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企業のYouTubeショート動画活用事例3選|チャンネル登録につながる動画の作り方

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企業のショート動画活用事例1.株式会社ニトリ

引用:ニトリ公式 NITORI – YouTube

「お、ねだん以上。」でおなじみの家具屋・株式会社ニトリは、家具の紹介や活用アイデアなどのショート動画をアップロードしています。「キッチン収納4選」のような、おすすめ商品の紹介を短くまとめたショート動画もあり、家具選びに迷っている人の背中を押してくれます。

ニトリには膨大な種類の商品があるため、オンラインショップでも実店舗でも、商品選びに迷ってしまう人も多いでしょう。

気軽に、短時間で観られるショート動画を活用することで、視聴者はスキマ時間を使って購入する家具を少しずつ絞り込んでいけます。家具の活用アイデアを紹介することで、家具選びへのワクワク感も高まるでしょう。

スマホで観やすいショート動画だからこそ、自宅で「この家具をここに置いたらどうなるかな?」と動画を観ながら考えたり、店舗で「この家具を自宅に置いたらどんなイメージかな?」と確認したりもしやすいです。

企業のショート動画活用事例2.ライオン株式会社

引用:ライオン公式チャンネル – YouTube

日用品や市販薬の有名企業・ライオン株式会社は、YouTubeのショート動画で自社製品のプロモーションや活用方法などを紹介しています。

その商品にはどんな特徴があるのか、どんなときに使ったらいいのかを、6~15秒ほどの極めて短い動画で紹介しているのがライオンの特徴です。

YouTubeの一般的な広告よりも短い動画は気軽に視聴できます。サムネイルに「動画の見すぎで目が乾かない?」「ニオイを消すだけでなく、”生ませない”柔軟剤」などのわかりやすいテキストを入れることで、商品を効果的にプロモーションしているのもポイントです。

「色あせを防ぐかりゆしの洗い方」「シワ・型崩れを防ぐジャケットの洗い方」などのお役立ち動画も多く、検索対策や興味付けにも力を入れています。

企業のショート動画活用事例3.株式会社ローソン

引用:ローソン(LAWSON) – YouTube

日本3大コンビニエンスストアの株式会社ローソンは、YouTubeのショート動画で新商品やアレンジレシピを紹介しています。

コンビニは私たちの生活との結びつきが強く、特に忙しい会社員などにとっては、手軽に食事や料金支払いを済ませられる強い味方です。

しかし、ほとんど毎日コンビニのお弁当やお惣菜では飽きてしまうという人もいるでしょう。「コンビニまで少し距離がある」「まとまった休憩時間が取れない」など、コンビニで商品をゆっくり選べない人も少なくありません。

ショート動画で新製品を紹介すれば、コンビニ店内でゆっくり商品選びができない人にも新商品をアプローチできます。

アレンジレシピを紹介することで、「今日は少し時間があるし、手間もかからなさそうだし、これを試してみようかな」と、普段とは少し異なるニーズも獲得できるでしょう。

企業がYouTubeのショート動画を活用すべき3つの理由

YouTubeのショート動画を活用することで、時間や手間を抑えて企業のブランディングや認知拡大ができるでしょう。企業がYouTubeショート動画を活用すべきなのはなぜなのか、ショート動画活用で何が得られるのかを3つ紹介します。

1.ショート動画はコンスタントに投稿しやすい

企業がショート動画を活用すべき1つ目の理由は、「ショート動画はコンスタントに投稿しやすい」ことです。

ショート動画の再生時間は最長で60秒です。動画が短いため、撮影や編集にかかる時間や手間を通常動画よりも抑えられます。

また、ショート動画はYouTubeのスマホアプリから撮影・編集・投稿のすべてを完結できます(PCからもショート動画の編集・投稿は可能です)。

YouTubeのショート動画はとにかく手軽に作れるので、コンスタントに投稿していけるのがメリットです。ショート動画をコンスタントに投稿することで、動画やチャンネルが人目に触れる機会も増やせます。

2.観やすく共有しやすいショート動画は認知拡大に最適

企業がショート動画を活用すべき2つ目の理由は、「観やすく共有しやすいショート動画は認知拡大に最適」ことです。

最長60秒のショート動画は視聴者にとっても観やすく、通勤中や休憩中などに、たまたま目に付いた動画を開くという人も多いです。

長めの通常動画よりも、動画を開くハードルが低く、短時間で内容や世界観をわかりやすく伝えるショート動画は、SNSで友人などに共有がしやすいという一面もあります。視聴画面にある「共有」ボタンを押ことでSNSなどにすぐに共有が可能になっています。

3.自社やブランドの世界観を、短い動画に凝縮できる

企業がショート動画を活用すべき3つ目の理由は、「自社やブランドの世界観を、短い動画に凝縮できる」ことです。

ショート動画の再生時間は最長60秒です。観やすさ、離脱されにくさを考えるなら、再生時間はさらに短くした方がいいでしょう。

短い動画に伝えたいことをまとめるのは大変ですが、コンセプトがハッキリしていて内容のわかりやすいショート動画には、自社やブランドの世界観が凝縮されています。

その企業やブランドにはどんな世界観があるのか、どんな人にマッチするのか、ショート動画にまとめることで端的に伝えることができます。

企業がYouTubeのショート動画を活用する際の3つの注意点

YouTubeのショート動画は作る側にとっても観る側にとってもとにかく手軽です。

しかし、手軽だからこその注意点もあります。企業がYouTubeのショート動画を活用するうえでの注意点を3つ紹介します。

1.短く気軽に見られるからこそ離脱されやすい

企業がYouTubeのショート動画で気をつけたいことの1つ目は、「短く気軽に見られるからこそ離脱されやすい」ことです。

ショート動画の再生中は画面を下にスワイプすれば、すぐに次のショート動画が再生されます。「短い動画」という前提があるからこそ、少しでもつまらないと感じれば、すぐに次の動画に移られてしまうでしょう。また、YouTubeのショート動画は、観ていなくても次の動画が勝手に再生されるため、ながら視聴の人には観られていない、ということもあります。流しっぱなしでも気になる動画にするために、印象的な音楽やサウンドエフェクトなどを使用し、気をひくようにするのもコツです。

2.チャンネルや通常動画とコンセプト・雰囲気を合わせる

企業がYouTubeのショート動画で気をつけたい2つ目のことは、「チャンネルや通常動画とコンセプト・雰囲気を合わせる」ことです。

通常動画よりも気軽に観られるショート動画は、再生数は増えやすいかもしれません。

しかし、先述のとおりショート動画は離脱もされやすく、動画からチャンネルに来てもらう難易度が高いです。チャンネルに来てもらえたとしても、通常動画とショート動画の内容がかけ離れていたり、中身がなければ、通常動画の再生やチャンネル登録はしてもらえません。

チャンネルや通常動画のコンセプト・雰囲気に合ったショート動画を作りましょう。

3.手軽に作れるが、炎上には気をつける

企業がYouTubeのショート動画で気をつけたい3つ目のことは、「手軽に作れるからこそ、炎上に気をつける」ことです。

確認や編集・校正のフローがしっかりしている自社サイトよりも、気軽・手軽に投稿でき、拡散性を持ったSNSの方が、炎上の原因になることが多いです。

同じことが、YouTubeのショート動画にもいえます。数を増やすことを意識しすぎて、確認が疎かになってはいけません。通常動画と同じようにしっかりとした確認フローを取ることが大切です。

アカウントを立ち上げるときに、NGな言葉や言い回しなどを取り決めたレギュレーションを作成し、それを元に運用することをおすすめします。

最後まで観られるショート動画を作る3つのコツ

再生時間の短いショート動画は「短い動画だろうし、ちょっと見てみようかな」と、気軽に動画を開いてもらえるでしょう。しかし、「短い動画だから」という前提があるからこそ、少しでも「つまらない」「ためにならない」と感じると離脱されてしまいます。

最後まで観てもらえるショート動画を作るにはどうすればいいのか、3つのコツを紹介します。

1.冒頭数秒で興味を引きつける

最後まで観てもらえるショート動画を作る1つ目のコツは、「冒頭数秒で興味を引きつける」ことです。

動画を最後まで観てもらえるかどうか、大部分は動画の冒頭で決まります。これは通常動画もショート動画も同じですが、全体の再生時間が短いショート動画の方が、勝負が決まるのも早いです。

最初の数秒で「つまらない」「自分には関係ない動画だ」と思われてしまえば、すぐに動画を閉じられてしまうでしょう。冒頭の5秒で動画の趣旨がわかるようにテーマを伝えること、面白い内容やインパクトのある編集で興味を引きつけることが大切です。

2.リズムやテンポを大切にする

最後まで観てもらえるショート動画を作る2つ目のコツは、「リズムやテンポを大切にする」ことです。

最長60秒のショート動画では、とにかくリズムとテンポが大切です。リズムやテンポが悪いと「60秒で伝えたいことを伝えられない」「再生時間が長めになってしまう」といったことになりかねません。

何より、リズムやテンポが悪い動画は視聴者から観てもらいにくいです。見てる途中に中だるみしたり飽きられたりしないよう、早送りやスロー、場面の切り替えなどを活用してリズム・テンポを作りましょう。

3.字幕・テロップを入れミュートでも観やすく

最後まで観てもらえるショート動画を作る3つ目のコツは、「字幕・テロップを入れミュートでも観やすく」ことです。

ショート動画を通勤中や休憩中に、スマホで観ているという人も多いです。このような環境下では「スマホから音を出せない」「イヤホンができない」「イヤホンをするのが面倒くさい」ということも多く、動画をミュートで観る人も少なくありません。

そのため、ミュートでも動画の内容がわかるようにしなければなりません。字幕やテロップを入れ、ミュートでも観やすい動画を作りましょう。

企業の活用事例を参考にYouTubeのショート動画を作ってみよう

YouTubeのショート動画をうまく活用できれば、加速度的な認知拡大やチャンネル登録者数の増加が期待できます。特にYouTubeは再生回数が伸びると非チャンネル登録者の画面にもおすすめとして表示されます。面白いとシェアされ一気に広まることも期待できます。

本記事で紹介した企業の活用事例などを参考に、自社のビジネスモデルやスタイルに合ったショート動画を作ってみましょう。

たとえば飲食店なら、場面のカットや倍速・スロー再生を駆使し、調理風景をショート動画にまとめてみるのもいいでしょう。サクッと観て学べるレシピ動画も人気です。マッサージ店なら自宅で手軽にできるストレッチやマッサージを、短い動画でレクチャーするのがおすすめです。

YouTubeのショート動画の作り方・アップロード方法などは、こちらの記事で解説しています。ショート動画はスマホ1つで簡単に作れるので、まずはクオリティにこだわらず試しに作ってみて、少しずつブラッシュアップしていきましょう。

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この記事の監修
中島 崚
中島 崚
慶応義塾大学商学部卒業。新卒でフロンティア・マネジメント株式会社に入社し、メーカーの中期経営計画や百貨店の再生計画策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社に入社し、事業企画として業務を担う。また、兼務でグループ会社であるマネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社に出向し、アントレプレナーファンド「HIRAC FUND」でキャピタリスト業務に携わる。2022年7月よりこれまで副業で経営していたステップ・アラウンド株式会社を独立させる。
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