※この記事には一部PRが含まれます。
Airペイの手数料は高い?他社と比較して料金を詳しく解説のアイキャッチ画像

Airペイの手数料は高い?他社と比較して料金を詳しく解説

Airペイの決済手数料は、通常0.99%〜3.24%です。クレジットカードでは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverの通常手数料が3.24%ですが、ディスカウントプログラムの条件を満たすと2.48%になります。

ここで重要なのは、2.48%の適用可否が店舗全体の売上だけで決まるわけではないことです。Visa、Mastercard、JCBなどで決済額の判定条件が異なります。Airペイの手数料を計算する際は、ブランド別の決済額を確認してください。

Airペイの手数料一覧

Airペイでは、クレジットカードやiD、QUICPayの通常手数料が3.24%です。交通系電子マネーと楽天Edyは税抜2.95%、主要QRコード決済も税抜2.95%となっています。COIN+は税抜0.99%です。

決済方法主なブランド決済手数料消費税
クレジットカードVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、UnionPay3.24%非課税
電子マネーiD、QUICPay3.24%非課税
楽天Edy楽天Edy2.95%課税
交通系電子マネーSuica、PASMOなど2.95%課税
QRコード決済PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイなど2.95%課税
QRコード決済COIN+0.99%課税

交通系電子マネー、楽天Edy、QRコード決済には消費税が加算されます。交通系電子マネーや主要QRコード決済は税抜2.95%ですが、税込では3.24%です。COIN+は税込1.08%となります。

そのため、「Airペイは0.99%から利用できる」という最低料率だけで判断するのは適切ではありません。COIN+を除くと、通常時の主要な決済方法は実質3.24%前後です。

クレジットカード決済全体の料率相場や他社との違いまで確認する場合は、クレジットカード手数料の店舗負担を比較した記事も参考にしてください。

Airペイのディスカウントプログラムで手数料2.48%になる条件

Airペイでは、条件を満たした事業者を対象に、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverの決済手数料を3.24%から2.48%へ引き下げるディスカウントプログラムを提供しています。オンライン決済や銀聯、iD、QUICPay、交通系電子マネー、楽天Edy、QRコード決済は対象外です。

特に確認が必要なのが、年間決済額の条件です。

対象ブランド決済額の条件適用時の手数料
Visa直近1年間のVisa決済額が2,000万円以下2.48%
Mastercard直近1年間のMastercard決済額が1,000万円以下2.48%
JCB・American Express・Diners Club・Discover4ブランド合計の年間決済額が1,000万円以下2.48%

決済額は1店舗だけで判定されるわけではありません。同一法人または個人が運営する複数店舗の決済額が合算されます。さらに、Airペイ以外の決済端末で処理した金額も含まれます。

たとえば、Visaの年間決済額が1,500万円、Mastercardが800万円なら、カード決済額の合計が2,300万円でも、それぞれ決済額の基準内です。一方、Visaが2,000万円以下でも、Mastercardが1,000万円を超えていれば、Mastercardはディスカウントプログラムの決済額条件から外れます。

決済額以外にも条件があります。VisaやJCBなどでは、中小企業庁が定める中小企業者の定義に該当することや、非上場であることが求められます。Mastercardにも、上場会社やその関係会社ではないことなどの条件があります。また、不動産、ホテル・旅館、鉄道、タクシー、旅行代理店などは対象外業種です。

年間決済額の条件を満たすだけで2.48%が確定するわけではありません。最終的には、ブランドごとの審査を通過する必要があります。

Airペイで決済手数料以外にかかる費用

Airペイは、決済手数料以外の固定費を抑えられるサービスです。月額固定費と振込手数料は0円で、Airペイアプリの利用料もかかりません。Airペイ ポイントなど、一部サービスには別途費用が発生します。

費用金額補足
月額固定費0円一部サービスを除く
Airペイアプリ0円iPadまたはiPhoneが必要
振込手数料0円ゆうちょ銀行は指定不可
カードリーダー1台目0円0円スタートプログラムの条件あり
カードリーダー2台目以降27,720円(税込)1台ごとに費用が発生

0円スタートプログラムでは、Airペイへ新規で申し込み、申込月の6カ月後の月末までに審査を通過するなどの条件を満たすと、カードリーダー1台目の27,720円(税込)が0円になります。2台目以降は対象外です。

カードリーダーの無料特典などを詳しく確認する場合は、Airペイのキャンペーン情報で最新の内容を確認できます。

一方、利用には対応するiPadまたはiPhoneが必要です。すでに端末を所有していれば追加費用はかかりませんが、新たに購入する場合は、その金額も実際の導入コストに含めて判断してください。

また、振込手数料だけでなく売上がいつ入金されるかも資金繰りに影響します。振込日については、Airペイの入金サイクルで詳しく解説しています。

Airペイの手数料は高い?主要決済サービスと総コストを比較

Airペイが安いかどうかは、決済手数料率だけでは判断できません。月額費用、決済端末、振込手数料まで含めた総コストで比較する必要があります。

主要サービスの料金を比較すると、次のとおりです。

サービス主なカード決済手数料月額費用主な端末費用振込手数料
Airペイ2.48%または3.24%0円0円※0円
Square2.5%〜0円Square リーダー 4,980円0円
STORES 決済 フリー2.48%〜0円27,720円自動入金0円
STORES 決済 スタンダード1.98%〜3,300円年間契約で1台無料自動入金0円
stera pack スモールビジネス1.98%〜初年度0円、原則2年目以降3,300円初期費用0円三井住友銀行0円、その他220円

Airペイでは、対象ブランドごとの決済額などによって2.48%の適用可否が決まります。Squareは年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の場合、主要カードの対面決済が2.5%からです。3,000万円以上では3.25%からとなり、個別のカスタム手数料が設定される場合もあります。

AirペイとSquareをさらに細かく比べる場合は、AirペイとSquareの比較で料金や手数料の違いを確認できます。

STORES 決済のフリープランは月額0円で、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満なら主要6ブランドが2.48%です。スタンダードでは月額3,300円(税込)がかかりますが、VisaとMastercardは1.98%まで下がります。

Airペイとの違いを詳しく確認する場合は、AirペイとSTORES 決済の比較も確認してください。

stera packのスモールビジネスプランは、VisaとMastercardが1.98%、JCBなどが2.48%です。サービス利用料は初年度0円で、原則として2年目以降は月額3,300円(税込)となっています。詳しい料金体系は、stera packの決済手数料で解説しています。

Airペイの強みは、月額固定費0円のまま、条件を満たせば主要6ブランドを2.48%で利用できることです。一方、VisaやMastercardの決済額が多い店舗では、月額料金を含めても1.98%のサービスの方が年間総コストを抑えられる場合があります。

決済額が大きくなるほど、端末代より決済手数料の差が総コストに強く影響します。比較するときは、年間のブランド別決済額まで確認してください。

Airペイの手数料はいくらになる?決済額別にシミュレーション

実際にどれくらいの手数料がかかるのか決済額別にシミュレーションを見ていきましょう。

株式会社S&Tが2024年3月にクレジットカード保有者500人を対象に実施した調査によると、メインカードの国際ブランドはVisaが約60%、JCBが約20%、Mastercardが約15%でした。

本シミュレーションでは、この調査結果を参考にVisaを60%、Mastercardを15%とし、Airペイで決済額を合算して判定するJCB・American Express・Diners Club・Discoverの4ブランドを合計25%と仮定しています。

月間カード決済額月間手数料の目安Visa 60%Mastercard 15%JCBなど4ブランド 25%
50万円12,400円30万円・2.48%7.5万円・2.48%12.5万円・2.48%
100万円24,800円60万円・2.48%15万円・2.48%25万円・2.48%
200万円49,600円120万円・2.48%30万円・2.48%50万円・2.48%
250万円62,000円150万円・2.48%37.5万円・2.48%62.5万円・2.48%
300万円88,080円180万円・3.24%45万円・2.48%75万円・2.48%
350万円109,410円210万円・3.24%52.5万円・2.48%87.5万円・3.24%
600万円194,400円360万円・3.24%90万円・3.24%150万円・3.24%
なお、この割合はAirペイ加盟店における実際の決済金額の割合ではありません。一般的なブランド構成をもとに手数料の変化をイメージするための参考値です。実際の負担額は、店舗ごとのブランド別決済額によって異なります。
また、ディスカウントプログラムの決済額条件は直近1年間の実績で判定されます。以下は、同程度の月間カード決済額が12カ月続いた場合の目安です。

この表から、月間カード決済額が250万円程度までは主要6ブランドすべて2.48%、300万円前後からブランドによって3.24%が適用されるイメージです。

ただし、2.48%の適用には決済額以外の条件もあり、ブランドごとの審査も必要です。Airペイの手数料を確認するときは、店舗全体のカード決済額だけでなく、Visa、Mastercard、JCBなどのブランド別決済額まで確認してください。

Airペイは手数料を重視する店舗におすすめ?

Airペイは、決済手数料だけを見れば最安とは限りません。VisaとMastercardを1.98%で提供するサービスもあります。

それでも、月額固定費0円、振込手数料0円で、条件を満たせば主要6ブランドが2.48%になるため、総コストを抑える選択肢として有力です。

  • 月額固定費を0円にしたい店舗
  • 主要カードが2.48%になる条件を満たす店舗
  • iPadやiPhoneをすでに所有している店舗
  • カード、電子マネー、QRコードをまとめて導入する店舗

一方、年間のカード決済額が大きく、VisaやMastercardの利用比率も高い店舗は、STORES 決済やstera packなどの1.98%プランまで比較してください。固定費が発生しても、手数料率の差によって年間総コストが下がる場合があります。

Airペイを選ぶかどうかは最低手数料だけで判断せず、ブランド別決済額と年間総コストで決めるのが正解です。

よくある質問

Airペイの決済手数料に消費税はかかりますか?

Airペイの決済手数料をお客さんに上乗せできますか?

Airペイで返金した場合、決済手数料はどうなりますか?

Airペイの決済手数料は交渉で安くできますか?

この記事の著者

木下 環|決済端末と予約システムの専門家

木下 環|決済端末と予約システムの専門家

「OREND」の運営に携わる、キャッシュレス決済端末と予約システムの専門家です。飲食店やスパなどの実店舗で店舗責任者を務めた経験があり、決済端末や予約システムをはじめとする店舗ツールの現場活用にも精通しています。その実体験をもとに、各サービスの比較や効果的な活用法を発信しています。
この記事がよかったらシェアをお願いします!
記事のURLとタイトルをコピーする
orend-stock

© 2026 STEP AROUND .Inc All Right Reserved