ピラティススタジオを開業する方法の一つが、フランチャイズへの加盟です。
現在のピラティスFCには、少人数制のマシンピラティス、パーソナル型、整体との複合型など複数の運営モデルがあります。
そのため、ピラティスフランチャイズを選ぶ際は、加盟金だけでなく、総開業資金・ロイヤリティ・店舗規模・インストラクターの採用や研修・集客支援まで比較することが重要です。
ピラティスフランチャイズおすすめ5選を比較
| フランチャイズ | 主な運営モデル | 公開されている開業費用 | ロイヤリティ |
| 5pilates | 女性専用・5人制 | 総投資270万~400万円 | 売上5% |
| Lien | 少人数制マシンピラティス | 加盟金200万円※ | 月8万円または10万円 |
| La pilates | 整体×パーソナルピラティス | 都内モデル1,645万円 | 売上12% |
| Habit Pilates | 最大5名の少人数制 | 1,000万円~ | 要問い合わせ |
| COCOLANCE | 女性専用パーソナル | 公式FAQでは500万~1,100万円 | FC契約Aは13% |
※Lienの加盟金200万円は公式サイト掲載時点の先着10社限定価格です。最新の適用条件は本部へ確認してください。
5pilates
5pilatesは、女性専用・最大5人の少人数制マシンピラティススタジオです。
公式FCページでは、**初期投資総額270万~400万円、加盟金50万円、ロイヤリティは月間売上の5%**としています。初期投資額には物件取得費から設備まで、オープンまでに必要な費用を含むと説明しています。
本部では商圏調査、物件選定、機材仕入れ、採用・教育、広告運用、予約・顧客管理システムなどを支援しています。
1店舗当たり1人以上のスタッフを想定し、オーナー自身がインストラクターとして運営する形態にも対応しています。
比較的小規模な投資で、地方都市や少人数制スタジオを検討する場合に比較しやすいFCです。
Lien
Lienは、ピラティス・ヨガスタジオを展開し、インストラクター育成も行うブランドです。
FCでは少人数制のマシンピラティスを中心とし、動画配信と店舗スタッフを組み合わせた運営モデルを提供しています。
公式サイト掲載時点では、加盟金は**200万円(税別)**です。
月額ロイヤリティは、Lienブランドを使用する場合が8万円(税別)、独自ブランド名を使用して「supported by Lien」とする場合が10万円(税別)です。2店舗目からは月額ロイヤリティを半額としています。
総開業資金については公式FCページ上で一律の金額を確認できないため、物件・内装・マシンなどを含めた総額は資料取得後に確認する必要があります。
売上歩合ではなく固定型のロイヤリティを希望する場合に比較しやすいFCです。
La pilates
La pilatesは、整体とマシンピラティスを組み合わせた女性専用のパーソナルスタジオです。
公式FCページでは、**加盟金300万円、ロイヤリティは入金売上の12%**としています。
都内で出店する場合の公式初期投資モデルは1,645万円です。
内訳として、器具関連165万円、物件取得・内装800万円、広告105万円、販促25万円、加盟金300万円、研修50万円、備品100万円、保証金100万円を掲載しています。
本部ではスタッフ採用、研修、集客、店舗運営などを支援し、開業前にはピラティスと整体に関する研修を実施しています。
パーソナル型で、スタッフを雇用した本格的な店舗運営を検討する場合に確認したいFCです。
Habit Pilates
Habit Pilatesは、最大5名の少人数制マシンピラティスを提供するブランドです。
公式FCサイトで公開されている初期投資額は**1,000万円~**で、リースを活用する場合は800万円~の自己資金で開業可能としています。
費用には、加盟金、内装費、出店準備金、リフォーマー、デザイン企画費、研修費などが含まれます。
一方、ロイヤリティの具体的な金額や料率は公式FCページでは公開されていません。
商圏調査、物件内見、内装工事、機材仕入れ、採用・研修、Web広告、予約管理などを本部が支援し、店舗運営自体を委託できるプランも案内しています。
オーナー自身が現場へ常駐するのではなく、本部の運営支援を広く利用したい場合に比較対象となります。
COCOLANCE
COCOLANCEは、女性専用のパーソナルピラティススタジオです。
公式FCページのFAQでは、必要な開業資金について最低500万円~最大1,100万円程度と案内しています。ただし、物件やプランによって条件が異なるため、具体的な内訳は資料請求後の確認が必要です。
ロイヤリティについては、公式に掲載されているFC契約Aの収支モデルで13%とされています。別プランの条件については本部への確認が必要です。
また、本部では物件選定、インストラクター採用、研修、SEO・MEO、Web広告などの集客支援を提供しています。
少人数のパーソナル型で、接客や店舗空間まで含めたブランド運営を重視する場合に比較しやすいFCです。
ピラティスフランチャイズの開業費用はいくら?
今回確認したFCでは、数百万円から1,000万円を超えるモデルまで幅があります。
ただし、各本部で「開業費用」に含まれる項目が違うため、掲載金額だけを単純比較することはできません。
5pilatesは物件取得や設備を含む初期投資総額を270万~400万円としています。一方、La pilatesは都内出店モデルとして1,645万円を提示しています。
加盟前には、少なくとも以下を同じ条件で確認してください。
- 加盟金
- 物件取得費
- 内装工事費
- リフォーマーなどのマシン費
- 採用費
- インストラクター研修費
- 広告費
- 保証金
- 開業後の運転資金
加盟金ではなく、店舗をオープンして運営を継続できるまでの総投資額で比較することが重要です。
ピラティスFCは運営モデルで比較する
ピラティスFCは、レッスン人数やオーナーの関与方法によって収益構造が異なります。
少人数グループ型
5pilatesやHabit Pilatesは、1人のインストラクターが少人数の顧客を担当するモデルです。
マンツーマン型より1レッスン当たりの利用者数を増やせる一方、スタジオに複数のリフォーマーを設置する必要があります。
パーソナル型
La pilatesやCOCOLANCEは、パーソナルレッスンを中心とするモデルです。
少人数グループ型とは、必要なスタッフ数や顧客単価、1時間当たりに対応できる人数が異なります。
オーナー運営型と運営委託型
オーナー自身がインストラクターとして店舗に入るモデルと、スタッフを採用して経営に専念するモデルでも必要資金は変わります。
Habit Pilatesのように店舗運営を本部へ委託できるFCもあります。
加盟前に、「自分が指導するのか」「スタッフを採用するのか」「運営自体を委託するのか」を決めておくと比較しやすくなります。
ピラティスフランチャイズは儲かる?
FCへ加盟しただけで利益が保証されるわけではありません。
ピラティススタジオの売上は、主に会員数・月額料金・継続率などによって決まります。
そこから家賃、人件費、広告費、ロイヤリティ、システム費、設備関連費などを差し引いた金額が利益です。
特にピラティスでは、レッスン人数とインストラクター人件費のバランスが収益構造に大きく影響します。
例えば、パーソナル型は1人の顧客に1人のインストラクターが対応する時間が長くなります。一方、少人数制では1人のインストラクターが複数の顧客を担当できます。
本部から収支シミュレーションを提示された場合は、売上や利益だけを見るのではなく、
会員数/月額単価/スタッフ数/人件費/家賃/広告費/ロイヤリティ
の前提条件を確認してください。
ピラティスフランチャイズのメリット・デメリット
ピラティスFCのメリットは、物件選定、マシン導入、インストラクター採用・研修、集客などを本部から支援してもらえることです。
今回確認した5ブランドも、それぞれ物件・人材・研修・マーケティングなど複数の支援を公式に案内しています。
特にピラティス事業では、マシンを設置すれば営業できるわけではなく、レッスンを提供するインストラクターの確保と育成が必要です。
一方で、加盟金やロイヤリティが発生し、料金設定、店舗デザイン、使用マシン、サービス内容などについて本部ルールが設けられる場合があります。
また、スタッフを採用するモデルでは、採用できなければ予定していたレッスン枠を確保できません。
そのため、ブランド力だけでなく、人材採用・研修まで支援できる本部かを確認することが重要です。
ピラティスフランチャイズの選び方
加盟先を比較する際は、次の6項目を確認してください。
総開業資金/ロイヤリティ/レッスン方式/採用・研修支援/集客支援/契約条件
まず、自分が想定する店舗規模を決めます。
小規模で始めたい場合と、複数台のマシンを設置してスタッフを雇用する場合では必要資金が大きく異なります。
次に、ロイヤリティを確認します。
5pilatesは売上5%、La pilatesは売上12%、Lienは月額固定8万円または10万円と、料金体系が異なります。
さらに、
- 商圏調査・物件選定
- インストラクター採用
- 技術研修
- Web広告・SNS集客
- 予約・会員管理
- 開業後のSV支援
について、どこまで本部が担当するかを確認してください。
最後に、契約期間、中途解約、更新条件、競業条件、商圏保護などを加盟契約書で確認しましょう。
ピラティスフランチャイズに関するよくある質問
ピラティス未経験でもFCを開業できますか?
未経験者を加盟対象としているFCがあります。
5pilates、Habit Pilates、COCOLANCEなどは、ピラティスや店舗経営の未経験者に対応した加盟・支援体制を公式サイトで案内しています。
ただし、オーナー自身がインストラクターとして指導する場合は、本部所定の研修などが必要になる場合があります。
ピラティスFCの開業資金はいくら必要ですか?
ブランドと店舗規模によって異なります。
今回確認した公式情報では、5pilatesが270万~400万円、Habit Pilatesが1,000万円~、La pilatesの都内モデルが1,645万円です。
加盟金ではなく、物件・内装・マシン・採用・広告・運転資金を含む総額で比較してください。
副業でもピラティスFCを経営できますか?
オーナーが指導を担当しないモデルや、店舗運営を本部へ委託できるFCであれば検討可能です。
Habit Pilatesは運営委託プランを公式に案内しています。
ただし、委託できる業務範囲や費用については契約前に確認が必要です。
法人の新規事業として加盟できますか?
法人加盟を受け付けているFCがあります。
5pilatesやCOCOLANCEは法人・個人双方の加盟に対応しています。
複数店舗を予定する場合は、2店舗目以降の加盟金・ロイヤリティや商圏条件も確認してください。
ピラティスフランチャイズは総投資額と運営方式で比較しよう
ピラティスフランチャイズには、少人数制、パーソナル型、整体との複合型など複数の事業モデルがあります。
そのため、単純に加盟金が安いFCを選ぶのではなく、
「どの規模で開業するか」「自分が指導するか」「スタッフを雇うか」「本部へどこまで運営を任せるか」
を先に決めることが重要です。
そのうえで、総開業資金、ロイヤリティ、インストラクターの採用・研修、集客支援、契約条件を同じ項目で比較してください。
本部が提示する収支モデルは参考情報として確認し、最終的には出店予定地域の家賃や人件費、想定会員数を使って独自に収支計画を作成してから加盟を判断しましょう。


