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クラウド防犯・監視カメラとは
クラウド防犯・監視カメラとは録画した映像をインターネット上に保存し、PCとネット環境があればいつでも閲覧ができるシステムです。
店舗のセキュリティ・防犯対策として利用されるカメラですが、近年はクラウド型でデータを管理し、いつでも見られるようになっています。
今回はクラウド型監視カメラの仕組みやメリットについて解説しながら、おすすめサービスを紹介していきます。
クラウド防犯・監視カメラの機能と仕組み
従来の防犯カメラはローカルに映像を保存すためにカメラと一緒に、録画映像を保存するためのHDDやモニターを一緒に設置する必要性がありました。
それに対してクラウド防犯カメラは、クラウド上に全ての映像をアップロードするため保存するための機器は設置する必要がありません。また、PCやスマホ経由で映像が確認できるため、モニターも必要がありません。そのため店内にはカメラを設置するだけ利用できます。
クラウド防犯・監視カメラの活用場面
クラウド防犯・監視カメラはさまざまなシーンで活用できます。
- 店舗防犯
- 介護施設
- 倉庫・駐車場
- オフィス監視
録画保存機無しでカメラとインターネット環境があれば簡単にスタートでき、PCやスマホから簡単に確認できるため、店舗の防犯から、介護施設などさまざまなシーンで活用できます。
クラウド防犯・監視カメラの5つのメリット
クラウド防犯・監視カメラが従来の監視カメラとどのようなメリットがあるのかをご紹介いたします。
カメラ機器の購入が不要
まず1つ目は初期投資が抑えられるという点です。ご紹介したようにカメラとWifi環境がそろっていれば運用できるため、従来の監視カメラの場合購入する必要性があった録画機器やモニターの投資が不要です。
録画機器のメンテナンスが不要
2点目はメンテナンスが必要ないということです。従来の録画容量があったため定期的にデータを引き出したり、HDDの耐用年数が6年程度のためメンテナンスを行う必要がありました。
クラウド防犯カメラは録画をクラウドにアップロードするため、定期的なメンテナンスが必要ありません。
遠隔監視・視聴ができる
3点目はカメラ設置場所以外からの場所から視聴が出来るという点です。従来の監視カメラは、カメラが設置されている場所のモニターで確認していました。
クラウド防犯カメラの場合は、クラウドの全ての映像がアップロードされているため、どこからでもPCやスマホを通して視聴できます。
クラウド保管で破損してもデータ見られる
4点目は破損してもデータが見られる点です。従来のカメラは全ての映像がHDDに保存されていたたため、HDDが盗まれたり、壊れてしまうとそれまで撮影されたものが見られませんでした。
クラウド防犯カメラの場合は全てがクラウド上にアップロードサれるため、壊れた瞬間までの映像が確認できます。そのため、なぜ壊れたのかの原因などもわかります。
店舗の業務・顧客対応改善
5点目は店舗の業務改善に活用できる点です。従来の店舗改善は、マネージャーが実際にお店に足を運んだ時に起きたことにしか指導できませんでした。
クラウド防犯カメラを活用することで、店舗訪問前に状況を把握できるため効率的な業務改善が行えます。
また、クラウドカメラを活用することで、店舗から遠く離れた本部などで来店客の行動分析を行うことができます。その結果、顧客対応改善施策の立案などを行うことが可能になります。
おすすめ無料クラウド防犯・監視カメラ比較3選
具体的なクラウド防犯カメラのサービスについて、まずは無料で利用できるサービスご紹介します。
famicam(ファミカム)

- メールアドレス登録だけの簡単設定
- さまざまなネットワークカメラを使用可能
- 30GBまでの大規模容量利用可能
famicamは2012年よりサービス開始している無料動画クラウドサービスです。メールアドレスを登録するだけで利用出来るサービスです。
どんなネットカメラでも利用でき、30GBの大規模容量を利用できます。店舗以外にペットの見守りなどでもよく利用されています。
詳細はこちら:https://famicam.nu/
SpotCam

- アカウント登録だけでの簡単設定
- PCやスマホでどこからでも視聴可能
- AI機能でトラブル通知
SpotCamはクラウド防犯カメラを販売している企業です。カメラを購入することで24時間のクラウド録画機能も付随します。
電池式のため、配線いらずでどこでも設置できます。また、追加サービスでドアが開いた場合などのエラーがあったら通知されるAI機能も提供。
詳細はこちら:https://www.myspotcam.com/jp
サムスンDDNS

- 無料のアプリ、ソフトでいつでも視聴可能
- 36拠点を1画面で管理
- 固定ルーターやDDNSなど有料サービスや機材が必要ない
サムスンが提供している遠隔監視システムがサムスンDDNSです。スマホにアプリを、パソコンにソフトをダウンロードするだけで簡単に視聴可能なサービスです。また、パソコンならば、36拠点の映像を一度に管理することもできます。
詳細はこちら:https://www.trinity4e.com/samsungddns.html
店舗におすすめのクラウド防犯・監視カメラの料金比較15選
つづいて店舗・事業向けのクラウド防犯・監視カメラサービスをご紹介します。
シェアリングテクノロジー株式会社 – 防犯カメラ設置110番

- 最短2時間で設置可能
- 問い合わせ件数210万件以上
- 顧客満足度98%以上
防犯カメラ設置110番は、防犯整備士がプランニングも行う防犯カメラ設置サービスです。設置プランが89,800円〜と気軽に始められます。また24時間365日サポート体制で、最短2時間で設置も可能です。顧客満足度は98%と高い評価を受けています。
初期費用(カメラ+録画機+工事費) | 月額費用 |
89,800円〜 | – |
実質無料の防犯カメラ – ココロアソビ

- 自動販売機と一緒に設置で無料で設置可能
- 防犯カメラ/録画用HDDレコーダーの貸与
ココロアソビは、自動販売機と一緒に防犯カメラと一緒に設置することでほぼ無料で設置できるプランを提供しています。店舗からマンションまで幅広いニーズに答えられます。
初期費用 | 月額費用 |
実質無料 | 7,500円〜 |
ArobaView(アロバビュー)

- 10年以上国内実績NO1
- 用途に合わせて選択できる録画スタイル
- VPN環境でセキュアな環境を手配
ArobaViewはネットワークカメラで10年以上国内実績No1 の企業です。利用したい用途に合わせて録画スタイルを選択できます。また、VPN環境でセキュアされた環境も手配されるため安心です。
初期費用 | 月額費用 |
− | 12,100円/台 |
詳細はこちら:https://www.arobaview.com/service/cloud/
safie(セーフィー)

- HD画質×最大30fpsでくっきりなめらかな映像
- 最新の暗号技術で高セキュリティを実現
- カメラと月額費用だけのシンプルな料金体系
safieはいつでもどこでも確認できるクラウド防犯サービスです。通常のアナログカメラよりも高画質な映像を低価格で実現しています。また、録画データも全て最新の暗号技術で守られてもいます。
初期費用 | 月額費用 |
19,800円〜 | 1,200円〜 |
詳細はこちら:https://safie.link/
NEXT クラウドビュー

- HD画質×最大30fpsでくっきりなめらかな映像
- ワンクリックで全てが操作出来るUI
- 暗号化通信技術による高セキュリティ
NEXTクラウドビューは、USENが提供するクラウド防犯サービスです。専用アプリでライブ映像から録画映像などをワンクリックで全て操作できます。また、高画質でなめらかな映像をレジの手元まで確認できます。
初期費用 | 月額費用 |
30,000円〜 | 2,150円〜 |
詳細はこちら:https://usen.com/portal/support/nextcv/
ギガらくカメラ – NTT東日本

- 365日トラブルサポート
- POSレジとの連携オプションあり
- 屋内・屋外・赤外線などの機能から選べるカメララインアップ
ギガらくカメラはNTT東日本がて提供しているクラウド防犯サービスです。365日運用からトラブル対処までをサポートしてくれます。また、POSレジとの連携して確認したい会計時の映像が簡単に検索できます。
初期費用 | 月額費用 |
カメラ代金 + 工事費用 | 1700円/7日保存 ~ |
詳細はこちら:https://www.wtw.jp/ccd/
クラウド型カメラとれ~る NTT西日本

- 機器選びから設置までサポート
- PC、スマホでどこでも確認
- 最大180日間クラウド保存
カメラとれ〜るはNTTなど西日本が提供するクラウドカメラサービスです。機器選択から設置のサポートや、365日対応のサポートセンターなど充実のサポート体制を整えています。また、録画した映像は最大180日間保存。
初期費用 | 月額費用 |
インターネット契約料+工事費用 | 4,180円〜 |
詳細はこちら:https://flets-w.com/solution/plan/camera_toreru/
さば録(SabaRoku)

- 既存のアナログカメラのデータも取り込み可能
- 映像遅延最小限
- メンテナンス不要
さば録は大規模な監視カメラシステムを提供するネットカムシステムズのクラウドカメラサービスです。月額費用1,000円と低価格から利用できるのが強みです。
初期費用 | 月額費用 |
インターネット契約料+カメラ費用 | 1,000円〜 |
詳細はこちら:http://www.netcam.co.jp/product/networkcamera/sabaroku/
ELMO QBiC CLOUD(エルモキュービッククラウド)

- 特定の場所を撮影しないマスキング機能
- 動きや明るさを感知しプッシュ通知
- タイムスタンプ機能
エルモキュービッククラウドは、エルモ社が提供するクラウドカメラサービスです。プライベートに対応して、特定の場所を撮影しないマスキング機能やタイムスタンプ機能など便利な機能を搭載しています。
初期費用 | 月額費用 |
カメラ17,800円/台~ | 1,000円~ |
詳細はこちら:https://elmo-qbiccloud.com/
クラウド監視カメラサービス

- 回線からカメラまでワンストップで提供
- 録画映像のシェアも可能
- 720p 30fpsの高画質録画
クラウド監視カメラサービスは、オプテージが提供するサービスです。回線からカメラの手配までワンストップで提供できます。LTE回線の場合は、mineoSIMとセットになったmineo監視カメラサービスを提供。
初期費用 | 月額費用 |
19,800円〜 | 1,200円〜 |
詳細はこちら:https://optage.co.jp/business/service/iot/cloud_camera/#secure
クラウド写楽庫

- 防犯整備士や電気工事士の資格を持った担当者が提案
- 動作検知式録画の為無駄なし
- Youtubeなどのの外部ソースにアップロード可能
コムワークスが提供するクラウド写楽庫は、防犯設備士や電気工事士の資格を持った担当者が提案してくれます。また、。動作検知方式での録画となり、動作するものが画面内に無い時間帯は録画されません。その他、Youtubeなどの外部サービスにもライブ映像をアップロードすることも可能です。
初期費用 | 月額費用 |
お問い合わせ | お問い合わせ |
詳細はこちら:https://sharako.com/cloudneworkcam2/
CISCO Meraki

- ストレージから分析ツールまでオールインワン
- デフォルトで暗号化
- クラウドで一元管理
シスコ社が提供するMerakiは、カメラを設置するだけで簡単に利用できるクラウド監視カメラツールです。録画だけでなく、モーションヒートマップなど分析機能も多数搭載。また、ビデオにもSSDを搭載し、ネットワークが切断されても常時録画できます。
初期費用 | 月額費用 |
問い合わせ | 問い合わせ |
詳細はこちら:https://www.cisco.com/c/m/ja_jp/meraki/products/security-cameras.html#~overview
mineo監視カメラサービス

- ブラウザで視聴可能
- 鮮明で高画質な映像を提供
- セキュリティも万全
mineoは、いつでもスマートフォンやPCから確認できるモニタリングサービスを提供。また、アプリをダウンロードしなくてもブラウザ経由で録画を確認できます。
初期費用 | 月額費用 |
お問い合わせ | お問い合わせ |
詳細はこちら:https://mineo.jp/business/iot/camera/
xKids-Way(キッズウェイ)

- 簡単に設置可能
- カメラのレンタル対応で低コストを実現
- 管理・運用が簡単
xKids-Wayは、単管パイプやトラスなどに留めるだけの手軽な仕様で簡単に設置可能です。また、カメラのレンタル対応も可能で低コストで運用可能です。
初期費用 | 月額費用 |
お問い合わせ | お問い合わせ |
詳細はこちら:https://www.kids-way.ne.jp/iot.html
AiSTRIX(アイストリクス)

- 5,400種類以上のカメラに対応
- 専用のアクセスラインでセキュリティを実現
- 複数拠点を一括管理
AiSTRIXは、映像の録画から再生、保守までをすべて提供するクラウドカメラベンダーです。100社以上の5400種類のカメラに対応しているため、用途に合わせて柔軟にカメラの選択可能です。また、独自のアクセスラインで通信をするため、安心して利用できます。
初期費用 | 月額費用 |
お問い合わせ | お問い合わせ |
詳細はこちら:https://www.aistrix.com/
クラウド防犯・監視カメラ選定の3つのポイントと注意点
最後にクラウド防犯・監視カメラの選定のポイント、注意点をご紹介します。
店舗の防犯カメラ設置に従業員への理解を得る
店舗側のためであっても何もいわず防犯カメラを設置することで、従業員は常に監視サれているということや、プライバシーが侵害されているなど不満を感じる従業員も少なくありません。
監視カメラはトラブルが起きたときなどにしっかり対応するためなど、なぜ設置するのかの理由を説明し従業員の理解を得るようにしましょう。
セキュリティ対策の確認
防犯カメラが導入されてしばらく経つが、その結果映りたくないというようにプライバシーの問題が起きてしまいす。それがクラウドにアップロードされることで更に嫌悪感を持つ方もいます。暗号化やVPN接続などセキュリティ対策ができるサービスを選びましょう。
視野角などカバー範囲・設置台数の確認
カメラでどこを撮影するかによって、どのようにカメラを選ぶかを慎重に選びましょう。特定の場所を映したい場合は、1台で足りるかもしれません。
しかし、店舗全体やオフィス全体を写す場合は一般のカメラでは数台必要です。そのような際に、視野角が広いカメラを選ぶことで結果的に1台のカメラで足りる場合があります。このようにどのようなカメラを選ぶかは費用にも大きく影響をきたすため、カバー範囲と設置台数をしっかり確認しましょう。