食店向け:8,400円
小売向け:11,400円
iPad(iOS)電話(有料)
メール
Square、STORES 決済
楽天ペイ
食べログPay
StarPay など
MFクラウド会計
弥生会計
freee会計
USENレジ0円 ※無料9,980円~/1台iPad(iOS)電話USEN PAY
USEN PAY QR
MFクラウド会計
弥生会計
freee会計
POSレジ導入費用比較表

POS+(ポスタス)業務効率化と売上アップを支援するクラウド型モバイルPOSレジ

注目POS+(ポスタス)の特徴
  • それぞれの業種に特化したPOSレジを提供
  • 多機能&柔軟オプションで様々な店舗運営にマッチ
  • 導入から運用まで万全のサポート
  • キャッシュレスやセルフ機能など最新のニーズに対応
  • 複数店舗の管理・多言語対応など高機能も充実

POS+(ポスタス)は月間1,000店舗以上に導入されている様々な業界に特化したクラウド型POSレジです。

レジ・売上管理などの基本機能を網羅した上で、各業態に特化した機能が利用できるPOSレジを提供しています。

キャッシュレスやセルフ機能など最新のニーズにも対応していて、多機能&柔軟オプションで様々な店舗運営にマッチするサービスです。

初期費用月額費用機能①機能②導入サポート

お問い合わせください。

お問い合わせください。

売上分析/商品分析/予算管理/本部管理/顧客管理・分析/免税対応/キャッシュレス決済/セルフレジ/モバイルオーダー/オーダーエントリー/決済端末一体型POS/自動釣銭機/セミセルフセルフ/テイクアウト・デリバリー

テイクアウト・デリバリー/呼出モニター/シフト管理/棚卸ハンディ/電子カルテ/予約管理/外部システム連携/WEB予約/店舗アプリ/レセコン連携/クーポン配信・スタンプカード/メッセージ配信/効果検証

メニュー登録/初期設定/365日電話サポート/全国無制限駆けつけサポート/スタッフトレーニング

Squareレジスター手数料2.5%~ /POSレジ内蔵型決済端末 2画面でお会計をスムーズに

注目Squareレジスターの特徴
  • 決済手数料3.25%→2.5%~!/月額・解約・振込手数料0円
  • QRコード/電子マネー/クレジット/タッチ決済対応 QRコード決済対応数7種類に拡大!
  • お客様画面付きPOSレジ内蔵型オールインワン決済端末/30日以内返品OK・保証2年
  • 入金最短翌営業日/最短翌日導入可
  • アカウント1つで無料POSレジ・ネットショップ・事前決済・継続課金を1つに

SquareレジスターPOSレジが内蔵されているオールインワン決済端末です。

従来の決済端末ではPOSレジと連動して使用するのが一般的でしたがsquareレジスターは1台でどちらも使えるためレジ周りがこれ1台ですべて解決します。

決済手数料2.5%~のクレジット決済の他に電子マネーやQRコード決済といった主流決済に対応しており機会損失がありません。

またこれまでsquareのQRコード決済はPayPayのみでしたが、対応数を7種類に拡大しさらに多くの利用者に対応ができるようになりました。

また、お客様用画面がついておりお買い物内容を素早く双方確認することができお会計フローがとてもスムーズになります。

初期費用月額費用手数料特徴

端末費用のみ(30日返品OK)

0円※無料

2.5%~

振込手数料:0円

払い戻し手数料:0円

解約費用:0円

POSレジ内蔵型決済端末

最短導入即日

最短入金翌営業日

30日間全額返金保証付

2年間製品保証付

CASHIER0円ではじめよう!使いやすいクラウドPOSレジ

注目CASHIERの特徴
  • 初期費用0円 or 月額費用0円で導入可能 / 個人店舗にもおすすめなクラウド型
  • 店舗の規模や業種に最適なオリジナルハードウェアを組み合わせることが可能
  • セルフレジやタッチパネル型券売機などニーズの高い機器が豊富
  • 店舗のあらゆる業務の一元管理が可能となり、データ管理運営を効率化
  • アンドロイド型だから達成できる圧倒的な動作の安定性

CASHIERは、POSを中心にご利用の店舗の規模や業種に最適な、オリジナルハードウェアを組み合わせることが可能です。

店舗の業種や規模に適したハードウェアと管理機能を選択し、自由自在に販売環境の設計が可能です。また、小売業の店舗様に重宝される高度な在庫管理機能を搭載。

煩雑になりがちな在庫管理業務を一気通貫で行うことが可能です。発注や仕入れ、棚卸しなどの機能を活用し、高度な在庫管理を実現します。

初期費用月額費用主要機能販売連携

0円~

端末費用のみ

※端末レンタルあり

0円

(スタンダード)

4,000円(税抜)

(プロフェッショナル)

多彩なレジ/顧客管理

在庫管理/本部管理

大規模複数店舗管理

発注・仕入れ管理/その他

セルフレジ/セミセルフレジ

ハンディ/スマホレジ

タッチパネル券売機

スマホ・テーブルオーダー

モバイル・テイクアウトオーダー

Square POSレジ無料でレジ&キャッシュレス導入

注目Square POSレジの特徴
  • 最短翌日入金のスピード振込
  • POSレジ・キャッシュレス・ネットショップ作成も1アカウント
  • 小規模店舗・移動販売・複数店舗にも対応
  • レシートプリンター内蔵型POS・決済端末

Square POSレジは月額・初期0円で利用できるタブレットPOSシステムです。アカウント1つでキャッシュレス決済(Square決済)・POSレジ・ネットショップ作成(Squareオンラインビジネス)が可能です。

1アカウントで全てが完結するため、店舗のシフト管理・売上管理・キャッシュレス決済・ネットショップ販売も全てが実現でき、実店舗とネットショップの在庫も一元管理ができます。

またレシートプリンター内蔵型の決済端末「Squareターミナルを利用すれば、タッチパネルでPOSレジ操作・電子マネー・屋外決済など豊富な支払い方法に対応できます

初期費用月額費用手数料対応決済会計ソフト連携

0円

※Squareターミナル:46,980円

0円 ※無料

決済:3.25~3.95%

振込手数料:0円

払い戻し手数料:0円

ICカード/電子マネー

クレジット/タッチ決済

MFクラウド会計

freee会計

Air レジ0円から簡単に使えるレジアプリ

Air レジ紹介画像の1枚目
注目Air レジの特徴
  • レジ機能が0円
  • 操作がカンタン
  • いつでもどこでも売上の確認ができる

Airレジは、誰でも簡単に使えるデザインで、会計業務をミスなく素早く処理できます。軽減税率にも対応しているので、複数の税率があっても迷うことがありません。これにより、打ち間違いや計算ミスを防ぎ、レジ締めの時間も短縮できます。

初期費用月額費用周辺機器

0円

0円

有料

※利用に必要なiPadとカードリーダー

の無償貸与キャンペーン実施中

スマレジ初期/月額0円/30日無料/レジ機能から店舗管理までこなすクラウドPOSレジ

注目スマレジの特徴
  • 初期/月額0円・高機能なのにシンプルな管理画面で使いやすい
  • モバイル(テーブル)オーダー/決済端末/会計ソフト連携で効率化
  • 無料お試し30日間は全ての機能/電話での導入サポートを無料で利用可能
  • iPad・iPhoneで使える無料POSレジ/在庫管理/リアルタイム売上集計
  • 利用店舗数121,000店舗突破・個人飲食店から小売など幅広い業種で利用実績

スマレジ初期/月額0円で利用ができスマホやタブレットがあれば、基本的な機能を無料で利用できるクラウド型POSレジで高機能な専門機器は必要ありません。

店舗経営にあると便利なモバイルオーダー・キャッシュレス決済連携・免税対応など豊富な高機能が備わっており、直感的に使いやすいUI/UXなので勤務経験が浅くノウハウがないスタッフでもすぐに使用できます。

初期費用月額費用内容無料トライアル

0円

※無料

0円

※無料

売上分析/予算管理

本部管理/顧客管理

免税対応/キャッシュレス決済

セルフレジ/セルフオーダー

オーダーエントリー

あり

※30日全機能を無料で

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