SNS集客のコツ|SNS別の特徴、目的別の使い分け方法を比較・活用メリット・成功事例

この記事のURLとタイトルをコピーする
最終更新日:
2020/01/03

INDEX

皆さん店舗や企業ではSNSを活用した集客を行っているでしょうか。近年は特に飲食店や美容室、サロン・小売業で運用している店舗が増えてきています。

しかし、まだこれから活用検討している・Facebookは使っているけどLINE@は使ってないといった方もいるのではないでしょうか。

今回はSNSが注目されている理由などを紹介しながら、SNS別の特徴やおすすめ業界・事例について紹介していきます。

SNS集客が注目される理由

近年SNS集客が大きく注目されており、個人経営の店から大企業まで活用が進んでいます。理由は下記の3つが主なものとして挙げられます。

スマホ普及と利用者の増加:約80%が利用するSNS

一番の理由は何と言ってもスマホの普及とそれに比例して伸びていったSNSの使用率が挙げられます。

引用:株式会社ICT総研 2018年度 SNS利用動向に関する調査

現在ではスマホの普及率は約80%となり、ひと昔前では考えられないですね。(日本国内では7500万人、2020年には8000万人近くになる見通し)

またSNSはどのような年齢層でも利用され、ターゲットの明確化がしやすいというのも挙げられます。

メディア利用の変化:テレビよりもネットを見る若年層

テレビを見るよりもネットを見る若者が増加傾向にあるということは、どこかで耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

引用:総務省 平成28年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査

また何を見ているのかというと多くはSNSであり、店舗の情報収集などもSNSという若者が増えています。

あまりにも身近なサービスとなってしまったので手軽に利用することができ、なおかつほとんどのサービスは無料であるため、今後も利用数は伸びることが予想されています。

生活の中心になりつつあるSNS

SNSは生活していくなかでもコミュニケーションの基盤となりつつあり、SNSは多くのユーザーに浸透しています。

もちろん利用しなくても生活はできますが、連絡手段や情報発信、情報収集などの側面では1日で使わないという若年層は少ないのではないでしょうか。

プライベートなやり取りではLINEやTwitterを使ったコミュニケーションは日常的になりつつあります。

また、ビジネス面ではFacebookやTwitterで情報を収集しながら、Facebookのメッセンジャー・イベント機能を活用し、集客を図ることも増えています。

広告出稿を行ったり、企業アカウントを開設する理由はこうしたターゲットとなる利用者が増加していることも背景といえます。

SNS活用の目的・SNS集客で出来ること

ではSNSではどのような効果があるのでしょうか?

代表的なものを紹介します。

集客チャネル・販路の拡大

ネットショップや実店舗以外からの集客・販路の確保をすることができます。

例えばツイッターで商品や店の紹介をすることにより、知名度を上げつつURLを貼れば1つの販路ができますので非常に簡単です。

他のSNSでも同じことが言えますので、すでに複数のSNSで利用しながら1つの情報を拡散している企業もいることでしょう。

商品・キャンペーン情報の拡散

ホームページなどでは中々閲覧されることのない新商品の発表や、期間限定のキャンペーンをリアルタイムで拡散することができます。

一般的にホームページですとブックマークに登録していても調べるのが少し面倒だと思い結局情報を知らないまま終わる場合が多いですが、SNSの場合フィード眺めている間に情報を共有できますのでハードルが一気に下がります。

またSNSを利用したことのある方だと覚えがあると思いますが、気になる画像などにアクション(いいね、リツートなど)することで、友達や繋がりのあるユーザーに拡散することができます。

ファンの獲得

どのSNSでもフォロワーという機能がありますので、フォローしてもらうとファンの獲得が簡単になります。

もちろん興味本位でフォローしたという顧客も一定数はいるとは思いますが、魅力的な商品やキャンペーンを実践していけばファンとなってくれる可能性は高いでしょう。

実際にSNSで商品や店舗を知ったという方は多いので存分に期待できます。

SNS集客の3つのメリット

SNSが効果的な手法は理解できたが強みやメリットがわからない、という方がいらっしゃるかもしれませんので具体的なメリット3つを紹介します。

メリット(1):細かなターゲットにアプローチができる

集客を行うにあたって重要なのはどのターゲットにアプローチするかであり、ここを失敗してしまうと狙った効果は得られないでしょう。

本来ターゲットの明確化はできてもアプローチする場が見つけにくいものですが、SNSですとどのようなジャンルの方も利用しているので簡単に見つけることができます。

また狙ったターゲット以外のターゲットも興味を持つきっかけともなりますので大変効果的です。

広告機能を活用すれば、エリアや年齢、特徴を指定して配信を行ったり、リターゲティング広告も利用ができます。

メリット(2):中長期的なファンの育成

先ほど紹介したファン(リピーター)の獲得も大きなメリットとなります。

いくら新規の顧客を獲得できてもリピーターとなる既存顧客がいなければ売上アップにはつながらず、売上は横ばいになってしまいます。

しかし既存顧客がいれば定期的に購入などをしてくれますので、横ばい状態を回避することができます。

また「いいね・リツイート」などで関連ユーザーに徐々に拡散していくことで、アカウントのユーザー増加と比例して中長期的ファン・見込み客の育成につながいます。

メリット(3):低コストでリーチができる

集客を行う上で無視できないのがコストの問題であり、うまく集客ができてもあまりのコストがかかってしまっては費用対効果が高いとはいえません。

しかし、SNSはかなり低コストで使用することができ、極端な話でいえば0円で運用できますので非常のコストメリットが出やすいです。

とくにSNSの特徴としてはシェアやリツートなど、情報が拡散することで大きな宣伝効果となります。

SNS集客のコツ・運用成功の3つのポイント

SNSでの集客・運用を成功させるにはやみくもにやっては意味がありません。

ですのでこちらで成功させるために必要な3つのポイントを紹介します。

運用するSNSの優先度付け

複数のSNSを運用する場合は、主として使うものとそうでないものの優先度を決めなければいけません。

理想は全てのSNSにおいて同様な結果を出すことですが、事業によってはあまり相性がよくない場合があります。

もし相性がよくないSNS集客に力を入れてしまうと効果がいまひとつになってしまいますのでしっかりと優先度はつけておきましょう。

専任担当者を付ける

この場合は少し紹介したように若干コストがかかってしまいますが、専門の担当者をつけると片手間で行うよりも凝った内容を投稿することができます。

いくつか作業をかかえている人と、専門に行っている人に頼むのでは後者の方が圧倒的に結果を残してくれます。

SNS場合はそこまで人数を必要とすることもなく、低コストで専門の担当者をつけることができるでしょう。

共感を生む投稿を行う

1番重要となる部分ですが、多くの顧客が共感を生むような投稿を心がけなければいけません。

共感できる投稿とはただ店の紹介や最新情報を投稿することでなく、悩みに視点を当てたものやこれからの時期に必要となる情報などを投稿することです。

これができるかどうかでSNS集客の成功が決まると言っても過言ではありません。適当な内容ではなく画像や内容を意識しながら共感できる投稿を意識しましょう。

主要SNSの特徴とユーザー属性

主要となるSNSの特徴とユーザーの属性を紹介します。

SNS別のユーザー属性

現在では主要となったフェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ラインを紹介します。

Facebookの特徴

引用:株式会社ガイアックス 主要SNSユーザー数データ資料
  • ビジネス利用のアカウントが多い
  • 約24億人が利用
  • アクティブ率は約56%(国内)

利用者数は他のSNSと比較しても圧倒的に多く、それに伴いビジネス用のアカウントも多数存在します。

フェイスブックは簡易的とはいえホームページの代わりになるポテンシャルがあり、そのような目的で利用している場合も多いでしょう。

年齢層も広くどのような顧客でもアプローチできますが、海外と比べ国内では20代の利用が少なくなってきていますね。

Twitterの特徴

引用:株式会社ガイアックス 主要SNSユーザー数データ資料
  • 若年層が多い
  • 約3憶5000万人が利用
  • アクティブ率は約70%(国内)

ツイッターはフェイスブックと比較すると利用者数が少ないように感じるかもしれませんが、国内の人口の3分の1以上は利用をしています。

とくに若年層の利用が多く若者に向けて集客を行いたいという場合は相性がいいでしょう。

また若年層が多いとは書きましたが40~60代も多く利用していますので、自由度が高いツイッターですと臨機応変にアプローチできます。

Instagramの特徴

引用:株式会社ガイアックス 主要SNSユーザー数データ資料
  • 若い女性の利用率が高い
  • 約10憶人が利用
  • アクティブ率は約85%(国内)

インスタグラムは他のSNSと違い写真がメインとなりますが、女性の利用者が多くオシャレな写真が好まれる傾向にあるサービスです。

インスタ映え(オシャレな写真)という言葉流行ったように雰囲気のいい商品や店舗でしたら相性がよくすぐに拡散されます。

また「タグ」などもうまく活用できますとさらに効果的でしょう。

LINEの特徴

引用:株式会社ガイアックス 主要SNSユーザー数データ資料
  • 日本人が多く広い年齢層が利用
  • 約2憶2000万人
  • アクティブ率は86%(国内)

ラインは日本では主要のSNSとなり手軽にメッセージを送れることが強みです。

アクティブ率が非常に高く、ラインを見ない日はないというくらいに成長しているSNSですので比較的に情報が閲覧されやすいです。

ラインの通知はついつい見てしまうというユーザーは多いので積極的に活用しましょう。

SNS別の使い分けポイント・活用方法を比較


拡散性主な年齢1to1施策
Facebook20〜40代不向き
Instagram10〜30代不向き
Twitter20〜40代不向き
LINE10〜50代向いている

時代によって機能が変わっていきますので変動はあるかもしれませんが、上記の主な項目は普遍的です。

使い分けが重要なので注意しましょう。

Facebook:実名で信頼度が重要なビジネス業界がおすすめ

  • エステや医療関係の信頼度が重要な業界がオススメ
  • 実名登録なので安心度が高い
  • 検索上位に表示されやすくホームページの代わりになる

フェイスブックは実名登録が基本のため信頼度が重要なジャンルですと相性がいいです。

とくに医療関係や士業(弁護士・専門家)など匿名では安心できないという顧客が多いため効果的ですね。

またフェイスブックのアカウントは人名やサービス名で検索される際に、上位に表示されることもあり閲覧されやすいです。

先ほども紹介しましたがホームページの代わりとして利用することもできるので低コストで運用することができます。

Instagram:アパレルや店舗ビジネスなど魅力的な写真がポイント

  • 飲食店、旅行代理店などの業界がオススメ
  • こだわった写真で集客
  • リアルタイムでの情報発信(ストーリー機能)

インスタグラムは飲食店などの写真がそのまま集客手法となる業界と相性がいいSNSとなります。

現にオシャレな写真を投稿している店舗はフォロワーが多くついており、説明欄にURLを貼るだけで効率的に集客しています。

また24時間限定で公開されるストーリー機能というものがあり、「今」でしか見られない情報を投稿できるのでその「特別な情報」も集客のカギとなります。

Twitter:ポップでライトな投稿で広く情報拡散

  • ゲーム、飲食店などの業界がオススメ
  • 目を引く文章が効果的
  • ユーモアが大切

ツイッターは他のSNSと比べ自由度が高く、ユーモアを効かせた投稿が人気となっています。

真面目な投稿よりも適度なユーモアを効かせた文書が支持されやすく、現にシャープなどの大企業も砕けた文章を投稿しており、フォロワーも多くなっています。

またリツイート機能などもありますのでフォロワーでないユーザーにも投稿が届かせることができます。

LINE@:チラシやクーポン配布・予約システムの代わりに

  • 飲食店、ジムなどの業界がオススメ
  • クーポンなどの発行
  • 最新情報のプッシュ通知

ラインは最新情報のプッシュ通知などが可能であり、限定クーポンなどの発行がしやすいので既存顧客へ簡単にアプローチできます。

既存顧客は店舗の存在自体を忘れている場合が最も多いので、プッシュ通知により開封率を上げることにより効率的に集客することができます。

また、アカウントを持つことで返信があった際には1to1でコミュニケーションが可能なため、予約受付としても利用できます。

SNS別の集客・運用の成功事例

良い手法だとわかっても成功するかどうかはわからないので不安な部分も多いと思います。実際の成功事例をいくつか紹介します。

Facebookの活用事例

  • 京都水族館

フェイスブックで魚の写真の投稿やクイズを投稿するなどをして興味をもたせ実際に店舗に行くようにし向くことをした結果、集客を成功しました。

グッズの紹介もしていますので販売促進にも役立てています。

  • 西酒造

お酒を販売している会社となりますが、工程の説明や職人の説明を投稿することにより思わず見てみたいと思えるよう内容にしています。

雰囲気にあった投稿内容が目を見張りますね。

Instagramの活用事例

  • 星野リゾート

魅力的な写真を投稿することにより行きたいという気持ちを持たせ集客に成功しています。

レベルの高い写真を投稿していますがもう少し低いレベルでも十分効果があるでしょう。

  • 多くの飲食店

飲食店は事例が多すぎるため実際にインスタグラムで閲覧することをオススメします。

もし上げるとしたらブームに乗じて出店したタピオカなどの店舗が成功しています。

Twitterの活用事例

  • シャープ

先ほども紹介した砕けた文章が特徴的であり、フォロワーも多くなっています。

商品説明のURLを記載していますのでそのまま閲覧していくユーザーが多いです。

  • 井村屋

あずきバーで有名な井村屋も親しみやすい文書を投稿しておりフォロワーも多くなっています。

漫画などを出しているのも効果的ですね。

LINE@の活用事例

  • 温野菜

オリジナルスタンプなどの導入により知名度を上げ売上アップを実現しています。

クーポンなどのプッシュ通知も成功しています。

  • リラクゼ

メルマガの登録者数を一瞬で抜くことができ女性を中心に集客を成功させています。

ラインの友達追加のハードルを下げているいい事例となります。

SNSデメリット・炎上しないための予防法・対処法

SNSを運用する際に注意しなければいけないことが「炎上」すること。

店のイメージダウンどころか直接売上に関わってきます。

またSNSはメリット以外にデメリットも当然ありますのでその紹介と対処法を紹介します。

SNS運用のデメリット(1)

まず1つ目は結果が出るのに時間がかかるということ。

広告などによって加速させることはできますが、それでも時間はかかってしまうことも考慮しましょう。

また複数運用するとなると更に時間がかかるため優先度が大切です。

SNS運用のデメリット(2)

2つ目は場にそぐわない投稿などにより炎上してしまうことです。

一気に店のイメージは下がり、誹謗中傷をうけてしまうので経営の面でもメンタルの面でも影響を受けるでしょう。

ニュースなどで取り上げられると、情報は一気に拡散し一度下がってしまったイメージは中々戻すには時間がかかります。

炎上の事例

  • 飲食店アルバイトの悪ふざけ投稿

これは多くの人が注目をした事例であり、皿洗いのときや床に落ちた食材をつかうなどで炎上をしています。

そしてそれが原因で経営困難に陥った事例もあります。

  • 楽天

歌手の方にぶさいくとツイートした事例です。

大企業だったため大きな変化はありませんでしたが、個人経営の店舗などでしたら撤退せざるをえない状況になっていたかもしれません。

炎上した時の対処法

  • 謝罪文を投稿

まずは謝罪文の投稿をする必要があります。

根本的な解決にはなりませんが謝罪文も出せないのかと更に炎上する必要があるので最初にやっておくべきことだと思われます。

また謝罪文は揚げ足をとられないような文章を考えましょう。

  • 弁護士を雇う

ネットに強い弁護士に相談する方法もあります。

炎上中は次々と批判の電話やネットなどで書き込みをされてしまうので、冷静な判断ができない場合があります。

そのようなときに弁護士という第三者の協力により、とるべき対策がわるため早めに相談する方法もあります。

SNS集客はキャンペーン・目的別に細分化した活用がポイント

SNSはやみくもに運用するのではなく目的などを明確化してそれぞれにあわせた活用法がポイントとなります。

明確化と聞くと気が引けてしまう部分があるかもしれませんが、紹介してきたような特徴を理解した運用を心がけることがまずは重要です。

活用の優先度もつけながら、細分化してから実践に移りましょう。

この記事にはタグがありません。