STORES決済(旧コイニー)×Square(スクエア)を徹底比較
近年ニュースやTVCMでも聞く機会の増えたキャッシュレス決済。現在はキャッシュレス還元事業という国をあげての施策も走っており、導入費用・月額費用が無料になるキャンペーンが行われています。
今回はTVCMも放映中STORES決済(旧コイニー)と海外製品で最も有名なSquare(スクエア)について、手数料や費用、評判を徹底比較をします。
クレジット決済にも対応のモバイル決済を導入しようか悩んでいる方はこの記事で紹介をする、料金やメリットなどを参考に導入を検討してみてください。
決済対応・連携サービスの多いSTORES決済(旧コイニー)の特徴・概要・シェア
まずはSTORES決済(コイニー)の特徴や概要について紹介をします。STORES決済(コイニー)は決済対応や連携サービスが多いのが魅力です。
STORES決済(コイニー)の特徴・基本情報
- 提供会社名:STORES株式会社
- 本社所在地:東京都渋谷区東3丁目16番3号エフ・ニッセイ恵比寿ビル4階
- サービス提供開始時期:2013年 12月
- 導入実績(店舗数):不明
STORES決済(コイニー)は東京渋谷区に本社を置くSTORES株式会社が提供をしています。サービス提供は2013年に行っており、Webページから決済ができるSTORES請求書決済の提供も行っています。
期間限定で端末代金0円※条件ありを実施することも多いです。決済手数料はクレジットカードの場合3.24%~・電子マネーの場合は1.98%と安いのが特徴です。
複数店舗の売上一元管理におすすめSTORES決済(旧コイニー)のメリット
- 専用カードリーダー1つで簡単導入
- ビジネスコネクトで複数店舗も管理
- POS・会計ソフトなど豊富なサービス連携
STORES決済(コイニー)のメリットですが、対応をしている決済サービスが多く専用のカードリーダー1つで簡単に導入できる点です。
また中国のモバイル決済にも対応をしているため、訪日中国人に対して販売を行うことが可能です。
人口が一番多く、爆買いすることも多い中国人観光客への対応は特に重要であり、モバイル決済対応は大きなメリットがあるといえます。
決済端末は持ち運びもできるためレジ横以外の座席や屋外決済も可能。飲食店でのテーブル決済はもちろん、オフィス近辺やイベント会場などのテイクアウトに対応した小規模店舗やキッチンカーなどにもおすすめです。
また個人事業主・小規模店舗の場合はキャッシュフローの安定も重要ですが、STORES決済では主導で入金申し込みができ、1~2営業日以内に入金対応してくれます。
中小~大手企業ではセキュリティ面も重視されますが世界基準の認証方式に対応し、カード情報を端末に保存されず不正対策もされています。機能も豊富でPOSレジ・会計ソフトの連携に加えて、管理画面の権限設定・入金予定額や履歴も一覧で確認ができます。
無料で使えるSTORES請求書決済を活用すれば、支払いページを簡単に作成できます。メールやSNSのDMなどで支払いページのURLを送る「リンク決済」で、費用や手間をかけずに簡単にオンライン販売ができます。もちろん、この機能は個人も使えます。
導入前後のサポート相談も強化をしており、IT製品に苦手意識がある方も丁寧に支援、道入の無料相談も受付けているためぜひ相談予約をしてみましょう。
初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 | クレジットカード | 電子マネー | QR決済 |
端末代金19,800円が 今なら0円 ※条件あり | 無料 | 電子マネー:1.98%~ クレカ:3.24%~ | VISA/Mastercard American Express JCB/Diner/Discover | 交通系ICカード Apple Pay | 無し |
4つの費用が0円 – 月額無料 Square(スクエア)の特徴・概要・シェア
Square(スクエア)の特徴・基本情報
- 提供会社名:Square, Inc.
- 本社所在地:米国カリフォルニア州
- サービス提供開始時期:2013年5月
- 導入実績(店舗数):不明
Square(スクエア)の特徴や基本状況は上記のようになっています。米国カリフォルニア州に本社があり、Airペイよりもサービス提供開始が早いのが特徴です。日本にサービス提供が開始されたのが2013年の5月下旬で、日本でも多くの業界で導入をされています。
豊富な支払い方法に対応しており各種クレジット決済に加えて、レジ横以外の屋外決済・タッチ決済も可能で移動販売などにも利用できます。
ほかにもタブレットPOSレジ・在庫&売上管理・ネットショップ作成・請求書アプリも提供しており、これらのサービスを1つのアカウントで利用できます。飲食店のテイクアウト事前決済・店舗決済だけでなく、小売業界の実店舗と連動したネットショップ販売もできるようになり、ビジネスの幅が広がるでしょう。
決済手数料以外すべて0円
Square(スクエア)は初期費用も月額料金も無料です。フリープランの場合、かかる費用は端末購入費と決済手数料のみ、iPhoneやAndroidにアプリを落とすだけで使えるスマホでタッチ決済なら端末購入費もかかりません。
入金サイクルは振込先口座により異なりますが、三井住友銀行・みずほ銀行なら平日は決済の翌営業日に入金、それ以外の銀行でも毎週入金されます。それにもかかわらず、振込手数料も0円です。振込手数料は少額かもしれませんが、入金のたびにかかっていてはかなりの金額になります。入金サイクルの面でも手数料の面でも、資金繰りの改善に最適なサービスといえます。
Square Terminal – 手数料2.5%~30日返品OK/個人おすすめ翌日入金/月額0円/持ち運び&プリンタ内蔵
- 決済手数料3.25%→2.5%~!/月額・解約・振込手数料0円
- QRコード/電子マネー/クレジット/タッチ決済対応 QRコード決済対応数7種類に拡大!
- レシートプリンタ一体型/周辺機器不要で初期費用が安い
- 持ち運び可能でレジ横以外の座席・野外・移動販売決済にも
- 開封後も30日以内返品OK・個人もおすすめ最短翌日入金&即日利用開始
Square Terminal(スクエアターミナル)はレシートプリンターが一体となった、暗証番号入力も可能なオールインワン決済端末です。
クレジットカード・QRコード・電子マネー・タッチ決済など様々な支払い方法に対応しています。1日充電が持つためテーブル決済や屋外決済にもおすすめで、タッチパネルでPOSレジの操作や、電子レシートの送付も可能です。
月額・初期費用が0円表記のサービスはありますが、実際は端末代金に加えてレシートプリンター・スマホやタブレットなどの周辺機器が必要なため別途導入費用が発生する場合もあります。
Square1台でPOS操作/レシート印刷(電子レシート発行)/電子マネー/タッチ決済/ICカード/電子サインも対応、シンプルな料金体系で不要なオプション/手数料は無く30日間は返品も可能です。
また持ち運びが可能なためテーブル/屋外決済/イベント/移動販売にもおすすめで、飲食店や小売・アパレル・フィットネスクラブなど様々な業界で利用されています。
個人事業主/小規模店舗ではキャッシュフロー安定が重要ですがSquareは最短翌日入金・手数料も業界や規模は問わず一律2.5%~の低手数料とわかりやすく、店舗負担の少ない料金体系です。
またこれまでsquareのQRコード決済はPayPayのみでしたが、対応数を7種類に拡大しさらに多くの利用者に対応ができるようになりました。
加えてPOSレジ/請求書発行/顧客管理/ショップ作成も無料で使えるため、店舗運営に必要な機能がアカウント1つで全て網羅ができます。
月額・初期0円のSquare決済への無料登録を行い、購入後30日以内なら返品も可能なためぜひ高機能なキャッシュレス決済の無料登録を試してみましょう。
審査が早く即日&無料導入が強み・Square(スクエア)のメリット
- 振込手数料がどの銀行でも0円
- 審査が早くすぐに導入できる
- 最短翌日の入金サイクル
- Square POS連携・請求払いにも対応
Square決済の主なメリットは上記のとおりです。Square(スクエア)は銀行手数料が国内全ての銀行で無料で利用することができます。
審査が早いため、スピーディーな導入をしたいと考えている店舗にもおすすめです。入金サイクルも最短翌日なので売上が早く立ちます。
初期費用 | 月額費用 | 振込・払戻し手数料 | POSレジアプリ | 決済手数料 |
無料 (決済端末を購入する場合、端末購入費がかかる) | 無料 | 無料 | 無料 | 3.25%~ |
STORES決済(コイニー)×Square(スクエア)の注目度を検索数で比較
検索推上昇推移を確認してもらえばわかるように全体的に「Square」の方が多いことがわかります。Squareは世界的に知名度が高いサービスであること、実店舗だけでなくオンラインビジネスでも利用されていることなどが理由でしょう。
しかし、2021年中ごろを境に両者の差は縮まり始め、グラフの形も似通っていきました。STORES決済の知名度が高まり、両方について調べる人が増えたのでしょう。元々の知名度の差を覆すにはまだ時間がかかるかもしれませんが、STORES決済はTVCMも定期的に放映しており、これからの注目度に期待といえます。
STORES決済(コイニー)×Square(スクエア)の評判&口コミを比較
次にSTORES決済(コイニー)×Square(スクエア)の評判&口コミを比較します。良い評判や悪い評判によって、導入を確認したいと考えている方は参考にしてください。
STORES決済(コイニー)の評判・口コミ
STORES決済(コイニー)の良い評判は次のようになっています。
専用のページがあるため、導入をしている店舗側は把握をしやすく、クレジットカード情報の管理も不要なため、リスクを最小限に抑えることができます。
また豊富な決済方法に対応をしており、無料で導入できるという声が多くありました。
- 良い評判・口コミ
- 悪い評判・口コミ
悪い評判としては、事業内容を明確にしておかなければ審査に落ちる可能性が高くなったりSTORES決済(コイニー)のエラーで決済が一時的にできなくなることもあります。
導入時には利用者の口コミなども参考にして行きましょう。
Square(スクエア)の評判・口コミ
- 良い評判・口コミ
Square決済(スクエア)の良い評判は導入審査のスピードも早くすぐに導入ができたという声もありました。加えて決済端末が小さいため、置き場所に困ることがありません。
- 悪い評判・口コミ
悪い評判としては、レジアプリの操作性が悪いため、改善を求めているユーザーもいました。
STORES決済(コイニー)×Square(スクエア)の導入費用・手数料・カードリーダー比較表
STORES決済(コイニー) | Square決済(スクエア) | |
初期費用 | 端末代金19,800円が 今なら0円 ※条件あり | 無料 (端末を購入する場合は端末購入費がかかる) |
月額費用 | 無料 | 無料 |
決済手数料 | 電子マネー:1.98% クレカ:3.24%~ | 3.25%~3.75% |
対応電子マネー | talca/Suica/PASMO/manaca SUGOCA/nimoca/はやかけん/iD/Kitaca/ICOCA/WeChat Pay | Suica/PASUMO/Kitaca/tolca/manaca ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん Paypay/QUICPay |
対応OS | iOS/Android | iOS/Android |
接続方法 | Bluetooth | Bluetooth/イヤホンジャック |
導入日数目安 | 1週間 | 最短翌日 |
公式サイト | 端末0円申込み※条件あり |
PIN入力・電子マネーにも対応のSTORES決済(コイニー)
STORES決済(コイニー)は月額費用が無料で、多くの電子マネーに対応をしています。
PIN入力にも対応をしており、導入日数の目安は1週間程です。専用のページがあるなど、導入をする店舗側にメリットが多く、魅力がも豊富です。
スピーディーな導入ができるSquare(スクエア)
Square(スクエア)は月額無料で使用でき、スピーディーな導入をすることができます。
決済端末を購入しない場合は導入を最短翌日で行うことができるなど、スピーディーな対応をしてもらうことが可能です。すぐに導入をしたいと考えている方にはおすすめです。
STORES決済(コイニー)×Square(スクエア)の対応決済方法・入金サイクル比較
ここではSTORES決済(コイニー)×Square(スクエア)の対応している決済方法や入金サイクルについて比較をします。
STORES決済(コイニー) | Square決済(スクエア) | |
対応クレジット | JCB/Visa/Mastercard/American Express/Diners Club/Discover | JCB/Visa/Mastercard AmericanExpress DinersClub/Discover |
クレジット手数料 | 3.24%~ | 3.25%~3.75% |
対応電子マネー | talca/Suica/PASMO/manaca SUGOCA/nimoca/はやかけん/iD/Kitaca/ICOCA/QUICPay | Suica/PASUMO/Kitaca/tolca/manaca ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん Paypay/QUICPay |
電子マネー手数料 | 1.98% (QUICPay、WeChat Payは3.24%) | 3.25% |
QRコード決済対応 | WeChat Pay | PayPay/ d払い/ 楽天ペイ/ au PAY メルペイ/ WeChat Pay/ Alipay |
QRコード手数料 | 3.24% | 3.25% |
入金サイクル | 自動入金:月末締め翌月20日払い 手動入金:振込依頼から1~2営業日で入金 | 三井住友銀行、みずほ銀行:決済の翌日(金土日は翌月曜日) その他の銀行:毎週水曜日締め、金曜日払い |
公式サイト | 端末0円申込み※条件あり |
STORES決済(コイニー)の対応クレジットカード・電子決済・入金サイクル
STORES決済(コイニー)は対応しているクレジットカードや電子マネー決済が多いのが最大の魅力です。
入金サイクルも月6回で、ユーザーのニーズに合わせたい店舗側にはメリットが多いです。中国などのインバウンド顧客から売上を向上させることができるため、おすすめです。
Square(スクエア)の対応クレジットカード・電子決済・入金サイクル
Square(スクエア)はクレジットカード決済や電子マネーはもちろん、QRコード決済にも対応しています。これまでQRコード決済はPayPayのみでしたが現在は7種類以上での対応が可能になり、さらに決済の幅を広げています。
月額無料で使用することが可能で、決済手数料が業界の中でも安いのが特徴です。また1番の特徴は「入金サイクル」です。最短翌日には入金される仕組みとなっており、審査なども最短翌日には完了をします。そのため、すぐに導入をしたい店舗には向いている決済端末です。
STORES決済(コイニー)×Square(スクエア)徹底比較のまとめ
今回はSTORES決済(コイニー)×Square(スクエア)の徹底比較をしてきました。
紹介をしたようにSTORES決済(コイニー)には対応をしている決済方法が多く、ユーザーのニーズに対応をすることができます。
Square(スクエア)は日本だけではなく、海外でも人気のモバイル決済なので、導入をしている店舗が多いです。手数料などは特に違いはありませんが、導入スピードではスクエアが優勢といえます。
無料キャンペーンのこのタイミングでぜひ、キャッシュレスを導入しましょう。