ピラティススタジオを開業する方法の一つが、フランチャイズへの加盟です。
現在のピラティスFCには、少人数制のマシンピラティス、パーソナル型、整体との複合型など複数の運営モデルがあります。
そのため、ピラティスフランチャイズを選ぶ際は、加盟金だけでなく、総開業資金・ロイヤリティ・店舗規模・インストラクターの採用や研修・集客支援まで比較することが重要です。
ピラティスフランチャイズおすすめ5選を比較
| フランチャイズ | 主な運営モデル | 公開されている開業費用 | ロイヤリティ |
| パーソナルマシンピラティスYUZU | 完全個室・マンツーマン | 自己資金200万円が目安 | 要問い合わせ |
| パーソナルマシンピラティスSAKURA | 女性専用・マンツーマン | 1店舗500万円モデル | 要問い合わせ |
| Pilates KASANE | 少人数制・グループ/パーソナル | 約3,000万~6,000万円 | 自社運営は月30万円+売上5%、運営委託は月10万円+売上最大15% |
| WECLE | 30分サーキット・セミパーソナル | 2,825万円モデル | 要問い合わせ |
| ソエルスタジオ | 女性専用・LIVEレッスン活用 | 2,090万円~ | 要問い合わせ |
パーソナルマシンピラティスYUZU
完全個室で始めるパーソナルピラティスFC

おすすめポイント
完全個室のパーソナルマシンピラティスで、自己資金200万円を目安に開業できます。物件選定、採用・研修、Web集客、開業後の運営まで本部が支援します。
| 開業費 | 0万円〜 |
| 対象 | 個人向け・法人向け |
パーソナルマシンピラティスYUZUは、ESS株式会社が展開する完全個室・マンツーマン型のピラティススタジオです。大規模なスタジオを必要としない店舗モデルで、物件選定、インストラクター採用、研修、Web集客、開業後の店舗運営まで本部が支援します。副業や法人の新規事業としても開業できます。 自己資金は200万円が目安です。開業から1年以上経過した直営店では、年間売上1,650万円、年間営業利益550万円、投資回収12~19カ月の平均実績が掲載されています。総開業費用やロイヤリティ、契約期間などの詳細は個別確認が必要です。
パーソナルマシンピラティスSAKURA
マンション一室で始める女性専用ピラティスFC
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おすすめポイント
マンション一室を活用する女性専用パーソナルピラティスで、1店舗500万円の開業モデルがあります。広告運用、採用、研修、物件調査、融資まで本部が支援します。
| 開業費 | 0万円〜 |
| 対象 | 個人向け・法人向け |
パーソナルマシンピラティスSAKURAは、株式会社H6が展開する女性専用・マンツーマン型のピラティススタジオです。マンション一室を利用する小型店舗モデルを採用し、スタッフ採用、研修、物件調査、内装、予約・決済システム、広告運用まで本部が支援します。法人の新規事業やインストラクターの独立開業にも対応しています。 開業費用は1店舗500万円のモデルがあり、融資などを利用して自己資金100万円から開業した事例もあります。月次継続率は94%前後で、FC店舗の投資回収は通常13カ月程度が目安です。ロイヤリティや契約期間などの詳細は個別確認が必要です。
Pilates KASANE
少人数制レッスンを展開するピラティスFC
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おすすめポイント
約50坪の少人数制マシンピラティスで、集客、採用、研修、店舗設計、マシン仕入れまで本部が支援します。自社運営と運営委託の2プランがあります。
| 開業費 | 0万円〜 |
| 募集エリア | 全国 |
| 対象 | 法人向け |
Pilates KASANEは、株式会社ワールドフィットが展開する少人数制のマシンピラティススタジオです。和モダンの店舗デザインを採用し、約50坪のスタジオでグループレッスンとパーソナルレッスンを提供します。加盟店は自社運営と運営委託から選択でき、集客、採用、研修、店舗設計、施工管理、マシン仕入れまで本部が支援します。 加盟金は500万円です。約50坪のブティック型では初期投資3,000万~6,000万円のモデルがあり、投資回収は17~24カ月が想定されています。ロイヤリティは自社運営が月額30万円+売上5%、運営委託が月額10万円+売上の最大15%です。
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おすすめポイント
30坪前後から出店できる30分サーキット型のマシンピラティスです。立地選定、集客広告、人材育成までnobitelの店舗運営ノウハウを利用できます。
| 開業費 | 0万円〜 |
| 対象 | 法人向け |
WECLEは、株式会社nobitelが展開する30分サーキット型のマシンピラティススタジオです。ピラティスとストレッチを組み合わせ、トレーナー1名が5名を支援するセミパーソナル方式を採用しています。30坪前後から出店でき、商業施設、駅前、ロードサイドなど複数の立地で展開できます。物件開発、人材育成、広告運用は本部が支援します。 初期投資モデルは合計2,825万円で、加盟金300万円、内装費1,225万円、物件取得費480万円、設計費120万円、機材費700万円です。会員500名、月商600万円、利益率35%、投資回収2年からのモデルが示されています。ロイヤリティの金額や算定方法は個別確認が必要です。
ソエルスタジオ
DXと省人運営を取り入れたピラティスFC
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おすすめポイント
25坪から出店でき、LIVEレッスンと本部委託で省人運営を実現する女性専用フィットネスFCです。マシンピラティスとセルフ美容を組み合わせています。
| 開業費 | 0万円〜 |
| 対象 | 個人向け・法人向け |
ソエルスタジオは、SOELU株式会社が展開する女性専用のDXフィットネススタジオです。マシンピラティス、ヨガなどのLIVEレッスンとセルフ美容を組み合わせ、オンラインフィットネスで培った配信基盤を店舗運営に活用しています。25坪から出店でき、本部委託プランを利用した省人運営にも対応しています。2026年5月時点で100店舗を突破しています。 初期コストは2,090万円からで、投資元本回収は通常3年以内が目安です。開業初月の会員数は朝霞店488名、堺筋本町店384名、愛知江南店462名などの実績があります。ロイヤリティの具体的な料率、契約期間、必要自己資金は個別確認が必要です。
ピラティスフランチャイズの開業費用はいくら?
今回紹介しているピラティスFCでは、自己資金200万円を目安とする小型店舗から、3,000万円を超えるスタジオ型まで開業費用に大きな差があります。
YUZUは自己資金200万円を目安としており、SAKURAは1店舗500万円の開業モデルを案内しています。一方、WECLEは初期投資2,825万円、Pilates KASANEは約3,000万~6,000万円のモデルです。ソエルスタジオも初期コスト2,090万円からとなっており、店舗規模や運営方式によって必要資金は大きく変わります。
ただし、各本部で「開業費用」に含まれる項目は異なります。自己資金の目安、加盟金だけの金額、物件取得費や内装費まで含んだ総投資額が混在しているため、掲載金額だけをそのまま比べることはできません。
加盟前には、以下の費用を同じ条件で確認します。
- 加盟金
- 物件取得費
- 内装工事費
- リフォーマーなどのマシン費
- 採用費
- インストラクター研修費
- 広告費
- 保証金
- ロイヤリティ
- 開業後の運転資金
加盟金の安さだけではなく、店舗を開業して事業を継続するまでに必要な総投資額で判断することが重要です。
ピラティスFCは運営モデルで比較する
ピラティスFCは、レッスン形式やスタッフ配置、本部へ委託する業務の範囲によって収益構造が異なります。
パーソナル型
YUZUとSAKURAは、マンツーマンレッスンを中心とするパーソナル型です。
YUZUは完全個室、SAKURAは女性専用の小型店舗モデルを採用しています。少人数グループ型と比べて1回のレッスンで対応する顧客数は少なくなりますが、パーソナル指導による単価と継続利用を中心に売上を構成します。
また、大型スタジオを必要としないため、物件面積や設備投資を抑えた店舗設計が可能です。
少人数グループ・セミパーソナル型
Pilates KASANEとWECLEは、1人のスタッフが複数の利用者へ対応するモデルです。
Pilates KASANEは少人数制のグループレッスンとパーソナルレッスンを組み合わせ、約50坪のスタジオで運営します。一方、WECLEは30分のサーキット形式を採用し、トレーナー1名が複数の会員を支援するセミパーソナル型です。
パーソナル型より1回当たりの対応人数を増やせるため、会員数とスタジオ稼働率が収益を左右します。その分、複数台のマシンや一定の店舗面積が必要となり、初期投資も大きくなります。
DX・省人運営型
ソエルスタジオは、マシンピラティスにLIVEレッスンやセルフ美容を組み合わせた運営モデルです。
プロ講師のレッスンを各店舗へ配信することで、店舗ごとに多数の専門インストラクターを配置しない仕組みを採用しています。一般的なピラティスFCと比べて、レッスン提供とスタッフ配置の考え方が大きく異なります。
人材採用の負担を抑えながら複数店舗を展開する法人にとって、検討しやすいモデルです。
オーナー運営型と運営委託型
オーナーや加盟企業がスタッフを採用して店舗を運営する方式と、本部へ店舗運営を委託する方式でも必要資金や収益性は変わります。
Pilates KASANEは自社運営と運営委託の2プランを用意しており、運営委託ではインストラクターの採用、雇用、研修、店舗運営、顧客対応まで本部へ任せられます。ソエルスタジオにも本部委託プランがあります。
一方、YUZUやSAKURAは本部の支援を利用しながら加盟店側で店舗運営を行うモデルです。
加盟前には、「自社でスタッフを採用して運営するのか」「オーナー自身が店舗運営に関与するのか」「店舗運営まで本部へ委託するのか」を決めたうえで、必要資金とロイヤリティを確認することが重要です。
ピラティスフランチャイズは儲かる?
FCへ加盟しただけで利益が保証されるわけではありません。
ピラティススタジオの売上は、主に会員数・月額料金・継続率などによって決まります。
そこから家賃、人件費、広告費、ロイヤリティ、システム費、設備関連費などを差し引いた金額が利益です。
特にピラティスでは、レッスン人数とインストラクター人件費のバランスが収益構造に大きく影響します。
例えば、パーソナル型は1人の顧客に1人のインストラクターが対応する時間が長くなります。一方、少人数制では1人のインストラクターが複数の顧客を担当できます。
本部から収支シミュレーションを提示された場合は、売上や利益だけを見るのではなく、
会員数/月額単価/スタッフ数/人件費/家賃/広告費/ロイヤリティ
の前提条件を確認してください。
ピラティスフランチャイズのメリット・デメリット
ピラティスFCのメリットは、物件選定、マシン導入、インストラクター採用・研修、集客などを本部から支援してもらえることです。
今回確認した5ブランドも、それぞれ物件・人材・研修・マーケティングなど複数の支援を公式に案内しています。
特にピラティス事業では、マシンを設置すれば営業できるわけではなく、レッスンを提供するインストラクターの確保と育成が必要です。
一方で、加盟金やロイヤリティが発生し、料金設定、店舗デザイン、使用マシン、サービス内容などについて本部ルールが設けられる場合があります。
また、スタッフを採用するモデルでは、採用できなければ予定していたレッスン枠を確保できません。
そのため、ブランド力だけでなく、人材採用・研修まで支援できる本部かを確認することが重要です。
ピラティスフランチャイズの選び方
加盟先を選ぶ際は、総開業資金、ロイヤリティ、レッスン方式、採用・研修支援、集客支援、契約条件の6項目を確認します。
まず決めるのは、店舗規模と運営モデルです。
YUZUやSAKURAのようなパーソナル型は、小規模な物件でも出店できます。一方、Pilates KASANEは約50坪のスタジオを基本とし、WECLEも複数台のマシンを設置するため、初期投資は大きくなります。
ソエルスタジオのようにLIVEレッスンを活用して省人化するモデルもあり、必要なスタッフ数や店舗運営の方法もブランドごとに異なります。
次に、ロイヤリティと本部費用を確認します。
Pilates KASANEは、自社運営プランが月額30万円+売上5%、運営委託プランが月額10万円+売上最大15%です。YUZU、SAKURA、WECLE、ソエルスタジオは具体的なロイヤリティを公開していないため、加盟前に月額費用や売上連動費用を確認する必要があります。
本部の支援範囲も重要です。主に以下の項目を確認します。
- 商圏調査・物件選定
- インストラクターやスタッフの採用
- 技術研修・接客研修
- Web広告・SNS集客
- 予約・会員管理
- 開業後のSV・運営支援
YUZUは専属SVによる運営支援、SAKURAは採用から広告運用まで幅広い支援があります。Pilates KASANEは店舗運営自体を本部へ委託でき、WECLEは物件開発や人材育成、広告運用まで本部が支援します。ソエルスタジオも本部委託プランを用意しており、運営負担を抑えた店舗展開が可能です。
最後に、契約期間、中途解約、更新条件、競業条件、商圏保護の有無を加盟契約書で確認します。
開業費用だけで決めず、本部へ支払う継続費用と支援範囲、オーナー側が担当する業務まで含めて判断することが重要です。
ピラティスフランチャイズに関するよくある質問
ピラティス未経験でもFCを開業できますか?
未経験から開業できるピラティスFCがあります。
YUZUやSAKURAは、ピラティスや店舗経営の経験がないオーナーにも対応した支援体制を整えています。ソエルスタジオも未経験からの開業に対応しており、物件選定、採用、研修、開業準備まで本部のサポートを利用できます。
Pilates KASANEやWECLEも研修制度を用意しているため、既存の運営ノウハウを活用して店舗を立ち上げられます。
ただし、オーナー自身がインストラクターとして指導する場合は、ブランドごとに必要な研修や資格条件を確認する必要があります。
ピラティスFCの開業資金はいくら必要ですか?
必要な資金は、ブランドと店舗規模によって大きく異なります。
YUZUは自己資金200万円が目安、SAKURAは1店舗500万円の開業モデルです。一方、ソエルスタジオは初期コスト2,090万円から、WECLEは2,825万円の初期投資モデル、Pilates KASANEは約3,000万~6,000万円のモデルがあります。
金額を確認する際は、加盟金だけではなく、物件取得費、内装工事費、マシン費、採用費、研修費、広告費、保証金、開業後の運転資金まで含めた総投資額で判断します。
副業でもピラティスFCを経営できますか?
オーナーが日常的に指導を担当しないモデルであれば、副業での運営も可能です。
YUZUは副業での店舗運営にも対応しています。また、Pilates KASANEはインストラクターの採用、雇用、研修、店舗運営、顧客対応まで本部へ委託できるプランを用意しています。ソエルスタジオも本部委託プランがあり、オーナーが現場へ常駐しない運営体制を構築できます。
副業で加盟する場合は、オーナー自身が担当する業務、本部へ委託できる範囲、委託費用まで事前に確認することが重要です。
法人の新規事業として加盟できますか?
法人の新規事業として加盟できるブランドがあります。
SAKURAは法人の新規事業に対応しており、Pilates KASANEは自社運営と運営委託の2プランから選べます。WECLEもフィットネス事業へ新規参入する法人が検討できる店舗モデルです。ソエルスタジオは新規出店だけでなく、既存店舗の業態転換にも対応しています。
複数店舗の展開を予定している場合は、2店舗目以降の加盟条件、ロイヤリティ、商圏設定、人材採用、本部支援の範囲まで確認してください。
ピラティスフランチャイズは総投資額と運営方式で比較しよう
ピラティスフランチャイズには、完全個室のパーソナル型、少人数制のグループ型、セミパーソナル型、LIVEレッスンを活用した省人運営型など、複数の事業モデルがあります。
YUZUやSAKURAは小型店舗のパーソナル型、Pilates KASANEは約50坪の少人数制スタジオ、WECLEは30分サーキット型、ソエルスタジオはLIVEレッスンを活用した運営モデルです。同じピラティスFCでも、必要な店舗面積、スタッフ数、初期投資は大きく異なります。
そのため、加盟金の安さだけで選ぶのではなく、
「どの規模で開業するか」「スタッフを何人配置するか」「オーナーが店舗運営に関与するか」「本部へどこまで運営を委託するか」
を先に決めることが重要です。
そのうえで、総開業資金、ロイヤリティ、本部へ支払う継続費用、インストラクターの採用・研修、集客支援、契約条件を同じ項目で確認します。
また、本部が掲載している売上や利益、投資回収期間は、既存店舗の実績や一定条件で算出したシミュレーションです。出店予定地域の家賃、人件費、広告費、想定会員数を使って独自の収支計画を作成し、開業後も十分な運転資金を確保できるかまで確認して加盟先を決めることが重要です。



