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請求書受領サービス18選比較! 機能や料金、選び方を解説

更新日:
目次
請求書受領サービスとは?
請求書受領サービスの主な機能|できること
請求書受領サービスの選び方|5つの比較ポイント
1. データ化の範囲と精度
2. 会計システム連携やワークフロー機能
3. 保管・検索の仕組み
4. コストと料金体系
5. 操作性とサポート体制
請求書受領サービスの種類・タイプ
【比較表】おすすめの請求書受領サービス比較18選|初期/月額費用・料金比較
請求管理ロボ - 与信/集金/消込/督促&請求代行/未入金100%保証/前受金もAPIで自動化
Bill One請求書受領 - 紙の請求書を代理で受領/99.9%*の精度でデータ化/支払い管理もデジタル化/法制度に自動で対応
請求まるなげロボ - 手数料1%&郵送0円/与信~督促/口座振替/コンビニ集金/債権保証
BtoBプラットフォーム請求書
MakeLeaps
楽楽明細
freee請求書
マネーフォーワードクラウド請求書
invox受取請求書|99.9%精度でデータ化自動化
TOKIUMインボイス|請求書受領業務自動化
マネーフォワード クラウド債務支払|請求書計上から支払まで一元管理
バクラク請求書受取|受取から支払まで一気通貫
freee支出管理 受取請求書|AIで請求書受領を自動化
BtoBプラットフォーム請求書|請求業務デジタル化
奉行Edge 受領請求書DXクラウド|請求書支払業務自動化
スマートOCR請求書|99.9%読取精度で経理効率化
RICOH 受領請求書サービス
pasture請求書回収β
請求書受領サービスの導入ステップ
STEP1.自社の課題を明確にする
STEP2.必要な機能を洗い出す
STEP3.課題や規模・予算を踏まえてタイプを選ぶ
STEP4.電子化の項目をチェック
STEP5.各種機能の精度をチェック
STEP6.資料請求や問い合わせ
STEP7.お試しプランがあるなら使ってみよう
請求書受領サービスを導入する5つのメリット
1. 請求業務の効率化・処理スピードアップ
2. 人的ミスの防止と・負荷軽減
3. 人件費の削減・ペーパーレス対応
4. 多様な働き方に対応しやすくなる
5. インボイスや法改正への対応が簡単に
請求書受領サービスを導入する2つのデメリット・注意点
1. 取引先の協力が必要な場合がある
2. OCRやAI-OCRの読取精度に差がある
課題に合った請求書受領サービスで、従業員の負荷を軽く、取引のスピードを早くしよう
もっと見る
この記事で分かること
  • 請求書受領サービスの仕組みやできること
  • 請求書受領サービスの種類と違い
  • 請求書受領サービスの選び方とおすすめの比較表

請求書受領サービスとは?

請求書受領サービスとは、取引先から受け取る請求書を電子的に受領・保存し、会計処理や承認フローまで効率化できる仕組みです。郵送で届いた紙の請求書やPDF、メール添付データなど多様な形式の請求書をまとめて管理できるため、経理業務の大幅な効率化につながります。最近では、郵送で届いた紙の請求書を受け取り代行してスキャンし、AI-OCRでデータ化して仕訳連携するサービスもあります。

近年は電子帳簿保存法やインボイス制度への対応が求められており、請求書を正しく保存・検索できる機能を備えたサービスが増えています。これにより、紙の原本をスキャンしたデータを法的に有効な形で保存したり、適格請求書の要件を自動チェックすることが可能です。

請求書受領サービスは、単なるペーパーレス化にとどまらず、経理部門の生産性向上やコンプライアンス強化を実現する基盤として注目されています。今後、バックオフィスのDXを進める企業にとって欠かせない存在になるでしょう。

請求書受領サービスの主な機能|できること

請求書受領サービスは請求書の受領から支払い処理、データの保存まで一連の業務を自動化・効率化する機能を備えています。主な機能を整理すると以下の6つに分けられます。

機能内容
①請求書の受領代行郵送の紙請求書やメール添付PDFを企業の代わりに受け取る。
経理担当者が開封・整理する手間が不要になる。
②請求書のデータ化
(OCR・AI OCR)
紙やPDFをスキャンし、「金額・発行日・取引先名」などデータ化。
手入力なしでデータとして活用可能。
③会計システムとの連携データ化した請求書情報を会計ソフトやERPに直接取り込み。
仕訳や入力を自動化し処理をスムーズに。
④請求書データの保管・管理電子帳簿保存法に対応した形でクラウド保存。
紙のファイリング不要で、検索も簡単にできる。
⑤支払い業務の効率化請求書データから銀行振込用FBデータを自動作成。
ワンクリックで支払実行や消込処理が可能。
⑥各種ワークフローの自動化上司や他部署への承認依頼をシステムで回覧。
紙の押印やメール承認を不要にし、オンラインで完結。

請求書受領サービスは、下記の図のように請求書受領の業務フロー全体を一気通貫で効率化できることが分かります。

請求書受領の業務フロー

請求書受領サービスの選び方|5つの比較ポイント

請求書受領サービスを導入する際は、単に「請求書をデータ化できるかどうか」だけでなく、自社の業務フローや法令対応に合った機能を備えているかを確認することが重要です。

1. データ化の範囲と精度

OCRやAI OCRによるデータ化がどの項目まで対応しているかを確認します。請求書番号・発行日・金額・取引先名だけでなく、適格請求書制度に必要な登録番号や税率区分まで正確に読み取れるかどうかは大きな比較基準です。精度や処理速度も業務効率に直結します。

2. 会計システム連携やワークフロー機能

請求書データをどの会計ソフトやERPと連携できるか、また承認フローをシステム上で構築できるかは、運用のしやすさに影響します。承認・差戻し・進捗管理まで一元化できるサービスは、特に中堅以上の企業に有効です。

3. 保管・検索の仕組み

電子帳簿保存法に対応した保管が可能かどうかは必須ポイントです。検索性や閲覧性、さらに倉庫保管サービスがある場合は原本の保管期間も確認が必要です。法令遵守と内部統制を両立できる仕組みかを見極めましょう。

4. コストと料金体系

月額課金型・従量課金型など料金体系はサービスによって異なります。利用枚数や利用ユーザーが増えるとコストがどう変動するのかを事前に把握し、自社の利用規模に合ったサービスを選ぶことが大切です。

5. 操作性とサポート体制

経理担当者だけでなく承認者や他部門の社員も利用するため、直感的に操作できるUIかどうかを確認します。あわせて、導入時のサポートや運用後の問い合わせ対応体制、導入実績なども比較ポイントになります。

請求書受領サービスの種類・タイプ

請求書受領サービスは、企業に届く紙・PDF・メール添付などの請求書を電子データ化し、一元管理するシステムです。手作業での入力や仕訳を減らすことで、経理業務の効率化・電子帳簿保存法対応・支払処理の自動化を実現できます。

  1. 受領代行型:紙・メール・Webで届く請求書を代行業者が受け取り、AI-OCRでデータ化。仕訳データを自動生成し、会計システムへ連携可能。
  2. 自社運用型:取引先が請求書を直接アップロードし、自社で電子受領・データ処理を行うタイプ。代行受領なしで運用可能。

導入コスト・運用体制・業務フローが異なるため、自社の請求処理体制に合ったタイプを選ぶことが重要です。

タイプ向いている企業主なサービス例
受領代行型書類が多く、受領チャネルが複数ある企業
経理工数を大幅に減らしたい企業
BillOne請求書受領
TOKIUMインボイス
マネーフォワードクラウド債務支払
バクラク請求書
invox受取請求書
自社運用型取引先数が限られる企業
既にペーパーレス化を進めている企業
請求管理ロボ
freee受取請求書
BtoBプラットフォーム請求書
奉行Edge受領請求書DXクラウド
スマートOCR請求書
請求書受領サービスの種類・タイプ

【比較表】おすすめの請求書受領サービス比較18選|初期/月額費用・料金比較

サービス名イメージタイプ初期費用月額費用従量課金対象企業規模AI-OCR会計システム連携郵送受領代行メール受領代行Webダウンロード自社が
アップロード
取引先が
アップロード
オペレーター確認仕訳自動生成仕訳データ出力
請求管理ロボ取引先が入力問合せ資料で確認問合せ全規模問合せ勘定奉行、freee
弥生会計、MFクラウド会計
問合せ問合せ問合せ問合せCSVファイル
BillOne請求書受領受領代行+
請求書電子化
問合せ資料で確認問合せ全規模勘定奉行、SAP、freee
弥生会計、MFクラウド会計
CSVファイル
TOKIUMインボイス受領代行+
請求書電子化
問合せ10,000円〜問合せ中小〜大企業勘定奉行、SAP、freee
OBIC、弥生会計、MFクラウド会計
CSVファイル
FBデータ(全銀データ)出力
マネーフォワードクラウド債務支払受領代行+
請求書電子化
0円2,480円〜
※年払い
支払依頼:300円(月11件以上)/件
オペレーター入力:20円/枚
小規模〜中小企業マネーフォワード会計他
API連携
問合せCSVファイル、API連携
FBデータ(全銀データ)出力
バクラク請求書受取受領代行+
請求書電子化
問合せ問合せ問合せ中小〜中堅企業勘定奉行、freee
OBIC、弥生会計、MFクラウド会計

※オプション
問合せCSVファイル、API連携
FBデータ(全銀データ)出力
invox受取請求書受領代行+
請求書電子化
0円980円〜オペレータ確認なし:50円/件
オペレータ確認あり:100円/件(税抜)
小規模〜中小企業勘定奉行、SAP、freee
OBIC、弥生会計、MFクラウド会計

※オプション
CSVファイル、API連携
FBデータ(全銀データ)出力
freee受取請求書請求書電子化問合せ19,980円〜
※年払い
※月額費用に600枚/年含む
追加枠600枚:18,000円/年
超過従量課金50円/枚
小規模〜中小企業freee会計
その他は問合せ
問合せ問合せ
BtoBプラットフォーム請求書取引先が入力問合せ問合せ通数に応じたプラン全規模OBIC、弥生会計、MFクラウド会計
※invoxと連携
問合せ問合せ
奉行Edge 受領請求書DXクラウド請求書電子化0円13,000円〜
※年払い
600枚/年:156,000円
1,200枚/年:312,000円
2,400枚/年:576,400円
中小〜中堅企業勘定奉行
その他は問合せ
問合せCSVファイル、API連携
FBデータ(全銀データ)出力
スマートOCR請求書請求書電子化問合せ問合せ問合せ中小〜中堅企業会計・銀行システム連携問合せ問合せCSVファイル
Web請求書受領サービス

請求管理ロボ

注目請求管理ロボの特徴
  • 脱エクセル・与信審査/請求作成/消込/督促業務を一括管理で決済業務80%削減
  • "RP掛け払い"で法人決済&請求業務も全て代行/最安水準手数料~3.4%/郵送費0円
  • SFA/CRM/会計ソフトもAPI連携で手間の多い入金消込/契約管理も効率化
  • 豊富なテンプレート/カスタマイズで自動作成・請求電子化も可能
  • サブスク/継続課金に強く明細単位のスケジュール/繰越金/前受金も自動処理

請求管理ロボは毎月発生する与信審査/請求作成/集金/消込/督促などの決済業務を80%削減が可能なクラウドサービスで、ダッシュボードで開封状況/入金履歴も一括管理できます。

独自の決済管理システムでエクセルや紙の脱却で請求業務の自動化・会計ソフト/SFA連動で債権管理も効率化・与信~回収/督促まで請求業務のまるなげできる「RP掛け払い」も提供しています。

初期費用

お問合せ

月額費用

20,000円~ ※請求件数で変動

手数料

■請求郵送料金

150円/枚~

債権保証

1.0%~

機能/オプション

IP制限/請求期限通知/催促メール

SFA/CRM/会計ソフト/API連携

RP掛け払い/郵送代行 ※0円

Bill One請求書受領

注目Bill One請求書受領の特徴
  • あらゆる請求書を99.9%*の精度でデータ化し、電子帳簿保存法などの法改正にも対応する
  • アナログな業務フローにかかる工数を削減し、企業全体の生産性が向上する
  • 専任の担当者のサポートや強固なセキュリティー対策によって、サービスを安心して利用できる
  • *Sansan株式会社が規定する条件を満たした場合のデータ化精度

Bill Oneはあらゆる請求書をオンラインで受け取り、企業全体の請求書業務を加速するクラウト請求書受領サービスです。

請求書の発行元に負担をかけることなく、さまざまな方法・形式で届いていた請求書をオンラインで受け取ることができます。また、Bill Oneで受領した請求書はクラウド上で一元管理できるため、テレワークやペーパーレス化の推進にもつながります。

初期費用

問い合わせ

月額費用

問い合わせ

請求まるなげロボ

注目請求まるなげロボの特徴
  • 業界最安水準の手数料1%~/請求書郵送費0円
  • 与信審査/請求書発行/入金消込/催促まで全て代行
  • 銀行振込/口座振替/コンビニ/クレジット決済など幅広い支払い方法に対応
  • キックオフ/要件定義MTGが最大3回まで無料(90分/回)
  • 入金遅延・貸し倒れ100%債権保証 ※審査で適格債権と判断され与信通過に適用

請求まるなげロボは与信審査から督促までの請求業務を全てアウトソースができ、手数料は業界最安水準の1.0%~・請求書郵送費は0円の法人向け請求・集金代行サービスです。 

初期費用

お問い合せ

月額費用

料金表を見る

決済手数料

1.0%~

売掛金保証

あり(100%)

請求書郵送費

0円 ※無料

最低郵送枚数

問合せ

BtoBプラットフォーム請求書

BtoBプラットフォーム請求書紹介画像の1枚目
注目BtoBプラットフォーム請求書の特徴
  • 利用企業合計116万社以上
  • 請求書発行だけでなく受け取り業務も対応
  • 会計販売システムと連携可能
初期費用

100,000円

月額費用

5,000円

会計・販売管理システム連携

あり

MakeLeaps

MakeLeaps紹介画像の1枚目
注目MakeLeapsの特徴
  • 10種類の書類を作成可能
  • 銀行口座情報をアプリで一元管理
  • はんこいらず、ペーパーレス促進
初期費用

なし

月額費用

フリー:0円

個人:500円

法人:800円/1ユーザー

会計・販売管理システム連携

PCA会計/勘定奉行/kintone/商奉行

無料トライアル

あり

楽楽明細

楽楽明細紹介画像の1枚目
注目楽楽明細の特徴
  • 印刷・三つ折り・封入・発送の手間とミスが0に
  • 郵便代、紙代、印刷代のコストも0になるから郵便料金値上げ対策にも
初期費用

100,000円

月額費用

25,000円~

郵送費用

169円/通~

主要機能
備考

freee請求書

freee請求書紹介画像の1枚目
注目freee請求書の特徴
  • ワンクリックで利用できるため簡単作成
  • freee会計連携で入金確認など自動化
  • 請求書作成だけでなく確定申告まで対応
  • スマホでいつでも、どこでも請求書作成
初期費用

0円

月額費用

ミニマム:1,980円

ベーシック:3,980円

プロ:39,800円

会計システム・ソフト連携

freee会計

無料トライアル

あり

1か月

マネーフォーワードクラウド請求書

マネーフォーワードクラウド請求書紹介画像の1枚目
注目マネーフォーワードクラウド請求書の特徴
  • メンバーごとに閲覧権限の管理が可能
  • テンプレートから見積/納品/請求書を簡単作成
  • 書類にタグ付けすることで自由に検索することが可能
  • 作成からメール作成まで一括で完了
初期費用

0円

月額費用

パーソナルミニ:800円

パーソナル:980円

パーソナルプラス:2,980円

会計システム・ソフト連携

MFクラウド会計/kintone/Senses/ZOHO

無料トライアル

あり

1か月無料

invox受取請求書|99.9%精度でデータ化自動化

  • 99.9%のデータ化精度保証
  • 初期費用0円・ユーザー数無制限
  • 様々な形式の請求書に対応

受取請求書の入力・支払・計上業務を自動化するクラウドサービスです。紙やPDF、デジタルインボイスなど様々な形式の請求書を99.9%の精度でデータ化し、AIと人的確認による高精度なデータ処理を実現します。50種類以上の会計システムやERPとの連携が可能で、インボイス制度・電子帳簿保存法にも対応。月契約で業界最安水準の料金体系を採用し、段階的な導入が可能です。

項目内容
初期費用0円
月額費用ミニマム:980円
ベーシック:9,800円
プロフェッショナル:29,800円
その他料金データ処理料金:オペレータ確認なし50円/件
オペレータ確認あり100円/件
振込手数料:一律220円/件
※価格は税抜です。

公式ホームページ:https://invox.jp/

TOKIUMインボイス|請求書受領業務自動化

  • 99.9%の自動データ化精度
  • 受領代行・原本保管サービス
  • 36以上の会計システム連携

紙・PDF・メールなど様々な形式の請求書を受領代行し、99.9%の精度で自動データ化するクラウドサービスです。支払申請・承認・仕訳もオンラインで完結し、ワークフローによる電子承認機能を搭載。36以上の会計システムとの連携が可能で、仕訳データをそのまま会計ソフトへ取り込めます。インボイス制度・電子帳簿保存法にも対応し、JIIMA認証も取得済み。

項目内容
初期費用記載なし(詳細は料金表で確認)
月額費用記載なし(詳細は料金表で確認)
手数料記載なし(詳細は料金表で確認)
請求書発行費用記載なし
無料トライアル記載なし

公式ホームページ:https://www.keihi.com/invoice_lp/

マネーフォワード クラウド債務支払|請求書計上から支払まで一元管理

  • 事前稟議から仕訳作成まで一貫フロー
  • AI-OCRで登録番号を自動判定
  • 最大10ステップの承認ワークフロー

請求書受領業務の計上から支払まで一元管理できるクラウドサービスです。多様な請求書受領・データ化方法に対応し、事前稟議と支払申請を紐づけた柔軟なワークフローで電子承認が可能。AI-OCRによる適格請求書発行事業者登録番号の自動判定機能を搭載し、国税庁データベースとの照合も自動実行。仕訳データの会計ソフト連携やFBデータ出力による振込業務効率化も実現します。

項目内容
初期費用記載なし
月額費用記載なし
無料トライアル記載なし

公式ホームページ:https://biz.moneyforward.com/payable/

バクラク請求書受取|受取から支払まで一気通貫

  • 受領代行からAIデータ化まで対応
  • 独自AI-OCRが明細を即時読み取り
  • 電帳法・ISMS準拠でガバナンス安心

郵送・メール・DLなど全形式の請求書を専用窓口へ転送するだけで、受領代行が開封からAIデータ化・原本保管まで対応するクラウドサービスです。独自AI-OCRが明細を即時読み取り、会計・ERPシステムへAPI・CSV連携が可能。仕訳・振込・消込まで自動化し月次決算を最短化します。購買・支払稟議を請求書と自動ひも付けしステータスを一覧可視化。インボイス制度・電子帳簿保存法にも対応しています。

項目内容
初期費用記載なし
月額費用記載なし
無料トライアル記載なし

公式ホームページ:https://bakuraku.jp/invoice/

freee支出管理 受取請求書|AIで請求書受領を自動化

  • 95%以上のOCR精度で自動読取
  • 複数明細行もAIで自動読取・自動仕訳
  • 請求書以外の書類も追加費用なし

請求書受領から保管・運用までの業務プロセスをオンラインで完結するクラウドサービスです。AIを活用したフォルダ自動振り分けや業界初の明細行の自動仕訳機能を搭載し、請求書以外の見積書・納品書・自社独自証憑も追加費用なしで保管可能。インボイス制度・電子帳簿保存法に対応し、支払期日管理から振込までの作業が一元化されています。外部ストレージとの連携やワークフロー機能も備えています。

項目内容
初期費用記載なし
月額費用基本料金+従量課金制(詳細は要問い合わせ)
無料トライアル無料デモ申込み可能

公式ホームページ:https://www.freee.co.jp/invoice-receipt/

BtoBプラットフォーム請求書|請求業務デジタル化

  • どんな形式も100%電子化
  • 業務コスト最大90%削減
  • AI-OCR搭載でデータ化自動

紙・PDF・デジタルなどあらゆる形式の請求書を100%電子化し、請求業務を効率化するクラウドサービスです。AI-OCRによる自動データ化、電子請求書の一元管理、承認リレー、支払通知書の一括発行など、請求書受領から支払までの業務をデジタル化。電子帳簿保存法に対応し、税法規定の10年を超える12年間のシステム保管が可能。請求業務に係る業務コストを最大90%、時間を最大90%削減できます。

項目内容
初期費用あり(詳細は要問い合わせ)
月額費用通数に応じたプラン制(詳細は要問い合わせ)
無料トライアル記載なし

公式ホームページ:https://www.infomart.co.jp/seikyu/buyer/index.asp

奉行Edge 受領請求書DXクラウド|請求書支払業務自動化

  • AI-OCRで瞬時にデータ化
  • 業務時間を約83%削減
  • 累計80万の導入実績

請求書受領から支払まで一連のプロセスを自動化するクラウドサービスです。AI-OCRが高精度で請求書をデータ化し、ワークフロー機能でペーパーレスな申請・承認を実現。FBデータや仕訳を自動作成し支払ステータスを可視化します。インボイス制度・電子帳簿保存法にも対応し、請求書の枚数に応じた無駄のないプラン設定が可能。勘定奉行をはじめとする他社会計システムとの連携で、より効率的な経理業務を実現します。

項目内容
初期費用0円
月額費用156,000円〜/年600枚
312,000円〜/年1,200枚
576,000円〜/年2,400枚
※こちらは年額です。
無料トライアル30日間無料お試しあり

公式ホームページ:https://www.obc.co.jp/bugyo-edge/shiharai

スマートOCR請求書|99.9%読取精度で経理効率化

  • テンプレート事前定義が不要
  • 表データも柔軟に抽出対応
  • スキャンだけで自動処理

請求書に特化したAI-OCRサービスで、300枚の請求書を約30分で処理可能。テンプレートの事前定義が不要で、汎用的なテンプレートが標準装備されており、すぐに利用開始できます。基本項目だけでなく複雑な表データ(請求明細)も柔軟に抽出し、マスターデータ連携機能で勘定科目コードや部門コードを補完。RPAやETLとの組み合わせで基幹システムへの自動データ連携も実現し、さらなる業務効率化を支援します。

項目内容
初期費用問い合わせ
月額費用問い合わせ
(自動アップロード機能はオプション月額5,000円)
無料トライアルあり

公式ホームページ:https://www.smartocr.jp/solution/bills/

RICOH 受領請求書サービス

RICOH 受領請求書サービス

【特徴】

  • 自社の課題に合わせて選べる料金プラン
  • データ化のみならトップクラスに安価
  • BPO型の提供もあり

【おすすめの企業】

  • とにかく費用を抑えたい企業
  • CSVによるデータ連携で十分な企業
項目内容
初期費用要問い合わせ
月額料金ライト:3,000円~(31枚目~100円/枚)
ベーシック:9,000円~(51枚目~180円/枚)
ベーシック+BPO:18,000円~(51枚目~360円/枚)
RICOH 受領請求書サービスの料金・特徴

RICOH 受領請求書サービス 公式サイト

pasture請求書回収β

pasture請求書回収β

【特徴】

  • ガバナンス強化に強い
  • 請求書の回収に関する一連の業務に対応
  • 請求書をデータ化し管理するため、請求データの再入力が不要

【おすすめの企業】

  • 請求回りの業務工数が増え、複雑化している企業
  • 規模が大きい、上場を控えているなどガバナンスを強化したい企業
項目内容
初期費用要問い合わせ
月額料金要問い合わせ
pasture請求書回収βの料金・特徴

pasture請求書回収β 公式サイト

請求書受領サービスの導入ステップ

請求書受領サービスはどう導入すればいいのか、流れに沿って解説します。

  1. 自社の課題を明確にする
  2. 必要な機能を洗い出す
  3. 課題や規模・予算を踏まえてタイプを選ぶ
  4. 電子化の項目をチェック
  5. 各種機能の精度をチェック
  6. 資料請求や問い合わせ
  7. お試しプランがあるなら使ってみよう

STEP1.自社の課題を明確にする

請求書受領サービスを選ぶ前に、自社の課題を明確にしましょう。

「リモートワークを推進したいのに、請求書回りの業務でたびたび出社しなければならない」「バックオフィスの人手が足りておらず、業務過多により人的ミスが多発している」など、請求書受領サービスで解決したい課題を浮き彫りにします。

STEP2.必要な機能を洗い出す

自社の課題がわかったら、その解決に必要な機能を洗い出しましょう。先ほどの「バックオフィスの人手が足りておらず、業務過多により人的ミスが多発している」ケースなら、請求書回りの業務効率化や電子化である程度対応できます。

バックオフィスのどこに時間がかかっているのか、どんな無駄があるのかを明らかにし、それを解決できる機能を洗い出します。

STEP3.課題や規模・予算を踏まえてタイプを選ぶ

必要な機能を洗い出しながら、請求書受領サービスのタイプについても考えておきましょう。

「リモートワークを推進したいのに、請求書回りの業務でたびたび出社しなければならない」ケースや、紙の請求書があまりにも多いなら、請求書の受領~データ化まで代行してもらえるBPO型が適しています。

ただ、BPO型は便利な分、料金も高いです。バックオフィスの人手不足が問題でも、紙の請求書が少ないなら、自社データ化型でも十分に対応できるでしょう。

取引先を請求書の電子化に巻き込めそうなら、共同利用型を導入することで、自社の業務負荷を大きく減らせるはずです。

STEP4.電子化の項目をチェック

請求書受領サービスの機能やタイプが決まったら、導入候補を絞り込む段階です。候補を選ぶ際、まずは電子化できる項目をチェックしましょう。

請求書には支払期限や税区分、備考など、さまざまな項目があります。電子化できなかった項目は検索でヒットしません。請求書の検索や抽出に必要そうな項目を電化できるのかチェックしましょう。

STEP5.各種機能の精度をチェック

電子化できる項目と併せて、各種機能の精度や連携できるシステムもチェックしましょう。最低でも、自社で使っている会計システムと連携できなければなりません。

機能については、特にOCRの精度をチェックしましょう。電子化の際にたびたび読み取り間違いが起こってしまっては、修正にも手間がかかります。

読み取り間違いが不安なら、AI OCRを搭載したサービスがおすすめです。AI OCRも読み取り間違いを起こすことはあり、人の手で修正しなければなりませんが、機械学習により読み取り精度が高くなっていきます。

STEP6.資料請求や問い合わせ

導入候補を絞り込めたら、資料請求や問い合わせをしてみましょう。詳細な料金プランやカスタマイズ性など、公式サイトを見ただけではわからないこともあります。資料を見てもわからないことがあれば、問い合わせをしてみましょう。

不安や疑問をすべて解消したうえで、導入サービスを決めるのです。

STEP7.お試しプランがあるなら使ってみよう

資料請求や問い合わせをすれば、そのサービスについてより詳細にわかるでしょう。しかし、使用感は実際に使ってみなければわかりません。お試しプランがあるなら、本格導入を決める前に使ってみましょう。

公式サイトや資料の印象がどんなに良くても、実際に使ってみたら「何か違う」「操作しづらい」と感じることもあります。従業員に使ってみてもらい、意見を聞くのがいちばん

請求書受領サービスを導入する5つのメリット

請求書受領サービスの必要性は年々高まり、導入する企業も増え続けています。多くの企業が請求書受領サービスに投資しているのはなぜか。その理由を、請求書受領サービスを導入する5つのメリットから見ていきます。

1. 請求業務の効率化・処理スピードアップ

請求書受領サービスを導入する1つ目のメリットは、「請求業務の効率化・処理スピードアップ」です。

詳しくは後述しますが請求書受領サービスには「請求書の内容をスキャンし、電子化するシステム」から「紙の請求書を受領・スキャンし、電子データ化するまでを代行してくれるサービス」までさまざまなものがあります。

自社の負担になっている業務をアウトソーシングできるサービスは、外注した業務負荷をそのままゼロにしてくれます。請求書の保管・管理を電子化し、検索性を高めるだけでも、業務効率は間違いなく高まるでしょう。

2. 人的ミスの防止と・負荷軽減

請求書受領サービスを導入する2つ目のメリットは、「人的ミスの防止・負荷軽減」です。請求書を電子化すれば、システムで自動対応できる業務が増えます。受領や電子化をアウトソーシングすれば、自社従業員にかかる負荷は軽くなるでしょう。

システムを活用することで従業員の負荷が軽くなれば疲労も減り、人的ミスも削減につながるでしょう。

バックオフィス業務でのミスが多い企業は、従業員の働き方を見直してみてもいいかもしれません。大きな負荷がかかり、疲労による集中力低下が見られるようなら、請求書受領のアウトソーシングを考えてみるのも一案です。

3. 人件費の削減・ペーパーレス対応

請求書受領サービスを導入する3つ目のメリットは、「人件費の削減・ペーパーレス対応」です。

ここまで解説してきた通り、請求書受領サービスによりバックオフィス業務の自動化やアウトソーシングができます。業務に人手がかからなくなった分、人件費も削減できるでしょう。従業員を減らすことができないなら、バックオフィスから人手の足りない他部署へ移動させる手もあります。

請求書の電子化によるペーパーレス対応の意義は、単なる紙コスト削減に留まりません。昨今はSDGsやサステナブルといった、持続可能な社会への関心が高まっています。そんな中で、いつまでも紙の請求書でやりとりをしていては、環境意識の低い企業と見られてしまうかもしれません。

4. 多様な働き方に対応しやすくなる

請求書受領サービスを導入する4つ目のメリットは、「多様な働き方に対応しやすくなる」です。請求書を受領したり、内容を確認したりするためだけに出社する必要がなくなります。

多様な働き方への対応も、SDGsの一項目です。自社のイメージを守るためにも、従業員にとって働きやすい環境をつくるためにも、採用の間口を広げるためにも、多用な働き方への対応を進めていきたいものです。

5. インボイスや法改正への対応が簡単に

請求書受領サービスを導入する5つ目のメリットは、「インボイスや法改正への対応が簡単になること」です。電子帳簿法は1998年に制定されて以来5~10年スパンで改正がくり返されており今後も改正はあるでしょう。

法律が改正されるたびに要件をチェックし、自社で対応するのは手間です。請求書受領サービスを導入すれば、法改正への対応をサービス提供会社に一任できます。

もちろん、インボイス制度への対応もしやすくなるでしょう。インボイス制度における請求書の保存要件を満たしたり、「請求書の送付元が適格請求書発行事業者かどうかのチェック」にかかる手間を軽減したり、請求書受領サービスを導入するだけで自社の負担は軽くなります。

請求書受領サービスを導入する2つのデメリット・注意点

1. 取引先の協力が必要な場合がある

共同利用型や自社運用型の請求書受領サービスでは、取引先にもシステムへの登録や請求書データのアップロードを依頼する必要があります。特に中小企業や個人事業主との取引では、電子化への対応に慣れていないケースも多く、導入初期に取引先の理解と協力を得るまで時間がかかることがあります。

また、入力方法が統一されていないとデータの不整合や確認作業が発生し、期待した効率化効果を得られない場合もあります。導入前に操作マニュアルの共有や説明会の実施など、スムーズな運用フローを設計しておくことが重要です。

2. OCRやAI-OCRの読取精度に差がある

請求書受領サービスのデータ化精度はOCRやAI-OCRの性能に大きく依存します。フォーマットが統一されていない紙の請求書やFAXスキャン画像では、金額・消費税率・登録番号などの項目を誤認識するリスクがあります。

AI-OCRを搭載していても、印字のかすれやレイアウト崩れ、画像解像度の低さによって精度が低下することがあるため注意が必要です。精度を重視する場合は、人による確認(ダブルチェック)を行うサービスや、AIが学習して精度を継続的に向上させるタイプを選ぶと安心です。

サービス選定時には、AI-OCRの認識精度・確認体制・例外処理の対応可否を事前に比較しておくことで、導入後のトラブルを防げます。

課題に合った請求書受領サービスで、従業員の負荷を軽く、取引のスピードを早くしよう

インボイス制度の開始により、請求書回りの業務フローは大きく変わります。そうでなくとも、「リモートワークを推進したいのに、請求書を受け取るためだけに出社している」「紙と電子の請求書が混在していて業務が混乱している」と感じている企業は多いでしょう。

インボイス制度に対応するためにも、従業員の負荷を軽くするためにも、請求書受領サービスは役立ちます。請求書回りの業務を効率化できれば、取引はよりスムーズになり、自社にも取引先にも余裕が生まれるでしょう。

ただ、それは自社の課題に合ったサービスを選び、適切に活用できたらの話です。まずはどんな業務にどのくらい時間がかかっているのかを把握し、必要な機能や導入すべきサービスのタイプを考えてみましょう。

この記事の著者

OREND編集部

OREND編集部

「OREND」は飲食店や小売業界・ネットショップに関する業界トレンドを図解・解説しながらツール紹介を行う専門メディアです。 キャッシュレス決済や予約管理システム・ネットショップ作成ソフトなど、店舗の効率化やECサイトの立ち上げに必要なツールの仕組みや機能・トレンド背景を解説します。

この記事の監修者

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

中島 崚|店舗DX・IT化の専門家

慶応義塾大学商学部卒業後、フロンティア・マネジメント株式会社で経営計画の策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社で事業企画、2022年にステップ・アラウンド株式会社にて店舗ビジネス向けメディア「OREND」を監修。

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