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オンライン・クラウドレストランとは|仕組み・シェフと楽しむ食事会サービス比較4選・メリット

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オンライン・クラウドレストランとは

オンライン・クラウドレストランとは複数人で食材を自宅にデリバリーし、シェフと一緒に料理・食事を行う新しいオンライン型の食事会です。

Web会議システムを用いたZoomによるオンライン飲み会は一般的ですが、シェフこだわりのメニューを一緒につくる(料理教室)というエンタメ要素が組み合わさり、自宅で本格レストランの味が体験ができることで注目を集めています。

巣ごもり消費の需要喚起として利用が増えるデリバリーから派生したシェアキッチンゴーストレストランなど、飲食店・レストランのオンライン化(無店舗型)が1つのトレンドとなっています。

今回は食文化の新たなカタチとなるバーチャル型レストランについて、仕組みやメリットの解説と合わせてサービスを紹介ていきます。

オンライン・クラウドレストランの仕組み

オンラインレストランの仕組み

オンラインレストランの流れは上記のようになっており、いままでは調理された商品を食べるデリバリーサービステイクアウトが一般的でしたが、一緒にシェフと料理を行うのが一番の違いです。

またサービスによっては食事会風景をライブチャンネルとして配信も可能で、体験や空間をシェアすることができます。

食事体験の新モデル – オンラインレストランの3つの特徴

オンラインレストランの3つの特徴

コロナ禍ですごもり需要の喚起だけでなく、あらたな文化として注目されるクラウドレストラン特徴は大きく3つあります。

(1)食材のみをデリバリー注文し受取

フードデリバリーサービスといえば基本的には、出来上がった料理を注文し自宅に届くものです。しかし、オンラインレストランの場合は食材を自宅にデリバリーし、各自の自宅で一緒に調理を行います。

(2)シェフこだわりメニューを一緒に料理・食事会

またオンライン上でシェフがこだわりメニューを一緒に作るため、レクチャーも行いながら料理教室もセットになっています。

一緒に同じ時間を過ごすことで、普段の店舗では難しい会話も話すことができシェフの考え方や価値観についても理解ができるのも新しい部分です。

(3)バーチャル配信で”食事会×エンタメ”の新たな食文化

またオンラインだからこそできるエンタメ要素も特徴で、クラウドレストランサービスの「#いえつなキッチン」では、シェフだけでなく生産者が登場することもあります。

同時にライブチャンネルも設置されており、チャンネル登録を行うことで開催日の案内が自動で届き、料理のレッスンも体験ができます。

オンライン・クラウドレストランの価値とメリット

ではオンラインレストランが注目されている背景はどこにあるのでしょうか。

ステイホーム中の消費者のかかえる困りごとを見ながら、飲食店・レストラン側のメリットを解説してきます。

コロナ禍で増えはじめた自炊の頻度

次のデータはレシピアプリpeccoを運営する株式会社GEEK WORKS社が2020年4月に行ったアンケート結果です。

家にある食材だけで作れるレシピアプリ pecco – 新型コロナウィルスによる自炊への影響

コロナ対策での外出自粛・テレワークの推進により家で過ごす時間が多くなった結果、71%の人が自炊頻度が増えたと回答しています。

小中学校の臨時休校やリモートワークによる家庭時間が増加している社会的な背景がうかがえます。

自炊が増える一方で献立のマンネリ化が悩み

家にある食材だけで作れるレシピアプリ pecco – 新型コロナウィルスによる自炊への影響

一方で自炊頻度が増えてからの悩みもあります。多くの方が経験しているかもしれませんが、料理のレパートリーはそのままで同じメニューを何度も作るため飽きを感じている人が多いようです。

すごもり消費の喚起で新しいターゲット層を顧客化

外食を控えて家の中で食事をするテイクアウト・デリバリーサービスなどの中食需要は、コロナ後に注目度が高まり検索トレンドは大きく上昇しています。

デリバリー、宅配、出前のGoogleトレンドの結果

自宅に居ながら食事をオンラインで注文し楽しむ観点では、クラウドレストランも同様です。ネット上で集客・販売を実施することで、これまでのリアル店舗だけでは接触できなかった顧客層もターゲットにつながります。

“シェフと作る+楽しむ”ことでファン化・新しい集客チャネルに

またリアル店舗の来店とは違ったオンラインならではのエンタメ要素も、飲食店やレストランにとってはメリットとなります。

一度に複数の顧客とコミュニケーション取りながら料理をたのしめるため、飲食店のファンを作り・リピーター獲得にもつながります。

加えてい#いえつなキッチンではチャンネル登録もできるため、動画をみたユーザーが顧客化していくことも期待でき集客・ブランディングの観点でも役立つでしょう。

オンライン・クラウドレストラン開催サービス4選

一緒に作って、一緒に食べる – #いえつなキッチン

  • 食材デリバリー + 調理レクチャー
  • 食卓にエンタメ要素を提供
  • ライブチャンネルでファン獲得

#いえつなキッチンは記事の冒頭でも紹介した食材デリバリー・シェフとの料理・ライブ配信ができるオンラインレストランサービスです。

チャンネル開設数は100を超え、さまざまなレストラン・シェフがオンライン食事会の開催を行っています。

詳細はこちら:https://ietsuna.com/

離れた場所でも同じもの、時間をたのしむ – ヒトサラ オンラインレストラン

  • 料理人掲載数No.1
  • 食をたのしみにするグルメメディア

料理人にフォーカスしたグルメサイト「ヒトサラ」でもクラウドレストランのサービスを提供しています。14,000人以上の料理人が登録するNo.1メディアで、新しい食の提供ができます。

詳細はこちら:https://hitosara.com/success/

人気店のシェフと作るお店の味 – テレクック

テレックも人気店のシェフとお店の味を体験できるをコンセプトにした、バーチャル型のオンラインレストランです。料理教室を体験しながら、有名店の味を自分でつくって食べることができます。

詳細はこちら:https://telecook.jp/

地元のシェフと本格料理 – coworker’s kitchen (コワキチ)

コワキチは会社の同僚と地元の飲食店をつなぎ、オンラインで料理教室を利用できる法人向けのサービスです。身近な飲食店のお店とタイアップし従業員の満足度も向上させるため、テレワーク時代の新しい社員向けの福利厚生サービスです。

詳細はこちら:https://cw-kitchen.com/

オンラインで”おうちごはん”を楽しむ新しい食文化

外出自粛をきっかけに一人で食事をする機会もふえ、飲食店は売上減少という大きな変化がおきている2021年。

しかし1人食事は多くの消費者にとって寂しさを感じるもので、普段の飲み会や居酒屋トークが恋しくなる人も多いでしょう。

クラウドレストランはそうした時代の変化に合わせた、新しいオンライン飲み会のカタチとして食文化となっていくでしょう。

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この記事の監修
中島 崚
中島 崚
慶応義塾大学商学部卒業。新卒でフロンティア・マネジメント株式会社に入社し、メーカーの中期経営計画や百貨店の再生計画策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社に入社し、事業企画として業務を担う。また、兼務でグループ会社であるマネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社に出向し、アントレプレナーファンド「HIRAC FUND」でキャピタリスト業務に携わる。2022年7月よりこれまで副業で経営していたステップ・アラウンド株式会社を独立させる。
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