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法人口座開設が早い銀行5選!最短即日開設する方法、審査や必要書類も解説

更新日:
目次
【最短即日】法人口座の開設が早いネット銀行おすすめランキング
最短即日開設:GMOあおぞらネット銀行
翌営業日開設:住信SBIネット銀行
翌営業日開設:三井住友銀行Trunk(法人向けネット専用口座)
最短当日開設:PayPay銀行
通常1週間開設:楽天銀行
早く開設できるネット銀行の選び方
最短開設日数が明記されている銀行を選ぶ
オンライン完結型かどうかを確認する
創業間もない法人への対応実績があるか
必要書類・申込条件が事前に明示されている
法人口座を最短で開設するための3つのポイント|審査落ちを防ぐ
最短開設したいならネット銀行を選ぶ
法人口座を開設に必要な書類を事前準備する
申し込み情報は正確かつ具体的に記入する
最短で開設するならネット銀行!メガバンクや地方銀行・信用金庫との違い
ネット銀行で法人口座を開設する4つのメリット
1. 開設スピードが圧倒的に早い 
2.維持コストがかからない 
3.管理がしやすいオンラインバンキング 
4.スマホ・クラウドサービスとの連携がしやすい
ネット銀行で法人口座を開設するの3つのデメリット
1. 対面サポートを受けられない
2.審査に落ちることもある
3.現金の取り扱いに制限がある
法人口座の開設に関するよくある質問
法人口座は即日で開設できるのか?
ネット銀行の審査が厳しい業種はある?
事前準備はどれくらい時間がかかるのか?
まとめ|最短で法人口座を開設し、スムーズにビジネスを始めよう
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事業を立ち上げたばかりの法人にとって、法人口座の開設スピードは、まさにビジネスの生命線です。資金の受け取り、経費精算、そして取引先とのスムーズなやり取りなど、銀行口座がなければ何も始まりません。

GMOあおぞらネット特徴
・お申込から最短即日で口座利用が可能
・ハンコレス・ペーパーレス・郵送レス
・口座維持手数料無料

そこでこの記事では、「とにかく早く法人口座を開設したい!」というあなたの切実なニーズに応えるべく、申請から最短で即日〜1週間程度で開設できるネット銀行を、開設スピード・利便性・コストの観点から徹底比較し、おすすめランキング形式でご紹介します。

【最短即日】法人口座の開設が早いネット銀行おすすめランキング

銀行名ロゴ・イメージ口座開設スピード口座開設費口座維持費複数口座の作成振込手数料
(他行宛)
海外送金手数料利用可能時間帯還元率キャンペーン
GMOあおぞらネット銀行最短即日無料無料
最大20
143円/件提携先ワイズ社のサービス利用
※手数料は問い合わせ
24時間365日法人デビットカードで
最大1.5%
他行宛振込手数料月20回まで無料
※最大1年間
住信SBIネット銀行最短翌日無料無料145円/件初期導入手数料:55,000円
送金手数料2,500円/件ほか
24時間365日法人デビットカードで
0.60〜2.50%
法人口座新規開設キャンペーン中
振込手数料最大80回無料
三井住友銀行「Trunk」最短翌営業日無料無料145円/件Global e -Tradeサービスで対応サービスにより異なる法人クレジットカードでポイント
最大2.0%還元
Trunkリリースキャンペーン
最大48,000円相当
PayPay銀行最短当日
(通常3〜5営業日)
無料無料
審査による
145円/件PayForex利用で可能24時間365日Visaデビットカード翌月払い利用で
0.5%キャッシュバック
デビットカード翌月払い新規申込・利用で
最大20,000円キャッシュバック
楽天銀行通常1週間無料無料
最大20
30,000円未満:150円/件
30,000円以上:229円/件
送金手数料1,000円24時間365日楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)で
1.0%キャッシュバック

最短即日開設:GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行は、業界でも珍しい「最短即日」で法人口座を開設できるネット銀行です。申し込みから審査、開設手続きまでがオンラインで完結し、申請タイミングや内容に問題がなければ、文字通りその日のうちに口座が開設されることもあります。

おすすめポイント

  • 急ぎで口座が欲しい方に最適! 申し込みから最短即日で開設可能。
  • コストを抑えたい法人に嬉しい! 他行宛振込手数料が業界最安水準(1件143円〜)。
  • ペーパーレスでスマートに完結! 通帳レス・印鑑不要で手続きが簡単です。
  • ビジネスデビットカードも同時発行! 法人口座申込と同時申し込みで、ビジネスデビットカードが無料発行され、経費精算もスムーズに。
項目内容
口座開設費無料
口座開設スピード最短即日
口座維持費無料
複数口座開設代表口座1つにつき19口座まで可能
(プロジェクトごとや経費別に口座を分けたい場合に便利です)
ネットバンキング対応
Pay-easy対応
振込手数料同行無料他行143円/件
(2025年8月1日より)
振込料金とくとく会員加入で129円/件
海外送金提携先ワイズ社のサービス利用(手数料は問い合わせ)
利用可能時間24時間365日(メンテナンス時間を除く)
還元率法人デビットカードで最大1.5%(ビジネス経費の削減に貢献)
その他他行宛振込手数料月20回まで無料最大1年間(条件による)

翌営業日開設:住信SBIネット銀行

翌営業日開設:住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行は、法人向けでも使いやすいネット銀行として高く評価されており、オンライン申請後、最短で翌営業日に口座が開設されます。審査は柔軟かつスピーディで、新設法人やスタートアップにも人気の理由です。

おすすめポイント

  • 翌営業日開設の実績多数! 迅速な口座開設が期待できます。
  • 場所を選ばず、スマホだけで手軽に手続き完了! スマホでも申請・本人確認が完結します。
  • 高還元率デビットカードを自動発行! 口座開設でビジネスデビットカードが自動発行され、利用額に応じた還元が受けられます。
項目内容
口座開設費無料
口座開設スピード最短翌日
口座維持費無料
複数口座開設不可(代表口座のみ)
ネットバンキング対応
Pay-easy対応
振込手数料同行無料他行145円/件(*振込み優遇プログラムで割引:条件により130円/件)
海外送金初期導入手数料:55,000円(税込)
送金時手数料:2,500円/件のほか
円貨送金、為替コスト、中継銀行手数料ほか送金形態により発生
利用可能時間原則24時間365日(メンテナンス等を除く)
還元率法人デビットカードで0.60〜2.50%
その他2025/7/1-9/30 法人口座新規開設キャンペーン(最大80回振込み手数料無料)

翌営業日開設:三井住友銀行Trunk(法人向けネット専用口座)

翌営業日開設:三井住友銀行Trunk(法人向けネット専用口座)

三井住友銀行が提供する「Trunk口座」は、法人向けのネット専用サービス。一般的なメガバンクの口座よりもはるかにスピーディに開設できます。事前審査が通れば、最短で翌営業日には利用開始が可能です。メガバンクの信頼性とネット銀行の利便性を兼ね備えたい方におすすめです。

おすすめポイント

  • メガバンクの信頼とネット銀行のスピードを両立! 三井住友銀行のブランド力とTrunkの利便性を同時に享受できます。
  • 来店不要で手続き完結! 申請〜開設までWebで完結するため、忙しい方でも安心です。
  • 決済サービスとの連携に強み! 事業の決済フローを効率化したい企業に最適です。
項目内容
口座開設費無料
口座開設スピード翌営業日(審査通過後)
口座維持費無料
複数口座不可(代表口座のみ)
ネットバンキング対応
Pay-easy対応
振込手数料同行無料他行145円/件
海外送金Global e-Tradeサービスで対応
利用可能時間サービスにより異なる
(振込み:月〜土、祝日は24時間、日曜日は0:00~19:00(2:00~4:00を除く))
還元率法人クレジットカードでポイント最大2.0%還元
その他Trunkリリースキャンペーン通常特典:25,000円相当付帯サービス
期間限定特典(2025年8月31日まで):23,700円相当サービス

最短当日開設:PayPay銀行

最短当日開設:PayPay銀行

PayPay銀行は、法人利用にも対応したネット銀行で、最短で当日(通常3〜5営業日)での口座開設が可能です。特にオンライン決済やモバイル決済との親和性が高く、EC事業者やキャッシュレス決済を多く利用する事業者に特におすすめです。

おすすめポイント

  • 直感的に操作できるUIが好評! 法人向けのネットバンキングが使いやすいと評判です。
  • PayPayをはじめとする決済連携が強み! ECサイト運営やオンラインビジネスに最適です。
  • オンラインで手続き完結! 申請から口座開設までオンラインで全て行えます。
項目内容
口座開設費無料
口座開設スピード最短当日(通常3〜5営業日)
口座維持費無料
複数口座申込審査結果による
ネットバンキング対応
Pay-easy対応
振込手数料同行無料他行145円/件
(口座開設日から翌々月末まで月5回まで無料)
海外送金提携サービスPayForexで可能
(送金手数料最安0円〜)
利用可能時間原則24時間対応
還元率Visaデビットカード翌月払い利用で、0.5%キャッシュバック
その他2025年9月30日までのキャンペーン
(翌月払い新規申込、期間内利用で最大10%(20,000円)キャッシュバック)
デビット翌月払いを口座開設と同時申し込みで最大20,000円キャッシュバック
来店不要でビジネスローン(最大1千万円)申込可能

通常1週間開設:楽天銀行

通常1週間開設:楽天銀行

楽天銀行は、開設まで通常1週間程度かかるものの、楽天グループとの連携やポイント優遇など、法人でも多くのメリットを享受できます。ネットバンキングの操作性も高く、特にネットビジネスに適した設計です。

おすすめポイント

  • 楽天市場との連携でEC運営に最適! 楽天エコシステムを活用している事業者に特におすすめです。
  • 書類提出もWebで完結可能! 手間なくオンラインで手続きが進められます。
  • 最大20口座まで開設が可能! 事業規模や用途に合わせて複数の口座を持ちたい場合に便利です。
項目内容
口座開設費無料
口座開設スピード通常1週間
口座維持費無料
複数口座最大20口座まで可能
ネットバンキング対応
Pay-easy対応
振込手数料同行あて:52円/件
他行あて:
30,000円未満:150円/件
30,000円以上:229円/件
海外送金海外送金手数料:1,000円
利用可能時間原則24時間対応
還元率楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)で1.0%キャッシュバック
その他楽天銀行マルチペイメントサービス

早く開設できるネット銀行の選び方

ネット銀行で法人口座を開設すれば、最短即日〜数営業日で口座を使い始めることも可能です。ただし、ネット銀行であればどこでも早いというわけではなく、銀行ごとに審査スピードや必要書類、対応業種に違いがあります。以下のポイントを押さえて銀行を選ぶことで、スムーズかつ確実な開設につながります。

最短開設日数が明記されている銀行を選ぶ

銀行によっては「最短◯営業日」と明示されており、実績としても短期間での開設が可能なところがあります。GMOあおぞらネット銀行やPayPay銀行は、最短で即日〜3営業日程度の開設が可能とされており、急いでいる法人に向いています。

オンライン完結型かどうかを確認する

「Webだけで完了できる」ことは、開設スピードに直結します。郵送や来店が必要な銀行では日数が余計にかかるため、申込から審査、本人確認までが完全オンラインで完結する銀行を選びましょう。アプリ対応やeKYC(電子本人確認)が整っているかも重要なチェックポイントです。

創業間もない法人への対応実績があるか

創業直後や実績が少ない事業者に対して、柔軟に対応してくれる銀行を選ぶことも重要です。たとえば、住信SBIネット銀行やGMOあおぞらネット銀行は、創業初期の開設事例も多く、書類要件も比較的明確で、安心して申し込めます。

必要書類・申込条件が事前に明示されている

手続きをスムーズに進めるには、何が必要かが明確に提示されている銀行が理想的です。「法人番号や印鑑証明、本人確認書類」など、必要書類を事前に把握し、そろえた状態で申し込めば、無駄なやり取りを減らせます。

法人口座を最短で開設するための3つのポイント|審査落ちを防ぐ

審査に落ちずに、法人口座開設をスムーズに進めるための具体的なポイントを解説します。

最短開設したいならネット銀行を選ぶ

法人口座を最短で開設したいなら、まずネット銀行を選ぶのが鉄則です。GMOあおぞらネット銀行や住信SBIネット銀行などは、申込から開設までが最短即日〜数営業日と非常にスピーディーです。オンラインで手続きが完結し、来店や郵送のやり取りが不要なため、事業の立ち上げ時に余計な時間をかけずに済みます。

一方で、メガバンクや地方銀行は来店が必須で、審査期間も1〜3週間程度かかることが一般的です。スピード重視であれば、まずネット銀行を第一候補として検討するのが効率的です。

法人口座を開設に必要な書類を事前準備する

法人口座の審査で最も重要なのが、必要書類の不備がないことです。ネット銀行であっても、以下のような基本書類は必須となるため、事前に完璧に揃えておきましょう。

必要書類説明
登記簿謄本(履歴事項全部証明書)発行から3ヶ月以内の原本またはPDF
印鑑証明書(法人代表者)発行から3ヶ月以内の原本
代表者の本人確認書類運転免許証、マイナンバーカードなど(顔写真付きの公的書類)
会社実態を示す書類ホームページURL、業務内容説明、契約書・請求書など
法人印鑑(実印)電子申請でも印影登録が必要な場合あり

ネット銀行では、これらの提出が「PDFまたは画像ファイル」で完結する場合が多いため、事前にスキャン・保存しておくとスムーズです。書類の有効期限にも注意してください。

申し込み情報は正確かつ具体的に記入する

申し込みフォームへの入力内容も、スムーズな審査のために非常に重要です。特に事業内容や収益モデルに関する説明が曖昧だと、「事業実態が不明」と判断されて審査が長引く原因になります。

たとえば「Webサービスの運営」とだけ記載するよりも、「中小企業向けの予約管理システムを開発・提供。SaaS型の月額課金モデルで現在テストリリース中」といった具体的な記述が好まれます。事業の信頼性を客観的に示すことで、審査をスムーズに進めやすくなります。

最短で開設するならネット銀行!メガバンクや地方銀行・信用金庫との違い

法人口座をできるだけ早く開設したいなら、ネット銀行がおすすめです。来店不要で手続きがオンライン完結するため、最短即日〜数日で口座が使えるケースもあります。とはいえ、メガバンクや地方銀行・信用金庫にもそれぞれの強みがあり、目的によっては検討の余地もあるでしょう。

そこで以下の表では、ネット銀行と他の金融機関の違いを「開設スピード」や「審査の傾向」「手数料」などの項目ごとに比較しました。スピード重視の方にネット銀行がおすすめな理由も、ここから見えてきます。

項目ネット銀行地方銀行・信用金庫メガバンク
開設スピード最短即日〜1週間程度1〜2週間程度約1〜3週間(長い場合は1ヶ月以上)
審査の傾向比較的柔軟だが業種による差あり
オンラインでの事業実態確認を重視
地域密着型で事業実態や所在地との関連性を重視書類の正確さや事業実績を重視社会的信用も重視
対面手続き不要(Web完結)原則として来店必須原則として来店必須
手数料振込手数料が安い(月額維持費無料が多い)比較的リーズナブル(口座維持費は無料〜低額)振込手数料は高め(口座維持費あり)
サポートチャット・メール中心オンラインツールとの連携に強み店舗窓口・専任担当あり地域情報に詳しい店舗窓口・専任担当あり幅広い金融サービス
ブランド信頼性比較的新しいが利便性高地域に根ざした信頼性歴史と信頼性があり、特に大企業からの信頼厚い

ネット銀行は時間とコストを節約したい法人や個人事業主に向いています。地方銀行・信用金庫は、地域に密着した事業を展開する法人や、きめ細やかな対面サポートを求める場合に適しています。一方で、メガバンクは信用力が求められる大口取引や融資、幅広い金融サービスを意識する法人に選ばれる傾向があります。

ネット銀行で法人口座を開設する4つのメリット

ネット銀行は、開設のスピードだけでなく、コストの安さ・管理のしやすさ・クラウド連携の柔軟さといった点でも優れており、効率的にビジネスを進めたい法人にとって最適な選択肢です。特にスタートアップや小規模事業者にとっては、日常業務の手間とコストを大きく削減できるメリットがあります。

1. 開設スピードが圧倒的に早い 

ネット銀行最大の魅力は、法人口座開設のスピードです。即日〜数営業日で開設できる銀行もあり、急ぎで資金のやりとりを始めたい場合に非常に有利です。申請から本人確認、審査までをすべてオンラインで完結できるため、店舗に足を運ぶ必要がありません。

2.維持コストがかからない 

メガバンクでは、法人向け口座に月額の口座維持費や振込手数料が発生することがありますが、ネット銀行では多くの場合、口座維持費が無料です。振込手数料も割安で、日常的な資金移動が多い業種には特にコストパフォーマンスが高いと言えます。

3.管理がしやすいオンラインバンキング 

専用の法人向けネットバンキングが整備されており、残高確認・振込・入出金明細の取得などが直感的なUIで操作可能です。複数人での権限設定や承認機能など、ビジネス用途に特化した機能も充実しています。

4.スマホ・クラウドサービスとの連携がしやすい

クラウド会計ソフト(freeeやマネーフォワード)との自動連携や、API経由での決済管理など、DXを進めたい法人にとっては強力なツールになります。

ネット銀行で法人口座を開設するの3つのデメリット

ネット銀行は多くのメリットがある一方で、注意すべきポイントも存在します。対面でのサポートが受けられなかったり、現金の取扱いに制限があるなど、業種や運用スタイルによっては不便を感じる場面もあるでしょう。また、開設のしやすさが注目されがちですが、審査が必ず通るわけではありません。ここでは、ネット銀行を選ぶ前に知っておきたい3つのデメリットについて解説します。

1. 対面サポートを受けられない

ネット銀行は支店や窓口を持たないため、相談やトラブル時の対応は電話やチャットに限定されます。手続きに不安がある方や、融資・資金調達の相談を対面でしたい方には不向きなケースもあります。

2.審査に落ちることもある

ネット銀行=簡単というイメージを持たれがちですが、実際には書類の不備や業種によって審査が厳しくなることもあります。特にバーチャルオフィスの登記や、事業実態が不明瞭な場合は、追加確認や審査落ちにつながるリスクもあります。

3.現金の取り扱いに制限がある

入出金はATM利用や他行経由に限られ、現金取引が多い業種(小売・飲食など)にとってはやや不便です。近隣に提携ATMがない場合は、日常的な資金管理にも工夫が必要になることがあります。

法人口座の開設に関するよくある質問

法人の口座開設を検討する際、多くの方が共通して抱える疑問点があります。ここでは、ネット銀行やメガバンクでの開設に関して特によく寄せられる質問とその回答をまとめました。事前に不安や疑問を解消することで、よりスムーズに手続きを進められます。

法人口座は即日で開設できるのか?

一部のネット銀行では、即日開設も可能です。

たとえばGMOあおぞらネット銀行では、申請から最短で当日中に口座開設が完了した事例があります。ただし、これは必要書類がすべて整っており、内容に問題がなかった場合に限られます。申請タイミングや審査状況によっては数営業日かかることもあるため、余裕を持った準備が必要です。

一方、メガバンクや地方銀行では即日開設はほぼ不可能で、通常は2〜4週間程度の時間がかかります。

ネット銀行の審査が厳しい業種はある?

以下の業種は慎重な審査対象となりやすいため、事業の実態を丁寧に説明することが不可欠です。

  • Web制作、アフィリエイト、オンラインコンサルティングなど非対面型ビジネス
  • 投資、仮想通貨関連、金融商品取引関連
  • 新業態のスモールビジネス(例:民泊、個人輸入、ドロップシッピングなど)

事前準備はどれくらい時間がかかるのか?

書類を揃えるだけであれば、半日〜1日程度で可能です。
ただし、登記簿謄本や印鑑証明書の取得には法務局・市区町村役場などへの手続きが必要になるため、物理的な取得時間を考慮すると、2〜3営業日ほど余裕を見ておくと安心です。

まとめ|最短で法人口座を開設し、スムーズにビジネスを始めよう

ビジネスをスタートさせる上で、法人口座の開設は避けて通れない最初のステップです。特にスピードを重視するなら、ネット銀行が圧倒的に有利な選択肢となるでしょう。GMOあおぞらネット銀行や住信SBIネット銀行など、本記事でご紹介したネット銀行は、「Web完結」「維持費無料」「振込手数料の低さ」といった点で、スタートアップや新設法人にとって強力な味方となります。

この記事の著者

OREND FINANCE編集部|中小企業と個人事業主のお金の悩みに答える

OREND FINANCE編集部|中小企業と個人事業主のお金の悩みに答える

「法人・個人事業主のお金」に関する情報を専門に扱う金融情報メディアです。中小企業支援策・金融機関の公式情報・最新の制度改正など、公的ソースに基づいた正確なリサーチをもとに、読者の判断に役立つ信頼性の高い記事を発信しています。実務で役立つ視点と一次情報の丁寧な整理を通じて、ビジネスの意思決定を支援します。

この記事の監修者

大槻 明子

大槻 明子

1級FP技能士・CFP®・宅建士の資格を持ち、シンクタンクや会計事務所での豊富な実務経験とユーキャンでの講師経験を活かし、当サイトのクレジットカード・法人向け金融サービス情報を専門的な視点で監修。

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