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LINEでアンケートを作る方法を個人アカウント・公式アカウント別に解説!活用法と回答率アップのコツも紹介

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【個人アカウント】LINEでアンケートを作る方法

LINEにはアンケート機能があり、これを使うことでグループ内でアンケートを取れるようになります。アンケートはイベントの日程調整や内容決めなど、さまざまな用途に役立つでしょう。

LINEアンケートの作成・管理はとても簡単です。アンケートの作成や削除・編集、結果の確認方法など、基本機能について解説します。

アンケートの作成手順

LINEアンケートはグループもしくは1対1のトーク画面から作成できます。作成手順は次の通りです。

  1. アンケートを実施したいトークルームを開く
  2. 画面左下にある「+」をタップしメニューを開く
  3. メニュー内にある「投票」をタップ
  4. アンケート作成がはじめての場合、画面中央の「投票を作成」をタップ
  5. 2回目以降の場合、画面右下にある「+」をタップ
  6. 表示したい選択肢に応じて「テキスト」または「日付」のタブを選ぶ
  7. 質問内容と選択肢を入力
  8. 必要に応じてオプションを設定
  9. 入力と設定が済んだら画面右下の「完了」をタップ

アンケートの削除・編集

LINEアンケートにまだ誰も投票していない状態なら、アンケートの削除・編集ができます。

削除や編集ができるのはアンケートの作成者のみです。投票画面の右上にある三点リーダーをタップし、メニューから編集・削除の中から行いたい方を選びましょう。

オプション機能

LINEアンケートにはオプション機能があり、次の設定ができます。

  • 終了日時を設定
  • 複数選択可
  • 匿名投票
  • 選択肢の追加を許可

「選択肢の追加を許可」にチェックを入れておくと、イベントの日程や内容などの調整がしやすくなるでしょう。ただ、回答者数が多すぎる場合、選択肢の追加ができると意見がまとまらなくなるかもしれません。

アンケート結果の確認方法

LINEアンケートの投票結果は、アンケートの終了日にかかわらずいつでも確認できます。トークルームからアンケートを開くだけで、リアルタイムの投票状況が表示されます。

ここでは各選択肢への投票数と、誰が投票済み・未投票なのかなどを確認できます。しかし、オプションで匿名投票にチェックを入れていると、回答者の確認はできません。

【公式アカウント】LINEでアンケートを作る方法

LINE公式アカウントにも、アンケート機能に相当する「リサーチ機能」があります。公式アカウントと友だち登録しているユーザーを対象に、アンケートを実施できる機能です。

LINE公式アカウントで使える「リサーチ機能」とは

LINE公式アカウントのリサーチ機能は、ユーザーの生の声を集めたり、属性や傾向を調べたりできるアンケート機能です。

アンケート機能には2種類あり、設定済みの質問項目でアンケートを行う「質問設定」と、自由に質問を設定できる「自由形式」があります。

なお、LINEのリサーチ機能で実施できるのは匿名式のアンケートのみです。誰がどんな回答をしたのかまでを知ることはできません。

また、自由形式のアンケートを実施できるのは認証済みアカウントのみです。認証済みアカウントはLINEの審査をクリアしたアカウントのことです。これに対して、審査未通過の公式アカウントは「未承認アカウント」と呼ばれます。

アンケートの作成手順

LINEのリサーチ機能でアンケートを作成する手順は次の通りです。

  1. アンケートを実施したいLINE公式アカウントにログインする
  2. メニュー内の「リサーチ」をクリックし、新規作成画面を開く
  3. リサーチの名前や期間、説明文などを設定する
  4. ユーザーが「回答する」をタップした後に表示される「紹介ページ」を設定する
  5. 回答後に表示するメッセージや提供するクーポンなど、「サンクスページ」を設定する
  6. 質問内容を設定する
  7. 設定後、「保存」をクリックしてリサーチを保存する

参考:LINE公式アカウント (LINE Official Account Manager) リサーチマニュアル|LINE for Business

アンケートの送信方法

先述した方法で作成したアンケートを配信する手順は次の通りです。

  1. メッセージ配信→メッセージ作成を開く
  2. 「リサーチ」を選択
  3. 「配信」をクリックする

アンケートの配信先は、作成時に設定した「公開範囲」に準じます。「友だちのみ」では自社に興味を持っているユーザーや既存ユーザーにのみアンケートを配信できるため、リサーチの精度が高くなるでしょう。回答数を増やしたい場合は「すべてのLINEユーザー」を選びましょう。

リサーチ結果の確認

アンケートの集計結果は「リサーチ結果」から確認できますが、回答者が20名以下だと確認ができません。

LINE公式アカウントでアンケートを実施するメリット

LINE公式アカウントでアンケートを実施することで、精度の高いリサーチができるでしょう。リサーチだけでなく、アンケートが集客につながることもあります。

LINE公式アカウントのリサーチ機能はほかのアンケートとどう違うのか、3つのメリットを紹介します。

セグメントごとにアンケートを実施できる

LINEのリサーチ機能ではアンケート対象を「友だちのみ」「すべてのLINEユーザー」で選べます。

公式アカウントを友だち登録しているアカウントは、自社やサービスに興味があるユーザー、自社へのロイヤリティが高いユーザーが多いはずです。このようなユーザーに対してアンケートを実施することで、商品やサービスの改善につながる、質の高い回答が得られるでしょう。

「すべてのLINEユーザー」を対象にアンケートを実施すれば、自社の認知度やイメージについて、広く確認できるでしょう。

アンケートの目的に応じて配信範囲を変えることで、より精度の高いリサーチを実施できます。

顧客を理解し、マーケティングの改善につながる

LINEのリサーチ機能に限らず、アンケートの実施は顧客を理解し、マーケティングを改善することにつながります。自社や商品・サービスの課題を設定し、顧客の何を理解したいのかを明確にすることで、プロダクト改善のヒントが得られるでしょう。

ただ、アンケートの結果を鵜呑みにするのは禁物です。アンケートで集められるのはあくまで「顧客の表層的な意識」であり、顧客インサイト(顧客自身も自覚できていない本音)がわかるとは限りません。

たとえばマクドナルドでは「どんなメニューがあったら嬉しいか?」というアンケートに対し、「サラダなどのヘルシーなメニューが欲しい」という回答が多く集まりましたが、アンケート結果を踏まえて作ったサラダメニューはあまり売れませんでした。

ヘルシーな食事がしたいなら、そもそもマクドナルドには行かないという人も多いでしょう。マクドナルドに求められているのは提供スピードやジャンクさであり、ヘルシーさではなかったのかもしれません。

このような顧客の本音はアンケートからはなかなか見えてきません。アンケート結果は鵜呑みにするのではなく、洞察のヒントとして活用しましょう。

顧客とのコミュニケーションにより、ロイヤリティが高まる

LINEのリサーチ機能では、顧客と自社の間に「アンケートの配信を見る→アンケートに回答する→お礼を受け取る→お礼を使う」という一連のコミュニケーションが生じます。これにより、顧客はその企業やプロダクトとの距離が近くなったように感じるでしょう。

LINE公式アカウントのアンケートの回答率を上げるには?

LINE公式アカウントからのアンケートで回答率を上げるには、次のようなことを意識しましょう。

回答率を高めるコツ回答率が高くなる理由
回答者へのお礼を作る回答するメリットを提示することで、回答へのモチベーションが上がります。
回答にかかる時間を事前に伝えるかかる時間の見通しが立っている方が、回答へのハードルが下がります。
質問数はなるべく抑える質問数が多すぎると面倒に感じられ、回答途中で離脱されやすくなります。
質問文はわかりやすく、回答の選択肢は充実させるノーストレスで回答できることが重要です。
「自分に当てはまる回答がない」という状態では顧客はストレスを感じてしまうでしょう。
回答期限を短めに設定する回答期限が長すぎると後回しにされ、忘れられてしまうことが多いです。
LINEのリサーチ機能で回答率を高めるコツ

LINE公式アカウントのアンケートを活用し、ブランドイメージと顧客ロイヤリティを高めよう

LINE公式アカウントにはリサーチ機能があり、顧客や見込み客へのアンケートが実施できます。アンケートの配信対象には「友だちのみ」「すべてのLINEユーザー」の2種類があり、目的に応じて範囲を変えることで、リサーチの精度は高くなるでしょう。

LINEのリサーチ機能では、アンケートへの回答者にお礼を提供することもできます。魅力的なお礼を設定することで回答率は高まり、自社のブランドイメージも良くなるでしょう。

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この記事の監修
中島 崚
中島 崚
慶応義塾大学商学部卒業。新卒でフロンティア・マネジメント株式会社に入社し、メーカーの中期経営計画や百貨店の再生計画策定に従事。その後、スマートキャンプ株式会社に入社し、事業企画として業務を担う。また、兼務でグループ会社であるマネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社に出向し、アントレプレナーファンド「HIRAC FUND」でキャピタリスト業務に携わる。2022年7月よりこれまで副業で経営していたステップ・アラウンド株式会社を独立させる。
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