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【2025年最新】銀行カードローンおすすめ人気ランキング10選!金利・審査を徹底比較

更新日:
目次
人気の銀行カードローンおすすめランキング
三井住友銀行カードローン
三菱UFJ銀行バンクイック
みずほ銀行カードローン
住信SBIネット銀行カードローン
楽天銀行スーパーローン
auじぶん銀行カードローン
PayPay銀行カードローン
イオン銀行カードローン
りそなプレミアムカードローン
ソニー銀行カードローン
銀行カードローンの選び方
金利の低さ
融資スピード
バレにくさ(在籍確認・電話確認)
ATM手数料の安さ
手続きの簡単さ
銀行カードローンとは
銀行カードローンの基本的な仕組み
利用限度額と金利について
申込条件は?
銀行カードローンのメリット・デメリット
銀行カードローンのメリット
銀行カードローンのデメリット
銀行カードローンと消費者金融の違い|金利・融資スピード・審査基準・総量規制
審査が甘い銀行カードローンはある?
審査基準とチェックポイント
審査に通りやすくするコツ
銀行カードローンの申込みから借入れまでの流れ
銀行カードローンに関するよくある質問
パート・アルバイトでも利用できますか?
専業主婦でも申込みできますか?
他社借入れがある場合でも審査に通りますか?
住宅ローンと併用できますか?
増額は可能ですか?
銀行カードローン利用時の注意点
返済計画の重要性
延滞のリスクについて
手数料について
まとめ
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人気の銀行カードローンおすすめランキング

低金利で安心して利用できる銀行カードローン10社を金利・審査・融資スピードなどで徹底比較し、おすすめ順にランキング形式でご紹介します。

【選定基準】金利については、上限金利の低さ、金利優遇の有無と適用し易さ、無利息期間の有無、審査・融資スピードが早く、Web完結でカードレス(またはカード発行前借入可)なものを厳選し、それぞれのファクターに重みづけをして、点数評価してランキングを出しています。

カードローン名イメージ金利(実質年率)無利息期間金利優遇有無(適用条件)最短融資時間Web完結カードレス対応
三井住友銀行カードローン年1.5%~14.5%なし金利年1.5〜8.0%
(同行指定の他のローン利用中)
当日
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック年1.4%~14.6%なしなし当日
みずほ銀行カードローン年2.0%~14.0%なし金利年1.5%〜13.50%
(住宅ローン利用中)
当日
住信SBIネット銀行カードローン年2.49%~14.79%なし金利年1.99%〜14.29%
(SBI証券口座保有など)
最短数日
楽天銀行スーパーローン年1.9%~14.5%30日間なし当日
auじぶん銀行カードローン年1.48%~17.5%なし金利年0.98%〜17.0%
(au ID 保有)
当日
PayPay銀行カードローン年1.59%~18.0%30日間なし当日
イオン銀行カードローン年3.8%~13.8%30日間なし最短5日間
りそなプレミアムカードローン年1.45%~13.9%なし金利年0.95%〜13.4%
(住宅ローン利用)
原則1週間
ソニー銀行カードローン年2.5%~13.8%なしなし最短翌日
7~10日間

三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローン

メガバンクの安心感と最短当日融資のスピードを兼ね備えたカードローンです。年1.5%~14.5%の金利設定で、口座開設不要で利用できる利便性の高さが特徴です。在籍確認の電話は銀行名でかかってきますし、カードレス契約も可能なため、周囲にバレにくいカードローンとしても人気があります。

  • メガバンクの信頼性と最短当日融資
  • 口座開設不要
  • カードレス契約可能で周囲にバレにくい
項目内容
カードローン名三井住友銀行カードローン
金利(実質年率)年1.5%~14.5%
無利息期間なし
限度額10~800万円
審査時間最短当日
融資時間最短当日
金利優遇同行の住宅ローン、マイカーローン、教育ローン,
フリーローンフリーローン[リフォーム]利用の方は、
金利年1.5〜8.0%のSMBCライフローンプラス+を利用可能
在籍・電話確認登録の電話番号(携帯または自宅)および勤務先へ銀行名で電話
Web完結
カードレス対応
借り換え対応
担保・保証人不要
申し込み条件申込時満20歳以上満69歳以下安定収入があること
保証会社の保証が受けられること
事業制資金以外の利用であること

三菱UFJ銀行バンクイック

三菱UFJ銀行バンクイック

メガバンクならではの信頼性と最短即日融資の速さが魅力的なカードローンです。年1.4%~14.6%の金利で、口座開設不要で利用できます。提携ATMの利用手数料が無料で、全国のコンビニATMでも手軽に借入・返済が可能です。

  • メガバンクの安心感と最短即日融資
  • 提携ATM利用手数料無料
  • 全国のコンビニATMで24時間利用可能
項目内容
カードローン名三菱UFJ銀行カードローン バンクイック
金利(実質年率)年1.4%~14.6%
無利息期間なし
限度額10~800万円
審査時間最短当日
融資時間最短当日
金利優遇なし
在籍・電話確認勤務先の確認や、申込内容に間違いがないかなど
を確認するために、自宅および勤務先へ連絡する場合がある
Web完結
カードレス対応
借り換え対応
担保・保証人不要
申し込み条件年齢が満20歳以上65歳未満
国内に居住する個人
原則安定収入があること
保証会社「アコム」の保証が受けられること

みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローン

年2.0%~14.0%の金利設定で、みずほ銀行の口座をお持ちの方に特におすすめです。キャッシュカード一体型なので、家族にローンカードを見られる心配がありません。 最短当日融資に対応しており、みずほマイレージクラブの特典で提携ATMを月3回まで無料で利用できます。

  • キャッシュカード一体型で家族にバレにくい
  • 最短当日融資対応
  • みずほマイレージクラブ特典でATM月3回無料
項目内容
カードローン名みずほ銀行カードローン
金利(実質年率)年2.0%~14.0%
無利息期間なし
限度額10~800万円
審査時間最短当日
融資時間最短当日
金利優遇住宅ローン利用中 基準値より-0.5%
在籍・電話確認勤務先への在籍確認の電話あり
Web完結
カードレス△(キャッシュカード兼用型のカード)
借り換え対応
担保・保証人不要
申し込み条件契約時満20歳以上満66歳未満
安定かつ継続的収入があること
保証会社の保証が受けられること
事業性資金以外の利用であること

住信SBIネット銀行カードローン

住信SBIネット銀行カードローン

住信SBIネット銀行カードローンはSBI証券口座開設により年0.5%の金利引下げが受けられます。限度額も最大1,000万円と高額で、スマホアプリでの利便性も高いサービスです。 

SBI証券との連携による金利優遇が魅力のネット銀行系カードローンです。スマホアプリでの借入・返済も可能で利便性が高いサービスです。 

  • SBI証券口座開設他で年0.5%引下げ 
  • スマホアプリでカードレス取引、24時間365日WEBで手続き可能 
  • 新規契約借入と条件達成で最大現金36,500円プレゼント 
カードローン名住信SBIネット銀行カードローン
金利(実質年率)年2.49%~14.79%
無利息期間なし
限度額10~1,000万円
審査時間仮審査最短60分
本審査最短数日
融資時間最短数日
金利優遇SBI 証券口座保有登録済または、
同社取扱い住宅ローン残高がある方 -0.5%
在籍・電話確認勤務先への在籍確認の電話をする場合あり
(電話は個人名、希望があれば銀行名で)
Web完結◯(申込~成約~借入~返済)
カードレス
借り換え対応
担保・保証人不要
申し込み条件同行の普通預金口座を保有(同時申込可)
日本国内居住の20歳以上60歳以下の方
継続安定収入があること
同行所定の保証会社の保証を受けられること
同行の普通預金口座を保有していること

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローン

年1.9%~14.5%の金利で、楽天会員向けの審査優遇サービスが特徴的です。楽天ポイントが貯まるキャンペーンも定期的に実施されています。最短即日融資に対応し、提携ATMでの利用手数料が無料です。

  • 楽天会員向け審査優遇サービス
  • 楽天ポイントが貯まるキャンペーン
  • 最短即日融資で提携ATM手数料無料
項目内容
カードローン名楽天銀行スーパーローン
金利(実質年率)年1.9%~14.5%
無利息期間借入翌日から30日間
(新規で楽天銀行口座開設と楽天銀行スーパーローンを同時成約)
限度額10~800万円
審査時間最短当日(楽天会員ランクに応じて審査優遇あり
融資時間最短当日
金利優遇なし
在籍・電話確認勤務先への在籍確認の電話あり(非通知、個人名)
(聞かれた場合また必要な場合は楽天銀行と名乗ることがある)
Web完結△(申込~成約まで)
カードレスX(ローンカード)
借り換え対応
担保・保証人不要
申し込み条件日本国内居住の20歳以上62歳以下の方
毎月安定収入があることまたは専業主婦
(パート・アルバイト、専業主婦は満60歳以下)
楽天カード株式会社または
三井住友カード株式会社の保証を受けることができること

auじぶん銀行カードローン

auじぶん銀行カードローン

auじぶん銀行カードローンの借り換えコースは年0.98%~12.5%という破格の低金利設定です。auユーザーには特別な優遇があり、借り換え専用商品としては業界トップクラスの条件です。 

auユーザー向けの特別な金利優遇があるネット銀行系カードローンです。借り換え専用コースでは特に低い金利設定となっています。 

  • au限定割で借り換えコース年0.98%~12.5% 
  • auユーザー向け特別優遇 
  • 最大800万円の借り換え対応 
カードローン名auじぶん銀行カードローン
金利(実質年率)年1.48%~17.50%
無利息期間なし
限度額10~800万円
審査時間最短当日
融資時間最短当日
金利優遇au ID保有者 最大-0.5%
在籍・電話確認銀行名(auじぶん銀行)」で連絡。
個人名での連絡も可能。
Web完結◯(申込~成約~借入~返済)
カードレス対応X(ローンカード発行/カードレス借入可能)
借り換え対応
担保保証人不要
申し込み条件契約時の年齢が満20歳以上70歳未満
安定継続した収入のあること(自営、パート、アルバイトを含む)
保証会社であるアコム(株)の保証を受けられること

PayPay銀行カードローン

PayPay銀行カードローン

PayPay銀行カードローンは最大1,000万円という高額融資が特徴です。24時間365日取引可能で、PayPay経済圏を利用している方には利便性の高いサービスです。 

  • 最大1,000万円の高額融資 
  • 24時間365日取引可能 
  • 自動融資・振込時自動借入機能を利用可能
カードローン名PayPay銀行カードローン
金利(実質年率)年1.59%~18.0%
無利息期間初回借入日から30日間利息0円
限度額1,000万円
審査時間仮審査最短60分
本審査最短当日
融資時間最短当日
金利優遇なし
在籍・電話確認「銀行名+担当者名」で勤務先に電話連絡
Web完結◯(申込~成約~借入~返済)
カードレス対応△(カードレス借入可能/ATMはキャッシュカード使用)
借り換え対応
担保保証人不要
申し込み条件同行に普通預金口座を持っていること
申込時の年齢が満20歳以上70歳未満
安定した収入のあること(配偶者に安定収入、年金収入でも可)
SMBCコンシューマーファインナンス株式会社
またはアコム株式会社の保証を受けられること

イオン銀行カードローン

イオン銀行カードローン

年3.8%~13.8%の金利で、初回借入日から30日間の無利息期間が設定されています。新規契約者にとって非常にお得なサービスです。イオン銀行口座があれば、ローンカード到着前に1回だけ振込融資を受けられます。

  • 初回借入日から30日間無利息
  • 年3.8%~13.8%の低金利設定
  • 提携ATM利用手数料無料
項目内容
カードローン名イオン銀行カードローン
金利(実質年率)年3.8%~13.8%
無利息期間初回借入日翌日から30日間金利0%
所定の同行ローンからの切替者
限度額10~800万円
審査時間最短5日間
融資時間最短5日間でカード受取
金利優遇なし
在籍・電話確認イオン銀行名で勤務先への在籍確認の電話をすることがある
Web完結△(申込~成約まで)
カードレスX(ローンカード)
借り換え対応
担保・保証人不要
申し込み条件日本国内居住契約時満20歳以上65歳未満の方
本人または配偶者に継続安定収入があること
(パート、アルバイト、自営業者、専業主婦(夫)も可)
同行所定の保証会社の保証を受けられること

りそなプレミアムカードローン

りそなプレミアムカードローン

りそなプレミアムカードローンは上限金利年13.90%という極めて低い金利設定が最大の魅力です。住宅ローン利用者にはさらに年0.5%の引下げがあり、該当する方には非常におすすめです。 

  • 上限金利年13.90%の低金利 
  • 住宅ローン利用で年0.5%引下げ 
  • 利用残高でクラブポイントが貯まる 
カードローン名りそなプレミアムカードローン
金利(実質年率)年1.45%~13.90%
無利息期間なし
限度額10~800万円
審査時間原則1週間以内
融資時間1週間程度
金利優遇住宅ローン利用中 基準値より-0.5%
在籍・電話確認勤務先への在籍確認の電話(個人名で)あり
Web完結〇(申込~成約まで)
カードレス対応△(キャッシュカード兼用型)
借り換え対応
担保保証人不要
申し込み条件りそな銀行または埼玉りそな銀行の口座要
日本国内居住の20歳以上66歳未満の方
継続安定収入があること
同行所定の保証会社の保証を受けられること

ソニー銀行カードローン

ソニー銀行カードローン

年2.5%~13.8%の金利設定で、特に100万円超えの借入で上限金利が年9.0%と業界最低水準になります。まとまった資金が必要な方におすすめです。月4回まで提携ATMを無料で利用でき、口座開設が必要ですが最短翌営業日融資に対応しています。

  • 100万円超えなら上限金利年9.0%の超低金利
  • 月4回まで提携ATM利用無料
  • 最短翌営業日融資対応
カードローン名ソニー銀行カードローン
金利(実質年率)年2.5%~13.8%
無利息期間なし
限度額10~800万円
審査時間7~10日間
融資時間7~10日間
金利優遇なし
在籍・電話確認勤務先への在籍確認の電話あり
Web完結◯(申込~成約、初回借入まで)
カードレスX(ローンカード)
借り換え対応
担保・保証人不要
申し込み条件ソニー銀行に円普通預金口座あり(同時申込可)
申込時年齢満20歳以上65歳未満
原則安定収入のあること
日本国籍保有者、外国籍の場合は永住権保持者
アコム株式会社の保証を受けられること

銀行カードローンの選び方

自分に最適な銀行カードローンを選ぶためには、以下の5つのポイントを重視して比較検討することが重要です。

銀行カードローンの選び方

金利の低さ

金利は返済総額に直接影響する最も重要な要素です。 初回契約時や少額借入の場合は上限金利が適用されることが多いため、上限金利を比較して選びましょう。

銀行カードローンの上限金利は年14.0%~14.8%程度が一般的ですが、イオン銀行カードローン、ソニー銀行カードローンなら年13.8%と低金利で借入できます。

長期間の利用を予定している場合は、わずかな金利差でも返済総額に大きな差が生まれるため、可能な限り低金利のカードローンを選ぶことをおすすめします。

融資スピード

急いでお金が必要な場合は、融資スピードを重視して選びましょう。 最短即日融資に対応している銀行カードローンなら、申込当日中に借入できる可能性があります。

ただし、口座開設が必要な銀行カードローンの場合、新規口座開設に時間がかかるため即日融資は困難です。急ぎの場合は、口座開設不要で利用できるカードローンを選ぶとよいでしょう。

バレにくさ(在籍確認・電話確認)

銀行カードローンでは、在籍確認の電話連絡は基本的に実施されます。この場合、銀行によっては個人名で電話をしてくれるなどプライバシーの配慮をしてくれるところも多いので、事前に相談すると良いでしょう。銀行の場合は消費者金融と違い、社名を言われる場合も銀行なので、カードローンだとわかりにくい点はメリットです。

また、カードレス対応やWeb明細サービスがあるカードローンを選べば、郵送物による発覚リスクも避けられます。 利用明細もWebで確認できるため、家族に知られる心配がありません。

ATM手数料の安さ

頻繁に借入・返済を行う場合は、ATM手数料の負担も考慮しましょう。月数回程度なら手数料無料で利用できるカードローンが多く、無駄な出費を抑えられます。

提携ATMの種類や設置場所も確認し、生活圏内で利用しやすいATMがあるかチェックすることも大切です。コンビニATMと提携していれば、24時間いつでも利用できて便利です。

手続きの簡単さ

申込手続きの簡単さも重要な選択ポイントです。Web完結申込に対応していれば、来店不要で契約まで完了できます。必要書類も運転免許証などの本人確認書類のみで済むカードローンを選べば、手続きがスムーズです。

口座開設不要で利用できるカードローンなら、より手軽に申込できます。スマホアプリ対応の有無も確認し、使いやすさを重視して選びましょう。

銀行カードローンとは

銀行カードローンは、銀行が個人向けに提供する無担保・無保証人のローンサービスです。利用限度額の範囲内で何度でも借入・返済ができる利便性の高い金融商品です。

銀行カードローンの基本的な仕組み

銀行カードローンは、事前に設定された利用限度額の範囲内で、ATMやインターネットを通じて自由に借入・返済ができるサービスです。一度契約すれば、必要なときに必要な分だけお金を借りることができます。

借入した金額に対して金利が発生し、毎月決められた最低返済額以上を返済していく仕組みです。返済方法は口座振替やATM返済など、複数の選択肢から選べます。

利用限度額と金利について

利用限度額は審査によって個別に決定され、10万円から最大1,000万円程度まで設定されます。限度額が高いほど適用金利が低くなる傾向があり、まとまった資金が必要な場合にメリットがあります。

金利は年1.0%台~15.0%程度で設定されており、利用限度額や利用実績によって決まります。初回契約時は上限金利が適用されることが多いため、上限金利で比較することが重要です。

申込条件は?

銀行カードローンの一般的な申込条件は以下の通りです:

  • 年齢が満20歳以上65歳以下
  • 安定した収入がある
  • 保証会社の保証を受けられる
  • その他各行所定の条件を満たす

雇用形態については、正社員だけでなくパートやアルバイト、派遣社員でも申込可能な銀行が多くあります。ただし、安定した収入があることが前提条件となります。

銀行カードローンのメリット・デメリット

銀行カードローンには多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。利用前にしっかりと理解しておきましょう。

銀行カードローンのメリット

銀行カードローンのメリット

まず最大のメリットは低金利で借入できることです。 銀行カードローンの上限金利は年14.0%~14.8%程度と、消費者金融の年18.0%よりも3%以上低く設定されています。

また、銀行という社会的信用の高い金融機関が提供するサービスのため、安心して利用できます。個人情報の管理や顧客対応なども高水準で、初めてカードローンを利用する方でも安心です。

利便性の高さも大きな魅力です。全国の銀行ATMやコンビニATMで借入・返済ができ、24時間いつでも利用可能です。インターネットバンキングを利用すれば、自宅からでも手続きができます。

さらに多くの銀行では、普通預金のキャッシュカードにカードローン機能を付帯できるため、カードが増える心配がありません。家族にローンカードを見られるリスクも軽減できます。

銀行カードローンのデメリット

銀行カードローンのデメリット

一方で、銀行カードローンは金利が低い分、審査基準が厳しく設定されています。また、審査時間も消費者金融と比較してやや長く、即日融資に対応していない銀行もあります。

融資スピードについても、最短即日融資を謳う銀行もありますが、口座開設が必要な場合や審査状況によっては、融資まで数日かかることがあります。 急ぎの資金需要には向かない場合があります。

また、多くの銀行カードローンでは、審査の一環として勤務先への在籍確認の電話が行われます。 職場にカードローンの利用を知られたくない方には不都合な場合があります。

銀行カードローンと消費者金融の違い|金利・融資スピード・審査基準・総量規制

銀行カードローンと消費者金融には、以下のような明確な違いがあります。

項目銀行カードローン消費者金融
金利年1.0%~15.0%程度年3.0%~18.0%程度
融資スピード最短即日~数日最短18分~即日
審査基準やや厳しい比較的柔軟
総量規制対象外※1対象(年収の1/3まで)
無利息期間一部のみ多くが提供
在籍確認電話が基本電話なしも多い

まず金利面では、銀行カードローンは年14.0%程度、消費者金融は年18.0%程度と、約4%の差があります。長期利用する場合は銀行カードローンの方が返済負担を抑えられます。

融資スピードでは大きな違いがあります。消費者金融は最短3分で審査が完了し即日融資が可能ですが、銀行カードローンは最短でも当日、一般的には数日かかります。

審査基準においても違いが見られます。銀行カードローンは低金利な分、審査基準がやや厳しく設定されています。消費者金融は独自の審査基準で、比較的柔軟な対応をする場合があります。

総量規制の適用についても重要な違いがあります※1。消費者金融は貸金業法により年収の1/3を超える貸付が禁止されていますが、銀行カードローンは銀行法に基づくため総量規制の対象外です。 ただし、各行独自の基準で同程度の制限を設けています。

※1 お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

審査が甘い銀行カードローンはある?

結論から申し上げると、「審査が甘い」銀行カードローンは存在しません。 すべての銀行で法令に基づく適切な審査が行われており、返済能力のない方への貸付は行われません。

審査基準とチェックポイント

銀行カードローンの審査では、以下の項目が重点的にチェックされます。

まず年収と雇用の安定性です。 申込者の年収額と雇用形態、勤続年数を確認し、継続的な返済能力があるかを判断します。正社員だけでなく、パートやアルバイトでも安定した収入があれば審査対象となります。

信用情報の確認も重要な要素です。 過去のクレジットカードやローンの利用履歴、返済状況を信用情報機関で照会します。延滞や債務整理の記録があると、審査に大きく影響します。

他社借入状況についても詳しく調査されます。他の金融機関からの借入件数や残高を確認し、総合的な返済能力を判断します。借入件数が多いほど、審査は厳しくなる傾向があります。

申込内容の整合性も重要です。申込書に記載された情報に虚偽や矛盾がないかを確認します。年収や勤務先などの情報は、在籍確認や収入証明書で裏付けが取られます。

審査に通りやすくするコツ

審査通過の可能性を高めるためには、以下のポイントを意識しましょう。

まず希望限度額を抑えることが重要です。 希望限度額が高いほど審査は厳しくなります。必要最小限の金額で申込むことで、審査通過の可能性を高められます。

申込内容は正確に記入することも大切です。 年収や勤務先などの情報は正確に記入しましょう。虚偽の申告は審査で発覚し、信用を失う原因となります。

可能であれば、申込前に他社からの借入を完済または減額しておくと、審査に有利になります。 他社借入を整理することで、返済能力の評価が向上します。

転職直後の申込は避け、現在の職場での勤続年数がある程度経ってから申込むことをおすすめします。 安定した収入を示すことが審査通過の鍵となります。

銀行カードローンの申込みから借入れまでの流れ

銀行カードローンの申込みから借入れまでの流れ

銀行カードローンの一般的な申込みから借入れまでの流れをご説明します。

  1. Web申込み 各銀行の公式サイトから24時間いつでも申込み可能です。基本情報や希望借入額などを入力します。
  2. 必要書類の提出 運転免許証などの本人確認書類を提出します。50万円超の借入希望の場合は収入証明書も必要です。
  3. 審査・在籍確認 信用情報の照会や勤務先への在籍確認が行われます。審査結果は電話またはメールで通知されます。
  4. 契約手続き 審査通過後、正式な契約手続きを行います。Web契約なら来店不要で完結できます。
  5. カード発行・借入開始 ローンカードの発行後、ATMやインターネットで借入開始となります。振込融資なら即日利用も可能です。最近ではキャッシュカード兼用型や、カードレスも増えています。

銀行カードローンに関するよくある質問

パート・アルバイトでも利用できますか?

はい、ほとんどの銀行カードローンでパート・アルバイトの方も申込可能です。ただし、安定した収入があることが条件となります。

勤続年数が短い場合や収入が不安定な場合は、審査に影響する可能性があります。まずは少額での申込みから始めることをおすすめします。

専業主婦でも申込みできますか?

一部の銀行カードローンでは、配偶者に安定した収入がある専業主婦の方も申込可能です。ただし、多くの銀行では本人に収入があることを条件としているため、事前に各行の申込条件を確認してください。

専業主婦が利用可能な銀行でも、配偶者の同意が必要な場合や、利用限度額に制限がある場合があります。

他社借入れがある場合でも審査に通りますか?

他社借入れがあっても、返済能力に問題がなければ審査通過の可能性はあります。ただし、借入件数が多い場合や返済負担が重い場合は、審査に影響します。

申込み前に他社借入れの状況を整理し、可能であれば完済しておくことで審査通過の可能性を高められます。

住宅ローンと併用できますか?

はい、住宅ローンとカードローンの併用は可能です※2。 住宅ローンは総量規制の除外貸付に該当するため、カードローンの借入枠とは別枠として扱われます。

※2 総量規制が適用されない場合について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

ただし、住宅ローンの審査時にカードローンの借入状況が考慮される場合があります。 返済比率(年収に占める年間返済額の割合)が重要な判断基準となるため、計画的な利用が必要です※3。

※3  住宅ローン利用者の実態調査(2025年4月調査) | 住宅金融支援機構

増額は可能ですか?

契約後の利用状況が良好であれば、利用限度額の増額申請が可能です。増額審査では、現在の年収や利用実績、信用情報などが再度確認されます。

増額には審査が必要で、場合によっては収入証明書の再提出が求められることもあります。定期的な利用と遅延のない返済実績があると、増額審査に有利になります。

銀行カードローン利用時の注意点

銀行カードローンを安全に利用するため、以下の注意点を必ず守りましょう。

返済計画の重要性

カードローンを利用する前に、必ず返済計画を立てましょう。 借入額と金利から毎月の返済額を計算し、家計に無理のない範囲で借入することが重要です。

返済シミュレーションツールを活用して、完済までの期間と総返済額を事前に把握しておくことをおすすめします。 ボーナス併用返済や繰上げ返済も検討し、できるだけ早期完済を目指しましょう。

延滞のリスクについて

返済期日を過ぎると遅延損害金が発生し、年率20.0%程度の高い利率が適用されます。 また、延滞情報が信用情報に登録されると、今後のローン審査に大きく影響します。

長期間の延滞は、カードローンの利用停止や一括返済請求につながる可能性があります。 返済が困難になった場合は、早めに銀行に相談することが大切です。

手数料について

ATM利用手数料や繰上げ返済手数料など、借入・返済に関わる手数料も考慮して銀行を選びましょう。 頻繁に利用する場合は、手数料無料サービスがある銀行がお得です。

また、利用明細書の郵送手数料がかかる銀行もあります。Web明細サービスを利用すれば、手数料を節約できるだけでなく、家族にバレるリスクも軽減できます。

まとめ

この記事では、低金利で安心して利用できる銀行カードローン10社を比較し、それぞれの特徴やメリットを解説しました。

金利の低さ、融資スピード、バレにくさ(在籍確認・カードレス対応)、ATM手数料の安さ、手続きの簡単さの5つのポイントを考慮して、ご自身のライフスタイルやニーズに合った銀行カードローンを選ぶことが重要です。

銀行カードローンは、消費者金融と比べて低金利で安心して利用できる点が大きなメリットですが、その分審査基準はやや厳しく、融資までに時間がかかる場合もあります。特に、100万円以上のまとまった資金を低金利で借りたい方には、ソニー銀行カードローンやPayPay銀行カードローン(高額融資)などが選択肢となるでしょう。また、特定の銀行に口座を持っている方や住宅ローンを組んでいる方は、金利優遇が適用されるケースもあるため、各社の条件をよく確認しましょう。

利用前には必ず返済計画を立て、無理のない借入額に抑えることが大切です。また、万が一返済が困難になった場合は、早めに銀行に相談するようにしましょう。

この記事の著者

OREND FINANCE編集部|中小企業と個人事業主のお金の悩みに答える

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この記事の監修者

大槻 明子

大槻 明子

1級FP技能士・CFP®・宅建士の資格を持ち、シンクタンクや会計事務所での豊富な実務経験とユーキャンでの講師経験を活かし、当サイトのクレジットカード・法人向け金融サービス情報を専門的な視点で監修。

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