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フードシェアリングサービス比較11選!導入メリットや注目される理由も解説

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フードシェアリングサービスとは

フードシェアリングサービスとは食べられるのに破棄されてしまう食品や料理などを消費者に提供するサービスです。

欧州を中心に2015年頃から登場し、現在多くの国で普及しはじめています。日本においても、2019年の食品ロス削減推進法の成立以降、普及が進みつつあります。

フードシェアリングサービスの仕組み

フードシェアリングサービスは小売店や飲食店の売れ残りや食べ残し食材、農家の余剰品を、消費者や福祉施設などに無料で提供するプラットフォームです。飲食店や小売店などの食品廃棄を減らすだけでなく、店舗に訪れない消費者への認知拡大や、消費者にとって低価格で購入できるなどのメリットがあります。

フードシェアリングサービスの種類

フードシェアリングには大きく2種類の種類があります。

  • ネット通販型
  • 店舗訪問型

スマートフォンやPCから購入できるネット通販型と、スマートフォンで注文し、商品を実際に店舗に取りに行く店舗訪問型があります。どちらも通常よりも価格を抑えて購入できます。

ネット通販型は消費期限が近いものが多く、店舗訪問はすでに調理済みの食品が多いのが特徴です。

フードシェアリングサービスの3つのメリット

フードシェアリングサービスには大きく3つのメリットがあります。

メリット1.フードロス対策、地球環境への配慮

フードシェアリングサービスの1つ目のメリットは、「フードロス対策、地球環境への配慮」ができることです。食品ロスが減ることにより、廃棄物処理などのエネルギー、コストの節約につながります。地球環境保全につながるということや、市民が社会的活動に参加できるなどのメリットがあります。

メリット2.廃棄食品・食材を安い価格で入手できる

フードシェアリングサービスの2つ目のメリットは、「廃棄食品・食材を安い価格で入手できる」ことです、これは消費者にとってのメリットで、廃棄直前ではあるものの食べる分には問題ない食材・食品を、通常よりも安く食材を購入できます。

メリット3.廃棄予定の食品・食材を売上に転換できる

フードシェアリングサービスの3つ目のメリットは、「廃棄予定の食品・食材を売上に転換できる」ことです。廃棄されてしまう予定だった食品・食材を販売できるため、従来であれば期待できなかった売上につながります。

このように、事業者にとっても消費者にとってもメリットがあるのがフードシェアリングです。

【無料あり】フードシェアリングサービス比較11選

フードシェアリングサービスや、フードシェアリングに活用できるサービスを紹介します。

Squareオンラインビジネス – 月額/初期/手数料0円/食材注文受付サイトを無料作成

  • 最短翌日入金で個人事業主・小規模店舗におすすめ
  • 月額・初期・注文手数料0円でテイクアウト&デリバリーサイト開設
  • 事前決済で当日キャンセル防止・店内のQR/セルフオーダーも使える
  • 無料POSレジ/ギフト作成/決済端末でネット注文から在庫・売上管理を1つで完結

Square オンラインビジネスは小売業界だけでなく、飲食店やレストランのテイクアウト・デリバリー・店内オーダー・事前決済も可能な初期/月額/手数料0円のオンライン注文サイト作成ツールです。

InstagramやFacebookなどSNSとも連携・集客機能も充実しているため、廃棄食材の掲載・注文受付サイトを無料作成し、QRコードやSNS上で集客・呼びかけも可能です。

Squareオンラインビジネス-無料デリバリー注文サイト_キャプチャ

注文受付サイトは初心者の方でも簡単作成、デリバリー対象エリア・配送予定時間・最適注文金額の設定・SMS(ショートメッセージ)で準備状況の連絡も可能です。

またSquareではPOSレジやキャッシュレス端末も無料提供し注文はPOSレジに自動連携され、店内オーダー・テイクアウト・デリバリー商品も簡単アップロード・売上管理も1つで出来るようになります。

無料で1つのアカウントで様々な機能が利用できセルフオーダーも無料のためスマホ注文・QRコード決済・事前注文も1つのアカウントで全て導入できます。

個人事業主の場合はキャッシュフローの安定も重要なポイントですが、Squareでは最短翌日入金のため小規模店舗にもおすすめのサービスです。

公式YouTubeアカウントではさまざまな活用方法・設定に関する紹介動画がアップされているため、各設定方法・決済方式の変更なども検索すれば直ぐにわかるようになっています。

プラン初期費用月額費用各種手数料入金日機能
フリー0円 ※無料フリー:0円 ※無料 決済手数料:3.6%~
振込/注文手数料:0円
キャンセル手数料:0円
最短翌日入金商品登録無制限/SNS連携
SEOツール/POS連携
テイクアウト/デリバリー
QRコード/セルフオーダー
プロ
0円 ※無料 1,200円上記同様最短翌日入金カスタムドメイン+フォント利用
パスワードでのページ保護
パフォーム0円 ※無料 2,500円 上記同様 最短翌日入金ゴ落ち/高度なレポート/商品口コミ
ギフト利用オプション

月額/初期/手数料0円 – 個人事業主おすすめ・オンライン注文受付サイトを無料開設

STORES – 初期/月額/注文手数料0円/48種のデザインから無料でテイクアウト予約受付

  • 初期/月額/販売手数料0円で最短10秒で無料登録
  • おしゃれな48種の無料テンプレートで物販/アパレル/食品/ハンドメイドにも
  • テイクアウト・デリバリー予約サイトも簡単作成
  • 30以上の機能で商品登録は無制限/定期&予約販売/クーポン/購入ボタン設置
  • 個人おすすめショップ不要でSNS×決済URL送付で無料ネット販売

STORESはTVCMでも知名度の高い初期/月額/販売手数料0円で48種のおしゃれなテンプレートから最短10秒登録、毎月1万件のショップが開設されている無料のテイクアウト・デリバリー受付サイト作成サービスです。

他社との違いはおしゃれなテンプレートが無料プランで全て使い放題、拡張機能で商品登録は無制限/シール機能/ランキング/動画・購入ボタン設置でオリジナルショップを初心者でも簡単に作れます。

テンプレートが豊富なためアパレル・ハンドメイド・動画/画像などのダウンロード販売・テイクアウト&デリバリー受付にも活用できます。

また30以上の豊富な機能がありショップ編集/定期・予約販売/クーポン/LINE&Instagram連携など、さまざまな集客・販売方法ができるようになっています。

個人におすすめのSTORES請求書決済を使えばInstagramなどSNSの投稿画像・フォロワー・プロフィール欄に決済リンク設置・DMで決済URLを送るだけで無料でオンライン販売の開始も可能です。

また他社と比較してサポート体制も強化しており、ネットショップの構築がはじめての方でも丁寧に支援しながらテイクアウト予約サイトの立上げが可能です。

月額費用決済手数料販売手数料特徴
フリープラン:0円
スタンダード:1,980円
フリープラン:5%
スタンダード:3.6%
0円登録画像無制限/クレカ決済・後払い決済
キャリア決済対応/48テンプレートが無料

初期/月額/手数料0円で個人おすすめ・豊富な48テンプレートで無料テイクアウト受付

カラーミーショップ – GMO提供/おしゃれなデザイン編集でデリバリーサHPを無料作成

カラーミーショップ-月額・初期0円で80種のデザインテンプレートからおしゃんれネットショップを無料作成
  • おしゃれなデザインテンプレート・カスタム編集でアパレル/美容/食品におすすめ
  • 月額/初期/販売手数料0円で簡単ショップ開業
  • アプリ機能でECモール在庫連携・インスタ販売・スマホで受発注管理
  • 大手GMOグループが初心者も安心の電話開業サポート
  • 公式YouTube・自社メディアで売れるための実践的な運営・集客ノウハウを提供

カラーミーショップは東証一部上場企業のGMOペパボが提供している、月額・初期・販売手数料0円・おしゃれなデザインテンプレート・カスタム編集が魅力の無料ネットショップ開業サービスです。

2021年5月に月額0円プランをリリースし、現在は9月末までの期間限定で割引になるキャンペーンも実施しています。

通常の無料ネットショップ作成ソフトではテンプレート編集は有料オプションの場合が多いですが、無料でテンプレートをカスタム編集・おしゃれなショップ作成でアパレル・美容・食品業界に人気です。

そのため初めてのショップ立ち上げから売上・集客強化まで成長に合わせて利用できるのが強みといえます。

大手ネット企業のGMOが運営していることもあり上記のノウハウコンテンツに加えて、電話サポート・メールサポートの体制も強く、開店準備も支援してくれるため初めての人でも利用におすすめです。

また「カラーミーショップch.」ではSNS運用・SEO対策など実践的な内容を紹介し、自社メディアの「よむよむカラーミー」では事例インタビュー・集客ノウハウ・セミナー情報も公開されており、作成して終わりではなく売れるショップに向けたコンテンツが数多く提供されています。

月額費用販売手数料決済手数料無料トライアル
フリー:0円
レギュラー:3,300円
ラージ:7,945円
0円フリー:6.6%+30円 → 6.6% ※9月末まで
※Amazon Pay / GMO後払い:4.0%

レギュラー・ラージ:4%~
レギュラー・ラージ:30日

月額・初期・販売手数料0円・おしゃなデザイン&電話サポートで無料ショップ開設

TABETE(タベテ)

  • 初期導入費用・月額費用・サポート費用0円
  • DEAN &DELICA、山崎製パンなど950店舗以上で導入
  • 現場負担が少ない

TABETE(タベテ)は、店舗での余ったパンや料理などをすぐ近くの人に購入してもらえるサービスです。初期費用・月額費用0円で利用ができ。1食購入ごとに150円の手数料だけのシンプルな利用です。また、事前のクレジット決済のため現場の負担も少なく利用できます。

初期費用月額費用販売手数料
0円0円150円/1食あたり

詳細はこちら:https://apply.cocooking.co.jp/shop_join

KURADASHI(クラダシ)

  • 登録料・月額利用料・掲載料・手数料など一切かからない
  • 最速当日から開始可能
  • 社会貢献のブランドイメージ向上

KURADASHIは社会貢献型フードシェアリングサービスです。登録料、月額利用料、掲載料など一切かかりません。また、費用がかからないため、最速で当日から利用開始できます。また、売上金もNPO団体に寄付されるため、社会貢献のブランドイメージ向上にもつながります。

初期費用月額費用販売手数料
0円0円0円

詳細はこちら:https://www.kuradashi.jp/sell

Reduce GO(リデュースゴウ)

  • 初期費用・月額費用0円で利用可能
  • ユーザー料金の分配による売上
  • 簡単に利用可能

Reduce Goは2018年8月に利用開始したサービスです。通常のサービスとは違い、ユーザーからのサブスクリプションサービスの月額料金を分配されるため、約10,000円〜30,000円程度受け取れる可能性があります。還元率は、注文率や注文数などをベースに算出されます。現在都内で30店舗程度参加しています。

初期費用月額費用販売手数料
0円0円0円

詳細はこちら:https://reducego.jp/restaurants/

Otameshi(オタメシ)

  • カゴメ、UCC、AGFなどブランド商品の取り扱い
  • パッケージ変更品、外装打痕品、賞味期限間近商品を半額以下で提供
  • 売上の一部をNPOに寄付

Otameshi(オタメシ)は、パッケージ変更品や賞味期限間近の商品などを半額以下で提供しています。売上の一部はNPOに寄付している社会貢献型サービスです。カゴメ、UCC、AGFなどのブランド商品も取り扱っています。

初期費用月額費用販売手数料
お問合せお問合せお問合せ

詳細はこちら:https://www.otame4.jp/

fuubo

  • 初期費用、月額費用0円
  • シンプルな管理画面
  • 最短5日で導入

fuuboは初期費用、月額費用0円で導入できるサービスです。申込から最短で5日で導入できるため、簡単に始められます。また、管理画面もシンプルで店舗にも大きな負担がかかりません。

初期費用月額費用販売手数料
0円0円販売金額20%

詳細はこちら:https://fuubo-nofoodloss.com/

tabekifu(タベキフ)

  • 廃棄食材や突然のキャンセルなどに対応
  • 売上の一部をNPOに寄付
  • 定価販売が可能

Tabekifuは、廃棄食材や突然のキャンセルの空席などを有効活用出来るサービスです。売上の一部はNPO団体などに寄付されるため、ブランディング等にも活用できます。また、他のサービスと違い割引がなく定価販売が可能というメリットもあります。

初期費用月額費用販売手数料
0円0円12%+50円 or 20%

詳細はこちら:https://tabekifu.co.jp/shop-guide

tabeloop(タベループ)

  • 初期費用・月額費用0円
  • 売り手・買い手ともに会員制のクローズドマーケット
  • パソコンやスマホから簡単に出品

tabeloop(タベループ)は、初期費用・月額費用0円で利用できるフードシェアリングサービスです。また、売り手・買い手ともに会員制を採用しているため、安心して利用できます。また、スマホ・パソコンなど簡単に出品できるため、店舗も簡単に利用できます。

初期費用月額費用販売手数料
0円0円20%

詳細はこちら:https://tabeloop.me/page/seller/

フリフル

  • フルーツ限定のフードシェアリングサービス
  • 生産者の思いなどを記事化
  • お客様の声を直接聞ける

フリフルは果物に限定したフードシェアリングサービスです。規格外品を当選でお客様に届けるサービスで、費用は0円です。また、生産者の思いなども記事化したり、マーケティングなどにもつながります。

初期費用月額費用販売手数料
0円0円0円

詳細はこちら:https://furifuru.com/seller/

フードシェアリングサービスが注目される理由

フードシェアリングサービスが注目される理由を紹介します。

年間643万トン、食べられるのに廃棄される食材・食品

日本国内の食品ロスの量を表すグラフ
食品ロスに関する調査

農水省、環境省による推計によると日本国内での食品ロスは年間643万トンといわれており、国民一人あたりに換算すると51キロにも達します。

643万トンの内訳は企業や飲食店の規格外品や売れ残りなどが352万トン、家庭内の食べ残しなどが291万トンです。このように食品ロスは現在国内において大きな問題になっています。

食材・食品廃棄に関するごみ処理事業経費の総額は約2兆円

ごみ処理事業の経費の推移を表すグラフ
ごみ処理事業経費

膨大な廃棄物を処理するには、多大なコストがかかっています。1日あたり大型(10トン)トラック約1,760台分を廃棄されているといわれており、ごみ処理事業経費に約2兆円もかかっているといわれています。

日本の食品ロスに対する対策・法律

食品ロスに対する法律として、日本では食品ロス削減推進法、食品リサイクル法が成立しています。

  • 食品ロス削減推進法
  • 食品リサイクル法

食品ロス削減推進法は、正式名称「食品ロスの削減の推進に関する法律」であり、2019年10月1日に施行されました。これは食品ロスの定義や食品ロス推進の基本的方針などを定めており、国や地方自治体の責務を明らかにしています。

食品リサイクル法は、2001年に施行され、2007年に改正されました。食品の売れ残りや食べ残し、あるいは食品の製造工程で大量に発生している食品廃棄物の抑制や減少を目的とした法律です。食品リサイクルだけでなく、肥料や飼料などへの再利用のルールが定まっています。

アフターコロナで注目度の高まるフードシェアリングサービス

新型コロナウィルスの影響で、フードシェアリングサービスを含むさまざまなフードテックが注目を浴びています。特にフードデリバリーサービスやテイクアウトなど、コロナ禍を機に新たな食品の消費文化が定着しました。2023年3月には政府によるマスク不要の呼びかけもあり、コロナ禍は実質終息したといえますが、このような新たな消費文化が廃れることはないでしょう。

また、食品廃棄対策には飲食店だけでなく、コンビニ業界も力に入れています。さまざまな業界が参入することで、フードシェアリングサービスへの注目はますます高まっていくでしょう。

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この記事の監修
中島 崚
中島 崚
慶応義塾大学商学部卒業。新卒でフロンティア・マネジメント株式会社に入社し、メーカーの中期経営計画や百貨店の再生計画策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社に入社し、事業企画として業務を担う。また、兼務でグループ会社であるマネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社に出向し、アントレプレナーファンド「HIRAC FUND」でキャピタリスト業務に携わる。2022年7月よりこれまで副業で経営していたステップ・アラウンド株式会社を独立させる。
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