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券売機導入で飲食店はどう変わる?券売機導入の効果を最大化するポイントを解説!

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「飲食店への券売機導入は業務効率化といったメリットが多そう」「券売機を導入しようか迷っている」という飲食店経営者へ向けて、券売機のメリット・デメリット、券売機導入が必要な飲食店の判断基準、導入後に効果を最大化するためのポイントを解説します。

飲食店が券売機を導入するメリット

人件費・スタッフの負担の軽減

飲食店が券売機を導入すると、利用客自身が注文と会計を行うためホールスタッフは注文確認や会計業務から開放されます。ホールスタッフの業務負担を軽減できれば、他業務に集中しやすくなり労働効率の向上や適切な人員配置による人件費の削減につながるでしょう。

また、人員不足に悩んでいる飲食店では、業務負担を軽減することで人材教育の時間が確保しやすくなります。スタッフのケアができるようになると離職防止やサービスの品質向上も目指せるでしょう。

回転率の向上

券売機の導入で削減できるのはスタッフの業務負担だけではありません。注文や会計の待ち時間が減れば、利用客にとって時間の有効活用というメリットにつながります。

お昼時といった忙しい時間帯、せっかくお店に行ったのに「混んでいて入店を断念した」という経験は誰でもお持ちではないでしょうか。回転率が重要な飲食店にとっては売上に係る大きな問題です。

利用客の待ち時間削減して回転率が上がれば、利用客の確保や売上の向上が期待できます。

ミスやトラブルの防止

飲食店に限らす、金銭の授受が多い業界においてお金にまつわるミスやトラブルは避けられないものです。とはいえ、できる限りの対策は取る必要があります。

券売機を導入すれば、オーダーの取り間違いやお釣りの受け渡しミスといったトラブルを防止できます。また食い逃げをはじめとする犯罪防止にもつながるでしょう。

飲食店は衛生管理の観点から、調理スタッフを中心に現金を触った場合には手洗いや消毒などが必要でした。しかし、券売機の操作は基本的に利用客のみなのでスタッフが現金に触れる機会が格段に減ります。店舗運営をより衛生的に行うことができ、食中毒や感染症などのリスク回避も目指せます。

飲食店が券売機を導入するデメリット

利用客との接点の減少

飲食店が券売機を導入して注文や会計が利用客自身で完結すると、業務が効率化する代わりに利用客との接点が減少してしまう可能性があります。

テーブルに注文を受けに行けば、新メニューの紹介やオーダーに合わせたドリンク、他メニューの提案ができ、追加注文を促すことができます。会計時は、クーポンやポイントカードの受け渡し、公式SNSのフォローをお願いするほか、面と向かって来店への感謝の気持ちを伝えられるので、固定客の確保や新規利用客の開拓につなげやすいです。また、接客を通じてスタッフの人柄を気に入り再来店につながるケースもあるでしょう。

利用客との接点が減った結果、スタッフとのコミュニケーションが薄れてしまい、長期的にみると客単価や固定客が減少する原因になる場合があります。

食事を運ぶ際に一言声をかけたり利用客の動きにより目を配ったり、接点が減ってしまった分、コミュニケーションの取り方の工夫やサービスの品質向上でデメリットを解消していく必要があります。

店内の雰囲気・インテリアへの影響

券売機を導入する大きな目的は業務の効率化です。券売機選びで重要視されるのは主に機能面やコスト面で、デザイン性の高さはどうしても優先度が落ちてしまいます。

また、デザイン性を優先したいと思っても券売機を自社で独自開発するというのはあまり現実的な方法ではありません。一般的には現存する券売機の中から予算や目的に合わせて選択せざるを得ないでしょう。店内の雰囲気やインテリアにこだわっていたり、そもそも店舗の面積や導線の問題があったりする飲食店では、希望通りの券売機に出会えず導入時の悩みの種になるかもしれません。

券売機を選ぶ時は、置き場所をはじめ店内の雰囲気やインテリアへの影響をカバーする方法を予め考えておきましょう。

券売機の導入がおすすめな飲食店

【券売機の導入がおすすめな飲食店】

  • 回転率重視のファストフード型飲食店
  • 店舗面積が狭い飲食店
  • テイクアウトが中心の路面型飲食店

券売機の導入で最も効果を実感できる飲食店は、ラーメン屋や丼ものといった比較的滞在時間が短く回転率が重要なファストフード型の飲食店です。注文から会計までのフローは利用者が完結してくれるので、スタッフは調理に専念して多くの注文にも迅速に対応できます。

店舗面積が狭い飲食店でも券売機は有効です。面積が小さい飲食店では配置できる人員も限られています。券売機があれば少人数での運営もしやすくなるので、大きなメリットになるでしょう。

提供している食品によって検討が必要ですが、テイクアウトが中心の路面型飲食店でも券売機が活躍してくれます。例えばクレープやタピオカドリンクといった買ったその場で食べたり飲んだりすることが多い食品を扱う飲食店です。特にメニューが多く回転率の良さが必要な飲食店では大きな効果を発揮するでしょう。

路面型の飲食店は、立地によって行列ができると事故の原因や近隣の迷惑になってしまう可能性があります。また、危険を回避するために利用客が列を崩してしまうとメニューの受け渡しミスが発生しやすく業務に支障が出るでしょう。券売機があればオーダー順を把握することが容易になるので、利用客に安全な場所で待ってもらえますし、オーダーミスや順番の入れ違いといったトラブルも回避できます。

券売機に適していない飲食店

【券売機に適していない飲食店】

  • お店の雰囲気や接客を大切にしたい飲食店
  • 店舗面積が大きい飲食店
  • 長時間滞在前提で追加オーダーが見込める飲食店

落ち着いた空間でゆっくりとした時間が過ごせるカフェや高級感を演出したいレストランなど、お店の雰囲気や接客を重要視する飲食店は、券売機の導入のメリットが期待できないでしょう。

券売機の設置によって景観に影響が出たりスタッフの動きが機械的になってしまったり、店舗の雰囲気を損ねてしまう可能性があります。料理だけでなくスタッフのサービスにも質の高さが求められる飲食店では、利用客との接点を多くすることでよりパーソナライズされたサービスを提供しやすくなります。業務の効率化よりも顧客満足度向上に重きを置く飲食店は券売機に適していません。

店舗面積が大きい飲食店や長時間滞在前提の飲食店が券売機を設置すると、追加オーダーの手間が大きくなり利用客に負担をかける可能性があります。特に居酒屋のような飲食をしながら注文を追加していく業態の飲食店は、券売機導入は現実的ではありません。結果として客単価が落ちて売上低下が予想されます。長時間の滞在で追加オーダーが見込める飲食店では、タブレットやスマホから注文ができるセルフオーダーを導入すると効果が期待できるでしょう。

券売機の比較ポイント

対応した支払方法

現金払いはもちろん、キャッシュレス決済(クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など)の支払方法は、選択肢が多いほど利用客の利便性が向上します。

特に若い世代や外国人観光客などを中心に現金を持ち歩かない人が増加しているため、券売機を選ぶ際には重要視したいポイントです。昨今の物価高騰の影響から、ポイ活をしている利用客にとってもキャッシュレス決済が利用できるメリットは大きいです。

また、現金については使用できるお札の種類を確認しましょう。券売機には、1,000円札のみ利用できる低額紙幣対応と、1,000円札~1万円札まで対応の全札対応のものがあります。低額紙幣対応の券売機だと、5,000円札や1万円札しか持っていない利用客に個別で両替対応が必要になり、業務効率を低迷させてしまうかもしれません。

「一点単価が高い」「団体での利用が多い」「利用客の過半数以上が現金支払い」という飲食店には、全札対応の券売機をおすすめします。

導入目的や予算、客層に合わせて、対応する支払い方法が適切な券売機を選びましょう。

注文方法

券売機は主に、ボタン式かタッチパネル式の2種類に分類されます。メニュー数が少ない飲食店はボタン式券売機でもメリットを実感できるでしょう。

タッチパネル式の券売機は、画面に画像も表示できるため、利用客はメニュー選びの参考にできます。画面切り替えや注文の変更・取り消しの操作もできるので利用客にとっての利便性は高いでしょう。もともとメニュー数が多かったり定期的に新作や季節限定メニューなどが出る飲食店では、メニューの追加・入れ替えも簡単にできるタッチパネル式がおすすめです。

また、発行された食券をスタッフに渡してスタッフが厨房にオーダーを通す方法と、券売機に搭載されたシステムが厨房に自動でオーダー通す方法では業務の効率化や人件費の削減に差がでます。同時に、ボタン式とタッチパネル式では導入コストにも大きな差がでるため機能面を踏まえて長期的な観点で選ぶ必要があるでしょう。

対応言語

多言語に対応している券売機を導入すれば、海外の利用客を取り込みやすくなります。特に回転率重視の飲食店で、外国語が得意な従業員がいない場合にはとても助かる機能ではないでしょうか。

多言語対応の券売機を導入する際は「使用している人口が多い言語」や「観光客の統計」などを参考に選ぶと良いでしょう。例えば、英語、中国語、韓国語あたりに対応している機種だと活用できるシーンが多いです。最終的には、優先すべき導入目的やコスト面と総合的に判断し決めるようにしてください。

デザイン・使用感

デザインは、お店に合った雰囲気のものを選ぶようにすると同時にサイズ感も意識すると良いでしょう。どんなにデザイン性や機能性が高くても、券売機を置くことで業務の邪魔やお客さんの迷惑になっては元も子もありません。必要に応じてお店のレイアウトを変更する手もありますが、できるだけ現状を維持したまま導入できる券売機の方が導入負担を抑えられます。

また、スタッフや利用客にとっての使用感も確認しておきたいポイントです。設定変更や集計機能など店舗にとって必要な機能が揃っているか、またどの程度の機能が必要であるかをスタッフと相談しながら決めるのも良いですね。

また、利用客にとって分かりやすいレイアウトになっているか、直感的な操作で戸惑わずに注文ができそうかなど、客観的な観点での判断も必要です。自店にとっての優先度を整理したうえで理想に近い券売機を探しましょう。

サポート体制

券売機に不具合が生じた場合のリスク回避も事前に考えておく必要があります。券売機が担っている業務は、人で例えると最低でも1人から2人分の分量でしょうか。もし、営業中に故障してしまったら、その分の人員を確保するかスタッフの業務負担を増やしてもらわなければなりません。

導入後のアフターサービスの範囲、不具合や疑問点が出たときの対応の丁寧さ・速さ、問い合わせの方法などは、導入前に確認・相談しておくと安心です。

料金の形態・金額

券売機は、購入・レンタル・リースの3つの形態が主流です。最近ではサブスクでの導入が可能な券売機もでてきていますが、選択肢としては主流の3つの形態が多いでしょう。

券売機を購入した場合、自店の資産となるため月額や年間の料金は発生しません。必要なランニングコストは電気代や食券用の紙代程度です。ただし、初期費用が大きいことと、購入後の保守費用やメンテナンス代で別途契約料や利用料金がかかります。券売機自体の相場は50万円~200万円ほど、形式や機能によっては値段が価格の幅がかなり大きくなります。

また、キャッシュレス対応の券売機の場合は決済手数料もかかるので、コストとして計算に入れておきましょう。決済手数料は業種や決済サービス、加盟店の規模によって異なります。

券売機をレンタルで導入する場合には、メンテナンスや保守サービスがレンタル料金に含まれているか必ず確認しましょう。サービスの範囲も把握しておくと、別料金が発生するサポートが必要になってもトラブルを回避しやすくなります。

券売機の機種によりますが、月額で券売機をレンタルした場合の金額は、1万5,000円~3万5,000円ほどです。このほかランニングコストとして電気代や食券の紙代などが発生します。

レンタルは、レンタル業者が所有する機会や設備を比較的短期間で借りる契約形態なので、期間は時間、日、週、月などが多いです。繁忙期や一時的な人手不足の対策、試しに利便性を確認したいという飲食店はレンタルでの契約を検討するのもよいでしょう。

券売機をリースで導入する場合、結論から言うと長期的な導入であればレンタルよりもリースの方がお得になる場合が多いです。

リースは、券売機を導入したい店舗が希望する製品をリース会社が購入して賃貸する取引です。契約内容によって異なりますが、契約期間の平均は5、6年程度の中長期になります。仮に6年で契約をした場合の料金は、1万2,000円~3万4,000円ほどです。初期費用がかからずリース料金のみで導入できるのが最大のメリットで、導入はしたいけれどまとまったお金の用意がむずかしい場合には、契約を検討してみてください。

レンタルよりも料金がお得になる理由は、リースは契約が長期になるほど料金も安くなる傾向があるためです。

購入、レンタルとリースの違いを理解して目的にあった導入方法を選択してください。

飲食店におすすめの券売機

blayn

blayn
  • 4ヵ国語に対応
  • さまざまなキャッシュレス決済に対応
  • POSレジ・つり銭機とも連動

blaynはサービス開始から10年で、ブレインのPOSレジは約7,000店舗以上の飲食店で導入されています。タッチパネル型券売機は、日本語だけでなく、英語、中国語、韓国語でのメニュー表記と音声案内をするため、海外のお客さまも安心して利用できます。

現金決済はもちろん、クレジットカードやQRコード決済、交通系ICカードさまざまなキャッシュレス決済に対応しています。

つり銭機やプリンター内蔵のPOSレジとも連携しており、接客にかかる人件費を大幅にカットできます。

初期費用月額料金主な機能
要問い合わせ要問い合わせ4ヵ国語で音声案内・メニュー表示/つり銭機・POSレジと連携/リアルタイム売上確認/売上集計/ABC分析/複数店舗の管理 など
blaynの料金・主な機能

blayn公式サイト

pos+(ポスタス)

pos+(ポスタス)
  • 高性能なセルフレジ券売機
  • フルタッチパネル搭載
  • スタッフ2人分の省人化が可能

pos+(ポスタス)は、1台でセルフレジと券売機の機能を備えた飲食店のためのセルフレジ券売機です。セルフレジモードと券売機モードを簡単に切り替えられます。

キッチン連携からPOS連携にも対応し、最新のフルタッチパネルを搭載した高機能セルフレジを低価格で提供します。

お客さま自身で注文・会計をするため、スタッフ2人分のパフォーマンスを発揮し省人化できます。

初期費用月額料金主な機能
要問い合わせ要問い合わせキッチン連携/POS連携/マルチ決済 など
pos+(ポスタス)の料金・主な機能

pos+(ポスタス)公式サイト

Tenposticket

Tenposticket
  • コンパクトなiPad型券売機
  • 完全セルフ化で回転率アップ
  • クラウドでリアルタイムに売上管理できる

tenposTicketは、iPad型券売機のため、コンパクトで場所を取らないうえ、導入コストを抑えられます。

自動釣銭機とクレジット端末を連動させれば完全セルフ化でき、会計ミスを防いだり、人件費を削減したりできます。

クラウドで売上管理しているためリアルタイムで確認でき、締め作業の時間を大幅に削減できます。

初期費用月額料金主な機能
キャッシュレスのみ:660,000円〜
キャッシュレスと現金対応:1,540,000円〜
19,800円英語表示/POSレジ連携/注文伝票印刷 など
tenposTicketの料金・主な機能

tenposTicket公式サイト

smooder

smooder
  • 地域マネー・ハウスマネー対応
  • IT導入補助金の活用実績多数
  • キッチンプリンターの導入でオーダーと同時に注文確認できる

smooderは、キャッシュレス決済対応オーダー受付端末です。さまざまなキャッシュレス決済だけでなく、日本カードのクラウド型ポイントシステムSHIAGELに対応しており、地域電子マネーや行政ポイントとの連携もできます。

IT導入補助金の高い採択率を誇り、申請作業から券売機導入までサポートしてもらえます。

キッチンプリンターを導入することで、オーダーと同時に注文の確認ができるため、面倒な手間を省けます。

初期費用月額料金主な機能
要問い合わせ要問い合わせ地域マネー・ハウスマネー対応/クーポン対応/クラウド機能 など
smooderの料金・主な機能

smooder公式サイト

USEN Ticket&pay

USEN Ticket&pay
  • 券売機にもセルフ精算機にもなる
  • 多言語対応
  • フリーレイアウト機能で簡単にカスタマイズできる

USEN Ticket&payは、マルチ決済に対応した券売機&セルフ精算機です。簡単にモードを切り替えられるので、回転率を上げたい昼は券売機モード、追加注文が多い夜はセルフ精算機モードなどと使い分けできます。

英語・中国語・韓国語に対応しています。

フリーレイアウト機能で、配色や各カテゴリーのメニュー表を自由にレイアウトできます。管理画面からいつでもメニューの入れ替えができるので、昼と夜でメニュー表示を変えられます。

初期費用月額料金主な機能
要問い合わせ要問い合わせPOSレジ連携/Usenレジで売上一括管理/軽減税率対応/個別会計対応/多言語対応/メニューフリーレイアウト/簡単モード切替 など
USEN Ticket&payの料金・主な機能

USEN Ticket&pay公式サイト

飲食店の券売機導入で業務負担を大幅削減!結果を得るには正しい導入と時間が必要。

券売機と飲食店の間には、人と同じように相性があります。「便利そうだから」という理由だけで導入を決めると、期待していた効果が得られないままコストだけがかかってしまう恐れもあります。

券売機だけでなくどんなサービスでも言えることですが、本当に必要な飲食店に正しく導入することが、コストを最小限に抑えながら効果を最大限に引き出すポイントです。導入を検討している飲食店の方は、今回紹介した内容を参考に必要性を判断してみてください。

いずれにせよ、券売機の効果を大きく実感するためには、ある程度の時間も必要です。導入方法によっては決して安くない出費なので、自身だけで判断せずにスタッフや知り合いの飲食店経営者に相談するのも良いでしょう。

券売機を正しく導入して、業務効率化や売上向上、サービスの品質向上をめざしましょう。

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この記事の監修
中島 崚
中島 崚
慶応義塾大学商学部卒業。新卒でフロンティア・マネジメント株式会社に入社し、メーカーの中期経営計画や百貨店の再生計画策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社に入社し、事業企画として業務を担う。また、兼務でグループ会社であるマネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社に出向し、アントレプレナーファンド「HIRAC FUND」でキャピタリスト業務に携わる。2022年7月よりこれまで副業で経営していたステップ・アラウンド株式会社を独立させる。
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