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デジタル・電子チラシとは|サービス比較6選・効果とメリット・活用事例・無料作成の方法

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デジタル・電子チラシとは

デジタル・電子チラシとは、紙などでの印刷媒体ではなくデジタル媒体で配信するチラシです。従来、チラシは新聞などの折込チラシが中心でしたが、新聞発行部数の減少に伴いチラシの価値が下がってきました。

その中で、ネット上のプラットフォームを活用した新たな媒体として注目されているのが、デジタル・電子チラシです。

サービス3つのポイント利用シーン・おすすめ機能
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デジタル・電子チラシサービスの機能

デジタル・電子チラシサービスはチラシ配信だけではありません。ここで具体的な機能をご紹介します。

  • 販促キャンペーン・チラシ配信
  • 自社サイト・各種デバイス連携
  • 閲覧状況などのデータ分析

1点目は、従来のチラシと同様に販促キャンペーン情報やチラシを配信できます。紙の配布とは違い、配布エリアが限られないというメリットがあります。

2点目は、自社のホームページやアプリがある場合は連携することで消費者が求めている形式、タイミングでチラシを提供できます。

3点目は、閲覧状況やアクセス状況のデータ分析ができることです。アクセス分析を行うことで消費者理解を深め、他のマーケティング施策に活用できます。このようにデジタルチラシは、紙のチラシと比較して多くの機能があります。

デジタル・電子チラシの効果と閲覧状況・事例

それでは、実際にデジタル・電子チラシの効果や閲覧状況に関して見ていきたいともいます。

トータル77%、閲覧効果も未だ根強いチラシ

スマートフォンやインターネットの普及に伴い、消費者の高度はデジタルにシフトしているといわれていますが、マクロミルのチラシの閲覧状況の調査によると、20才以上の男女77%以上はいまだにチラシを閲覧しているそうです。その中で電子チラシは、約35%程度が閲覧しています。

チラシの閲覧率についての調査結果
マクロミル・翔泳社(MarkeZine)の共同調べ

スーパーではデジタル・電子チラシの購入影響度が高い結果に

チラシの購入影響度を店舗の種類毎にみてところ、他の店舗形態と比べて特にスーパーで、紙チラシに比べて、電子チラシの購入影響度が高いという結果が出ました。また、スーパーはチラシの閲覧度も高く、特売情報などを求める消費意識が高い主婦などの消費者が利用していると考えられます。

チラシ閲覧後の購入経験率のグラフ
マクロミル・翔泳社(MarkeZine)の共同調べ

デジタル・電子チラシの3つのメリット

紙チラシと違い、デジタル・電子チラシのメリットと何でしょうか。ここでは代表的な3つのメリットをご紹介します。

オンラインからの購買誘導・効果の可視化ができる

1点目は、ホームページからの誘導や実際に効果が可視化できることです。紙媒体の場合、チラシはポスティングや店舗への来店した消費者だけに配布できるなど限定的な面がありました。一方、電子チラシであればホームページやアプリからの誘導ができるためエリアに影響されず、消費者に幅広く配布できます。

また、紙媒体の場合はいつ配布したチラシをいつだれが見たのか把握することが難しいです。しかし、デジタルチラシの場合は、アクセス分析でいつ、どのような人が何でチラシを見たのか把握できるため、施策の改善もできます。

チラシ印刷費用がかからずコスト削減につながる

2点目は物理的な印刷費用がかからないため、コスト削減につながるという点です。紙媒体の場合は印刷費用だけでなく、配布費用もかかります。しかし、デジタルチラシの場合はこのようなコストを抑えることができます。

在庫管理・維持が不要になる

3点目は、在庫管理や維持が不要になる点です。紙媒体の場合、毎週チラシを配布している場合、どれが今週分なのか、どれが来週分なのか、後何枚残っているのかなど管理に実は手間がかかります。

しかし、デジタルチラシの場合は在庫管理や維持などの管理業務が不要になります。このように余計な管理コストがかからないこともデジタルチラシのメリットの1つです。

デジタル・電子チラシ作成の2つの方法

デジタル・電子チラシの作成方法は大きく2つにわかれます。

PDFファイルによるWebチラシ作成

1つ目の方法はPDFファイル活用した方式です。従来紙の印刷を想定したデザインをPDFファイル形式にすることで閲覧できるようにすることです。

従来のチラシは、紙で閲覧されることを想定していたため、小さな文字をズームインして見られるような調整が必要ですが、誰でも簡単に無料で作成でき、ブラウザなどの影響もなく閲覧できるというメリットがあります。一方で、リンクや複数ページをめくれるようにする設定などはできません。

デジタル・電子チラシ作成サービスの利用

2つ目は、デジタル・電子チラシ作成サービスを利用する点です。デジタル・電子チラシ作成ツールを使用することで見やすい形式で作成できます。

また、PDFファイルとは違い、Facebookやホームページにリンクを貼り付けることができます。また、どこが一番見られているのかなどのヒートマップ分析なども行うことができます。

以下の記事もご参考ください。

豊富なテンプレートでおすすめ無料デジタル/電子チラシ作成サービス初期/月額料金比較6選

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Canva – 無料の42万テンプレ/8,000種の写真素材からプロ並みのチラシデザイン作成

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Canvaは豊富な42万以上のデザインテンプレート・8,000種の写真素材を備えたオンラインのデザイン作成ツールです。POP・ポスター・メニュー表・アニメーションなど目的に合わせた素材が数多く用意され、デザイン経験がない個人の飲食店の方でもプロのような仕上がりになります。

アイコンや写真も豊富な素材から作成が可能で、面倒な背景画像の切り取りもワンボタン・フォントも多種多様でお店や目的に合わせてイメージ通りのデザインが作れます。

パワーポイントや無料ソフトでは手間の多い作業も月額300円/1人で使い放題で、メニューやチラシ作成に時間がかかっている人にはおすすめのアプリです。

※画面右下の歯車ボタンより再生速度を調整できます

また年支払いの場合には月額支払いよりも安くなり、OREND限定申込みで通常30日間無料トライアルが45日間無料利用ができるため、まずは使いやすさを試してみましょう。

初期費用月額費用(月払い)月額費用(年払い)無料お試し
無料月額300円/1人
※利用人数:5人
12,000円/年
※1ヶ月あたり1,000円/月
あり(30日間)
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LINEチラシ

  • MAU8,400万人※1のLINEユーザーにチラシを配布可能
  • チラシやメッセージフォーマットなど2つのソリューション
  • 顧客情報に合わせてパーソナライズした配信が可能

LINEチラシは、LINEが提供しているチラシ作成サービスです。新たなアプリをダウンロードすることなく、8400万人のLINEユーザーに送付可能です。また、チラシやメッセージなどの2つのソリューションを用意しており、課題に合わせて適切なソリューションを選べます。

月額基本料金月額従量課金
1,000円×登録店舗数お気に入りユーザー閲覧数×30円
+非お気に入りユーザー閲覧セッション数×10円

詳細はこちら:https://www.linebiz.com/jp/service/line-flyer/

Shufoo!(シュフー)

  • 最大月間1100万人にリーチ可能
  • スマートフォンやPCから簡単に運用可能
  • 4,400社以上が利用

Shufooとは、国内利用率No1の電子チラシサービスです。大手企業も含めた4,400社以上が利用しており、購買意欲が高い主婦の4人に一人が利用しています。チラシから売り場のシズル感をタイムリーに伝えられるタイムライン、特売商品を単品で提示できるなど柔軟なソリューションがあります。

月額基本料金月額従量課金
無料人数×9~15円

詳細はこちら:http://www.shufoo.net/biz/index.html

トクバイ

  • 全国50,000店舗以上が導入
  • スマホ1つで安く、簡単に利用できる
  • ユーザー評価No1

トクバイは、全国50,000店舗以上が導入している電子チラシサービスです。全国50,000店以上が導入しており、2019年のアプリストアの評価ではユーザー評価No1を取得しています。スマホひとつあれば、簡単に利用できることも大きなメリットの1つです。

月額基本料金月額従量課金
7,500円無料

詳細はこちら:https://biz-lp.tokubai.co.jp/lp1

チラシプラス

  • 大手スーパー・小売などが導入
  • 電子チラシ販促機能をワンストップで提供
  • LineやTwitterとの連携

チラシプラスは、スーパーや小売のデジタルチラシをワンストップで対応してくれるサービスです。従量課金なしの定額で利用できるため低コストで運用可能です。また、大手スーパー・小売も多数導入しており実績も多数です。

月額基本料金月額従量課金
問い合わせ無料

詳細はこちら:https://service.chirashiplus.jp/

Myちらし.com

  • 日本全国のチラシを無料で掲載
  • 開発コスト・ランニングコストなし
  • チラシテンプレートを活用して簡単運用

Myチラシ.comは、日本全国のチラシが無料で掲載でき、閲覧できるサイトです。店舗は開発コストやランニングコスト無しでチラシを掲載できます。また、チラシテンプレートがあるため、必要事項を入力するだけで簡単に掲載できるというメリットもあります。

月額基本料金月額従量課金
無料無料

詳細はこちら:http://www.my-chirashi.com/about.php#about02

デジタル・電子チラシの業界毎の販促事例

それでは、実際にデジタル・電子チラシを活用した事例を業界ごとに紹介します。

一風堂(飲食店) – LINEチラシで100人の来店に成功

飲食店の事例として、人気ラーメン店の一風堂はLINEアカウントで、LINEチラシを配布したことで1日の来店人数700人のうち、100人はチラシをきっかけに来店した結果がありました。その結果、全店舗で現在導入しており、客足が落ちるタイミングなどに「雨の日には味玉トッピング」、「七夕ペア割り」などさまざまなクーポンを配布しています。結果、2018年時点で約3,000万人以上が一風堂に友達登録しています。

アルペン(メーカー)- グループ合計40万フォロワーに貢献

スポーツ用品メーカーのアルペンは、電子チラシを活用しキャンペーンなどの全社的なチラシから各店舗の営業時間の変更などに活用しています。その結果、全社的にフォロワーが6,000人前後増加、合計で40万人以上のフォロワーを取得しました。従来のマスメディアだけでなく、顧客特性や個別店舗ごとに合わせて情報発信ができるということに大きなメリットを感じているとのことです。

亀田製菓 – アプリターゲティング機能で50万人にリーチ

お菓子メーカーの亀田製菓は、電子チラシを利用しアプリでの優先表示や顧客特性を活用したアプリターゲティング機能利用することで、50万人以上にリーチし、閲覧者数は100万PVまで伸ばすことができました。その結果、対象商品は2ヶ月で100万袋の売上を記録し、従来の売上に比べると5倍以上の売上になりました。

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この記事の監修
中島 崚
中島 崚
慶応義塾大学商学部卒業。新卒でフロンティア・マネジメント株式会社に入社し、メーカーの中期経営計画や百貨店の再生計画策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社に入社し、事業企画として業務を担う。また、兼務でグループ会社であるマネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社に出向し、アントレプレナーファンド「HIRAC FUND」でキャピタリスト業務に携わる。2022年7月よりこれまで副業で経営していたステップ・アラウンド株式会社を独立させる。
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