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倉庫管理システム14選を適した業種・規模別に比較!導入メリットや選び方、注意点も紹介

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倉庫管理システム(WMS)とは

倉庫管理システムでできること

倉庫管理システム(WMS)は、倉庫の入出庫や在庫管理を効率化するソフトウェアであり、近年、EC市場の拡大や物流業界の人材不足により注目されています。

倉庫管理システムの導入により、作業の効率化、入出庫やピッキング作業の自動化、事務作業の削減、検索時間の短縮、人為的ミスの減少、コスト削減などのメリットが得られるでしょう。迅速な出荷や納期の遵守、トラブルの減少などが期待でき、業務品質の向上とコスト削減を両立できます。

在庫管理システムとの違い

在庫管理システムと倉庫管理システム(WMS)は、見た目は似ていますが、管理範囲と目的が大きく異なります。在庫管理システムは商品や部品の在庫数量を管理し、倉庫内だけでなく複数の拠点の在庫をまとめて管理します。

一方、WMSは倉庫内の入出庫管理やピッキング作業を効率化するために設計されており、在庫管理機能の他にもロケーション管理やピッキング指示など、倉庫業務に特化した機能を備えています。

基幹システム(ERP)との違い

倉庫管理システム(WMS)と基幹システム(ERP)は、企業の基幹業務を支えるシステムですが、その管理範囲と目的が異なります。基幹システム(ERP)は、会計や人事、販売、生産など企業全体の業務を統合的に管理します。

一方、WMSは倉庫業務に特化したシステムであり、基幹システムの一部としても使われることがありますが、倉庫内の業務を効率化することに焦点を当てています。

倉庫管理システムの主な機能

倉庫管理システムの主な機能は次のとおりです。

機能名概要
入出庫管理商品の入出庫をリアルタイムで管理し、伝票作成などの事務作業を削減します。
在庫管理在庫数量をリアルタイムで把握し、在庫過剰や欠品を防ぎます。ロット管理や賞味期限管理にも対応します。
ピッキング指示書の作成・印刷、ピッキング指示、ピッキング実績の管理など、ピッキング作業を効率化します。
ロケーション管理商品の保管場所を管理し、最適なロケーションへの入庫指示を行います。
データ分析倉庫内のデータを分析し、業務改善に役立てます。
レポート作成出荷実績や在庫状況などのレポートを作成できます。
複数倉庫管理複数の倉庫をまとめて管理できます。
その他輸配送管理、車両管理、作業指示、帳票発行など、さまざまな機能が提供されます。
倉庫管理システムの主な機能

倉庫管理システムを導入するメリット

WMSを導入することで、倉庫内の入出庫管理や在庫管理を効率化し、無駄なコストや人的ミスを大幅に削減できます。その理由を、倉庫管理システムの3つのメリットと併せて紹介します。

業務の効率化と標準化

倉庫管理システム(WMS)を導入することで、倉庫内の業務を効率化し、標準化できます。従来の紙ベースの管理では、伝票の記入や検索に時間がかかり、人為的なミスが発生しやすく、作業手順が属人化してノウハウの共有が難しいという課題がありました。

WMSを導入することで、これらの課題を解決することができます。具体的には、バーコードスキャンによる入出庫処理で伝票の記入や検索時間を大幅に削減し、ロット管理や賞味期限管理を徹底して人為的なミスを抑制します。

また、ピッキング指示書の作成・印刷やピッキング実績の管理を自動化し、作業効率を向上させ、マニュアルや標準手順書をシステム内に構築して作業を標準化します。WMS導入による業務効率化と標準化は、人件費の削減や顧客満足度の向上につながります。

リアルタイムの情報共有

倉庫管理システム(WMS)を導入することで、倉庫内の情報をリアルタイムで共有できます。従来の紙ベースの管理では在庫状況が最新でなく、複数人での情報共有が難しく、情報の伝達が遅れて作業に支障が出る課題がありました。

WMSを導入することで、これらの課題を解決できます。具体的には、入出庫情報や在庫状況をリアルタイムで更新し、パソコンやスマートフォンでいつでもどこでも情報を確認でき、複数人で情報を共有し、連携しながら作業できます。情報の伝達遅延による作業のムダを削減し、WMS導入によるリアルタイムの情報共有は、作業効率の向上や顧客満足度の向上につながります。

無駄な作業やコストの削減

倉庫管理システム(WMS)を導入することで、倉庫内の無駄な作業やコストを削減できます。従来の紙ベースの管理では、伝票の記入や検索に時間がかかり、人為的なミスが発生し、再作業が必要であり、在庫過剰や欠品による機会損失や保管スペースの有効活用ができていないという課題がありました。

WMSを導入することで、これらの課題を解決できます。具体的には、バーコードスキャンによる入出庫処理で伝票の記入や検索時間を大幅に削減し、ロット管理や賞味期限管理を徹底して人為的なミスによる再作業を抑制します。

また、最適な在庫管理で在庫過剰や欠品を防止し、ロケーション管理で保管スペースを有効活用します。WMS導入による無駄な作業やコストの削減は、利益率の向上や競争力強化につながります。

倉庫管理システムを導入する際の注意点

倉庫管理システムの導入はコスト削減につながりますが、「システムの利用料がかかる」「従業員の教育コストがかかる」など、新たに生じるコストもあります。倉庫管理システムの導入時はこれらのコストがかかることを踏まえ、費用対効果の高いシステムを選ばなくてはなりません。

ランニングコストがかかる

倉庫管理システム(WMS)を導入する際には、導入後のランニングコストも考慮する必要があります。主なランニングコストには、月額利用料、保守費用、サポート費用、システムアップデート費用、データ移行費用、カスタマイズ費用があります。導入前にこれらのコストを把握し、予算計画に組み込むことが重要です。

従業員の教育コストがかかる

倉庫管理システム(WMS)を導入する際には、従業員への教育が必要です。教育内容は主にシステムの操作方法、業務手順、トラブルシューティングです。教育には研修費用、外部講師費用、社内講師育成費用、マニュアル作成費用などがかかります。教育はシステムを効果的に活用するために不可欠です。

教育コストを削減する方法としては、eラーニングの活用、外部研修の利用、マニュアルやビデオ教材の作成、段階的な導入、テスト運用などがあります。WMS導入は、従業員への教育コストも含めて慎重に検討する必要があります。

倉庫管理システムの選び方

倉庫管理システム(WMS)にはさまざまな種類があります。自社に合わないWMSを選んでしまうと、期待通りの効果が得られない可能性があります。

導入形態を決める

倉庫管理システム(WMS)は、導入形態によって大きく3種類に分類されます。クラウド型WMSはインターネット経由で利用でき、導入・運用が簡単ですが、ランニングコストがかかります。

オンプレミス型WMSは自社内にサーバーを設置し、カスタマイズ性が高いですが、導入・運用コストがかかります。

パッケージ型WMSは既製のプログラムを利用し、低コストで導入できますが、カスタマイズ性が低いです。自社のニーズに合った導入形態を選ぶことが重要です。

対応できる拠点数や品目を確認する

倉庫管理システム(WMS)は、対応できる拠点数や品目によって異なります。複数の拠点を利用する場合は、マルチデバイス対応のWMSが必要であり、拠点数によって必要な機能や費用が異なります。

また、取り扱う品目の種類や数量によっても、必要な機能や費用が異なります。特殊な品目を扱う場合は、それに対応できるWMSが必要です。したがって、自社の状況に合ったWMSを選ぶことが重要です。

ロットの管理方法を確認する

倉庫管理システム(WMS)は、ロット管理方法によっても異なります。ロット管理方法には、先入先出法、先入先出法、賞味期限管理、ロット追跡などがあります。自社のニーズに合ったロット管理方法を提供するWMSを選ぶことが重要です。

その他、必要な機能を洗い出す

倉庫管理システム(WMS)は、様々な機能があります。必要な機能には、入出庫管理、在庫管理、ロット管理、ピッキング指示、出荷指示、棚卸し、レポート作成などがあります。自社の業務に必要な機能を全て備えているWMSを選ぶことが重要です。

機能を選定する際のポイントとしては、使いやすさ、拡張性、セキュリティ、コストが挙げられます。必要な機能を洗い出し、比較検討することが大切です。

システムの対象規模や業種を確認する

倉庫管理システム(WMS)は、対象規模や業種によって異なります。対象規模は倉庫の規模や取扱量、ユーザー数によって変わり、業種は製造業、卸売業、小売業、流通業などがあります。したがって、自社の規模や業種に合ったWMSを選ぶことが重要です。規模や業種によって、必要な機能や費用が異なる場合があります。

サポート体制を確認する

倉庫管理システム(WMS)を導入する際には、導入後のサポートも重要です。問い合わせ窓口や対応時間、保守サービス、バージョンアップなどを確認し、万が一トラブルが発生した場合に迅速に対応してもらえる体制が整っているWMSを選ぶことが重要です。サポート体制の充実度は、導入後の業務効率に大きく影響します。

汎用性が高い倉庫管理システム7選

倉庫管理の効率化には、倉庫管理システム(WMS)の導入がおすすめされます。WMSは、入出庫管理や在庫管理など、倉庫業務を自動化することで、作業時間の短縮やミスの削減を実現します。市場には多くのWMSが存在し、自社に最適なシステムを選ぶのは容易ではありません。そこで、ここからは汎用性が高いWMSを7つ紹介します。

COOOLa

COOOLa
  • 自社にとって使いやすいシステムをローコストで
  • 要望や業務に合わせてカスタマイズ
  • 手厚いサポートで導入後も安心

COOOLaは、物流・倉庫業務を熟知したソフトウェア会社が作る倉庫管理システムです。要望や業務に合わせて柔軟にカスタマイズでき、サポートが手厚く導入後の不安もすぐに解消できます。倉庫業務に必要な機能を標準搭載したうえで、独自機能を使いできるので、コストを抑えて自社にとって使いやすいシステムを導入できます。

初期費用月額料金主な機能
要見積もり要見積もり入荷・入庫・入荷・入庫・庫内・照会・請求・棚卸・マスタ・取込に関する機能多数
COOOLaの料金・主な機能

COOOLa公式サイト

ONESLOGI/WMS Cloudサービス

ONESLOGI/WMS Cloudサービス
  • 倉庫運営に必要な機能を網羅
  • ハンディターミナルのレンタルあり
  • 基幹システムとの連携で業務と経営を改善

ONESLOGI/WMS Cloudサービスは、入庫管理から出荷管理まで、倉庫運用に必要な機能を網羅したシステムです。ハンディターミナルのレンタルや稼動後のヘルプデスク対応など、業務の効率と品質を高めるためのサービスが充実しています。WebAPI基盤による基幹システムとの連携にも対応し、データに基づく経営改善に役立ちます。

初期費用月額料金主な機能
500,000円~70,000円~入荷・出荷・在庫・棚卸・マスタに関する機能多数
日時処理/商品マスタ検索・ロケーションマスタ検索・最適ピッキング手法提案サービスなど
ONESLOGI/WMS Cloudサービスの料金・主な機能

ONESLOGI/WMS Cloudサービス公式サイト

ロジザードZERO

ロジザードZERO
  • EC物流に強い倉庫管理システム
  • 周辺システムとの連携実績が豊富
  • カスタマイズなしでの導入が全体の7割

ロジザードZEROは、豊富な導入実績と安定稼働が特徴のクラウド型倉庫管理システムです。EC物流に強く、アパレルや化粧品、ホビーなど幅広いカテゴリの商材に対応しています。ERPやアナリティクス、RFIDなどの周辺システムとの連携実績が多く、カスタマイズなしでの導入実績も充実。手間とコストを抑えて、自社の業務にマッチした環境を構築できます。

初期費用月額料金主な機能
要問い合わせ要問い合わせ同根物管理/物流ロボット連携/在庫・状況紹介/RFID対応/店舗管理など
ロジザードZEROの料金・主な機能

ロジザードZERO公式サイト

Air Logi

Air Logi
  • EC物流に強い倉庫管理システム
  • 業務効率化と属人化解消に役立つ
  • 工事不要で最短5日で導入可能

Air LogiはEC物流に強く、BtoB物流にも対応した高機能な倉庫管理システムです。物流現場の業務効率化にこだわり抜いたシステムで、ロボット、マテハン、OMSとの連携実績が豊富にあります。柔軟にカスタマイズできること、高性能の自動化システムを搭載していることなど、業務の効率化と属人化の解消に強みがあります。

初期費用月額料金主な機能
35,000円10,000円~物流効率化/請求自動化/倉庫一元管理/OMS連携/ハンディターミナルなど
Air Logiの料金・主な機能

Air Logi公式サイト

GoQSystem

GoQSystem
  • 通販業務に特化した一元管理システム
  • 通販店舗を運営する企業が開発
  • 受注件数が増えても月額料金はそのまま

GoQSystemは通販業務に特化したクラウド型の一元管理システムです。ベンダー自ら運営する通販店舗で「あったらいいな」と感じた機能が盛り込まれているため、通販業務のかゆいところにまで手が届きます。モールやカートと連携して通販業務を一括で管理・実施できます。売上管理や物流管理も可能。受注件数が増えても月額料金は変わらないため、費用対効果が高いです。

初期費用月額料金主な機能
30,000円~
※無料プランあり
15,000円~
※無料プランあり
ロット管理、賞味期限管理、トレサビリティ、生産管理との連携など
GoQSystemの料金・主な機能

GoQSystem公式サイト

CLOUD SLIMS

CLOUD SLIMS
  • 豊富なノウハウが活かされた倉庫管理システム
  • 顧客の声で成長し続けるシステム
  • 幅広い業種で導入実績あり

CLOUD SLIMSは、3PL事業や物流改善コンサルティングの経験と豊富な導入実績に基づき開発・改善されてきた、物流のノウハウが活かされた倉庫管理システムです。物流センターの要望や顧客の声を反映し、バージョンアップし続けているシステムで、今後も時代に合った機能が追加されていくでしょう。メーカーから卸、小売や倉庫事業など、幅広い業種で活用されています。

初期費用月額料金主な機能
400,000円~49,800円~入荷/出荷/在庫/補充/棚卸し/管理に関する機能多数
CLOUD SLIMSの料金・主な機能

CLOUD SLIMS公式サイト

HYPERSOL WMS 倉庫管理システム

HYPERSOL WMS 倉庫管理システム
  • 上位システムとのCSV連携
  • ハンディターミナルのオフライン動作に対応
  • 自社のロケーション管理に合わせて運用できる

HYPERSOL WMS 倉庫管理システムは、上位システムとのCSVファイルによる連携やオフライン動作モードの搭載など、現場での使いやすさを追求したシステムです。ハンディーターミナルは無線接続をせずに運用することもでき、倉庫環境に応じた使い方ができます。固定ロケーションとフリーロケーションに対応し、顧客の環境に合わせた運用が可能です。

初期費用月額料金主な機能
要問い合わせ要問い合わせ二段階検品処理/ロット管理/作業分析データ出力/オフラインモード
入荷予定表/ロケーション管理/セキュリティー制御/出庫、出荷処理(HT)
棚卸実績(差異)/バックアップ機能など
HYPERSOL WMS 倉庫管理システムの料金・主な機能

HYPERSOL WMS 倉庫管理システム公式サイト

小規模企業におすすめの倉庫管理システム3選

小規模企業にとって、倉庫管理は重要な業務ですが、人手不足やコストの課題があります。そこで、導入コストが低く、使いやすい倉庫管理システム3選を紹介します。これらのシステムは小規模企業でも導入しやすい特長を持っています。

スマートマットクラウド

スマートマットクラウド
  • IoTを活用して業務を効率化
  • データ活用で業務のボトルネックを特定
  • バーコードやRFIDと組み合わせて活用できる

スマートマットクラウドは工数削減とデータ活用に強みがあるシステムです。人の代わりに業務を効率化し、従業員が本業に集中できる時間を増やします。データを蓄積・活用し、業務のボトルネックを特定することで、さらなる効率化と利益創出に貢献します。経営レベルのDXに寄与する、使うほどに成果が高まるシステムです。

初期費用月額料金主な機能
要問い合わせ要問い合わせ在庫管理/発注/アラート/入出庫管理
Handy App/外部連携/ユーザー登録など
スマートマットクラウドの料金・主な機能

スマートマットクラウド公式サイト

W3 mimosa

W3 mimosa
  • クレームや機会損失を未然に防ぐ
  • ノンカスタマイズですぐに導入
  • 伴走支援で導入効果を高める

W3 mimosaは誤出荷や在庫欠品など、クレームと機会損失を未然に防ぐ倉庫管理システムです。ノンカスタマイズですぐに導入できるため、時間とコストをかけずに倉庫業務を改善できます。伴走支援が充実し、導入後に見えてくる課題にも柔軟に対応できるため、「導入しっぱなし」になることはありません。サポートを受けながら運用を改善し、費用対効果を高めていけるシステムです。

初期費用月額料金主な機能
要問い合わせ37,500円~出荷分析/入荷分析/当日分析/ロケ分析/外部連携
入荷・出庫・在庫管理・オーナー管理・システム倉庫管理に関する機能多数
W3 mimosaの料金・主な機能

W3 mimosa公式サイト

Xble

Xble
  • 完全従量制で無駄なコストが出ない
  • システム構築不要、アカウント発行後すぐに利用開始
  • 必要な機能を選べるため、シンプルで使いやすく無駄がない

Xbleは短期間・完全従量制で導入できるクラウド型の倉庫管理システムです。大規模なシステム構築は不要で、自社に必要な機能を選ぶだけですぐに導入できます。月額料金は利用した分だけかかるため、費用対効果が高いです。利用料が下がる閑散期にはコストも低くなるので、無駄な費用がかかりません。機能の過不足がないシンプルで使いやすいシステムを、コストを抑えて導入したい企業におすすめです。

初期費用月額料金主な機能
要問い合わせ要問い合わせ入荷・出庫・在庫管理に関する機能多数
通常補充/指示あり・なしの移動・積み増し/受払管理
業務に合わせたオプション機能の追加など
Xbleの料金・主な機能

Xble公式サイト

業種に特化した倉庫管理システム4選

業種に特化した機能を持つ倉庫管理システムもあります。ここでは業種に特化した倉庫管理システムを4つ紹介します。

Super-Vision

Super-Vision
  • 衣食住の物流に対応した量販店向けシステム
  • 鮮度管理や3温度管理、不定貫対応
  • バーコードのない商品の管理も可能

衣食住の物流に対応した「Super-Vision」は、量販店向けの倉庫管理システムで、扱う商材に合わせた柔軟な管理ができます。鮮度管理や3温度管理などの「食」への対応、品番やカラー、サイズなど「衣」への対応、日用品や生活用品に加え、什器や販促品などのバーコードのない商品を管理する「住」への対応が可能です。

初期費用月額料金主な機能
要問い合わせ要問い合わせ鮮度管理/ステータス管理/温度管理/不定貫対応
品番、カラー、サイズ、またはSKU単位での管理
日用雑貨・生活用品等の消費期限・ロット管理を必要とする商品の管理など
Super-Visionの料金・主な機能

Super-Vision公式サイト

LIFE-Vision

LIFE-Vision
  • 生活用品・日用品向けの倉庫管理システム
  • DIYや住宅資材などにも対応
  • 大小幅広いデータ量に対処し、規模に応じた費用で運用できる

LIFE-Visionは、生活用品・日用品向けの倉庫管理システムです。DIYや住宅資材など、幅広い荷姿に対応しています。ドラッグストアやホームセンター、ディスカウントストアにおすすめのシステムで、量販店から専門店までさまざまな業態で利用されています。複数センター・複数荷主にも対応し、データ量や規模に応じた費用で運営できる、無駄なコストがかからないシステムです。

初期費用月額料金主な機能
要問い合わせ要問い合わせロット管理/日付管理/フリーロケーション/ダブルトランザクション
容積計算による物量算出/ピッキング導線設定/全件棚卸
循環棚卸/当日出荷棚卸など
LIFE-Visionの料金・主な機能

LIFE-Vision公式サイト   

mylogi

mylogi
  • ECの運営代行・コンサル会社が作った、EC特化の管理システム
  • 小規模・小ロットから対応で、スモールスタートでも導入できる
  • 多モール注文の管理にも対応

mylogiは「EC運営をもっと気軽に」がコンセプトのシステムで、D2Cビジネスに強いです。商品管理から受注、出荷、在庫管理、配送までワンストップで管理できます。運営会社はEC事業の運営代行・コンサルティングで有名なアートトレーディング株式会社で、長年のEC運営とコンサルティングから得られたノウハウが、システムに詰め込まれています。小規模・小ロットから対応しているので、小規模事業者でも導入しやすいです。

初期費用月額料金主な機能
0円15,000円~在庫管理/​倉庫管理/入荷・入庫/受注/出荷予定
ハンディ機能/軽減税率対応/出荷通知メールなど
mylogiの料金・主な機能

mylogi公式サイト

AnyLogi

AnyLogi
  • 海外配送に必要な機能を網羅
  • 返品機能搭載でCVR向上を目指しやすい
  • ECサイトにリアルタイムで送料と関税を反映

EC事業者向けの倉庫管理システム「AnyLogi」は、国内外のECカートと配送サービスとの自動連携が可能。国内外の配送を自動化できるプラットフォームです。ECサイトに送料や関税を表示できるのはもちろん、配送時の送り状の発行や集荷依頼もプラットフォーム上で完結します。越境ECに強みがあるシステムとして、さまざまなブランドで導入されています。

初期費用月額料金主な機能
要問い合わせ30,000円ECカート・モールとのシステム連携/関税・送料の表示/送り状発行
インボイス発行/集荷依頼/返品対応
AnyLogiの料金・主な機能

AnyLogi公式サイト

自社の規模や業種に合う、費用対効果の高い倉庫管理システムを導入しよう

倉庫管理システムは企業にとって不可欠なツールであり、適切な導入により在庫管理の効率化やコスト削減、顧客満足度の向上など多くのメリットが得られます。

ただし、市場にはさまざまなWMSが存在し、自社に合わないシステムを選択すると効果が得られない可能性があります。各システムの特徴を理解し、自社のニーズに合った選択をすることが重要です。

本記事で紹介したシステムの中に気になるものがあったら、まずは公式サイトをチェックしてみましょう。公式サイトを見てわからないことがあったら問い合わせをして、不明点や疑問点をなくしてから導入するかどうかを決めてください。

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この記事の監修
中島 崚
中島 崚
慶応義塾大学商学部卒業。新卒でフロンティア・マネジメント株式会社に入社し、メーカーの中期経営計画や百貨店の再生計画策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社に入社し、事業企画として業務を担う。また、兼務でグループ会社であるマネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社に出向し、アントレプレナーファンド「HIRAC FUND」でキャピタリスト業務に携わる。2022年7月よりこれまで副業で経営していたステップ・アラウンド株式会社を独立させる。
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