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美容室・サロン向け電子カルテを比較!料金・選び方とおすすめを紹介

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目次
美容室・サロン向け電子カルテとは?
美容室・サロン向け電子カルテの主な機能(できること)
電子カルテ機能
それ以外の機能
主な美容室・サロン向け電子カルテのタイプ
(1)オールインワン(電子カルテ+予約・POSレジ)
(2)電子カルテのみ
【比較表】美容室・サロンに電子カルテの料金相場
美容室・サロン向け電子カルテの選び方
(1)電子カルテ機能の充実度
(2)予約機能の充実度
(3)集客機能の充実度
(4)料金・費用(導入コストと月額料金)
(5)操作性・サポート体制
(6)複数の端末で利用できるか
(7)他のシステムとの連携性
おすすめの美容室・サロン向け電子カルテ(オールインワン型)
STORES(サロン向け・予約 × POS × 決済)
Kalonade(カロネード)
RE:RE(LINE予約システム)
A’staff(エースタッフ)
SalonAnswer(サロンアンサー)
美歴(BIREKI)
SALON POS LinQ2
Aiony(アイオニー)
LiME(ライム)
coming-soon(カミングスーン)
パワーナレッジPOS
KaruteKun
BeSALO/電子カルテ BeKARTE
Treasure Box(トレジャーボックス)
おすすめの美容室・サロン向け電子カルテ(特化型)
BEAUTY PALETTE(ビューティーパレット)
サロンカルテ
SALOOON
美容室・サロンに電子カルテを導入する際のステップと活用方法
導入前の準備とデータ移行のポイント
スタッフへの教育と定着化のコツ
美容室・サロンに電子カルテを導入するメリット
美容室・サロンに電子カルテを導入するデメリットと注意点
主なデメリット・注意点
美容室・サロン向け電子カルテに関するQ&A
クラウド型とオンプレミス型の違いはなに?
電子カルテ導入で活用できる補助金・助成金はある?
カルテにはどんな内容を記載すべきか
美容室・サロンの電子カルテ化率はどのくらいか
サロンの電子カルテの保存期間はどのくらいか
まとめ
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この記事で分かること
  • 美容室・サロン向け電子カルテでできること
  • 電子カルテの料金相場・失敗しない選び方
  • おすすめの美容室・サロン向け電子カルテ

美容室・サロン向け電子カルテとは?

美容室・サロン向け電子カルテとは、施術履歴・顧客情報・写真・カウンセリング内容などをデジタルで一元管理する仕組みです。紙カルテよりも検索性が高く、情報共有や予約連携がスムーズになるため、多くのサロンで導入が進んでいます。

美容室やサロンでは来店ごとの施術内容や薬剤の履歴、好みのスタイルなどを継続して把握することが必要です。
そのため電子カルテは、顧客満足度の向上スタッフの業務効率化に直結する重要なツールとして活用されています。

美容室・サロン向け電子カルテの主な機能(できること)

美容室・サロン向け電子カルテは、施術履歴・予約・売上などを一元管理できる総合管理ツールです。紙では管理しづらい写真や同意書もまとめて保存でき、サロン業務を大幅に効率化します。

電子カルテ機能

電子カルテ機能は、顧客情報を細かく記録し、必要なときにすぐ取り出せる仕組みです。施術の再現性向上やスタッフ間の情報共有に大きく役立ちます。

電子カルテ機能説明
顧客管理来店履歴、施術内容、薬剤履歴、好みのスタイルなどを詳細に管理できる
写真保存機能・手書き機能施術前後の写真を保存し、スタイル提案や技術共有に活用できる
同意書・カウンセリングシートとの紐づけ電子署名やカウンセリング内容を顧客カルテに自動保存できる

それ以外の機能

電子カルテ単体だけでなく、サロン運営に必要なバックオフィス機能も一緒に扱えるため、店舗全体の業務効率が向上します。

サロン運営機能説明
予約管理予約枠の調整やダブルブッキング防止、ネット予約との自動連携が可能
売上管理施術・商品売上、スタッフ別成績、顧客単価などを自動で集計
在庫管理カラー剤や商材の残量を把握し、発注漏れや過剰仕入れを防止
集客機能メール・LINE配信、クーポン管理、再来促進などに対応
他システムとの連携予約サイト、決済システム、POSレジなどとスムーズに連携できる

主な美容室・サロン向け電子カルテのタイプ

美容室・サロン向け電子カルテは、大きく分けてオールインワン型電子カルテ特化型の2種類があります。機能の幅広さを重視するか、シンプルな運用を重視するかで最適なタイプが変わるため、導入前にサロンの運営スタイルを整理しておくことが大切です。

(1)オールインワン(電子カルテ+予約・POSレジ)

オールインワン型は、電子カルテ・予約管理・売上管理・POSレジなど、サロン運営に必要な機能が一つにまとまっている総合型システムです。複数のツールを切り替える必要がないため、業務効率が大きく改善します。

代表的なサービスとしては、STORES、Kalonade、RE:RE(リリ)などがあります。
予約〜会計〜顧客管理まで一元化したい店舗や、スタッフ数の多いサロン、複数店舗展開の美容室に向いています。

(2)電子カルテのみ

電子カルテ機能に特化したタイプで、施術履歴・顧客情報・写真管理に絞って使いたいサロン向けです。予約システムやPOSレジをすでに導入している店舗では、必要な部分だけを電子化できるためコストを抑えられます。

代表的なサービスには、
トレジャーボックス2(プロ・フィールド),BeKARTE(バルテック),BEAUTYPALETTE,サロン・カルテなどがあります。
小規模サロンや、まずはカルテだけデジタル化したい店舗に適した選択肢です。

【比較表】美容室・サロンに電子カルテの料金相場

美容室・サロン向け電子カルテの料金は、オールインワン型か特化型か、利用端末数、店舗規模によって大きく変わります。一般的には、オールインワン型のほうが高機能な分、月額費用も高くなる傾向があります。ここでは、サロンが導入前に把握しておきたい料金の目安をまとめています。

サービス名初期費用月額料金カルテ
(写真・手書き)
予約管理
(LINE/Web/他)
POS連携顧客分析対応デバイス特徴
STORES0円0〜3,300円写真× 手書き×(テキストのみ)LINE◎ Web◎ インスタ◎ かんざし◎POS完全連動◎売上分析◎PC/スマホ/タブレット予約×POS×決済が1つに統合。カルテは最小限。
Kalonade0円問合せ写真○ 手書き× 書類管理○LINE◎ Web◎ 仮予約○ 一元管理◎POS◎ 決済◎KPI/売上◎PC/スマホ/タブレット予約・カルテ・会計を全部一元化する大型システム。
RE:RE0円9,800円写真○(7枚) 手書き×LINE◎ Web◎ Google連携○POSなし問合せブラウザLINE予約に特化したシステム。
A’staff0円〜12万7,000〜20,000円写真◎ 手書き◎LINE○(一部プラン) Web○POS◎LTV/再来分析◎iPad特化手書きカルテ+POS+分析が強い多店舗向け。
SalonAnswer13万円9,800円〜写真◎(自動取込)手書き×LINE○(オプション) Web○ 一元管理◎POS+決済◎デシル/RFM◎PC/iPadPOS+予約+分析が強い本格サロン向け。
美歴(BIREKI)0円〜4.4万円8,800〜15,400円写真◎ 手書き◎Web○ LINE○ 媒体連携○POS○(軽量)来店周期/アラート◎iOS/Androidカルテ機能が非常に強いアプリ型。
SALONPOS LinQ213万〜66万7,000円〜写真◎ 手書き×独自Web予約◎ アプリ◎POS最強クラス◎14種分析◎PC/専用POS/iPadPOS・分析が最強の基幹系システム。
Aiony0円〜4.4万円5,000円〜写真◎ 手書き◎ 電子同意書◎Web◎ 外部予約◎ LINE予定iPad POS◎売上・周期○iPadメイン低価格でカルテ中心のオールインワン。
coming-soon3万円〜13,000〜21,000円写真◎ 手書き◎(紙再現)LINE◎ Google予約◎ 媒体◎POS◎来店予測AI◎iPad/iPhone特許AIで予約効率最大化。紙カルテ完全再現。
パワーナレッジPOS要問合せ要問合せ写真◎ 手書き◎Web◎ 電話予約◎POS超強い◎(回数券)分析◎ DM配信◎専用タブレット/PC整骨院・ジム寄り。役務・回数券に強い。
KaruteKun0円16,500〜27,500円写真◎ 手書き○LINE○ Web○ 媒体○会計(簡易POS)○基本分析○スマホ1台で完結個人サロン向け“スマホ完結型”。
ビューティーパレット0円問合せ写真◎ 手書き◎(紙再現)LINE◎ Web◎ 一元管理○POS連携◎基本分析○iPad写真に直書きできる手書き特化カルテ。
サロンカルテ0円1,420円/月写真◎ 手書き◎✕予約管理なし簡易レジ△なしPC/タブレット/スマホカルテ専用で“最小限&低価格”。
Treasure Box2.2万円〜13,200円〜写真◎ 手書き○(シェーマ有)LINE◎ Web◎ 媒体◎POS◎(回数券管理◎)コース消化分析◎PC/タブレット/スマホ役務・回数券管理が突出して強い。

美容室・サロン向け電子カルテの選び方

美容室・サロン向け電子カルテを選ぶ際は、必要な機能がサロンの運営スタイルに合っているか、スタッフ全員が無理なく使えるか、コストが現実的かを基準に検討することが重要です。導入目的を明確にすると、比較すべきポイントがはっきりします。

(1)電子カルテ機能の充実度

電子カルテの基本は「顧客情報」「施術履歴」「写真管理」の3つです。写真の登録がワンタップでできるか、薬剤設定をテンプレ化できるかなど、記録のしやすさが施術の再現性を左右します。実際、RE:RE(リリ)やLiMEは写真ベースの管理がしやすく、スタイル提案にも活用されています。

(2)予約機能の充実度

予約管理が弱いと、ダブルブッキングや連絡漏れなど顧客満足度の低下につながります。**Googleカレンダー連携や、ネット予約の自動反映ができるか確認しておくとトラブルを防ぎやすくなります。STORESやRE:RE(リリ)は予約・会計の流れがシームレスで評価されています。

(3)集客機能の充実度

リピート率を高めるには、メッセージ配信やクーポン管理などの機能が役立ちます。誕生日クーポンの自動送付や、休眠客へのリマインド配信など、売上に直結する機能が備わっているかが重要です。LiMEやBionlyはLINE連携が強く、個別フォローもしやすいのが特徴です。

(4)料金・費用(導入コストと月額料金)

初期費用・月額費・端末追加費などはサービスにより大きく違います。特にオールインワン型は高機能な分、月額1〜3万円台になることもあるため、必要な機能と費用のバランスを見極めることが大切です。長期利用を前提にトータル費用で比較しましょう。STORESなど無料プランがあるものから始めるのもおすすめです。

(5)操作性・サポート体制

毎日使うツールだからこそ、直感的に操作できるかが重要です。スタッフのITリテラシーに差がある場合、マニュアルや講習動画の充実度もチェックすると導入後の負担が減ります。SALONPOS LinQ2などはブランド力とサポート力が強みです。

(6)複数の端末で利用できるか

タブレット・スマホ・PCなど、どの端末からでもアクセスできると業務効率が上がります。フロアでタブレットを使ってカウンセリングし、バックルームではPCで売上分析するなど柔軟な運用が可能になります。

(7)他のシステムとの連携性

予約サイトや決済サービス、レジとの連携で、サロン全体の業務が自動化されます。**例えば、ホットペッパーの予約情報が自動でカルテに反映されるサービスを選べば、入力の手間を大幅に削減できます。

おすすめの美容室・サロン向け電子カルテ(オールインワン型)

オールインワン型は、電子カルテ・予約管理・POSレジ・売上管理など、サロン運営に必要な機能をひとつにまとめて使える点が最大の魅力です。システムを一本化できるため、スタッフの操作負担が減り、店舗全体の業務効率が大幅に向上します。複数店舗展開のサロンや、予約〜会計までを一元化したい美容室に特に向いています。

STORES(サロン向け・予約 × POS × 決済)

  • 予約・POS・決済を1つに統合できる
  • LINE・Instagram連携で予約導線が強い
  • カルテは最小限で予約管理に特化

STORESは、美容室の予約・会計・キャッシュレス決済をすべて1つにまとめられるオールインワンシステムです。LINEやInstagram予約に対応し、HPの予約ページも最適化されており、離脱が少ない導線を作れます。POSと完全連動し、予約内容は自動で会計へ反映されるため、打ち直しや入力ミスがなく、レジ業務も大幅に効率化。スタッフ別売上管理やインセンティブ計算にも対応しており、多店舗でも利用しやすい仕様です。一方でカルテ機能はテキストのみのため、まずは気軽に電子カルテを始めたいサロンにおすすめです。

項目内容
初期費用0円
月額費用0円〜3,300円

Kalonade(カロネード)

  • 予約・カルテ・会計を一元化
  • 問診票や契約管理など医療級の充実度
  • スマホ・タブレットで全機能操作

Kalonadeは、美容室・エステ・整体など幅広い業態で利用される、予約・カルテ・会計を統合したサロン管理システムです。Web予約・LINE予約に対応し、スタッフや部屋・機材などのリソースを自動割り当てする高度な予約管理が可能です。電子カルテには画像・書類データを保存でき、契約コースや進捗管理にも対応。POS機能も充実しており、会計ミスの防止、領収書やレシートのPDF出力、プリンター連携も備えます。スタッフ別売上やKPI分析などの管理機能も強く、多機能をオールインワンで導入したいサロンに最適です。

項目内容
初期費用0円
月額費用問い合わせ

RE:RE(LINE予約システム)

  • LINE予約を中心にシンプル運用
  • 写真付きカルテを簡単に作成できる
  • 事前決済(LINE Pay)に対応

RE:REは、LINEを中心にした予約システムで、美容室が最低限必要な機能をスマートにまとめたサービスです。来店記録ごとにカルテが自動生成され、写真は最大7枚まで登録可能。テキスト入力中心で、手書き機能はありませんが、簡易カルテとしては十分活用できます。Web予約やGoogleカレンダー連携、リマインド通知、LINE Pay事前決済など「LINEで予約〜来店まで完結できる動線」が強みです。一方、POS連携や高度な分析機能は搭載されておらず、予約管理とカルテだけを最小限で使いたいサロンに向いています。

項目内容
初期費用0円
月額費用9,800円

A’staff(エースタッフ)

A’staff(エースタッフ)
  • iPad手書きカルテが非常に操作しやすい
  • POS・予約・分析までフル装備
  • 多店舗運営向けの本社管理が強い

A’staffは、美容室・エステの多店舗運営に強い総合サロンシステムです。特にiPad手書きカルテの操作性に優れ、写真への書き込みも直感的に行えます。Cloud LINE予約プランを選べば、LINE予約やWeb予約にも対応可能。POS機能はメニュー連動で会計ミスを防ぎ、Stera決済連携やレジ締めにも対応しています。売上分析・再来率・LTV分析など多店舗向けのKPI管理も強力。電子カルテBasicプランは安価ですが、予約・POS・分析を使うなら上位プランが推奨です。

項目内容
初期費用0円〜120,000円
月額費用7,000円〜20,000円

詳細はこちら:https://www.astaff.net/

SalonAnswer(サロンアンサー)

SalonAnswer(サロンアンサー)
  • POS・予約・LINEミニアプリが強力
  • 美容室向けの分析機能が非常に充実
  • 多店舗運営に向いた統合システム

SalonAnswerは、美容室向けの予約・POS・カルテ・分析を一元管理する総合システムです。写真の自動取り込みができる電子カルテに加え、かんざし連携でホットペッパーなど複数媒体の予約を一元管理できます。LINEミニアプリにも対応し、自動メッセージ配信やWeb予約をLINE内で完結できるのも強み。POSはPayCAS Mobileと連携し、キャッシュレス決済・セルフレジも可能。デシル分析、戻り客分析、多店舗本部管理など、経営分析の深さはトップクラスで、中規模〜大規模サロンに最適です。

項目内容
初期費用130,000円
月額費用9,800円〜

詳細はこちら:https://ex.salonanswer.com/

美歴(BIREKI)

美歴(BIREKI)
  • 写真カルテと書き込み機能が業界トップ級
  • アプリ中心でスタッフ・顧客と連携しやすい
  • 予約・レジ・分析まで幅広く対応

美歴(BIREKI)は、写真書き込みに強い電子カルテアプリとして人気が高いサービスです。Before/After撮影・手書き・メモ・検索のしやすさなど、カルテの使いやすさは業界トップクラス。さらにカウンセリングシート・同意書の電子化にも対応しており、紙運用からの完全脱却が可能です。Web予約やポータルサイト自動連携、レジ機能、口コミ管理(Google連携)など、サービス範囲も非常に広いのが特徴。来店周期アラートやスタッフ別売上などの分析機能もあり、小規模〜中規模サロンまで幅広く使えるバランスの良さが魅力です。

項目内容
初期費用0円〜44,000円
月額費用8,800円〜15,400円

詳細はこちら:https://bireki.jp/

SALON POS LinQ2

SALON POS LinQ2
  • POSと在庫管理が業界最強クラス
  • 分析機能14種で経営情報を可視化
  • 美容室の基幹システムとして高い信頼性

SALONPOS LinQ2は、美容室の基幹システムとして利用される大型POSシステムで、予約・POS・在庫・カルテ・分析がすべて統合されています。専用POS端末やiPadカルテアプリ「LinQ Concierge」と連動し、写真保存や施術履歴管理にも対応。14種類の高度な分析機能が備わっており、来店サイクルや売上、LTVなどを詳細に可視化できます。PayCAS連携によるキャッシュレス決済、自動釣銭機との連動など、受付周りの効率化にも優れています。多店舗サロンや中規模以上の美容室に最適な本格システムです。

項目内容
初期費用130,000円〜660,000円
月額費用7,000円〜

詳細はこちら:https://www.tb-net.jp/product/pos/salonpos/linq2.html

Aiony(アイオニー)

Aiony(アイオニー)
  • iPad手書きカルテが使いやすい
  • 予約・レジ・分析までワンパッケージ
  • 小規模サロンでも導入しやすい価格帯

Aionyは、iPadを中心に「電子カルテ × 予約 × レジ」を一つにまとめたサロン向けクラウドシステムです。手書きカルテと写真保存に対応しており、施術前後の記録を直感的に残せます。Web予約サイトも簡単に構築でき、外部予約媒体との連携も可能。POS機能はインボイス対応済みで、Squareや楽天ペイ、STORESなどの決済サービスとも連携できます。来店周期・売上分析・目標管理など最低限の分析機能も揃っており、シンプルながら運営全体をカバーできるバランスの良いシステムです。個人〜小中規模サロンに最適です。

項目内容
初期費用0円〜44,000円
月額費用5,000円〜

詳細はこちら:https://aiony.jp/

LiME(ライム)

LiME(ライム)
  • 写真・手書き・音声でカルテが最強レベル
  • LINE予約 / インスタ予約も標準対応
  • POS / 決済 / 分析まで全部入りの人気アプリ

LiMEは、美容師が開発した業界No.1シェアの電子カルテアプリで、写真保存・手書き・音声入力・薬剤メモなどカルテ機能が非常に充実しています。LINE公式アカウントとの連携やGoogle予約、Instagram予約など、幅広い予約導線に対応しており、新規・既存どちらも取りこぼしにくいのが特徴。POS機能も内蔵され、Square・Stripe決済と連動して売上を自動計上できます。分析も強く、LTV・来店周期・予約経路分析・売上レポートなどを網羅。スマホ/iPadで完結し、個人サロン〜小規模サロンに最適な万能システムです。

項目内容
初期費用0円
月額費用無料〜980円(個人)/3,000〜1万円台

詳細はこちら:https://limehair.jp/

coming-soon(カミングスーン)

  • 手書きカルテと写真書き込みがトップクラス
  • 特許のAI予約最適化で売上UPに直結
  • 予約・カルテ・POSが完全一体化

coming-soonは、紙カルテの手書き感をiPadで忠実に再現した電子カルテが強みのシステムです。ペイントツールによる写真書き込み、手書きメモ、テンプレート登録など、美容室の現場運用に最適化されています。特許技術の「来店予測AI」「予約スキマ自動調整」により、予約効率を最大化し売上向上を実現できる点も大きな特徴。LINE予約にも強く、外部予約媒体との連携も充実しています。POSは自社システムで完全連動し、売上管理やスタッフ分析も可能。iPad中心で、個人〜中規模サロンまで幅広く対応します。

項目内容
初期費用0〜30,000円
月額費用0円〜27,500円

詳細はこちら:https://1cs.jp/

パワーナレッジPOS

パワーナレッジPOS
  • 整骨院・ジム・サロンに対応する多業種型
  • POSとカルテが完全一体化した高機能型
  • 問診票や回数券など役務管理が強い

パワーナレッジPOSは、整骨院・ジム・エステ・美容サロンなど多業種に対応した総合管理システムです。電子カルテは写真・メモ・問診票・固定シートの作成に対応し、前回内容の引き継ぎも容易。POSと密接に連動し、売上管理、役務管理(コース・回数券)、在庫管理、ポイント・プリペイドなど、サロン運営のあらゆる機能を網羅しています。予約はWeb・電話・会員アプリから受け付けることができ、マーケティング機能としてDM配信やアンケートも実施可能。多店舗・多業態のサロンに適した高機能POS型システムです。

項目内容
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ

詳細はこちら:https://www.power-k.jp/

KaruteKun

KaruteKun
  • スマホ1台でカルテ・予約・売上管理が可能
  • 手書き+写真カルテがシンプルで使いやすい
  • 個人サロン向けに最適化した運用性

KaruteKunは、スマホ1台で電子カルテ・予約管理・売上管理を完結できる個人サロン向けアプリです。写真付きカルテや手書きメモに対応し、施術履歴を30秒で作成できる利便性が大きな特徴。LINE連携やWeb予約、リマインド通知、外部媒体連携など予約機能も十分です。会計やレシート発行もアプリから行え、LINEへのペーパーレス送信も可能。分析機能もシンプルかつ必要十分で、個人経営の美容室やネイルサロンにとって使いやすいバランスの良いオールインワンシステムです。

項目内容
初期費用0円
月額費用16,500円〜27,500円

詳細はこちら:https://karutekun.com/

BeSALO/電子カルテ BeKARTE

BeSALO/電子カルテ BeKARTE
  • エステ・脱毛・整体向けに最適化
  • 写真・手書き・電子契約に対応した高機能カルテ
  • POS・役務管理(回数券)が非常に強い

BeSALO/BeKARTEは、エステ・脱毛・整体など“役務管理”が必要なサロンに特化した電子カルテ&POSシステムです。写真の取り込み・手書き書き込み・ビフォーアフター比較など、カルテ機能が非常に充実。さらに電子契約・紙カルテの取り込みにも対応し、契約〜施術〜消化管理を完全デジタル化できます。POSではプリペイド・回数券・役務残高の自動計算、レシートプリンタ連携、売掛管理など、エステ運営で必要な機能を網羅。多店舗や高単価サロンで特に評価が高いハイスペックシステムです。

項目内容
初期費用別途見積り
月額費用8,400円〜

詳細はこちら:https://www.be-salo.com/besalo/function/karte/

Treasure Box(トレジャーボックス)

Treasure Box(トレジャーボックス)
  • 回数券・役務管理に特化した高機能POS
  • 写真比較・採寸管理などエステ向けが強い
  • 予約・決済・契約・分析がワンパッケージ

Treasure Boxは、エステ・痩身・脱毛など「回数券・役務管理」が必要なサロン向けに設計された総合クラウドシステムです。カルテは施術内容・写真・アドバイスを詳細に残せ、9枚の写真比較や採寸データのグラフ化にも対応。予約はLINE・Web予約・ホットペッパー連携に対応し、スタッフ表・ベッド表の同時表示などサロン運営に適したUIです。POS機能も強力で、役務残高管理・チケット消化・プリペイド・割引処理などすべて自動化。分析もマーケティング寄りで、反響分析や契約率分析が豊富。中規模以上のエステに最適です。

項目内容
初期費用22,000円〜
月額費用13,200円〜

詳細はこちら:https://tre-box.com/

おすすめの美容室・サロン向け電子カルテ(特化型)

特化型の電子カルテは、カルテ管理に必要な機能だけを集中的に使いたいサロン向けのシンプル設計が特長です。予約システムやPOSレジはすでに別システムを導入している場合にも相性がよく、必要な部分だけ効率化できます。月額費用もオールインワン型より抑えられるケースが多く、小規模サロンや個人経営の美容室に人気があります。

BEAUTY PALETTE(ビューティーパレット)

BEAUTY PALETTE(ビューティーパレット)
  • 手書き・写真書き込みの再現度が高い
  • 予約・POSと同一基盤で同期
  • LINE連携でクーポン配信も可能

BEAUTY PALETTEは、美容室向けに最適化された電子カルテシステムで、「手書きカルテの再現性の高さ」が最大の特徴です。写真撮影→即書き込み→カルテ保存がスムーズに行え、業種別カルテ台紙も自由に取り込めます。予約台帳はPOSと完全連動し、施術内容の登録もリアルタイムで同期されるため、受付周りの作業が大幅に効率化。かんざし連携により、ホットペッパーなど外部予約媒体との調整も自動化できます。分析は必要最低限ですが、美容室運営に必要な範囲はしっかりカバー。タブレット導入が前提で、中規模美容室に最適です。

項目内容
初期費用0円
月額費用問い合わせ

詳細はこちら:https://www.b-palette.com/

サロンカルテ

サロンカルテ
  • 写真+手書きに特化したミニマル設計
  • 予約・分析を敢えて省きシンプル運用
  • 年額1.7万円で導入できる低コスト

サロンカルテは、予約やPOSを一切搭載せず、「写真×手書きカルテ」のみに特化したシンプルなカルテアプリです。写真は1件につき20枚まで登録でき、手書きメモや自由描画にも対応。低画質・高画質切替も可能で、カットやカラーのビフォーアフター管理に向いています。予約管理機能がないため、既存の予約システムと併用する前提のサロンに最適。レジ機能はオプションで、必要最小限の売上管理のみ。PC・タブレット・スマホに対応し、無料で開始できる手軽さも魅力です。

項目内容
初期費用0円
月額費用年額17,000円(約1,420円/月)

詳細はこちら:https://salonkarte.hotaka-g.jp/

SALOOON

SALOOON
  • 月額980円と圧倒的な低価格
  • 写真+手描きのシンプルカルテ
  • 基本のレジ・分析機能も搭載

SALOOONは、月額980円という低価格ながら、写真カルテ・手書きメモ・レジ・売上分析など美容サロンの基本機能を網羅したクラウドシステムです。LINE連携やWeb予約はなく、予約管理はアプリ内カレンダーのみのため、小規模サロンや店内で予約を完結させたい店舗に向いています。写真の手描き編集が可能で、ビフォーアフター管理も簡単。分析ではCPM分析・RFM分析が使え、低価格帯としては十分すぎる内容。iPad・PC・タブレット対応で、設備投資を抑えて導入したいサロンに最適です。

項目内容
初期費用0円
月額費用980円

詳細はこちら:https://www.salooon.net/

美容室・サロンに電子カルテを導入する際のステップと活用方法

電子カルテの導入を成功させるには、準備・移行・教育の3つを丁寧に行うことが重要です。特に紙カルテから移行する場合は、事前にデータを整理するだけで後の作業量が大きく変わります。スタッフ全員が使いこなせるようにすることで、電子カルテの効果を最大化できます。

導入前の準備とデータ移行のポイント

電子カルテ導入の第一歩は、現在のカルテ運用を見直し、移行すべき情報の範囲を決めることです。どの項目を電子化するか、誰が入力するかなどを事前に決めておくとスムーズです。

移行時に必要な代表的なステップは以下の通りです。

  1. 現在の紙カルテ・顧客情報の整理
  2. 移行する項目(氏名・連絡先・施術履歴・写真など)の選定
  3. データ入力担当者・作業期間の決定
  4. 電子カルテの初期設定(メニュー・薬剤・スタッフ情報)
  5. 移行後のチェック体制の確立

特に写真データが多いサロンでは、ファイル名ルールを統一するだけで管理しやすさが格段に向上します。

スタッフへの教育と定着化のコツ

電子カルテは、スタッフ全員が毎日使うツールだからこそ、研修と習慣化が成功の鍵です。導入初期に操作ミスが多いと現場で抵抗感が生まれやすいため、短時間でも良いのでレクチャーの時間を設けることが大切です。

定着化のポイント

  1. まずは「カルテ記入」「写真保存」など基本操作だけに絞って練習
  2. メニュー登録や予約管理などは段階的に習得
  3. 分からない点をすぐに共有できる仕組みをつくる
  4. スタッフ同士で“使い方のコツ”を教え合う文化をつくる

とくに、新人スタッフがすぐに使いこなせる操作性かどうかは導入前にチェックすべき大事なポイントです。

美容室・サロンに電子カルテを導入するメリット

電子カルテを導入する最大のメリットは、顧客管理の精度が上がり、サロン全体の業務が効率化することです。紙カルテでは難しかった写真管理や検索性が向上し、接客の質を高めながらスタッフの負担を軽減できます。

  1. 顧客情報を一瞬で検索できるため、施術内容や注意点をすぐ共有できる。
  2. 施術前後の写真・薬剤履歴を残せるので、施術の再現性やクレーム防止につながる。
  3. 予約や売上と連携することで、サロン全体の動きが一元管理できる
  4. 紙カルテの保管スペースが不要になり、バックヤードの省スペース化が可能。
  5. スタッフ全員がカルテを閲覧できるため、引き継ぎがスムーズになる。
  6. ネット予約・レジ・決済とつながることで、受付業務の負担が大幅に減る

特に、写真管理やカウンセリング情報の共有は、顧客満足度の向上に直結するポイントです。電子化するだけで、リピーターの増加につながるケースも多くあります。

美容室・サロンに電子カルテを導入するデメリットと注意点

電子カルテは便利な一方で、環境整備や運用ルールが不十分だとトラブルが起きる可能性もあります。導入後に困らないためには、事前にリスクを理解し、対策をとっておくことが重要です。

主なデメリット・注意点

  1. 通信障害・停電時に利用できない可能性があるクラウド型の場合、ネットワークが不安定だとカルテが開けないケースがあります。バックアップ用にWi-Fi・テザリング・予備端末を準備するなどの対策が必要です。
  2. 端末台数が不足すると業務が滞ることがあるタブレットが1台しかない、スタッフ全員が同時にアクセスできない場合、作業が混雑します。導入前に「何名が同時に使うか」を想定し、必要な台数を揃えておくことが重要です。
  3. 紙カルテに慣れたスタッフは移行に時間がかかる視覚的に大きく変わるため、最初は抵抗を感じるスタッフもいます。簡単な操作から段階的に慣れてもらうことでスムーズに移行できます。

これらのデメリットは、事前準備と適切なツール選びでほとんど解消できるものです。サロンの運営スタイルに合った電子カルテを選ぶことで、メリットを最大限活かせます。

美容室・サロン向け電子カルテに関するQ&A

電子カルテの導入を検討する際には、仕組み・運用・費用・保存期間など、よくある疑問を事前に理解しておくことが安心につながります。ここではサロン経営者から特に多く寄せられる質問に答えます。

クラウド型とオンプレミス型の違いはなに?

クラウド型は、インターネットを通じてデータを管理する方式で、端末があればどこからでもアクセスできます。アップデートが自動で行われ、初期費用が安いのがメリットです。
一方、オンプレミス型は店舗内のパソコンやサーバーでデータを管理する方式で、高い安定性と独自カスタマイズが可能です。ただし、導入コストは高めになります。小規模サロンはクラウド型、大型サロンはオンプレミス型を選ぶケースが多いです。

電子カルテ導入で活用できる補助金・助成金はある?

美容室やサロンでも、IT導入補助金や小規模事業者持続化補助金を利用できる可能性があります。電子カルテやPOSシステムは「業務効率化ツール」として認定されることが多く、導入費用の一部が補助されます。
申請には事業計画や導入理由の説明が必要なため、早めに準備することが成功のポイントです。

カルテにはどんな内容を記載すべきか

電子カルテには、顧客の基本情報、施術履歴、薬剤の種類、スタイルの好み、注意事項、写真などを記載します。記録が細かいほど施術の再現性が上がり、トラブル防止にもつながります。
電子カルテなら、写真や動画も簡単に保存できるため、紙カルテよりも情報管理の幅が広がります。

美容室・サロンの電子カルテ化率はどのくらいか

近年はクラウド型サービスの普及により、美容室の電子カルテ導入率は年々上昇しています。特に多店舗展開のサロンや個人・フリーランス美容師は導入が加速しており、カルテのデジタル化がスタンダードになりつつあります。

サロンの電子カルテの保存期間はどのくらいか

美容業界では明確な法律規定はないものの、多くのサロンが「5〜7年」を目安に保存しています。特に薬剤施術を行う美容室では、肌トラブルやクレーム対応に備え、以前の履歴を確認できる状態にしておくのが望ましいとされています。
クラウド型であれば、自動バックアップで長期保存しやすい点もメリットです。

まとめ

美容室・サロンで電子カルテを導入することは、顧客管理の質を高め、業務効率を大幅に改善する効果的な手段です。紙カルテでは難しかった写真や施術履歴の整理がラクになり、サロン全体のサービスレベル向上にもつながります。

電子カルテ選びでは、必要な機能・使いやすさ・料金・外部連携・サポート体制の5つが特に重要です。

オールインワン型を選べば予約やPOSもまとめて管理でき、特化型を選べば低コストで必要な部分だけデジタル化できます。どちらを選ぶ場合も、サロンの規模や運営スタイルに合ったシステムを選ぶことが失敗を防ぐポイントです。

電子カルテの活用により、スタッフの業務負担が軽減し、顧客満足度が向上し、リピーター強化にもつながります。
デジタル化が進む美容業界において、電子カルテは今後ますます欠かせない存在となるでしょう。

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この記事の著者

OREND運営事務局|店舗DXの専門家集団

OREND運営事務局|店舗DXの専門家集団

「OREND」は飲食店や小売業界・ネットショップに関する業界トレンドを図解・解説しながらツール紹介を行う専門メディアです。 キャッシュレス決済や予約管理システム・ネットショップ作成ソフトなど、店舗の効率化やECサイトの立ち上げに必要なツールの仕組みや機能・トレンド背景を解説します。

この記事の監修者

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

慶応義塾大学商学部卒業後、フロンティア・マネジメント株式会社で経営計画の策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社で事業企画、2022年にステップ・アラウンド株式会社にて店舗ビジネス向けメディア「OREND」を監修。

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