MEO対策とは|Googleマップ上位表示の集客方法・メリット・効果事例・店舗に追い風の注目理由

最終更新日:
2019/10/19

MEO対策とは

MEO対策とはMap Engine Optimizationの略で地図エンジンの最適化を指し、Googleマップの情報を検索ユーザーに向けて整理することで、探しやすい状態にするための一連の対策を指します。

近年、店舗や施設の名前でGoogle検索を行うと、Googleマップ上に検索された店舗が表示されるようになっています。

通常のGoogle検索と同様にGoogleマップの検索にも、検索表示順を決定するアルゴリズムが採用されており、このアルゴリズムに対して最適化を行う取り組みをMEO対策と呼びます。

MEOの意味やSEOとの違い、メリットの詳細はこちら。

地域で検索順位が変動するローカル検索

MEO対策を行う前に理解する必要があるのが、「ローカル検索」です。

ローカル検索とは検索した端末(PC、スマートフォン、タブレットなど)の所在地を取得し、位置情報に合わせて検索結果を表示するGoogleマップの検索仕様です。

たとえば大阪で「コンビニ」と検索すれば大阪のコンビニが表示され、東京で「コンビニ」と検索すれば東京のコンビニが表示されます。

位置情報を最適化したローカル検索により、ユーザーが入力するキーワードが減り、労力を省くことができます。

ローカル検索順位決定の4つの仕組み

上述で説明したローカル検索は、主に次のような要素で順位を決定しています。

●順位決定の要素

  • 検索との関連性

関連性とは検索されている単語と対象の店舗、施設が、どれだけ強く関係しているかの指標です。Googleに登録されている店舗、施設の情報を充実させ、検索語句と近づけることで、強い関連性を持たせることができます。

  • 距離

距離の要素は検索の語句、あるいは位置情報で指定された場所から、店舗、施設までの距離を示します。距離が近ければ近いほど、ローカル検索の順位は向上します。

  • 知名度

知名度は店舗、施設がどれほど広く知られているかの指標です。Googleの声明によると、インターネットを介さない知名度も加味して重みづけられているようです。

  • 口コミ・被リンク

Googleマップには、店舗、施設の口コミをつける機能も備わっており、口コミ数、スコアも、ローカル検索の順に反映されます。

またGoogleは被リンク数も収集しています。そのため従来のSEOと同様にリンク情報を充実させることも、ローカル検索の順位の向上につながります。

MEO対策が店舗集客で注目される背景

MEO対策はこれまでSEO対策の一部として認識されていました。しかし、近年SEOとはは切り分けて、MEO対策のみでも注目されるようになっています。

MEOが注目されている理由について、消費者・検索ニーズの変化の観点から解説していきます。

(1)普及率70%超え、急速なスマホの浸透

総務省 – 我が国の情報通信機器の保有状況の推移(世帯)

街に出かけたとき、スマートフォンの姿を見ない日はまずないと言っていいでしょう。

2007年にiPhoneが発売されて以降、急速にスマホ端末は普及をし現在では70%を超えるほどの勢いを見せています。

ほとんどのスマートフォンにはGPS機能が搭載されており、この情報をもとにGoogleマップはローカル検索の判定を行っています。

(2)Googleもモバイルを重視?ヴェニスアップデート

これまではPC利用が一般的であった検索結果も、移動しながら検索を行う消費者ニーズに合わせてGoogleもアルゴリズム変更を行ってます。

Googleは2014年に「ヴェニスアップデート」と呼ばれる検索アルゴリズムのアップデートを行っています。

このアップデートにより、現在地の地域性を取り入れた検索結果を優先して表示されるようになりました。「今、この近くにある、目的のものを知る」という顧客のニーズを反映するためのもので、上述のとおりモバイル端末へ最適化していく方針を強く示したものと言えるでしょう。

(3)SEOよりも上位に表示されるローカル検索結果

Googleの検索画面から、特定の「店舗・目的」で検索した際の結果を意識して見るとさらに重要性を理解することができます。

五反田駅の周辺で検索をかけてみると、結果表示の順番は次のようになります。

最上部は「広告」、2番目に「Googleマップ情報」3番目に「通常の検索結果」が表示されることがわかります。ローカル検索の結果は、従来のSEOよりも上位に表示されるため、店舗業界の場合は流入が見込みやすくなります。

上位表示の支援を行ってくれるMEO対策会社の詳細はこちら。

店舗にとっては追い風、ローカル検索を最適化すべき理由

ではなぜ、こうしたマップ順位を重視する状態になっているのでしょうか。店舗ビジネスを取り巻くSEO検索の環境の観点から考えてみます。

(1)検索上位を独占するポータルサイト

おそらく多くの方が食べログやホットペッパーといったグルメサイトを見たことがあり、実際に利用した経験もあるのではないでしょうか。

グルメサイトは情報が網羅的に集まっており、検索結果の一つ一つを見に行く手間が省けるため、SEOの観点からも優れているいえます。

たとえば「品川 居酒屋」というキーワードで検索すると、食べログやホットペッパー、Rettyといったグルメサイトのまとめ記事が上位を独占していることがほとんどでした。

これまではSEOに最適化し、広告予算も潤沢な大手グルメサイトに掲載しない限り検索ユーザーの獲得は困難だったといえます。

しかし、さきほど紹介したとおりMEOは自然検索結果よりも上位に表示されるため、店舗自身でしっかりとMEOの対策を行いユーザーニーズを満たすことで検索ユーザーの獲得が可能となります。

(2)リスティング広告のクリック単価高騰

かつてはリスティング広告(検索連動型広告)に出向することで、顧客流入を十分狙うことができました。

しかし、現在ではリスティング広告を代行する業者もおり、使用する層が増えたことで同業他社との差別化が難しく、単価も高騰し獲得コストが高くなりつつあります。

そのため小規模事業者が多い店舗の場合は、資金力でも大手企業や比較サイトにはどうしても負けてしまいます。

しかし、Googleマップの最適化は無料でスタートすることが可能で、比較的安価で立ち回ることが可能です。MEO対策に注力することで広告の費用対効果も向上することにつながります。

MEO対策の5つのメリット

次はMEO対策の具体的なメリットを紹介します。

「地名×目的」で上位、視認性が高く集客に直結する

MEO対策は、「地名×目的」キーワードでのGoogleマップ上位表示を狙うことが目的です。

紹介してきたとおり、現在Google検索上ではマップが上に表示されるため、MEO対策を取ることで、「目的」で検索した顧客に高い集客効果が期待できます。

加えて「地域×目的」で具体的な意図を持った検索ユーザーは、ニーズが顕在化しているため、検索からの購買行動も非常に高いといわえています。

1位のクリック率は21%!多くの流入を期待できる

そのため最初に目に入った、Googleマップ1位の項目をクリックしてみる、というアクションを起こしやすい状態と言えます。

またGoogle検索結果の1位にあるサイトのクリック率は、検索に対して21%程度と言われています。MEO対策を行い1位を狙うことができれば、かなりの流入を期待できるでしょう。

電話ボタンも表示、スマホユーザーの行動喚起がしやすい

さきほどスマートフォンの普及が目覚ましいことをご紹介しました。そのニーズに伴って、Googleマップでは登録された電話番号にボタン一つで発信できる機能を提供しています。

MEO対策を行えばスマートフォンユーザーからの電話予約、問い合わせといった行動を多く喚起できます。

競合が少なくコストも抑えて実施できる

SEO対策の場合は大手のポータルサイトが強い力を持っていると紹介したとおり、競合も多いのが特徴です。

一方でMEO対策では、競合するのは同一の「目的×地名」を持つカテゴリーの他社に絞られます。ニーズを細かく切り分けされているためより効率的に施策を実施できるのです。

加えてMEO対策を本格的に行っている事業者は、現段階では少ないの状態であるため、先行者メリットは期待ができます。

また有料や無料で順位計測を行うMEO対策ツールを利用すると、口コミや順位チェック、アクション効果の分析も可能です。

MEOツールの詳細はこちら。

店舗の口コミも閲覧してもらえる

現在インターネットユーザーの間では、口コミが強い訴求力を持っています。
そのため、Googleマップに表示される口コミに良いものがあれば、ぜひ積極的に目に入れてもらいたいものです。
MEO対策を取ることで、これらの口コミから、来店、問い合わせ増加の効果を期待できます。

MEO対策の手順と方法・上位表示の5つのポイント

では、次に、具体的なMEO対策の手順を確認していきましょう。

Googleマイビジネスへの登録【無料】

まずはGoogleマイビジネスへ、店舗情報の登録を行います。ご自身が登録した店舗のオーナーであることを確認するための手続きも必要同時に必要です。

またこれらの登録は、Googleのアカウントと紐づけて行うため事前にアカウントの作成も行っておきましょう。

5つの項目を最新かつ正確な情報を充実させる

次に、以下の登録情報を充実させ、内容を膨らませていきます。

  • 店舗の営業時間と定休日
  • 特別営業時間
  • サービスのアイテム
  • ビジネス情報
  • 開業日
  • 写真・動画

写真や動画情報を充実させることで、「関連性」の向上を狙うと同時に、ユーザーへの訴求を行うことも期待できるため、できるだけ情報は充実させましょう。

「地域×目的」で検索ワードを最適化させる

登録を行った情報にアクセスした人が、どのようなキーワードで検索したか、「インサイト」から確認することが可能です。

ユーザーがどのような情報を求めて自社の情報へアクセスしたのかを確認し、登録情報にそのキーワードをフィードバックしていくことで、検索結果の最適化を狙いましょう。

口コミを集め充実させる

ネットユーザーの流入を求めるのであれば、視認性の観点からも口コミは非常に重要な要素です。

また、Googleマップの検索順位にも大きく関連するため、MEO対策を行う上でこの項目を欠かすことはできません。口コミは放っておいてはなかなか増えないため、口コミ入力ページへの誘導や、口コミ記入してくれたユーザーに対するサービスなども検討しましょう。

Facebook・Twitter・ブログ、ポータルサイトなどのネット露出を増やす

知名度、被リンク数も、MEO対策には大きな効果があるとされています。

Googleマイビジネスだけでなく作成ページは、Facebook、Twitter、InstagramといったSNS、ブログ、ポータルサイトなどで露出を増やすよう意識しましょう。

MEO対策の効果・事例

では、実際にMEO対策が効果を上げた3つの事例をご紹介します。

検索数5.4倍&アクション数2倍!ペットサロン事例

1つめの事例は東京都のとあるペットサロンでの事例です。

トリミング、ペットホテルを専門とした店舗で、新規の顧客数増強、商圏拡大を目的に、MEO対策を実施されました。

結果、間接検索(例:地域名+ペットサロン)の検索数を5.4倍に伸ばし、ユーザーのアクション数もそれに伴い2倍以上の増加という成果を上げています。

詳細はこちら:https://monolisix.jp/blog/archives/2350

22件の問い合わせを獲得!クリーニング業界の事例

宅配クリーニングメインとしたこちらの事例では、地域内、県内の単ワード検索での順位向上を狙ってMEO対策が実施されています。

結果、検索経由の閲覧数は対策前の3倍、検索数は4倍、直接の問い合わせを22件獲得するという成功事例となっています。

詳細はこちら:http://evome.net/webmarketing/meo-attract-customers/

HPアクセス数が約4倍!フォトスタジオ業界の事例

大手のポータルサイトも存在しないため、ホームページ上の差別化が課題となるフォトスタジオ業界。この事例では口コミを集めるための仕組みを導入することで、常に新しい口コミを回転させることが可能となりました。

結果、検索経由の閲覧数が2.5倍、検索数が2倍、直接の問い合わせも従来の倍の数を獲得しています。

詳細はこちら:http://evome.net/webmarketing/meo-attract-customers/

店舗集客を変えるMEO対策

これまでのインターネットを使用した店舗集客では、業界の大手ポータルサイトに費用を支払って掲載依頼をするものが主な施策で、資金力に劣る小規模店舗では苦しい施策を迫られる部分も多くありました。

しかしMEO対策が注目を浴びることで、その地域に根ざした集客を、インターネット上からも行うことが可能となっています。費用対効果に優れたMEO対策で、新たなユーザーの獲得を目指してみてはいかがでしょうか。

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